死んでほしい母の無心に悩む矛盾。依存しつつ被害者意識が使う単語「虐待」
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは
相談者:
こんにちは
大原敬子:
今日の相談ですけども、
何が動機か分かりませんけれども、
相談者:
はい
大原敬子:
わたくしはただね?、お母さんがお金に無心に来る。
相談者:
はい
大原敬子:
で、あなたが無意識に、「昔、お母さんがやったこと分からないの?」って言ってましたね?
相談者:
はい
大原敬子:
その親子関係を見たときに、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんってすごく単純な方なんだな?と。
相談者:
はい
大原敬子:
で、あなたのほうが女性的に・・
相談者:
はい
大原敬子:
大人ではないかな?とわたしは、
相談者:
あー
大原敬子:
自分で、思ったんです。
相談者:
あー
大原敬子:
で、どうしてそう思ったかって言いますとね?
通常ね?、フライパンでこうしたこうしたっていうものがね?
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの中にトラウマになってた場合には、
相談者:
はい
大原敬子:
そのお母さんの性格ってのは、すごく執念深くて、
相談者:
はい
大原敬子:
繰り返し、繰り返し、言葉の暴力もあるんです。
相談者:
ああ
大原敬子:
でも、このお母さんね?
相談者:
はい
大原敬子:
1つの例題ですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
「お金貸して」って来るんです。
すと、
相談者:
はい
大原敬子:
娘のあなたは、「何やってんのよ」って、「お母さん、昔あたしに何したの?」っていう関係なんですね?
相談者:
あはい
大原敬子:
その関係はどういう関係かって言いますとね?
相談者:
はい
大原敬子:
昔やった、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたに対して行為はね?
相談者:
はい
大原敬子:
本来は、あなたではなかったんですね?きっと。
相談者:
あ
大原敬子:
あなたという、
相談者:
はい
大原敬子:
甘える、
相談者:
はい
大原敬子:
存在?、依存できる人に、自分の感情をぶつけていたってことですよね?
相談者:
あー
大原敬子:
そうすっとお母さんは、冷静になると、「え!?、やっちゃった!」ってなるんだけど。
相談者:
はい
大原敬子:
「でも、わたしこの子かわいいから」って思っちゃうんですね?
相談者:
あー
大原敬子:
で、お母さんには、罪悪感ってないんですよ。
相談者:
あ、そうですか。
大原敬子:
痛かったけども、
相談者:
はい
大原敬子:
心の底からあなたを憎んで、
相談者:
はい
大原敬子:
そしてイタブってんではないんだと思うんです。
相談者:
そうです(苦笑)その通りです。はい
大原敬子:
そうですか?
相談者:
はい、そうなんです。
大原敬子:
そういうお母さんなんです。
相談者:
はい
大原敬子:
こういう、お母さんはね?、「わたしの世界観」でやってるんです。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
そういうお母さんですから、
「お金貸してくれる?」っていうのも、
相談者:
はい
大原敬子:
「親子じゃない?」って来たんですよね。
相談者:
・・そうなんです。
大原敬子:
でね?
相談者:
はい
大原敬子:
今回あなたがね?
相談者:
はい
大原敬子:
「距離を取りたい」って言いましたよね?
相談者:
はい
大原敬子:
距離ってどういうことか?っていうんですねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
距離っていうのはね?
あなた自身が、このお母さんを嫌い云々ではなくって、
相談者:
はい
大原敬子:
あなたの心の中に、
相談者:
はい
大原敬子:
自分の弱さを知ってるんだと思うんですね?
相談者:
はい
大原敬子:
「お母さん、お金、今日はダメよ」とか。
相談者:
はい
大原敬子:
言えたならばいいんですけども。
相談者:
はい
大原敬子:
どっかにお母さんを、重いんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
悪人とは思ってないんですよ。
相談者:
そうです、思ってないです(苦笑)。
大原敬子:
そうでしょう?
相談者:
はい
大原敬子:
だから、「なんと」ね?
