院卒勤続15年独女ルーチン生活の折返し。虚しさは預けられ染み付いたアウェー感
テレフォン人生相談 2021年1月19日 火曜日
記事タイトルのアウェーとはAway。
スポーツではホームの対義。対戦相手のホームグラウンド。
アウェー感とは、場違い、居づらい、話し相手がいないときなどの感覚。
自己肯定感に乏しく自意識過剰。
これは矛盾しない。
なんだけど、貴女が自覚できてるのは前者だけ。
貴方が邪魔者だと思っているのは誰かしら?
投影って言うんだけど。
良かったら読んでみて。
パーソナリティ: 今井通子
回答者: 田中ウルヴェ京(シンクロ銅メダリスト、メンタルトレーナー)
相談者: 女42歳 一人暮らし 父72歳 母70歳
今井通子:
もしもしい?
相談者:
あ
今井通子:
テレフォン人生相談です。
相談者:
こんにちは
今井通子:
こんにちは
今日はどういったご相談ですか?
相談者:
あ・・なんか人生が虚しく、感じちゃって・・
今井通子:
あら
相談者:
今・・42歳なんですけれど、
今井通子:
はい
相談者:
これからあと何十年か人生生きて行く中で、できれば・・人生、意味、あったなと思って死にたいんです。
今井通子:
なるほど。
相談者:
なんで、まあ・・そのアドバイスをいただいて・・
今井通子:
はい
相談者:
今後の、何十年かの人生に、活かしたいんですけれども・・はい
お願いします。
今井通子:
はい
あなたはまずじゃあ、お1人なの?
相談者:
そうです、独身です。
今井通子:
ご結婚されたことはない?
相談者:
あ、一度もありません。
今井通子:
あ・・で、お父さまお母さまご存命?
相談者:
はい、健在です。
今井通子:
お父さまおいくつ?
相談者:
70、2
今井通子:
はい
お母さまは?
相談者:
70です。
今井通子:
で、現在あなたは・・
相談者:
はい
今井通子:
えー、ご実家でお住まい?それとも、どっか、お1人でお住まい?
相談者:
仕事の都合で1人で住んでいます。
今井通子:
あ、そうするとご実家とは離れてるってことよね?・・かなり。
相談者:
そうですね、はい
今井通子:
そうすると、お仕事をされてますね?
相談者:
ちょっと専門的な仕事で、
今井通子:
はい
相談者:
なんか、いろいろなデータを、とったりとかしています。
今井通子:
ああ、ていうことは専門職なの?
相談者:
多少、はい
今井通子:
はい
真面目な方ですね、き・・
相談者:
うーん・・お・・
今井通子:
フフン(笑)
お父さまは、な、なんか・・自営?
相談者:
以前の話なんですけれども、
今井通子:
はい
相談者:
あの、し、えーと自営で・・やっていました。
今井通子:
あ、自営でらっしゃったのね。はい
相談者:
はい。社長の◆#$な(苦笑)、はい
今井通子:
で、お母さまは?
相談者:
同じ・・家業を一緒にやってる、います、はい
今井通子:
あ、一緒にやってらっしゃったわけよね。なるほどなるほど。
相談者:
そうです。
今井通子:
そうすると、お子さまがちょっとね・・なんかいうと・・
相談者:
エヘ(苦笑)
今井通子:
仕事に差し障るから・・適当に扱われた?
相談者:
・・そうですね。あまり・・会社と家の、その・・仕事が忙しくて、わたしいろんなところに、預けられて。
今井通子:
あー、なるほど。
相談者:
まあ、もちろんその親族の家に、預けられることもあれば・・知人の家に預けられるよなこともあって。
今井通子:
はい
相談者:
時々というか、ま平日例えば、家に、いると・・
今井通子:
はい
相談者:
親に、ま、叱られて、
今井通子:
はい
相談者:
で、なんか、で、休みの日とか、その平日だったとしても、ま、他所に預けられてっていう生活をしていたので、
こうちょっと安心した感じはなかったと思います。
今井通子:
うーん、なるほどね、はい
ご自身では?
相談者:
はい
今井通子:
どういう子だった?
相談者:
・・
今井通子:
いや例えばね?
相談者:
はい
今井通子:
預けられると・・普段の生活と違うじゃないですか?
相談者:
そうですね。
今井通子:
で、そこの、家(うち)によって・・
相談者:
はい
今井通子:
しきたりとかなんか違ったりしますよね?
相談者:
その・・家、家で、可愛がられては、いたんですが、
今井通子:
うん
相談者:
我を出したということは・・あまりなくて、
今井通子:
うん
相談者:
例えばなんか「おやつあげようか」とかって言われたとしても、
今井通子:
うん
相談者:
なんかほんとは、食べたいのかもしれないんですけども、も、食べたいか食べたいか、くないか考える前に、
今井通子:
うん
相談者:
「いらない」って言っちゃうんです。
今井通子:
気を使ったのね?
