娘は出産・出戻りフルタイム看護師。大学生が心配な母の気分は二度目の子育て
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こんにちは、よろしくお願いしますう。
大原敬子:
一見見ると・・なんかとてもとんでもないお孫さんに見えますけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
これはね?
相談者:
はい
大原敬子:
あなた自身が、自分の中で感情を整理したほうが一番いいと思うんです。
相談者:
はい
大原敬子:
まずですね、2時から3時の帰りは、毎日ですか?それとも月何回ですか?
相談者:
ほとんど毎日です。
大原敬子:
はい。して1回家から帰ってまた出てくって言いましたね?
相談者:
はい。バイトが9時に終わるんですけども。
大原敬子:
あ、バイトしてるんですね?
相談者:
バイト週に、3、4回ぐらい。
大原敬子:
あーあ・・
それで、この時間帯を知ってるのは、お母さん?それともあなた?&#△
相談者:
わたしのほうがよく知ってます。
大原敬子:
そうですよね。
相談者:
はい
大原敬子:
じゃあ、整理しましょうか。
相談者:
はい
大原敬子:
あなたね、この心配ね?
相談者:
はい
大原敬子:
お孫さんですか?
相談者:
はい
大原敬子:
それとも、将来、娘がこうなってしまうと心配なのか?
相談者:
はい
大原敬子:
まず、どこですか?
相談者:
今の状態、が心配で、もし・・
大原敬子:
いやそれは、娘ではなくって、孫が心配だって、孫に・・焦点きてるわけですね?、そうですね?
相談者:
はい、そうです。はい、そうです。
大原敬子:
でも、その孫の・・お母さんは、
相談者:
はい
大原敬子:
「大丈夫だ」って言ってるんですよね?
相談者:
大丈夫って、「もう大きいんだから」
大原敬子:
うん、そうですね。
相談者:
「放っとけばええ」
大原敬子:
そうです、これがね?、あなたの心配が、「いやこの孫がこうなってしまって」
相談者:
はい
大原敬子:
「娘が心配」なら、わたしよおく分かるんですよ。
相談者:
はい
大原敬子:
でも・・あなたの心配は、お孫さんで止まってるんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
で、娘に聞いたら、あ、「このまま放っといて」って言ってるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
これ1点です。
相談者:
はい
大原敬子:
よろしいですか?
そうするとね?
相談者:
はい
大原敬子:
これでもしですね?、娘さんが、「今日も遅かったのよ」と、「そう、お母さんがね、いつも時間見てくれるから、も、ほんとに仕事できる」って。「ありがとう」
って、「お母さん長生きしてね」、「きっと息子も喜ぶと思うわ」って言ったら、お母さんは、ここまで、イライラしたでしょうか?
相談者:
しなかったと、思います。
大原敬子:
ほら気づくじゃないですか?
相談者:
娘は一切そういう言葉は・・
大原敬子:
ね?、つまり・・
相談者:
ないです。はい
大原敬子:
娘が一切わたしに感謝しなくて。当たり前のようにして、孫が育ってる。
相談者:
はい
大原敬子:
そして孫が・・だんだん、あのときは言うことを聞いたっ。高校時代も帰って来た。
今は、言うこと◆$かないけれども、夜遅く帰って来る。
相談者:
はい
大原敬子:
そして大事な話は、お母さんと話していて、
相談者:
はいはい
大原敬子:
わたしには肝心な話はしてくれない。
相談者:
はい
大原敬子:
そこに、寂しさと不満はありませんか?
相談者:
寂しさはないですけども、
大原敬子:
虚しさですか・・
相談者:
やっぱり、心配だけです。
大原敬子:
心配っていうのはどういうことか分かりますか?心配っていうのは。
相談者:
どういう遊びしてるか分からないんで・・
大原敬子:
心配っていうのは、
相談者:
はい
大原敬子:
自分の心に描いた物にならなかったときに・・
相談者:
はい
大原敬子:
対処できないとき心配っていうんですよね。
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
そうすっとね?・・お母さんが「大丈夫」と言ってるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そこにあなた自身が、「でもね」って。「あなたは」・・「この子を見てないでしょ」って、「わたしが見ていたんだから」って自負はありませんか?
