2年前のアドバイスで切ったハズの養父母。警察・消防の電話から始まる同じ悩み
(回答者に交代)
坂井眞:
今・・取れる道っていうのは、
相談者:
はい
坂井眞:
理屈の上では3つあるわけですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
えー、気持ちはいろいろ揺れるけれども、
相談者:
ええ
坂井眞:
もう他人なんだから余計なことは一切しない。
相談者:
はい
坂井眞:
ていうのと、
相談者:
ええ
坂井眞:
そうは言っても30代までは、
相談者:
はい
坂井眞:
実際親子、いろいろ問題があったってね?
相談者:
はい
坂井眞:
実際親子として、
相談者:
はい
坂井眞:
制度上も親子として、
相談者:
はい
坂井眞:
生活の中でも親子として来たのだから、
相談者:
はい、はい
坂井眞:
その後、縁が、ま、切れていたにしても、
相談者:
はい
坂井眞:
自分の母なんだから、
相談者:
はい
坂井眞:
・・子のように・・振る舞って行く。乃至は子と同じような役割を果たして行く。
相談者:
ええ
坂井眞:
で、その間にあるのが、
相談者:
ええ
坂井眞:
できる範囲でやりましょうっていう、
相談者:
はい
坂井眞:
こう3つの道があるわけ。
で、3つのうちの、1つはもう恐らく、ないと思うんですよ。
つまり、
相談者:
はい
坂井眞:
制度上は親子じゃなくなった。
相談者:
はい
坂井眞:
つまり他人ですよね?今、制度上は。
相談者:
はい、そうですね。はい
坂井眞:
なんだけれども、
相談者:
ええ
坂井眞:
自分の母親は、や、この人しかいないんだから、
相談者:
ええ
坂井眞:
子と同じような役割をする。
制度上は、
相談者:
ええ
坂井眞:
娘じゃないけど、
相談者:
ええ
坂井眞:
この人はわたしの母なんですって。
相談者:
はい
坂井眞:
そういう選択肢はあるんだけど、それはきっと取れないでしょう?もう。
相談者:
取れなかったですね。
坂井眞:
だって、あなたの、夫も・・「それは無理だよ」って言ってんでしょ?
相談者:
そうなんですよね。ええ
坂井眞:
で、あなたも、そこまではできないなと思ってません?
相談者:
頭では分かってるんですけれど。
い、本当は・・受け、止めたほうがいいのだろうと。人としては受け止めたほうがいいのだろうと思っていつつ、
・・拒ぜ・・ん、う、を、動けないという・・
坂井眞:
・・うん
相談者:
状況、ですね。
坂井眞:
そうすると、じゃあ、3うのうちの、
相談者:
ええ
坂井眞:
そのお、制度はともかく、子としてえ・・役割を果たそう・・
相談者:
うん
坂井眞:
ていう選択肢もあなたの中ではまだ生きてるんだ?
相談者:
気持ち的には生きてるところはありますね、やっぱり。
坂井眞:
なるほど。
相談者:
ええ
坂井眞:
それえ、はですね、1回そっちに入ったら戻って来れないと思ったほうがいいですよ。
相談者:
ええ
坂井眞:
で、実はね?そうは言ったって制度上子どもじゃないんだから、
相談者:
ええ・・(苦笑)そうですね。
坂井眞:
「もう止めます」っていう選択肢はあるんだけど、
相談者:
はい
坂井眞:
そのときはあなた耐えられないだろうし、周りも「何勝手なこと言ってんだ」と。
相談者:
ええ・・うーん
坂井眞:
「中途半端に手出すんじゃないよ」ってきっと言われるから。
相談者:
うん、はい、はい
坂井眞:
そ、そういう意味でね?、でき・・
相談者:
ええ
坂井眞:
法律的にはできますよ。気持ちがまだちょっと残ってるわけですね?