相談者:
・・どう・・恐らく、気を使ってたと思います。
今井通子:
なるほど。
で、じゃ小学校中学校ぐらいは?
相談者:
ん、勉強ばっかりしてました(苦笑)。
今井通子:
あー、なるほど。
で、お友達は?、多いほう少ないほう?
相談者:
も、ほとんど、いなくて、
今井通子:
うん
相談者:
誰かと一緒にいられない感じが、強くて。
今井通子:
はい
相談者:
それでちょっとそういう、子供から、そういうもう・・42歳の女にまで、ん、ずっと続けて来てしまったという感じです。
あ・・
今井通子:
そうすると、今でも・・お1人で、過ごしてることが多いのね?
相談者:
・・そうなんです。
今井通子:
うん
就職は・・
相談者:
はい
今井通子:
何歳のとき?
相談者:
27ですね。
今井通子:
同じとこに今勤めてる?
相談者:
はい、転勤とかはもちろんあるんですけど、
今井通子:
あ、はいはい
相談者:
同じその会社に勤めています。
今井通子:
あ、なるほど。
うん、ということは、認められてますね?
相談者:
え、いやあ・・
今井通子:
それで・・
相談者:
はい
今井通子:
大学まで、ずっとお家にいた?
相談者:
いえ、かなり、その飛行機の距離の大学・・
今井通子:
あー、なるほど。
相談者:
はい、出まして。
今井通子:
はい
相談者:
で大学院まで・・出て。
今井通子:
はい
相談者:
えで・・ま、はい
今井通子:
うん
それで、さてですね?
相談者:
はい
今井通子:
えー「人生が虚しく感じる」っていうのは・・
相談者:
はい
今井通子:
日常生活的に・・例えば朝起きました、仕事に行きました、
相談者:
はい
今井通子:
帰って来ました、
また夜寝ました、
相談者:
はい
今井通子:
それの繰り返し。
相談者:
・・あ、まさに(苦笑)、言い当てられたような、そういう生活です。
今井通子:
うん
で、趣味もあんまりない?
相談者:
・・うーん
今井通子:
なんか凝ってることはない?
相談者:
経済学う、の・・
今井通子:
はい
相談者:
関連の・・専門を昔していたので、
今井通子:
はい
相談者:
その勉強会に最近・・入ったんです。
今井通子:
はい
相談者:
まあ、意見を交換して帰って来るぐらいの、趣味、しかない、です。
今井通子:
で、そういうのって楽しくないの?
相談者:
楽し、くはあるんですけれど、
今井通子:
うん
相談者:
なんかいつも、どこに、いても、楽しくても・・自分がいてはいけないというふうになんか・・あ・・思ってしまうんですよね(震え声)。
今井通子:
なるほど。
相談者:
ま、いじめられたり、意地悪言われたことなんてないんですよ?
今井通子:
はい
相談者:
はい、だけど・・
今井通子:
その場に自分が、い、いてはいけないと思う。
相談者:
・・いつも、人の邪魔になっているような感じがします。
今井通子:
ああ・・
本題に入りますが、人生が虚しく感じてしまう。
相談者:
はい
今井通子:
これは、なぜ今?
相談者:
・・40過ぎて・・人生半分だなと思ったんです。
今井通子:
あ、人生80年時代?
相談者:
(笑)
今井通子:
いや今なんか人生100年時代って言われてるから
相談者:
(笑)
今井通子:
もうあと10年ありそうだけど(苦笑)。
相談者:
フフフ(笑)
今井通子:
ハハハ(笑)
相談者:
そうですね。(笑)
もう少しあるかもしれません。
今井通子:
はい
相談者:
でも・・こ、ずうっと、その・・繰り返しだなと思ったんです。誰とも・・
今井通子:
うん
相談者:
親しくならないで(涙声)。
今井通子:
うん
相談者:
で、その・・あの、勉強会に、入ったんですけれども、
きっとこの勉強会も急になんか、いられないような気持ちになって・・
今井通子:
うん
相談者:
いなくなってしまうんじゃないか?というふうに、思って、
今井通子:
うん
相談者:
そしたらやっぱりわたしは、また・・友達とかあんまりできないままに(震え声)、
今井通子:
うん
相談者:
生きて行くのかなと思ったら・・
今井通子:
うん
相談者:
なんか虚しかったんですね。
今井通子:
うん・・ということで・・えー、あなたの望みは・・
相談者:
うん
今井通子:
うん
相談者:
はい
今井通子:
なんか虚しきい、感覚で過ごしたくない?
