夫役はハマり父役はハズした男っ気なしの母子家庭。再婚相手を嫌う娘17の抵抗
テレフォン人生相談 2021年1月8日 金曜日
現在17歳の娘がお腹にいるときに未婚のまま娘の父親は他界。
2年前に結婚し夫が娘と養子縁組。
娘は夫に挨拶もしなければ目も合わさず、とにかく一緒の空間にいたくない感じ。
娘が旧姓に戻りたいと言うが可能か?
再婚を急いだのは進学費用の計算があってのこと。
今しばらくの娘の我慢はし方ないと思ってるの。
娘の不満すら受験のモチベに利用するなんてなかなか。
娘の気持ちも理解できるとはいえ、夫が出費に迷いを起こさないようにしなければならない。
娘にもその辺のところを理解して振る舞って欲しいと思ってるのだが、17歳には酷かしら。
夫に気兼ねしつつ・・
娘をなだめつつ・・
もうしばらく難しい家庭運営が続く。
いずれにしても、相談者の目的ははっきりしているので、加藤センセの言葉は相談者には1ミリも響くまい。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女38歳 夫48歳バツイチ 結婚2年 シングルマザーで産んだ娘17歳 3人暮らし
今日の一言: 親とのコンプレックスは子供の成長の障害になります。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に年齢教えてください。
相談者:
38です。
加藤諦三:
38歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人何歳ですか?
相談者:
48です。
加藤諦三:
48歳、お子さんは?
相談者:
おります。
加藤諦三:
子供は、いらっしゃる・・
相談者:
はい
加藤諦三:
はい何歳ですか?
相談者:
17です。
加藤諦三:
17歳、で、今3人で暮らしてんですね?
相談者:
あはい、そうです。
加藤諦三:
はい分かりました。
それでどんな相談ですか?
相談者:
わたしと主人ですが・・
加藤諦三:
はい
相談者:
再婚同士で、
加藤諦三:
何年前ですか?、再婚は。
相談者:
えーと今、2年、になります。
加藤諦三:
2年前?はい
相談者:
はい
加藤諦三:
ご主人の、のほうにはお子さんは?
相談者:
おりますが・・
加藤諦三:
はい
相談者:
えー、と・・前のその・・うん
加藤諦三:
その離婚した・・あの、奥さんのほうに、いるわけですね?
相談者:
あ・・そうですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
はいそれで?
相談者:
今一緒に、暮らしている、わたしの、娘、連れ子で、こう再婚したんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
娘が、最近ちょっと・・年齢的にちょっと反抗期ということもあって、父親との関係がうまく行かなくてですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
家にあんまりこう、いたくないようなんですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、先日ちょっと、家族で話をした際に、とにかくその、い、父親のその、今の、わたしの主人のことが・・
加藤諦三:
はい
相談者:
嫌いなので、名前をですね・・
加藤諦三:
うん
相談者:
戻したいって言うんです。
元々の旧姓え、にです。
加藤諦三:
あなたがあ、結婚してたときのお、
相談者:
はい
加藤諦三:
その名前ということですね?
相談者:
えーと、ごめんなさい。
実は再婚同士という形になってるんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたくし実は、あの、未婚で子供産んでまして、
加藤諦三:
あ
相談者:
わたしは、一応、初婚にはなるんですが、子供がいるのでちょっと面倒で再婚同士って話にしてるんですね。
加藤諦三:
で、この17歳の女の子っていうのは、あなた未婚、ん、で産んでるっていうことですね?
相談者:
そうです、はい、なので・・
加藤諦三:
あーそうです・・はい
相談者:
娘が、言うのは、その、わたしの旧姓に戻したいって言うんです。
加藤諦三:
再婚が2年前、ておっしゃいましたっけ?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、17歳ということは、要するに、中学校3年とか高校1年まで・・
相談者:
そうです。
加藤諦三:
ずっとあなたと2人で暮らしてたわけですね?
相談者:
そうです。はい、そうですね。
加藤諦三:
で、どのぐらいですか?、再婚したときは。
相談者:
高校1年ん、ですね。
加藤諦三:
高校1年のときですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
高校1年というと・・それなりに多感な・・時期だと思うんですが、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたが再婚することにい・・どんな・・反応したの?
相談者:
うん・・大賛成っていう感じではないですけども、
加藤諦三:
うーん
相談者:
一応は賛成してくれて、
加藤諦三:
あ、一応は賛成した?
相談者:
あの、3人の生活をスタートさせたっていう、形です。
加藤諦三:
ふうん・・で、このときに・・今48歳のあなたのご主人は・・
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚中、だったわけ?
相談者:
いえいえ、もう
加藤諦三:
もう離婚してたわけ?
相談者:
はい
加藤諦三:
あーそうですか、はい、はい
「子供が、奥さんのほうにいた」って、さっき言いましたから・・
相談者:
はい
加藤諦三:
単純に・・1人の男性と・・だったわけですね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
んで、今48歳のあの、ご主人と結婚した。
相談者:
はい
加藤諦三:
そしてうまく行くと思ったら・・「いたくない」と言い出した。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、それで?
相談者:
「名前を」ですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
「戻したい」って言うんです。
加藤諦三:
あなたの旧姓に戻したい。
相談者:
旧姓に・・はい
加藤諦三:
ええ
相談者:
法律的なことはちょっとあまり詳しくないものですから、
加藤諦三:
はい
相談者:
実際どういうふう、な、対応をしたらいいのかなと思いまして、あの・・
加藤諦三:
あー、はい
相談者:
この変えることに関しましては、
加藤諦三:
はい
相談者:
本人の意思、ありますから、
加藤諦三:
はい
相談者:
ダメだっていうことは言えないので、
加藤諦三:
はい
相談者:
例えばその、成人したらとか、
加藤諦三:
はい
相談者:
例えば18歳になったらとかって、そういう決まりがあるのであれば・・
加藤諦三:
はい
相談者:
本人が、「変えたい」と言うのであれば、変えてもいいかなと思ってるんですが。
加藤諦三:
あ、要するに、本人が変えたいと言うのであれば・・
相談者:
はい
加藤諦三:
法律的に変えることができるのか?ということですね?
相談者:
そうです。
加藤諦三:
はい分かりました。
今日はあのスタジオに・・
相談者:
はい
加藤諦三:
弁護士の塩谷崇之先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)
名字の問題だけなのか、という話に斬り込もうとして足を滑らせて盛大にずっこけて幕切れした感のある加藤御大。娘さんが可哀想だからこの相談者にはもっと問題意識を持ってもらいたかったなあ。大迫先生か、法律抜きなら大原先生あたりにしてほしかった。