負債7億の相続放棄が取り消し!?10年前のウッカリ違反をほじくり返す謎の弁護士
(回答者に交代)
大迫恵美子:
もしもし?
相談者:
もしもし?
大迫恵美子:
はい、こんにちは
相談者:
あ、よろしくお願いいたします、こんにちは
大迫恵美子:
えっと、ちょっと分からないことがあるのでお聞きしてもいいですか?
相談者:
はい・・はい
大迫恵美子:
この相続放棄は、あなたと・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
お子さん全員がされたんですね?
相談者:
はい、それと主人のきょうだいと。
大迫恵美子:
あ・・う、ごきょうだいも全部済んでる?
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
そうすると、もう、お、相続人は、あ、誰も、いない状態になったわけですね?
相談者:
はい・・そうです。
大迫恵美子:
あ・・それでそのお、娘さんが相談してる弁護士っておっしゃったんですけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
その弁護士の・・んーと、身分っていうかね?(苦笑)・・それはどういう立場の方ですか?
相談者:
いえー、詳しいことは訊いてないんです。
大迫恵美子:
あのね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
単に、娘さんが・・法律相談みたいなことでね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
或いはまあ、じ、ご自分の代理人として・・弁護士に相談しているという話なのか?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
或いはその、もう相続人がいなくなってしまって財産が、まあ、何らかの処分しなきゃいけない、い、物があるということで、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
相続財産管理人という人を、裁判所に、選んでもらって、やってもらっているのか?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
それによってその、弁護士さんの立場が違うんですけど。
相談者:
そうですねえ。
大迫恵美子:
娘さんはその・・弁護士のことを、自分の先生っていうふうに言ってるんですか?
相談者:
・・えー、相続、管理人、のことも言ってましたね、管理人を・・どうするか?っていうことも娘は言ってまし、たし・・
大迫恵美子:
うーん・・あの、原則としてね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
相続放棄ができる、う、ためには・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
相続、財産に手をつけちゃいけないんですよ。
相談者:
はい
大迫恵美子:
で、じゃあ、手をつけてしまったときはどうなるかっていうと、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
相続放棄ができなくなるんです。
相談者:
そういうこと・・でも・・相続放棄、の、通知書、ていうんですか?
大迫恵美子:
はい
相談者:
それは・・受理書・・
大迫恵美子:
それはもちろん裁判所はね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あなたが、預金下ろしてるなんて知りませんから、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あの、手続きが進めば順番にその、紙は、出来上がって、送られてきたと思いますよ?
相談者:
来ま、ええ、来ました、ええ
大迫恵美子:
はい、ですけど・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
その、相続放棄が有効だったのかどうなのか?ということが争いになるならば・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
4万3千円使ったということは問題にされますから、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
遡って、相続放棄は、無効だったっていうことになる可能性が高いですよ?
相談者:
あー、そうなんですか。
大迫恵美子:
ええ
相談者:
で・・もし、無効だとしたら・・
大迫恵美子:
はい
相談者:
全員が無効になるんですか?
大迫恵美子:
いやいやあなただけです。
相談者:
わたしが?・・わたし・・
大迫恵美子:
だってあなたが下ろしたんでしょ?
相談者:
ええ、だと思うんですよ(苦笑)・・&#△
大迫恵美子:
ですから、あなたが
相談者:
え
大迫恵美子:
この負債を全部背負ったことになるわけなんです。
相談者:
そし、たら、この、あとはどうすればいいんでしょう?
大迫恵美子:
恐らくこの家のね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
管理責任を、お子さん達全員ってなってますけど、お子さん達の相続放棄は有効なんでしょうから、
相談者:
はい
大迫恵美子:
相続人の1人が、残ってたっていうことになるわけです。あなたが残ってたっていうことになるわけです。
相談者:
はい、はい、はい
大迫恵美子:
そうすると、あなたがこの、家がね?、壊れたりなんかしたときに隣の人に、損害が出たりすると、それはもうあなたの家ですから、
相談者:
はい
大迫恵美子:
あなたが責任を、負わされるっていうことになります。
相談者:
あー、そうなんですか。
大迫恵美子:
ええ
相談者:
じゃ、その・・家を、
大迫恵美子:
はい
相談者:
何かあったら、責任者になるっていうことですね?
大迫恵美子:
あ、もちろんそうです。
だって自分の物が壊れてね?
相談者:
え
大迫恵美子:
隣に倒れて、隣の家を、ま、傷つけたり、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
場合によっては、その、人が怪我したりとかね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
そういうことが発生すれば、損害賠償責任が生じますよね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
それはもう、自分の物から発生した、損害ですから、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
所有者が責任を負うっていう、そういう、ことに、なるっていうことです。
相談者:
それで、解体、を、したいっていう、手続きが・・できな・・
大迫恵美子:
あ、今はね?、その弁護士が何者なのかが、あなたがよく分からないのでね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
わたしのほうも、その、あなたの、知ってることを前提にしかお答えできないんですけど、
相談者:
はい・・はい
大迫恵美子:
んん、恐らくは相続財産管理人なんじゃないのかな?っていうふうに思うので・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
そうだとすると、その、本来はその人が、責任を持ってその解体の、手続きを進めようとしてたわけなんですよ。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
ところが・・あなたが、相続人として残ってるならばね?
相談者:
はい、はい
大迫恵美子:
相続財産管理人っていう存在は、これは、ま、法律上、あり得ない存在なのでね?