相談者:
そうです(涙声)。
今井通子:
うん
相談者:
邪魔と思ってるに違いないっていつも思ってるんです。
だからこの気持ちを・・
今井通子:
うん・・あ・・
相談者:
減らしたい。
今井通子:
自分の中の気持ちとして人の邪魔してんじゃないかと思う気持ちを・・払拭した、生き方がしたいの?
相談者:
あ、したいです。
今井通子:
あ、なるほどね。
相談者:
はい、それです。
(鼻をすする)
今井通子:
分かりました。
相談者:
はい
今井通子:
今日はですねえ・・
相談者:
はい
今井通子:
えーシンクロの銅メダリストでえ・・
相談者:
はい
今井通子:
メンタルトレーニング・・
相談者:
はい
今井通子:
上級指導士の、田中ウルヴェ京さんに、
相談者:
はい
今井通子:
来ていただいてますので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
今井通子:
ということで、専門家にバトンタッチします。
(回答者に交代)
私は3歳のころ従姉妹(小学校高学年)のところへアポなしで遊びに行ったとき
従姉妹はこれから友達と自転車で遠出することろで、明らかに迷惑だったことを肌身で感じてから
この相談者さんのように私はまた相手を困らせてはいないかとか
知らない間にやらかしたんではないかと気になって生きづらかったです。
今はおばちゃんになり大分図太くなって楽になったけど・・・
と思ったら!相談者さんとそんなに年が違わなかった。
きっとある瞬間にふっと楽になることがあると思います。
たくさん楽しみが増えるといいですね。
もしかして、、、
「初恋」も、した事が無い人なのでは?
子供のころ親から、よそ様の家に行ったときは食事時まで遊んでいないで帰ってきなさい、ってよく言われてたことを思い出しました。
(逆に、うちに来てもらっても誰もないから、お返しすることができないので)
うちも自営業であまり家に親はいなかったので、家で一人で遊んでましたが、相談者さんのような内向的にはならなかった。
環境より性格がかなり影響してんじゃないかな。
周囲の40代独身女性にこのような人が何人かいますが、悪い人じゃないけど、なかなか心を開いて話してくれないなあ、って思ってます。
傷つく事をとっても恐れている感じがします。
そして、相手との距離感をうまく保てない。
少々傷ついてもいいから、男性と付き合ってみるのが最短コースのような気がします。
この相談者さんは、「自分が他人に邪魔なんじゃないか」と自責を言い訳にして、他人を拒否しているんですよね。
自分を厄介者扱いした両親への恨めしい気持ちが、両親以外に面倒見てもらうことに抵抗を感じて好意を素直に受け入れず、成人になっても他人に甘えられないで、人間関係を遠ざけてしまうクセが身についてしまったんじゃないでしょうか。
まずはここまで一人で頑張ってきた自分を認め褒める事。
そして自分と関係を持ってくれる同僚や生活圏で知り合った方と挨拶や他愛のない言葉を交わして、ささやかな幸せを感じられるようになると良いですね。
管理人さんのおっしゃる投影ですよね。
他者を拒絶して楽しい親しい関係を遠ざけているのは、紛れもなく相談者自身。
傷つきたくないから深く踏み込まない。
生育歴もわかりますし鬱っぽくなっているのかもしれませんが、本当に鬱になる前に、あぁ私はこう育ってこう考えちゃうからダメなんだ…とそこに全ての原因を見つけた気になって腐って終わりじゃなくて、夢中になれる事が見つかるといいですね。体を動かす事やドライブのような、外向きでパッと気分が変わるものはいかがでしょう。
相談者さん、疎ましく思われている等々は、あくまであなた様の脳内で起きてる事です。
それから、気を遣う性格がむしろ生きる場面があると思います。いい居場所が見つかりますように。
私も親にはほったらしにされたのですが、早くに結婚してしまいました。思えば若かったので先の事も何も考えてなかった(笑)。
相談者さん、努力を重ねて独立されていてご立派だなぁと思います。
結婚して子供に恵まれていても虚しさは拭いきれません。
これは仕方のない事なのでしょう。
アガサ・クリスティは「幼年期に愛されるのは一生の財産」と言っていますがその財産を手に出来ない人もいるのです。
でも私は今不幸過ぎてる訳ではないので、ここまで保ってきた自分を褒めたいなぁと思います。
ご相談者さんも知的な能力に長けたご自分をまず褒めてほしいなと思います。お話ぶりに抑制が効いていてお優しい方なんだなとも思いました。
ご近所にいたらお茶したいです。
案外近くにそう思う方がいるのかもしれませんよ。
「一番の解決策は、もっと大きな次の悩みを作ること!」
若い友人が、周りから見たら些細な事に執着してグルグル悩んでいた時に、別の年長者友人がかけた言葉です。
意外とあなどれない。名言だと思いました。
もしかしたら相談者さん、仕事にも恵まれ経済的にも悩みがないからこその悩みでもあるのでは?失礼な意味ではなくて!頑張って来られたからこそでしょう。
例えば日々目の前の子育てや介護に追われていたり、新しい仕事を覚えるのに必死な時期だったりすると、悩む暇さえないというか。
優秀みたいですしそつなくやってきたけど、失敗や挫折をしたり、髪振り乱して何かしたりしてきていないのでは?