相談者:
いや、そういうふうには思わないですけども・・
大原敬子:
どういうふに思ってます?
相談者:
もし、夜遅く、だったら、事件、事故とかにい、遭遇することが多いですよね?
大原敬子:
でもそれは・・起きてないことを考えて、
相談者:
はい
大原敬子:
こうなるからっていう、その子の束縛でしょ?
相談者:
はい
大原敬子:
でも、聞いていますと、よくお母さんと話している。
相談者:
はい
大原敬子:
大学のオンラインも受けている。
相談者:
はい
大原敬子:
アルバイトもしている。
相談者:
はい
大原敬子:
それから、お祖母ちゃんのメールも・・時々返信は来る。
相談者:
はい来ます。
大原敬子:
普通はですね?
相談者:
はい
大原敬子:
無視する子が多いんですよ。
相談者:
あー、そうなんですか。
大原敬子:
また・・どやされちゃう子供に、息子に。
相談者:
あーそう(苦笑)
大原敬子:
「なんでお祖母ちゃん来るんだよ!」って。
結局、結論を言いますとね?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの、感情が・・
相談者:
はい
大原敬子:
娘は感謝しない。
相談者:
はい
大原敬子:
19歳になった孫は・・だんだん、だんだん、わたしの、手の、届かないところに行ってしまった。
相談者:
はい
大原敬子:
絶対これ寂しさだと思いますよ、わたし。
なぜわたしには話さないんだろうってことです。
相談者:
は、はい
大原敬子:
だって、この先に変な子になってしまったら、娘が泣くだろうっていう親心だったら・・
相談者:
はい
大原敬子:
話は違うんです。
娘はいい。
相談者:
はい
大原敬子:
孫で心配だってことは、孫が、あなたの子供になってるんですよ。ね?
相談者:
そうだと思います、はい
大原敬子:
で、この子があなたの今生きる支えなんです、きっと。
相談者:
はい
大原敬子:
なぜ生きる支えになったかというと、たぶん、夜中の2時3時まで起きてることは心配で仕方がない。
相談者:
はい
大原敬子:
自分が起きて、寝ることできないのに、娘さんのなんとも感じない心に・・
相談者:
はい
大原敬子:
なんでわたしのこのね?
相談者:
はい
大原敬子:
細やかな、
相談者:
はい
大原敬子:
毎日毎日気になってることを、娘は考えてくれないんだろって、怒りがあるんですよ。
相談者:
はい、あります。
大原敬子:
不満がたくさんあるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
じゃ結論ね?
相談者:
はい
大原敬子:
この、わたしの心労をですね、娘さんが、わたしの心、少しでも汲んでくれたなら・・
相談者:
はい
大原敬子:
今日のこの相談はなかったんです、実は。
相談者:
はい
大原敬子:
そういう相談です。今日は。
相談者:
はい
大原敬子:
てことは・・お孫さんではないですよね?
相談者:
そうなって来ますね、はい
大原敬子:
そうでしょ?わたしはね・・
相談者:
はい
大原敬子:
アルバイトして・・今のね、19歳が・・
相談者:
はい
大原敬子:
高校時代はちゃんと、門限まで帰って来た、息子さんが・・
相談者:
はい
大原敬子:
なんでお祖母ちゃんに対して・・悪いことする・・はずがない。
でも2時3時は・・アルバイトの帰りでなりますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
遊ぶときないですも、今。
相談者:
はい
大原敬子:
一旦家に帰って来るってところにね?
相談者:
はい
大原敬子:
ホッとするものがあるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
つまり・・大学生のこの、息子さんは、今様(いまよう)の・・19歳の、健全な・・生活をしてますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
でね?