相談者:
はい、はい、分かります。はい
大迫恵美子:
◆#、だからあ、その、その人の職務は停止しなきゃいけないわけですよ。
相談者:
あー、そうなんですか。
大迫恵美子:
うん
相談者:
で・・簡単に、言いますと・・解体してもいいっていうことですね?
大迫恵美子:
ま、あなたがね。この、法律関係がはっきりするならばね?はっきりしてあなたが相続人だということ確定すれば、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
それは、あなたの物ですから、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あなたが自分で、始末しなくちゃいけないし、
相談者:
あーあ
大迫恵美子:
ま、始末することもできますよっていうことです。
相談者:
え・・あ・・そうなんですか。
大迫恵美子:
はい
相談者:
分かりました。いろいろと、何か、勉強になりました。
大迫恵美子:
あのね?
相談者:
はい
大迫恵美子:
何かその犯罪とか、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
処罰っていうようなこと、さっきおっしゃってましたけど、
相談者:
はい
大迫恵美子:
特にその、犯罪とか処罰ではなくて、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
むしろその、相続放棄が無効になってしまうという形でね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
その、負債を免れたと思っていたら、それが、全部被ってしまうと・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
いう形でペナルティが、あるということです。
相談者:
ええ、ええ
大迫恵美子:
だから犯罪とか、処罰と、いうことをご心配するんじゃなくて、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
そっちの、その負債が残ってしまった状態になるという、ことを・・受けなくちゃいけないっていうことなんです。
相談者:
そうですね。
大迫恵美子:
はい
相談者:
はい・・分かりました。
大迫恵美子:
そ、お話聞いてると・・ちゃんと法律関係をご理解じゃない、されてないのでね?
相談者:
分からないです(苦笑)。
大迫恵美子:
うん、あの
相談者:
はい
大迫恵美子:
会社の負債と・・
相談者:
はい
大迫恵美子:
ご主人の負債っていうふうに、合わせてっておっしゃったけど、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
一応会社の負債は別物ですよ?
相談者:
そうですね。
大迫恵美子:
ええ、会社、
相談者:
え
大迫恵美子:
には、す、の、物をあなたが相続するってことはないので、
相談者:
はい
大迫恵美子:
会社の負債は分けて。ただ、この、昔の、個人事業者の場合は、ほとんどの場合、代表者がね?、個人保証してますので、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
ま、会社の負債は丸々、同じ額ぐらい、代表者が、保証債務として背負ってたっていうことはあり得ますけど、
相談者:
あーあ、そっか・・
大迫恵美子:
だけど・・
相談者:
そう&#△、え
大迫恵美子:
あのお、足して・・え、2倍になることはないんです。会社の分と、代表者の分と合わせて・・
相談者:
ええ
大迫恵美子:
あの、相続するってことはないんです。
相談者:
あー
大迫恵美子:
あくまでも代表者個人が、
相談者:
え
大迫恵美子:
保証したり、ね?
相談者:
え
大迫恵美子:
あ、自分の名前で借りたりとか、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
そういう部分についてだけ、相続の対象ですから。
相談者:
ええ
大迫恵美子:
ま、それは・・その、今、今となってはあなたが、この負債を背負わなきゃいけないんだとするとね?
相談者:
ええ
大迫恵美子:
それは、いくらなのかってことは正確に考えておかないと、
相談者:
ええ
大迫恵美子:
まあ、会社の分まで請求されたら「それは違いますよ」とは言えるわけですから。
相談者:
そうですね。
大迫恵美子:
はい
相談者:
あ・・分かりました。
大迫恵美子:
はい
相談者:
あの、ちょっともう、昔のことで、覚えてないこともあって。書類も、ほとんどないもんですから。
大迫恵美子:
はい
相談者:
いろいろ調べてみます。
ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)
4万3千で失敗、残念。正直なところ自己破産以外ないのでしょうか。借金、7億あるということですが、半額でも3.5億に上るんですよねえ。
あと、気になったのが会社の件。個人経営と言っても、法人格で家族経営と法人格なしの個人事業主とでは、根本的に違う部分も出て来ますから。
どちらにせよ、全部調べ直さなければ、結果的にどれだけの負債を背負うことになるか分からないんですよねえ。重ね重ね4万3千、本当に残念。
改めて個人経営と言っても、法人格で家族経営か、法人格なしの個人事業主かでは全然違うはずなので、ご相談者さん、そこを調べて欲しいです。
この相談者。なんかひっかかる。
3.5億、場合によっては全額7億円の借金ができて
自己破産しかない状況なのに、
最後の最後「で、簡単に言いますと、、解体してもいいっていうことですね?」と言ったり、
謎の弁護士が10年前の4万円というどうでもいい話を持ち出してきて、
犯罪になるかも、と謎の脅しをかけてくる娘がいたり。
話の辻褄が合わない時はだいたい隠し事がある。
この相談者、何か隠し事をしながら話してるとしか思えない。
大迫先生の苦笑、イラつきからもそれが伝わってくる。
放っておけば消える、裁判所に呼び出されるまで放置。
最後の大迫コメント、間違ってますね。可分債務は法定相続の割合で相続するが、法定相続人が一人を除いて全員放棄してしまったら相続人は始めから放棄してない一人なので、債務は全額相続になるはずです。管理人はそこに突っ込み入れないんだからヘボやな。