しかし実は、相談者さんのそういう漠然とした悩みってわりと誰もが抱えていて、周囲と能動的に関わっていく中で他人の悩みを聞いたりして、そうか私なんだかんだ言っても恵まれてるのかもなぁ…ささやかだけど私もわりと幸せなんだなぁとありがたみを感じたりするんじゃないかな。
最後に。
アウェイ感も、実は多少なりともわりとみんな感じたことがある気がします。
私自身も生育歴に原因がある事を沢山感じていますが、そこに責任を求めすぎるのもキリがないし苦しいし無理がある。
「意外と、あなただけが特殊でおかしいんじゃない事も多いです。」私はそう言ってもらえて救われました。
でも立ち止まる時間も必要だし、しっかり向き合って悩める機会はむしろ貴重だと思うので、応援したい気持ちになりました。
心配しすぎなくて大丈夫かもしれません!応援してます!
いくら忙しいからって、子供を人に預けるかな?どういう事情があったのかわからんけど、何だか愛情という根っ子のない人生のように思える
私は結婚相談所の所長さんのYouTubeをよく見てるのですが、このコロナ騒ぎになってから入所希望者がわんさかきてるとの事でした。
ちょうどこの相談者さんのお年頃の女性が押し寄せてきてる。
このご時世っていうのもあるのではと思いました。
わかるなー私も、忙しい仕事と家との往復&休日は寝るだけ、これといって趣味もなかった(いまもないけど)40代半ば、起きたときに毎朝プチ絶望感に満たされてました。誰とも心を交わせないこの先の人生は長すぎる、、、と空虚に思えて。友人はいましたが、一緒に旅行に行った友人には空港までダンナさまが迎えに来てくれて帰るところがあり、私はたった1人で重いスーツケースを持ってトボトボと。話を分かちあう人がいなかった寂しさ、、、
まわりに「誰かいい人いませんか?」と伝えて、幸いいまの主人と縁があり、プチ絶望からは解放されました。どこかでうらやましく思ってた友人とも対等になれた。相談者さん、だれかに理解される心の喜びや深い心の交流ができたという経験ができ、ホンネを話せて安心できる友人ができるといいし、それが家族だとなおさら最強だなと感じました。いい方そうなので、お幸せを祈ります
女は不惑の敷居を独りで跨ぐと、七人の敵がいる。親「孫は諦めてあげたからね」。兄弟「老後は自己責任でね」。同級生女「へぇ~独身プークスクス」。同級生男「ホテル行かない?」。上司「いい人居なかったの。紹介するよ。俺の親戚で50代ニートだけど」。後輩「お局様乙www」。ネットの向こうの男達「子供産めないババアに用はねぇw」。
YouTube結婚相談チャンネルや女叩きチャンネルでは、インセル達の格好のサンドバッグ。「40越えた独身女に市場価値は無し」と断言する結婚コンサルタントが男達から崇められている。これが現実。今更結婚市場に飛び入り参加したところで、財産目当ての男か、「妻のキャリアを台無しにしてマウントするのが最高の喜び」というモラハラ男の餌食になるだけ。
頼りになるのは己れの学歴と資産だけ。タワマンという金の砦で残り40年程をやり過ごすしかない。
まさにその通りです。ほっといてください。そこそこ仲よいと思っていた実家の兄弟姉妹も、昔に比べてさりげなく距離とってきてます。こちらの結婚見込みなしが確定、兄弟たちはともかく「子供世代(おいめい)をあてにしてくれるなフォーメーション」でしょう。
でもまぁ戦争で若い男がほぼ全滅、終戦直後は男一人に女がトラック一杯とまで言われた時期もある。そのころにあぶれた女性もどうにか生きてきた。しかたない現実にあわせて可及的最適な生き方を実践するのみです。
相談者への感想は、
ふーん、恋人でもつくればいいのにナ、の一言。
他人様のコメントですごくいい言い回しを知ることができた。金言ですね。
ぜひ周りの四十路独身に贈りたいことば。