農家6人兄妹がおやつの取り合い。番組にぶつける巻き上げられた350万の悔恨
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちは
相談者:
あ、こんにちは、どうもお世話になります。
塩谷崇之:
はい、はい
相談者:
申し訳ありません。
塩谷崇之:
はい
相談者:
言葉が下手で。
塩谷崇之:
少しね、整理をしたいんですけどもね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
まず、お父さんが亡くなったのが、
相談者:
はい
塩谷崇之:
何年前でしたっけ?
相談者:
20年前です。
塩谷崇之:
20年前?
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、お母さん亡くなったのはいつですか?
相談者:
もう、30年になるのかな?、早くにお母さん亡くなった。
塩谷崇之:
30年前?
相談者:
はい
塩谷崇之:
先にお母さんが亡くなって、そのあとお父さんが亡くなったのね?
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
で、お父さんが亡くなったときに、
相談者:
はい
塩谷崇之:
預貯金が、
相談者:
はい・・はい
塩谷崇之:
合計すると1500万ぐらいあったってことなの?
相談者:
6人きょうだいで、はい
塩谷崇之:
はい。ほかの、遺産ていうのもあったんですか?
相談者:
あの、田んぼや畑あるのはね。
塩谷崇之:
ん?田んぼや畑もあった?
相談者:
うん、あるけどそれみんな、お兄さんが、田んぼや畑、受け継いでる?
塩谷崇之:
それはお兄さんが受け継ぐっていうことでみんな納得したわけ?
相談者:
それが、暗黙の了解。
塩谷崇之:
暗黙の了解だけども、
相談者:
うん
塩谷崇之:
全員がハンコ押さないと名義変更とかできないよね?、田んぼとか畑は。
相談者:
わたしは全然ハンコ、うった、あれはない。
塩谷崇之:
あー、じゃ、そういう話し合いを、特にしてないわけですね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
あーあ
相談者:
ただ口先だけ。
塩谷崇之:
なるほど。
で、預貯金の1500万円は、
相談者:
はい
塩谷崇之:
これは、現金で下ろして来たわけ?1回。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、下ろして来て・・
相談者:
で、あの、お葬式のときに、
塩谷崇之:
うん
相談者:
お兄さんが分けた。
塩谷崇之:
ふうん、でその、銀行から、お金を下ろすにあたっても、何も書類とかにはサインはしてない?
相談者:
全然ハンコもうたない。
塩谷崇之:
あー、なるほど。
で、1500万円を、6人で、
相談者:
はい
塩谷崇之:
250万ずつ分けたときに、
相談者:
はい
塩谷崇之:
これは何?「預かってくれ」と言われて・・
相談者:
最初そう、「預かってくれ」って言われて、あの、その、預かってくれっていう理由は、兄嫁さんが、みんな使っちゃうから、一応、半年か、1年ぐらい預かってくれっていう話だったんだけど。
きょうだいは、みんな、遺産金として受け取ったっていう形で、
塩谷崇之:
うん
相談者:
だけど、わたしは、
塩谷崇之:
うん
相談者:
お兄さんが、ローンが払えないでね、預かった、250万、「返してくれ」って言われて。
塩谷崇之:
うん
相談者:
自殺されると困るから「お金がない」「お金がない」って言ってた人だから・・即、250万、渡しちゃったんだけど。
塩谷崇之:
うん
相談者:
一番下の妹と、長女、次女は、応じなかったそれ。
塩谷崇之:
うん
相談者:
で、田んぼや畑や土地い、は、別に、みんな何も言わない。
塩谷崇之:
うん、だから田んぼや畑はお兄さんが、
相談者:
うん。相続。
塩谷崇之:
まあ、暗黙の了解で引き継ぐ・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
だろうと。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、預貯金も、お兄さんが引き継ぐだろうっていう、考えだったわけ?
相談者:
うーん、預貯金は、もらって当然だって。
塩谷崇之:
あー、そう思ってたわけね?
