無謀な家族計画の犠牲者。置いてきぼりにされた長女が親に問いたい「なぜ?」
(回答者に交代)
田中ウルヴェ京:
今日・・話せる内容はほんとに少なかったかもしれませんがいろんなことがあって、大人になって、
相談者:
あはい
田中ウルヴェ京:
で・・腹立たしいと思うことの1つ・・えー、ご両親がなんで6人も子供を産んだんだろう?っていうことに、腹立たしいと思うっていう自分も・・出て来ましたよね?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
はい
「だってわたしの協力がなければ成り立たなかったんですもん」って言葉も出て来ましたね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ん
で、「自分のことがよく分からないんです」っていうご発言も、ありました。
相談者:
あはい、はい
田中ウルヴェ京:
まず・・自分のことがよく分からないってことに気づいてること自体が非常に貴重です。
相談者:
あー(ため息)
田中ウルヴェ京:
よくこの悩みを、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ちゃんと、言葉にしたなって、まずここは、あなた自身のとてもすごいことです。つまり・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
それだけすっごくこの・・親とのことは、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
とてもとても・・苦しいこ・・と、で、もういっぱいいっぱいになっちゃって。
もう、自分のことがよく分からない・・ですから、
相談者:
あ、はい
田中ウルヴェ京:
あー、わたしってこういうことを考えてるから辛いんだって、
相談者:
うん
田中ウルヴェ京:
せめて、わたしのことが分かるように、したいんです。
相談者:
・・はい
田中ウルヴェ京:
せめて。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
まず状況として、自分だけが損だって思ってますか?
相談者:
思ってます。
田中ウルヴェ京:
ですね。
相談者:
はい
小学生・・のときですが、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
学校から帰って遊ん・・でても・・あの、赤ちゃんがいましたから、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
・・赤ちゃんが泣いてないかな?と思って、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
遊ぶの、一旦やめて、家に帰って・・おむつを替えたりとか、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
ミルクを飲ませたりとか、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
そういう・・こと、を、したのは、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
ま、わたしが・・一番、多か、ったなって、思うから・・
田中ウルヴェ京:
ですね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
たっくさんやったんですよね?小っちゃい頃に。
相談者:
やりました。はい
田中ウルヴェ京:
ね。
だからこそ、損した感があるんですよね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ん、じゃまずこれ1つね。
まず1つ。
相談者:
はい・・はい
田中ウルヴェ京:
損した。
もう1つ、親・・に対して、
相談者:
あはい
田中ウルヴェ京:
怒ってますね?
相談者:
怒ってます。
田中ウルヴェ京:
ですよね?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
で、それは・・なぜか?というとって、ま、繰り返しても構いません。
なぜ、親に、怒ってますか?
相談者:
・・なんだろなあ・・10年ぐらい、前になりますが、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
一番下の、弟が・・
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
一番先に、結婚をして。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
・・すぐ子供が産まれて。う、その、とき・・に、一番最初の・・違和感と言いますか、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
う、それを、覚えました。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
あの・・さっさと、家を・・出て行って、
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
何それ?って思ったんですよね。わたしは、今まで・・家のこと?
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
家族、きょうだいが、一番・・大事、にしていたもので、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
それを・・さっさと・・自分の思う、道を・・歩んで行って、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
親も、最初は反対しましたけれども、
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
孫が産まれて来ると、孫のことを可愛がったりとか・・そういった姿を見てると・・
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
すごく腹が立ったんです。
田中ウルヴェ京:
うん・・そっか。
親だけではないですね?そしたら。
相談者:
あ、はい
田中ウルヴェ京:
ですね?家族への怒りは、ある。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
なぜなら、何勝手なことやってんの?と。
相談者:
あはい
田中ウルヴェ京:
はい、ですね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
はい
えっと、まず、この2つだけえ、で、ちょっと考えて行きたいのですが。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
先に、こ、2つ目のほう、だけ、えー、怒、り・・
そりゃ怒るんです。あなたは。
相談者:
あ・・はい
田中ウルヴェ京:
なんでか?