相談者:
はい
坂井眞:
それで、じゃ、ちょっとそっちから入りますけど、
相談者:
はい、はい
坂井眞:
戸籍ってやっぱ制度なんですよ。ただの。
相談者:
はい
坂井眞:
世界中見たって戸籍なんていう物がある国のほうがむしろ少ないのね。
相談者:
・・ええ
坂井眞:
極めて例外的なんです。
相談者:
はい
坂井眞:
で、今、あの、夫婦だって・・
相談者:
ええ
坂井眞:
籍を入れるかどうか・・
相談者:
はい
坂井眞:
ていうことについて、
相談者:
はい
坂井眞:
事実婚でいいんだっていう人もいっぱいいるじゃないですか。
相談者:
あ・・いますね。
坂井眞:
それは今の、け、あの、その夫婦の制度、を、今議論されてますけど、
相談者:
はい
坂井眞:
もう問題があるんだけど、
相談者:
はい
坂井眞:
だから、その人間の繋がりって別に、制度から話を始めなくたっていいと思ってるんです。わたしは。
相談者:
はい、はい、はい
坂井眞:
親子だっておんなじですよ。それは。
相談者:
はい
坂井眞:
戸籍制度が制度に過ぎないっていう意味では。
相談者:
うん・・はい
坂井眞:
で、あなたの場合は、その、戸籍制度との関係でいうと、まさにそういう道を辿ってるじゃないですか。
相談者:
はい
坂井眞:
あの・・養子という制度、100日ぐらいでとおっしゃったけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
あなたがまだ・・何がなんだか、あの、意識もないうちに、
相談者:
うん、まったく、はい、はい
坂井眞:
あなたの養父母はあなたの、父、母だったわけで。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
それは事実として親子じゃないすか。
相談者:
はい
坂井眞:
で、30代まで、親子として・・暮らして来たわけだから、
相談者:
はい
坂井眞:
制度上は・・養子縁組を解消したからといって、
相談者:
ええ
坂井眞:
事実としてはあなたの・・お、お父さんお母さんなわけ。
相談者:
はい
坂井眞:
・・で、だからあなたがいろいろ悩むわけだけれども、
相談者:
はい
坂井眞:
そういう意味ではね?
相談者:
はい
坂井眞:
戸籍がどうだからってことね?、あんまり囚われてもしょうがないとわたしは思います。
相談者:
はい
坂井眞:
で・・「縁組を解消したあとにいろいろあった」
ま、「解消する前もあった」て言うんだけど、
相談者:
ええ、はい
坂井眞:
それはね、別にね・・実の親子だっておんなじことはいっぱいありますよ。
相談者:
ええ、ええ
坂井眞:
戸籍上実の親子ってもう縁が切りようがないから。
相談者:
はい
坂井眞:
ま、相続に関してはね?あんまり問題があると、あの、排除とかいう制度はあるんだけど、
相談者:
ええ、ええ、ええ
坂井眞:
でも親子の縁は切れませんよ。
相談者:
はい・・そうですね。
坂井眞:
うん
だけど・・それは制度の話でね?
相談者:
はい
坂井眞:
あなたのお父さんお母さんて・・やっぱりその、養父母・・
相談者:
はい
坂井眞:
だった人?
相談者:
はい
坂井眞:
だから制度から外れてもやっぱり、親子なわけ。
相談者:
はい
坂井眞:
・・で、そこであなたがどういう選択をするか?っていう・・
相談者:
うん
坂井眞:
ことなわけですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
で逆に言うと制度から外れてるから、
相談者:
ええ
坂井眞:
実の親子、だとか、養、養子縁組が、解消されてないでいると、お互いに・・こう扶助しなきゃいけない義務とか・・
相談者:
ええ
坂井眞:
出てくるわけですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
助け合わなきゃいけない義務っていうのが。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
で、あなたの場合は、も制、そういう制度から逆に外ら、
相談者:
そう、そうですね。
坂井眞:
外れてしまってるから。
相談者:
はい
坂井眞:
逆にすごく自由なの。
相談者:
ええ
坂井眞:
そういうふに考えてみたらどうかなあと思うんです。
相談者:
あー・・はい
坂井眞:
あなたにとってこの人はどうしたい人なのか?っていうことを考えて、
それはいろいろ計算してもいいんですよ。だってできることとできないこともあるから。
相談者:
はい、はい
坂井眞:
で、そこで、そういう・・自分の母・・
相談者:
うん
坂井眞:
である人?