相談者:
うん、うん
塩谷崇之:
うん
相談者:
一応、
塩谷崇之:
もらって当然の物だったらあ、返すっていう話にならないじゃない?あなたがもらった物なんだから。
相談者:
そうそ、それをちょっと、相談したかった。
塩谷崇之:
ん「したかった」って、もう返しちゃったんでしょ?
相談者:
返して、もう、ないお金は取れないよね?
塩谷崇之:
うん、いや、取れないかどうかというよりも、
相談者:
一度離れたらこう・・
塩谷崇之:
お兄さんから渡された250万は、
相談者:
うん
塩谷崇之:
自分の物だと思ってたの?それとも、お兄さんの物を預かってると思ってたわけ?
相談者:
わたしは遺産金として受け止めていたけど。
塩谷崇之:
うん
あなたは、遺産金として受け止めていたということは、あなた・・あ、あ・・
相談者:
きょうだいみんなそう思っている。
塩谷崇之:
うん
相談者:
だけど
塩谷崇之:
うん
相談者:
「返してくれ」「返してくれ」って言われたから・・
塩谷崇之:
うん
相談者:
まず自殺のこと考えた、あたし、お金がないで。
塩谷崇之:
うん、ま、自殺のことを考えたかどうかは別として、
相談者:
うん
塩谷崇之:
それはお兄さんが大変なんで、
相談者:
そうそうそうそうそうそう
塩谷崇之:
ま、用立てて上げたみたいな感じ?
相談者:
うん、そうそうそうそう
塩谷崇之:
うん
で、そのときに、じゃ、その「250万円を、渡すから」
相談者:
うん
塩谷崇之:
「それはまた、返してよね」とか。
相談者:
い、全然言わない、言わない。ん、やっぱり・・
塩谷崇之:
じゃ、そういう約束してないの?
相談者:
うん、全然約束してない。
塩谷崇之:
じゃあ、あげちゃったっていうことになんのかな?
相談者:
やっぱり取り返せないよね?
塩谷崇之:
いや、その結論がどうかじゃなくて、
相談者:
そういうの、一度・・
塩谷崇之:
わたしがあなたに訊いてるのは、
相談者:
うん
塩谷崇之:
あなたが、その250万円を、
相談者:
うん
塩谷崇之:
お兄さんに、
相談者:
うん
塩谷崇之:
どういう気持ちで渡したのか?なんですよ。
相談者:
それが、ほんとに、何度も言うようなんだけど、
塩谷崇之:
うん
相談者:
自殺されたら困る、自殺されたら・・
塩谷崇之:
それは動機でしょ?
相談者:
うん、そう
塩谷崇之:
動機じゃなくて、
相談者:
うん
塩谷崇之:
その250万円を、
相談者:
わたしもなけなしのお金を、うん
塩谷崇之:
お兄さんの250万円を返すという意味だったのか?
相談者:
うん
塩谷崇之:
それとも、
相談者:
あげた。
塩谷崇之:
わたしの250万円を、お兄さんにあげるという意思だったのか?
相談者:
うん
塩谷崇之:
或いは、わたしの250万円を、お兄さんに、貸してあげるけれども、後で返してよねっていう趣旨だったのか?
相談者:
あ、まだ、そういうこと言ってない。
ただ渡しただけ。
塩谷崇之:
うん・・
相談者:
領収書もあれも取らないで。
塩谷崇之:
うーん
相談者:
やっぱり・・
塩谷崇之:
いや、あのね?
相談者:
泣き寝入り?
塩谷崇之:
いや、いや(苦笑)泣き、泣き寝入り、ではなくて(苦笑)。
相談者:
うん
塩谷崇之:
じゃあ、あなたとしては返してほしいわけね?
相談者:
できたら返してほしいけど、
塩谷崇之:
うん、うん
相談者:
もう、諦めてる。
ただ・・
塩谷崇之:
ええ、いや、あ、諦めなくていいんですよ(苦笑)。
相談者:
うん
塩谷崇之:
「返してくれ」っていう話はお兄さんにしたの?
