父は全盲アル中。15で働いて夫は自死。期待しなかった次の夫が大当たり
テレフォン人生相談 2021年11月25日 木曜日
自己臭症: 神経症の一種。
自分の発する匂いが他人に嫌がられているという妄想。
たまに電車の中とかで少しは自己臭症を見習って欲しい人はいる。
柴田 「ご主人はなんておっしゃってるんですか?」
相談者 「夫も『臭いがする』って言うときあります。で、線香なんかつけるんですよ」
はい、コミュニケーションエラー。
自己臭症の人は他者の行動をやたら自分の臭いに結びつけたがる。
体臭消すために線香炊かないって。
夫のセリフは色んな匂いが入り混じった大なり小なりどこの家庭にでもある部屋臭のこと。
柴田さんの質問の意図は「私、ニオう?」と訊いたのか?ということ。
「くさい」はクソガキが使うイジメ言葉。
発症の原因はそこらへんにあるんじゃないかしらと想像。
次回の相談。
優しい夫には一つだけ問題が・・
2022年2月9日(水)
前回大当たりだった優しい夫に多額の借金。ピンピン贈与と死んだら放棄で無問題
相談者: 女71歳バツイチ 夫71歳 結婚33年 子どもはいない 二人暮らし
柴田理恵:
もしもし?テレフォン人生相談です。
相談者:
こんにちはあ
柴田理恵:
はい。今日はどんなご相談ですか?
相談者:
あのね
柴田理恵:
はい
相談者:
悩みというか、
柴田理恵:
はい
相談者:
幼少の頃のときの、あの、ことを、
柴田理恵:
はい
相談者:
聞いていただきたいんですう。
柴田理恵:
あ・・はい、おっしゃってください。
相談者:
あの
柴田理恵:
あなた今おいくつですか?
相談者:
71歳です。
柴田理恵:
はい
ご結婚なさってますか?
相談者:
はい
柴田理恵:
えっと旦那さんおいくつですか?
相談者:
同じです、71歳です。
柴田理恵:
はい・・お子さんは、いらっしゃいますか?
相談者:
子どもはいないんです。
柴田理恵:
あ、じゃあ、お・・
相談者:
ずうっともう2人暮らし。
柴田理恵:
2人暮らしで。
相談者:
うん
柴田理恵:
あー、そうですか。
相談者:
うん
柴田理恵:
結婚何年ですか?
相談者:
33年です。
柴田理恵:
あー、そうですか。はい
相談者:
はい
柴田理恵:
で、えっと幼少の頃ってなんですか?
相談者:
あの・・うち貧乏で、
柴田理恵:
はい
相談者:
父は、
柴田理恵:
うん・・うん
相談者:
目も見えない・・耳も聞こえないで、
柴田理恵:
うん・・うん
相談者:
大酒のみで、
柴田理恵:
うん
相談者:
お昼頃になっても、プツリプツリ、ほんな涙すんですよ。
柴田理恵:
うん
相談者:
んで、寝るときまで飲んでて。
柴田理恵:
うーん
相談者:
んで、あの、んー・・母は働きい・・
柴田理恵:
うん
相談者:
に、行っちゃって、もう、朝の3時頃起きて、
柴田理恵:
うん
相談者:
4時頃行っちゃって、もういないんですね。
柴田理恵:
うーん
相談者:
んで、わたしと、2つ下の弟がいたんですけども、
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
その弟も今亡くなっちゃって、5年前に。
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
65歳でね。
柴田理恵:
うん
相談者:
で、あの・・ほんーとに貧乏で、
柴田理恵:
うん
相談者:
ぼろくそ家(うち)で、
柴田理恵:
うーん
相談者:
育ったわけなんですよ。
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
で、わたし小学3年生の・・ときからもう、お風呂沸かしやってて、
柴田理恵:
うーん
相談者:
中学生になったら、も、天ぷら揚げまで・・やらせられちゃって、
柴田理恵:
うーん
相談者:
で、中学生になったら、部活も入りたかったんですけども、
柴田理恵:
うん
相談者:
そんな、「部活なんか入って」、&#、「ダメだ」なんて言われちゃって。
柴田理恵:
うん
相談者:
父に・・「家(うち)早く帰って来て」、
柴田理恵:
うん
相談者:
「ご飯の用意しろ」とか、そいうんで、
柴田理恵:
うん
相談者:
言われちゃって。
柴田理恵:
うん
相談者:
うん、んで、中学卒業、なもんですから、
柴田理恵:
うん
相談者:
わたしも弟も中卒で、
柴田理恵:
うん
相談者:
であの、わたしが、中卒2日、3日目に、もう、働きに行ってたんですよ。
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
朝の7時頃、から、
柴田理恵:
ふん
相談者:
うん
柴田理恵:
大変だったですねえ。
相談者:
うん、うん
柴田理恵:
うん
相談者:
柴田先生
柴田理恵:
はい?