相談者:
はい
坂井眞:
で、あなたは、い・・そのいろいろあったけれども今この人が母親だと思うんだったら、
相談者:
ええ
坂井眞:
どうしたいと思うのか?
相談者:
ええ
坂井眞:
で、変な制度上の義務とかないからあなたのほんとの気持ちで動けばいいんですよ。
相談者:
うーん
坂井眞:
だからあなたの気持ち聞いてると・・その3、3つの選択肢のうちの、ただの他人だからもう何もしないっていうのは、どうもなさそうな気がするんだけど、
相談者:
・・
坂井眞:
どうすべきか?じゃなくてどうしたいか?でね?決めていけばいいんじゃないかな?。できないことはできないでいいと思うから。
相談者:
あー
坂井眞:
そこ自分に正直に考えてみるといいと思います。
相談者:
どうもありがとうございましたあ。
(再びパーソナリティ)
この方、優しいから、判断難しいですね。
加藤&大原コンビのほうがよかった気がする。
加藤先生と大原先生のアドバイスが聞きたかったなぁ~
いろいろあっても親子として一緒に過ごしてきたんだから、老いた元養母のことは気になるでしょうね。
でも向こうから養子縁組解消したいと言ってきた経緯があるから、関わるなら、親戚の叔母さんに対する姪のような位置で接してあげたらどうですか。
あまり深入りせず、自分の負担にならない程度で済むと思うので。
あ、それと、相談者は80代のイメージを元気な高齢者だと思ったほうがいいかも。
この方、特別な自分の境遇をしゃべりたいだけ
たとえそうだとしても何も問題ないのでは。
本当は心の奥で決まっているのではないでしょうか?警察や救急からの電話や鬱などのエピソードをお聞きしていると、何重にも離れたい気持ちの壁があなたの前にそびえ立っているように感じます。
大人になるまでいじめられた事があるとの事ですが、育てて貰ったことは何事にも変えられない有難い事であるけれど、今の相談者さんがお世話する事になったとしても、結果イヤイヤでしょうし中途半端になり、またご自身もお母さんも辛くなるだけです。
そして、相談者さんの立場が法律上自由であるならば。。。心の整理をされたらいかがですか。
同感です…
この方はこうして思い悩むことそのものが目的化しているのでは。
面倒は背負いたくないが養父母との繋がりを明確に切りたくもない。
苦しんでいるように見せて現状が一番都合が良いんです。
老い先短い養母さんには気の毒な話ですが、このまま何も変わらず養母が亡くなった後もお墓参りに行くかとかずーっと悩み続けるんだと思いますよ。
こうして悩むことだけが最後の親子の繋がりなんでしょう。
「情緒不安定」「いつまでも同じ悩みで右往左往してしまう(割り切れない)」ということ自体が毒親育ちあるあるだなと思って読みました。
自己肯定感が低く、自分に自信がないので自分の出した結論にも自信が持てないというか
いつまでも因われたままで思考が無限ループしちゃうんですよね。
あとは問題を抱えた緊張状態が日常だったがゆえに、
平和な日々が続くと無意識に自分で問題を探してきて緊張状態に戻ろうとしたりね。
周りからは「また同じことで悩んでる面倒くさい人」「優柔不断」に思われたりして。「ハッキリ割り切ればいいのに!」と思われた方には
精神が健康じゃないとそれができないのだ、というのもご理解いただきたいです。
2-3年後にまた、同じ内容で相談してくる、そんな気がします!
深刻な相談なのに、ケラケラ笑ってる声が虚しい。処世術なんだろうけど。
付き合いはしたくないけど、そう遠くない将来相続が発生するから、遺言書を書いてもらいたいのかと想像しました。