（回答者に交代）

三石由起子：
はい

相談者：
お願いします。

三石由起子：
こんにちは
ま、お尋ねから、まず言うと・・

相談者：
はい

三石由起子：
えー「お前は浮気してるのかな？ひょっとして」みたいなことはね？

相談者：
はい

三石由起子：
訊いちゃダメだよ、んなの。

相談者：
んー（ため息）

三石由起子：
ダメ！（苦笑）

相談者：
ダメ？

三石由起子：
うん、それはダメ。あのね？

相談者：
はい

三石由起子：
この奥さんいい奥さんだと思います。

相談者：
・・はあ

三石由起子：
うん、とってもいい奥さんだと思う。
あたしがその奥さんの立場に、立って・・

相談者：
はい

三石由起子：
あなたの話をずうっと聞いて、来たんだけど、今ね？

相談者：
はい

三石由起子：
あなたがその、「会社を辞めたい」と言ったときに、

相談者：
はい

三石由起子：
奥さんはあ、あー「そんなだったらもう、辞めれば」って言ってくれたわけでしょう？

相談者：
はい

三石由起子：
そのときに奥さんはね？

相談者：
はい

三石由起子：
たぶんあのお、あなたの運命を・・一緒に背負う気だったと思うんだよね？

相談者：
あー

三石由起子：
今からどうなるか分からないけれども・・

相談者：
はい

三石由起子：
夫婦だから・・

相談者：
はい

三石由起子：
なんとか力を合わせてね？

相談者：
はい

三石由起子：
あの、それこそ体、痛めたら大変だから、

相談者：
・・ふん

三石由起子：
ということを思ったんですよ。

相談者：
はい

三石由起子：
そのときにね？あなたがしなければいけなかったことはですね？

相談者：
はい

三石由起子：
有り金一切全部出してねえ？

相談者：
はい

三石由起子：
「実はこれだけだ」と。

相談者：
はい

三石由起子：
「今まであるのはこれだけ」

相談者：
（鼻をすする）

三石由起子：
「これ以上の物はない」というのを見せてね？

相談者：
はい・・はい

三石由起子：
そして、片や、その就職活動しながら・・

相談者：
はい

三石由起子：
「今日はこんなだった」「あんなだった」って奥さんと話をしてね？

相談者：
はい

三石由起子：
うん。そういうことをすれば・・奥さんすごく安心だったんだよ。

相談者：
うーん

三石由起子：
あのね、奥さんの立場に立ってみるとね？

相談者：
ふーん

三石由起子：
未来の設計をね？

相談者：
うん、はい

三石由起子：
できないんだよ。

相談者：
あー

三石由起子：
なければないでね？、ないって分かってりゃできるんですよ。

相談者：
あー

三石由起子：
あ、これ、ないから、じゃあ、わたしのお金で、こう、何ヶ月はもつわって。
あー、この間に、新しいね？就職先が・・見つかればいいんだわっていうね？計算が立つんですよ。

相談者：
うん

三石由起子：
未来が見えるのね？

相談者：
はい

三石由起子：
だから、それはお金が少なかろうが、なんだろうが・・情報があれば安心できたのよ。

相談者：
あーあ

三石由起子：
かと思えば・・新車なんか買っちゃってね？

相談者：
うん

三石由起子：
いやあ、どうなってるだろう？と思いますよね？

相談者：
はあ

三石由起子：
そうするとね？、あなたの運命を、自分でも一緒に背負って、乗り越えるつもりでいたのにさ、

相談者：
はあ

三石由起子：
全部裏切られちゃったってことなんですよ。

相談者：
はあ

三石由起子：
そうするじゃあ、自分の存在意義って何？ってことになっちゃうんだよ。

相談者：
あー

三石由起子：
うん、だったら・・わたしはもうこの人はいないと思って・・娘と２人で・・暮らしたほうが、心のバランスが取れるんだなあっていうことを思うわけですよ。

相談者：
ふん

三石由起子：
そしたら・・あなたが、ぐずぐず家（うち）にいる姿なんか見たくないの。

相談者：
・・ふーん

三石由起子：
そこにね？あなたがそのね？（苦笑）、あ、、や、「ひょっとして浮気してるんか？」みたいなことね？

相談者：
あー

三石由起子：
ま、馬鹿も休み休みあれ、言えって話になるんですよ。

相談者：
・・

三石由起子：
考えないほうがいいよ、そんなバカなことは。

相談者：
（息を吸う）・・あ・・あの・・

三石由起子：
うん

相談者：
む、昔・・

三石由起子：
うん

相談者：
昔１回・・

三石由起子：
うん

相談者：
あったんですよ（ため息）。

三石由起子：
あーはあ、はあ、はあ、そういう・・

相談者：
嫁のほうが。

三石由起子：
うん、うん
それだったらね？、尚更だよ！

相談者：
あーあ

三石由起子：
尚更そんなとこ突ついちゃダメだよ。

相談者：
・・あ、はい

三石由起子：
で、毎日あのお、自分は就職活動に行くと。

相談者：
はい

三石由起子：
で行って、「今日はああだった」、「こうだった」って、「これダメだった」っていう話をね？

相談者：
はい

三石由起子：
やっぱりすればね？、奥さんも先が見えるんですよ。
先が見えるっていうのはお金がどんどん減っていったとしても見えてるわけ。

相談者：
あー

三石由起子：
数字がね？

相談者：
はい

三石由起子：
で、自分のお金も見えてるわけだから、奥さんは。

相談者：
うん（ため息）

三石由起子：
うん、だからね？、そこで、乗り切るっていうことはできるんですよ、女の人はね？

相談者：
・・＆#△％

三石由起子：
で、「心配するな、就職活動もしてる」って言っても、家（うち）にあなたいるの見たら心配なんだもの。

相談者：
ふうん

三石由起子：
うーん
女房に・・腐るほどお金を与えられない男っていうのはねえ？

相談者：
はい

三石由起子：
あげられるものは１個しかないんですよ、情報ですよ、情報。

相談者：
・・情報？

三石由起子：
うん！もうあの、素っ裸になってね？

相談者：
・・＆#△

三石由起子：
もう、まっさら、「これだけだ」と。
「頼む」と。

相談者：
・・頼む

三石由起子：
あたしそれしかないと思う。

相談者：
・・いつも言ってくれないからですね、言うときは・・もう・・ん、もうブチ、ブチ切れる時しか（ため息）・・

三石由起子：
だからあなたがあ・・

相談者：
はい、あ

三石由起子：
開かないからよ。

相談者：
あー、あー

三石由起子：
あなたが手の内を晒（さら）しなさいって言ってんの、まず。

相談者：
目も合わしてくれんし・・

三石由起子：
だから！あなたが先立って。

相談者：
あー（ため息）

三石由起子：
うん、あたし話聞いてて、今のあなただったら目なんか合わしたくないもん。

相談者：
（息を吸う）

三石由起子：
やってご覧よお。

相談者：
うん

三石由起子：
うん。あたしは教えたからね。やらないのあなたの勝手だからね。

相談者：
いやいや、分かりました。

三石由起子：
ンフフフフ（笑）

今井通子：
フフフ（笑）

（再びパーソナリティ）