相談者:
聴いてますよ。毎日、毎日っていうか・・毎日は出てないけども。
柴田理恵:
(苦笑)
相談者:
ラジオで。
柴田理恵:
ありがとうございます。
相談者:
あ、はん、あの・・テレビに出てる柴田先生なんでしょ?
柴田理恵:
はい、はい、そうですけれど。
相談者:
ねえ
柴田理恵:
うーん
相談者:
うん
柴田理恵:
今はでも、結婚なさって、幸せですね。
相談者:
幸せです。
今は、はあ、母の・・何千倍、何万倍っていう、幸せです。
柴田理恵:
良かったですねえ。
お母さんも喜んでいらっしゃいますよ。
相談者:
足悪くしちゃっ・・うん
足悪くしちゃって、
柴田理恵:
うん
相談者:
あの、んー、歩けないんですけども、
柴田理恵:
うん
相談者:
上げ膳据え膳で夫が、なんでもやってくれて、
柴田理恵:
うーん
相談者:
掃除洗濯もやってくれて。
柴田理恵:
いい、お、旦那さんですねえ。
相談者:
うん・・そうなんです。
柴田理恵:
ふうーん
相談者:
わたしには勿体ないくらい・・うん
柴田理恵:
うん、うん・・あ、じゃあ、あの、暮らしのほうも大丈夫なんですか?、うん
相談者:
今は、年金生活なんです、もう。
柴田理恵:
あー、そうですか。
相談者:
うん
柴田理恵:
はい
相談者:
そんなに、ゆとりはないけど、
柴田理恵:
うん・・うん
相談者:
まあまあの生活はできます。
柴田理恵:
あー、そうですか。
相談者:
もう40年も行ってるのですよ。精神科に。
柴田理恵:
あなたですか?
相談者:
通ってる、うん
柴田理恵:
うーん
ん、なんかあったの?
相談者:
うーん、うん
病名は、
柴田理恵:
うん
相談者:
自己臭症っていうの。
自分の自に、
柴田理恵:
あはい
相談者:
己に、
柴田理恵:
はい
相談者:
臭、臭うっていう字に、症状の症って書いて、
柴田理恵:
はい
相談者:
自己臭症って、言われてるんだけども・・
柴田理恵:
うん
相談者:
うん
柴田理恵:
どういう、び、病気なんですか?
相談者:
身体が臭うの。
柴田理恵:
・・あーあ、なるほど。
相談者:
だから自己臭症。自分の臭いなんですよね。
柴田理恵:
ほおーお
相談者:
あの・・ほかの人も臭うと思うんだけど。
柴田理恵:
うん
相談者:
うん
柴田理恵:
ご主人はなんておっしゃってるんですか?
相談者:
夫も・・うん、だよ、「臭いがする」って言うときあります。
柴田理恵:
ふうーんーん
相談者:
で、線香なんか・・あの、つけるんですよ、夫。
柴田理恵:
うん、うん
相談者:
うん
柴田理恵:
そうか、でも・・親切に・・こう、面倒は看てくださってるんでしょ?
相談者:
そうなんです。
柴田理恵:
いい方ですねえ。
相談者:
で、わたし歩けないから、夜は、んーと、ポータブル使ってるんですよ。
柴田理恵:
はい、はい、はい
相談者:
ポータブルの掃除も、
柴田理恵:
うん
相談者:
ちゃあーんとやってくれるの。
柴田理恵:
あらあ、すごいですねえ。
相談者:
うん・・うん
柴田理恵:
いい・・
相談者:
幸せだよ。でもわたし今はね
柴田理恵:
ほんとそうだねえ。
相談者:
どうしようかしらね(苦笑)・・
先生・・
柴田理恵:
(苦笑)せ、坂井先生とちょっとお話になってみます?
相談者:
&#、笑っちゃう話で&#△ような・・
柴田理恵:
いやいや
相談者:
悲しいような嬉しいような。
柴田理恵:
いいんですよお。
お子さんいらっしゃらなくて寂しい、思いもされたでしょうけれども、
相談者:
うん、うん・・よ、うん
柴田理恵:
いいご主人と一緒で良かったじゃないですか。
相談者:
うん
柴田理恵:
ね
相談者:
わたし嫁に来て、2年間ぐらいしか働いてないの。
柴田理恵:
うーん
相談者:
あとずうっと家(うち)にいて遊んでんの。
柴田理恵:
ふうーんーん
相談者:
うん、うんうん
柴田理恵:
そうか、じゃあ、子どもの頃の、悲しかった思い出も・・帳消しですね?
