アッー!カラダは正直。新しい自分に戸惑う27歳。精神科医「このまま進め!」
(回答者に交代)
高橋龍太郎:
初めまして高橋です。
相談者:
あ、初めまして。
よろしくお願いします、はい、あっ
高橋龍太郎:
その、受け入れ難いっていうのは、どういう意味で受け入れ難いの?あなたは。
相談者:
あ、そうですね、今までこう、そういう、同性の方にも・・恋愛感情なんていうものを、こ、抱かな・・かったので・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
そして周りにもそういう方もいなかったので・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
きずかしい(?)というか・・
高橋龍太郎:
うん
相談者:
ていう、気持ちはありますね。
高橋龍太郎:
ふうーん・・まあね、あの・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
精神科的に言うと、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ずいぶん、そうですね、僕があ・・医学部に、入って精神科を学んだ40年以上前は、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
同性愛っていうのは・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
精神医学う、の上では・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
問題になる対象だったの。
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
だから、一応は、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
治療対象だった。
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
んー、だからといって、それで、治療したっていう経験は・・僕も含めて周りの人も含めて、まず、ないと思うけど。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
定義的にいうと、そういう対象だったの。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
今は・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それも精神医学的には・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それは異常でもなんでもなくて普通のこと、と分類されているわけ。
相談者:
ああ・・はい
高橋龍太郎:
しかも、異性愛か同性愛かっていうことも・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
二者・・択一ではなくて、
えー、同性愛い・・の人お・・が・・異性愛い・・を・・えー、営むっていうことも、こ、当然あり得るわけ。
相談者:
は
高橋龍太郎:
だから・・
相談者:
は
高橋龍太郎:
現実にあなたは、ま、映画を観たり、いろんな・・例えば・・カッコいい男性にときめいたっていうこと、が・・あったにせよ、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それはそこまでの、話なので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
そんなに悩むこともないから、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
変な言い方だけど、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
女性との、関係もあったわけでしょ?これまで。
相談者:
そうですねこれまで・・&#△%
高橋龍太郎:
ね?
それで、自分中ではあんまり・・惹きつけられる物がなかったっていうこと・・
相談者:
そうですね。はい
高橋龍太郎:
だとして、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
ま、同性の人と、もし・・問題ない、対象になる人がいたら・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
その・・同性愛、を、もっとさらに先に進めて、
相談者:
・・はい
高橋龍太郎:
自分がその人に肉体的にも精神的にも・・関係性を維持したいというように、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
思うかどうか?
相談者:
はい、はい
高橋龍太郎:
現実に?・・やってみたら・・憧れだけで現実は違ってたっていうことはたくさんあるだろうし、
相談者:
&#△%
高橋龍太郎:
だとするとお・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
女性も、男性も・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
まだ・・その対象が・・個別の、個人として対象は、みつ、ま、見つかってないっていう段階の・・だけかもしれないしね。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
だから、悩む必要は全然ないのよ。
相談者:
&#
高橋龍太郎:
可能性が広がってるっていうだけの話で。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー、変な言い方だけど。どんどん、どんどん先に進む、進んで行けばいいと思うし、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
今どき・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー、同性愛者だから・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー・・何か、差別的な、ことを、するっていう人がいたら、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
むしろその、人たち、或いはその社会こそが問題なので。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
もう、ほんとに、えー、昔の、例えばギリシャの古典を見ると・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
人間は、昔、球体で、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
男と女が・・んえー、合体した球体、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
それから男と男が合体した球体、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
女と女が、え、それを・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
人間があまりにも偉そうにしたもんだから神様が怒って真っ二つにして・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
えー、分かれてしまったので、男・・と男が、合体した・・人たちは、男の人を求めるし、
女と女が合体した球体い・・が、引き裂かれた人は女性を求めるし、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
男と女が・・えー、合体してた人は異性を求めるんだけど、それはもうまったく・・等価・・
相談者:
は
高橋龍太郎:
男と女が、正常だってことはなかっ◆#
相談者:
はい・・はい
高橋龍太郎:
だから、文明が、し・・進化すればするほど・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
性の有り様はもう多様性に溢れてるので、
相談者:
はい
高橋龍太郎:
・・まさにあなたは今その、多様性の・・まさに入り口に立ってるわけだから。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
自分が好きなように行動して・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
自分が一番・・居心地がいい相手を探せばいい。それは、だ、異性になるか・・同性になるかは分からないけれど。
その、あの、トライアルを、どんどんしてったらいいと思うよ。
相談者:
はい
高橋龍太郎:
うん。制限も、設ける必要も全然ない。
相談者:
・・あ
高橋龍太郎:
うん。で、大体、異性愛(*)の人たちは感覚が鋭敏で、すごく・・芸術的な才能に恵まれてる人が多いから、いろいろ学ぶことはすごく多いと思うし。
(*)同性愛の言い間違い?
相談者:
はい
高橋龍太郎:
その意味でも、えー・・
相談者:
はい
高橋龍太郎:
いろんな冒険をしてったらいいと思うよ、この先。
相談者:
あー・・分かりました。ありがとう&#△
高橋龍太郎:
あ
(再びパーソナリティ)
サムネイル、そういう画像もあるのですね。そして管理人さんも例のネットスラングご存知なのですね(汗)。
真面目な話、「ジェンダーの定規」は古今東西存在していて、人は知らず知らずにその定規を用いるように教育される。人は「当たり前」と思っていたことが「当たり前でない」と自覚した時に不安を覚える。そこから自他への攻撃へ転ずる者も少なくない。相談者は感情に身を委ねることなく、客観的に自己を見つめようとし、相談してきたのが素晴らしい。そして今回は回答者との相性が良かったのも運が良い。
本当に、LGBTが「個性」として扱われるようになったのはゼロ年代以降と、最近の出来事。90年代はバラエティー番組が平気で茶化す存在だった。と同時に草の根運動的に同性愛雑誌も発刊されていた。その頃と比べたら現代は改善された方であり、長い闘いだった。
ネットスラングの正式表記は「アッー!」でした。
あざす!
直しました!
相談者さんは何処かに車を停めて電話かけたんですかね?
後半はウインカー(ハザード)の音が何回か聴こえたけど・・・
それからの返事はうわの空的な軽い「ハイ・・・ハイ・・・」
本当に真剣に相談したいなら、ながら電話みたいな中途半端な状況でかけてくるなよ!と思いました。内容よりそちらが気になりました。
要は、個人の嗜好って話で。
女性も男性も愛せるオールラウンダーもいらっしゃるし、反対に全然恋愛に興味ない方もいるし。
自分に心地よい相手を求めていけば、自ずと答えが出るんでしょう。
世間や家族には当たり障りなく時間をかけて「あなたが幸せなら問題ないよ」って理解してもらえれば良いんじゃないかな。
ってか、イマドキの若者にしては、目覚めるの遅いねぇ。
同性愛の方も法的に婚姻が認められる世の中になって欲しい。
自殺も減るし、養子を迎えるカップルも増えるだろうし、経済がハッテンするかもしれない。
ワイはストレートだけど。
気持ち悪がる側の感覚も、多様性なんで。