相談者:
うんとお、してえ、ない。
塩谷崇之:
してない?
相談者:
言えない。
塩谷崇之:
言えない?
相談者:
うん
塩谷崇之:
してみたらどうなんですか?
相談者:
うん
塩谷崇之:
250万円、一旦お兄さんに渡したけれども、
相談者:
うん
塩谷崇之:
元々わたしが遺産としてもらうべき物なんで、
相談者:
うん
塩谷崇之:
それは、わたしに、あ、戻してもらえませんか?というふうに、今度あなたのほうがお兄さんに頼んでみればいいわけでしょ?
相談者:
あー、そうやって言ってくれるとほんとに嬉しいんですけどね。
塩谷崇之:
うん
相談者:
そういう気持ちだけでわたしほんとに救われました。今日。
塩谷崇之:
うん、それを、まずね?お兄さんにきちん言ってみることですよ。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、そこでお兄さんがどういう返事をするかですけれども、
相談者:
うん、うん
塩谷崇之:
お兄さんが、「いや、これは、わたしのお金だ」と。
相談者:
うん
塩谷崇之:
「お前達には預けただけなんだ」というふうにもしお兄さんが、
相談者:
うん
塩谷崇之:
そういうふうな・・
相談者:
うん
塩谷崇之:
答え方をしたら・・
相談者:
うん
塩谷崇之:
その次の段階として、
相談者:
はい
塩谷崇之:
え「だけど20年前に」
相談者:
うん
塩谷崇之:
「お父さんが死んだときに」
相談者:
うん、はい
塩谷崇之:
「そういう話し合いしてないでしょ」と。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、お兄さん、が、全部取るっていうそういうふうな・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
話し合いをしてない。
相談者:
はい
塩谷崇之:
今、遺産分割協議っていうんだけどね。
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
それをしてないんだから、
相談者:
はい
塩谷崇之:
じゃあ、「ちゃんと遺産分割協議してくださいな」と。
相談者:
うん、はい
塩谷崇之:
ね?、お兄さんがもし、
「それは、わたしのお金だ」って言うんだったらそういうふうに言えばいいし。
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
でも、もしかするとあっさりね?お兄さんがね?
「いや、それは、返したいけれども、今お金がないから返せない」っていうふうにね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
お兄さんがもし言ったら・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
「じゃあ、ちゃんとね、今すぐじゃなくてもいいから、あとでちゃんと返してくださいね」ということで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
何かそういう一筆書いてもらうとかね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
まず頭をきちんと整理をして、
相談者:
はい
塩谷崇之:
順序立てて、
相談者:
はい
塩谷崇之:
事を進めて行かないと、
相談者:
あ、はい
塩谷崇之:
うん
まだお兄さんに何も話もしてないうちからね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
返って来るか返って来ないかっていうことをあなたが悩んでもしょうがないわけで。
相談者:
はい
塩谷崇之:
まずは・・「返してください」と。
相談者:
お母さんの、成人のときの、息子の祝い金としてもらった100万円を、
塩谷崇之:
うん
相談者:
やらなくても、ほんとはいいんですよね?もらって。
塩谷崇之:
だってそれはもらったお金でしょ?
相談者:
そう
塩谷崇之:
うん
相談者:
もらったお金。
長女のお姉さん、もう亡くなったんだけどね。
そのお姉さんがね、物凄い、男みたいな口調でね、怒鳴られて、あれ・・
「返せ、返せ、なんでも返さにゃダメだ」って言われて、もう
塩谷崇之:
うん
相談者:
悔しくて悔しくて、それで、あとから、ああでもない、こうでもない言われたくないから、返したんだけど。
塩谷崇之:
うん
相談者:
360万、実家に行ってる。
塩谷崇之:
まずね、お母さんから100万円祝い金としてもらった。
相談者:
うん、うん
塩谷崇之:
生前っていうことは、30年・・
相談者:
はい、はい、そうそうそうそ
塩谷崇之:
前よりもっと前ってことね?