相談者:
はい
大原敬子:
これからどうするか?というと、
相談者:
はい
大原敬子:
どの家(うち)でも・・
相談者:
はい
大原敬子:
みんなバラバラなんですよ。
相談者:
ええ
大原敬子:
それぞれが。
相談者:
はい
大原敬子:
扇子とおんなじです。要(かなめ)・・要の位置がしっかりしてれば、
相談者:
はい
大原敬子:
家はバラつきしないんです。
その要は・・
相談者:
はい
大原敬子:
要になる人が・・
相談者:
はい
大原敬子:
何が大事なのか?、何が大切なのか?を、知ってる方なんです。
それさえ分かってれば・・
相談者:
はい
大原敬子:
それぞれが勝手に動いていても・・
相談者:
はい
大原敬子:
バラバラにはならないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
じゃあ、どうするか?っていうと・・あなたが要です。
そうか、今このように、わたしが元気でいることも・・夫も元気でいることも・・
相談者:
はい
大原敬子:
娘も感謝もしないけれども、ね?、孫と仲良く話してる。
相談者:
はい
大原敬子:
これがあって今のあなたの家(うち)があるんですよ。
相談者:
あーそうなんですか。はい
大原敬子:
うん、思いません?
相談者:
そう思います。
大原敬子:
あーすごい。わたしはね?
相談者:
はい
大原敬子:
聞いていて、あー、いいお孫さん育ったなあと思ってるんです。
相談者:
あ、そうですか、ありがとうございます。
大原敬子:
涙出ますね?
相談者:
はい(ため息)
大原敬子:
これ40年間子供見ていて、
相談者:
はい
大原敬子:
メールを(苦笑)、お祖母ちゃんが出して・・返信が来るってお孫さんは・・ほん、とに優しい子ですよ。
相談者:
あー、そうなんですか。
大原敬子:
そうですよ。これデータで間違いないですよ。&#△%
相談者:
でも、あんまりわたしはメールしないほうがいいんですか?
大原敬子:
したいんしょ?、たら・・
相談者:
そうです。
大原敬子:
息子さんに会ったときに、
「お祖母ちゃんね、メールついしちゃうけどもごめんね」って、それ言えばいいじゃないすか
相談者:
あー、そ・・
大原敬子:
一言がほしいんです。コミュニケーションで。
相談者:
あー、そうですか、はい
大原敬子:
でも心配なんでしょ?
相談者:
そうです、はい
大原敬子:
それを・・お孫さんに伝えて。
これからも、メールは頻繁にしますって。
相談者:
はい
大原敬子:
それがあなたが子育てした、醍醐味です。
相談者:
これから、もうそんな・・あんまり・・
大原敬子:
うん
相談者:
メールするのも・・
大原敬子:
ハハハ(笑)
相談者:
もう、簡単に・・
大原敬子:
そうね。
相談者:
&#△%する人は気をつけ、るようにだけ・・メールして、なるべく控えたほうがいいなと思いました。
大原敬子:
あー、どうしてそれが分かってくれたの?
相談者:
そうでないと、あんまり、すると、うるさくって結局は・・
大原敬子:
アハ(笑)嫌われちゃう?
相談者:
孫、苦しんで・・苦しい思って#△%・・
大原敬子:
あー優しいですねえ。
相談者:
かえってダメにしてしまうなと思いました。
大原敬子:
ありがと。きっとね・・
相談者:
はい
大原敬子:
このお孫さん・・あなたを大事にしますよ。
相談者:
そうだと嬉しいんですけども。
大原敬子:
お幸せにね。
相談者:
ありがとうございます。
大原敬子:
はい。今先生に代わりますね。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
おばあちゃん、今時の若者を理解していないなー、これぐらい普通なのに、と思って読んでました。
でも、最後の方で理解されたみたいで、このおばあちゃんの優しさ、孫のおばあちゃんへの思いやり、目頭が熱くなった。
娘もそんなに悪い人じゃないと思うよ。
看護師のフルタイムって、夜の時間の孫の行動をおばあちゃんがわかってて娘がわかってない、ということは夜勤有のシフト制の事でしょ。
結構しんどい仕事なんだよ。
皆がそれぞれ自分の与えられた事をこなしてるように思う。
この人生相談に来る人の家庭の中でもかなり良い部類だと思うよ。