頑張って来たから。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
同時にここで・・じゃあどうしたらいいか?っていうと、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
弟さん・・の立場になるっていうことです。
相談者:
(ため息)あー、はい
田中ウルヴェ京:
この怒ってる姉を見て、弟うざいだろうな?、とか。
相談者:
あ、はい
田中ウルヴェ京:
(苦笑)なぜなら、弟知らないので。
相談者:
言ったりするんですよ、最近になって。
あの・・
田中ウルヴェ京:
あっ、あなた自身が?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
「面倒看た」とか、「おもちゃを買ってあげた」とか。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
「遊園地にも連れて行った」とか。
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
いろんなこと言うんですが。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
そんな・・「そんなこと言われても」って、言うんですよね。
田中ウルヴェ京:
はい
「今の俺に何して欲しいわけ?」っていう・・
相談者:
はい、そんな感じ・・
田中ウルヴェ京:
でもそんなこと言われたら、もっとこっちはムカつきますね。
相談者:
あはい
田中ウルヴェ京:
フフフフフ(苦笑)
相談者:
(ため息)
田中ウルヴェ京:
つまり、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
えっと、弟に言うことであなたは、何を解決したいか?なんですよね。
相談者:
・・あの、分かって欲しいっていう、わたしのこの気持ちを・・
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
分かって、っていう気持ちで言ってるんだと思います。
田中ウルヴェ京:
良かったです。それ・・あの、最後に言うべきか悩んでいました。
相談者:
あ
田中ウルヴェ京:
分かって欲しいんですよね?
相談者:
あはい
田中ウルヴェ京:
はい
あなたは、そりゃあ・・甘えたかったし、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
自分が一生懸命、責任感を持って、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
責任を持ってない親のために、
相談者:
・・
田中ウルヴェ京:
例えば、妹さんが、具合が悪いときに・・あなたが、遊んでしまって・・
相談者:
(鼻をすする)
田中ウルヴェ京:
妹さんの熱が出てしまったときに、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
このお父さんがやるべき行動は、
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
自分が外に出てしまったということに、悔いるということができる人間こそが、責任、を持つ人間の行動です。
相談者:
あはい
田中ウルヴェ京:
ごめんなさいね、あの、あなたのお父さま、ん、なんですけど。
相談者:
いいえ、全然
田中ウルヴェ京:
でも・・
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
そういうお父さん・・の、ところで・・あなたは、責任感を持ってやったことを、みんなに認めてもらいたいんですよね。
相談者:
あ、そうだと思います。
田中ウルヴェ京:
ん・・そこが、1つ前の、あの損してるっていうところにも入っていて、
相談者:
あ・・はい
田中ウルヴェ京:
認めてもらえない、
相談者:
うん
田中ウルヴェ京:
評価してもらえないことばかりをずっとやって来た自分っていうことに対して、すごく嫌なのかなと。
相談者:
あ、そう、そうです。
田中ウルヴェ京:
はい
相談者:
わたしを、悪い、言い方をすれば・・
田中ウルヴェ京:
利用した?
相談者:
まあ・・はい
田中ウルヴェ京:
うん
相談者:
それに、腹が立つんです。
田中ウルヴェ京:
そうですね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
それは誰のせいだと思いますか?
相談者:
・・親のせいだと思います。
田中ウルヴェ京:
親のせいと思う、人間は誰ですか?
相談者:
わたし
田中ウルヴェ京:
ですね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
親のせいと思うことであなたは幸せですか?
相談者:
・・ん、幸せではないです。
田中ウルヴェ京:
ですね。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
じゃ、どうしましょう?事実だったとして、親のせいだったとしましょう。
相談者:
(鼻をすする)はい
田中ウルヴェ京:
どうしましょうか?
相談者:
・・
田中ウルヴェ京:
もう、ここはもう・・人生の大きな別れ道です。
相談者:
・・はい
田中ウルヴェ京:
このまま、80歳、100歳になるまで、わたしの人生は、親のせいで狂った、ってずうっと思い続けることにするか?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
確かに親のせいでずいぶん酷いことになったのは事実だな。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
このことに気づいたことで、今日からできることは何だろう?と決めるか?
相談者:
あはい
田中ウルヴェ京:
・・これ、だけはあなたがコントロールできることです。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
む、大変難しいこと申し上げてますが。
相談者:
もう、変えたいです。ほ、あの、後者・・
田中ウルヴェ京:
ですよね?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
だから、お電話されて来たんですよね?