相談者:
そうですね。
柴田理恵:
うん
相談者:
うん
柴田理恵:
じゃ、ちょっと坂井先生に代わりましょうか。
相談者:
話(はなし)しても大丈夫かしら、こういうこと。
柴田理恵:
大丈夫ですよ。
(回答者に交代)
最初は何だこの相談は、と思いながら聞いてましたが最後には不覚にも涙出ました…足るを知るとはこういう方の事を云うのだろうなと。
お幸せに、と心から願いました。
坂井先生の対話スキルの高さを見せつけられた回でした。
だけど何で坂井先生だったんだろ?
自臭症で悩んでるみたいだから高橋先生のほうが良かったのでは?
今幸せですと言いながらも
自臭症が一番相談したいことだったんじゃないのかな?
この女性が本当に幸せなら、相談しないと思います。何か、心の闇を感じます。
本当は、今の自分が不幸で苦しくてたまらないけど、幸せだと思わないと生きていけないと訴えているような感じがしてなりません。誰かに聞いてほしかったのだと思います。
でも、女性の話しが本音で、残りの人生を穏やかに過ごせる事を心から願います。
相談者さんは幸せだと思ってるんです。
でも夫に全部やってもらって申し訳ないと思うし、実の家族は不遇のまま亡くなって、私だけ幸せで申し訳ないと思っている気がします。
そうなると精神科に通ってる、私にだって不幸な事がある。自己臭症で辛い。これが言い訳となって今の生活が納得できるものとなっている気がしました。
ただただ幸せっていうのは、辛い育ちの人間には居心地あまりよくないものです。
毎日聴いてるテレフォン人生相談に電話して
いつも聴いてる先生方(この日の当番は柴田先生)と話したかったのかな
ミーハーな気持ちで。ご本人にとっては、ミーハーができる幸せなご状況なんだと思います
なにげにお話されていましたが、かなり壮絶な人生でいらっしゃったことと想像いたします
それを経たから、「いまが幸せ」と断言できるのでしょうな
結果、お幸せな人生。ご相談者の人生観、見習いたいものでございます
管理人さま、いつもありがとうございます
コメント、感心して読ませていただいております
これから老老介護が絡んでくるだけに、心配な部分は往々にしてありますが、子供がいないので、何とか上手い終活をして欲しいなあと思います。
なぜ、幸せな人間がテレフォン人生相談に電話する?
わざわざ電話する理由は何?
悩んでいるからでしょ?
何か問題抱えているからでしょ?
ただ聞いてほしかったなんて信じられません。とても、気になる回でした。
私の気のせいであると良いですが
深刻に悩んでなくても闇がなくても人に話を聞いてもらいたかったり
自分のよく聞いてる番組に出られたら嬉しいなと思うことくらい誰にでもあるでしょ。お年を召した方なら尚更。
現在の本人の気持ちが幸せか幸せでないかなんて誰にも断定できないと思います。
もし、自分が相談者様の立場であれば、ラジオで人生相談を聞いていて、自分の今までの人生を振り返って、若い頃本当に不幸だった。それに比べれば今はとても幸せだけど、それなりに悩みはある話を誰かに聞いてもらいたい。人生も終盤になり何かしら記念になることをしたい。と思いますが。
それで電話してみようと思い立ったのではないでしょうか。(自分であればそこまで行動には移せませんが)
同世代を共有するものとしては ご苦労をねぎらいたく存じます。私は逆に「大学進学」を義務つけられて 苦労しました。
両親は明治生まれ。子供を亡くした夫婦でした。育ての親です。実の親は母の兄夫婦。何も知らずに15歳まで育てられ、母の目標とする進学校に入学直後に事実を知らされました。
でも!成長期って不思議な力が働くもので、心が重いと感じながらも受験を目指してまっしぐらでした。
無理なことだったのでしょうか?明日から大学二年と言う日に 父は職場で倒れて亡くなりました。私の人生はそこで止まったままのような気がします。
働くともいえず、母の苦労を悲しく感じながらも通学しました。母は網膜剥離を起こしていましたが、相変わらずの苦労でした。
身の丈に合う生き方でよかったのにと思いますが、戦後という時代は貧富の違いを超えて 誰もが幸福になれると夢を見ることができた時代ですね?
私は心の闇を解決できません。でも「テレホン相談」を聴いて 自己実現を成し遂げようと努力しています。
「坂井眞」さんの声が素敵です。非常にわかりやすい回答で、少し笑いも入っていたりするとうきうきします。
声は大切な要素です。