相談者:
はい、はい、こく・・
塩谷崇之:
で、それは、もらったもんなんだから・・
相談者:
ん、ですよね。
塩谷崇之:
うん
相談者:
うん
塩谷崇之:
お母さんから借りたわけじゃないんでしょ?
相談者:
はい
塩谷崇之:
うん、もらったもんなんだから、それは、あなたとか、
相談者:
うん
塩谷崇之:
或いはあなたのお子さん、が、贈与を受けた物なんで、
相談者:
はい
塩谷崇之:
それを、返す必要はないです。
相談者:
あはい
塩谷崇之:
うん、だけど、
相談者:
ありがとうございます。
塩谷崇之:
だけどね?・・お母さんに、ほかに遺産があったのかな?それは分かんないのか・・
相談者:
分からない、それ。
塩谷崇之:
あ、もし、お母さんにほかにね?
相談者:
うん
塩谷崇之:
遺産があった場合にはね?、お母さんの遺産のうちの一部を・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
先にもらったというような解釈をされることがあるんで。
相談者:
あ、はい、はい、はい、はい、はい
塩谷崇之:
その場合にはね?、あなたはすでに100万、生前贈与でもらってるから・・
相談者:
はい・・はい
塩谷崇之:
ほかの財産はほかの、相続人に、
相談者:
はい
塩谷崇之:
優先的にっていうような話になるかもしれないけども、
相談者:
あ、はい、分かりました。
はい
塩谷崇之:
それが特にないのであれば、
相談者:
はい
塩谷崇之:
もらった物は、それはありがたく、
相談者:
はい
塩谷崇之:
もらって、感謝をすればいいわけで。
相談者:
はあい、ありがとうございます。
塩谷崇之:
はい、それを、&#
相談者:
今日、すっごく、気持ちいいです。
塩谷崇之:
あ、そうですか(苦笑)。
相談者:
うん、言われて。
塩谷崇之:
はい
相談者:
はい
塩谷崇之:
ね?、あのお、落ち着いて、
相談者:
うん、はい
塩谷崇之:
冷静に、考えていけば・・
相談者:
はい
塩谷崇之:
大丈夫ですから。はい
相談者:
ねえ?あの、年金暮らしで、年取ってからのね、360万って大きいじゃないですか。
塩谷崇之:
うーん、そうですよね。
相談者:
うん。やってバカ見たなと思ったんだけど。
塩谷崇之:
うん
まあ、あのね、1人であれこれ考えていてもしょうがないので、
相談者:
はい、はい
塩谷崇之:
まずは、きちんとお兄さんに対してね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
「わたしはこう思うんだけれど、どお?」っていうことを、お兄さんに、伝えて。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、お兄さんが、どういう答え方をして来たら、それに対してどういうふうに言えばいいのかなっていうことを、
相談者:
あ、はい
塩谷崇之:
順序立てて考えていけば、
相談者:
はい
塩谷崇之:
そんなに難しい話ではないと思いますよ。
相談者:
はあい、あ、助かりました。
聞いていただいてありがとうございました。
塩谷崇之:
アハハ(苦笑)はい
相談者:
今日は救われました。
塩谷崇之:
はい、ではもう一度加藤先生に代わります。
相談者:
はい・・はい、ありがとうございます。
塩谷崇之:
はい
(再びパーソナリティ)
お兄さんお金返して!と言って
お兄さんに、オレ死のうかなとでも言われたらまた元に戻るしかないですな。
問題の解決をしたかったんではなく話を聞いて共感して欲しかっただけなのね
「返す必要は無い」この一言が欲しかったんですねえ。
救われてよかったね!
でも、始まりの諦三さんとのやり取りで、笑えました。
管理人さんのセンスがいいな。キーッとなった婆さんの絵が絶妙です。
ある種の人にありがちですが、言いたいことだけを話し、聞きたい言葉だけ聞く。
「ありがとう心が晴れました!」
確かに解決してますね。管理人さんの仰るとおりです。
僅かな金ほど揉める