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
ここであなたの責任感という言葉が問われると思います。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
本当に自分の人生に責任持つってどういうことか?って。
「親のせい」ってずうっと言うこと、は、自分に責任を持ってることじゃなくなっちゃう。
相談者:
うん
田中ウルヴェ京:
損だなって感じてる、怒りを感じてるっていうこと・・だけを、あの、出すだけでも非常に、勇気のいることだと思いますし、
そこから少し、自分、じゃあどうするの?っていうのを作っていけるといいなとは思います。
相談者:
はい
田中ウルヴェ京:
はい、あの頑張らないで、でも、頑張ってください。
相談者:
はい、ありがとございます。
田中ウルヴェ京:
はい
(再びパーソナリティ)
柴田さん・・・
最初の時に兄弟の順番・年齢・現在の状況等を聞いてあげなきゃ。
聞いたけどオンエアでカットされている可能性があるよ
最後に柴田さんの「父親母親と別居した方がいい」嫌な人とは、無理に一緒にいない方がいいは、いいアドバイスと思った。まだまだ若いので、心機一転して頑張ってください。
兄弟が多いと、大変な事もあったかと思います。
でもそれはそれ。
その中にも波長の合う妹や弟が一人でもいたら、その子とだけは親や兄弟への不満を口にして、助け合い、前に進んでほしかったですね。嫌なら実家を出たら良かったかと。
親のせいばかりにせず、これまで自分の気持ちの切り替えをしてこなかった相談者。もったいないです。
これを機会に、自分の人生を歩んで行って下さい。
毒親育ちが周りに相談してもこういう風に「あなたも悪い」「嫌なら親から離れればいいのに」とまともな家庭で育ってきた人には言われちゃうんだよね
それが出来てれば今悩んでないしそんな状況になってないでしょ笑
的外れなアドバイスいらないよ笑
最近のウルベさん、いいじゃん!
両親に見えない鎖でつながれて、介護や看取りもしそう。この相談をきっかけに自由になれたらいいけど。
洗脳されて、出るという発想すらなかったのだと思うと気の毒。
相談者さんは青春も投げ出して十分に子育ての代理をやってこられたので
これからは自分の好きなことをわがままに見えるほど探求して生きていってほしいと心から思いました。
相談者は、家族への愛と責任感で頑張ってきたのだから、自分を褒める!
もう一生分、家族のために尽くしたと思って、これからは親元を出て自分のために生きる!
これでいいと思うんですが。
私も4人兄弟?で、長女でしたから妹弟の面倒見ていたし、甘えられなかった感はありますが、忙しい父と母に代わって守ってました。でも悲しかったのはお父さんが叱ったりしたからですよね?悲しかったよね。
でも、一番下の弟がてが離れた頃
あなたは自分の幸せをみつけられたはずなのに…親元にずっといたんだね。
嫌だったら出られたのに。
勇気を出して、自分の幸せをつかんでほしいです。
親と確執を抱えている人が、何故家を出て行かないのか、今までもこういう相談があるたびに言われて来たことなんだけど、多分殆どの人が親に支配されてきて、親が嫌いなのに逃げられない。経験のない人には理解できないと思います。
今の私が、親に理不尽ないじめを受けていた頃の自分に戻れるなら、復讐してやりたいし取られたお金を取り戻したい
放送日と同じタイミングで、小3から学校に行かず下の子の面倒を見ていた15の子が事件に巻き込まれた報道があったけど、
戦前の農村や下町だけじゃない、令和の時代にもある話なんだなと改めて思ったし、
同じ境遇の相談者さんも、よく今まで耐えて頑張ってこられたと思う
ただ、もう相談者さんも自由にならないといけない
自由な弟や妹への嫉妬が出て来たのは、相談者さんに毒親の毒が回り始めてる証拠
これからは誰かのため、じゃなく、自分自身がどうしたいかを大事にしていただきたい
もっとも、別居できる財力と住処があるかどうかは気になるけど
それにしても、ウルヴェさんの安定感がここにきてすごい
今回も的確な問いかけを重ねて核心に迫り、本人から真意を引き出してる
相談者の納得具合は、ひょっとしたら大原先生を超えてるかも
私も四人兄弟の一番上で謎に叩かれたり怒鳴られたり弟妹のやらかしを代表で怒られたりしてたから気持ちわかるなぁ
私の場合は独り暮らししてから心が穏やかになった
初めて幸せを感じた
結婚してからはもっと幸せになった
相談者さんまず家から出て自由を感じてほしいな
人生いろいろ、大家族もいろいろですが、長女ではなく、長男が一番しっかりしてくれないと困るかなあという本心を持ちながら聴いていました。