相談者:
はい
大原敬子:
「冷たい人間だろう」って自分を責める、タイプな、気がすんです。
相談者:
あ、そうですね(苦笑)
大原敬子:
そうですか。
相談者:
そうなんですよ、はい
大原敬子:
あ、そうなんですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
距離を取りたいって大体そうなんです。
自分の意思をはっきり言いたい。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
それが言えない。お母さんの前だと。
相談者:
言えないですね。
大原敬子:
それをあなたはトラウマと思ってるかもしれませんけども、あなたの、親子の情ですね、優しさですね。
相談者:
はい
大原敬子:
で、お父さんとお母さん仲悪かったんですね?すごく。
相談者:
仲悪かったですね。
大原敬子:
そうじゃないとあり得ないのは、お父さんと、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんの喧嘩する対象の感情はあなたにぶつかってくんです。
相談者:
ああ・・
大原敬子:
だからトラウマになってないんです。
相談者:
あ
大原敬子:
どっかで・・
相談者:
はい
大原敬子:
単純なお父さんを見てる姿はあなた見ています、子どもは。
相談者:
そうなんですよ、だから、なんかすごい憎むっていうことが、
大原敬子:
できないのね?
相談者:
なんか、できないでいるんですね、はい
大原敬子:
うん。憎めないのは、
相談者:
ん、はい
大原敬子:
芯からの意地悪じゃないから。
相談者:
ああ・・はい
大原敬子:
お父さんとお母さん、弱い人間なの。
で、真っ向から勝負したときに感情がどうしようもないでしょう?
相談者:
はい
大原敬子:
それを・・あなたにぶつけただけなんですよ。
相談者:
ああ・・
大原敬子:
だから今あなた苦しんでるの。
相談者:
はい
大原敬子:
で、あなたは、これからね?
相談者:
はい
大原敬子:
あ、「あのお母さんお金借りに来たわ。」
相談者:
はい
大原敬子:
「でもあのときに、フライパンで手やったわね」、ていうことで、
相談者:
はい
大原敬子:
拒絶するのは楽かもしれないけれども、
相談者:
あはい
大原敬子:
またあなたが苦しむんです。
相談者:
あー
大原敬子:
「ほんとにやったかな?」とか、
相談者:
(鼻をすする)はい
大原敬子:
一番知ってるのが、あなたなんです。
相談者:
あー
大原敬子:
あなたはお母さん好きですよ?
相談者:
(鼻をすする)
大原敬子:
好きだけど嫌い。
相談者:
あ(苦笑)好き、なんか、そうなんですよ、なんか。
大原敬子:
そうでしょ?
相談者:
どっち・・つかずで・・
大原敬子:
うん
相談者:
整理が(苦笑)つかないんですよ。
大原敬子:
うん
相談者:
はい
大原敬子:
それでね?、今日の相談ですけども。
相談者:
はい
大原敬子:
これ・・今のこの相談を、
相談者:
はい
大原敬子:
1つ取り上げても・・あなたは、断る能力がないんですね?優しすぎて。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
うん
相談者:
あはい
大原敬子:
で、今、お母さんのお金はどうなりましたか?それで。
相談者:
今はまだ、渡してないんですけど。
大原敬子:
うん
気になるんでしょう?
相談者:
気になります。
大原敬子:
いつお母さんおっしゃったの?それは。
相談者:
ま、大体・・2週間前、ですね。
大原敬子:
あ、そしたら1ヶ月待つこと。
相談者:
はい
大原敬子:
あのね?、このお母さんは(苦笑)
相談者:
はい
大原敬子:
分かりませんけども。
あなたの、言葉の中で見ると、2週間ぐらいは、逼迫してないんですよ。
相談者:
あーあ
大原敬子:
で、もう1つ、甘えがあるんですね?
相談者:
あーあ
大原敬子:
だから、大丈夫。1ヶ月は放っておく。
相談者:
はい
大原敬子:
で、1ヶ月のときにまた電話来ます。
相談者:
はい
大原敬子:
で、なんて言うの?「貸してちょうだい」って言うの?
相談者:
そうです。「貸して、ほしい」・・
大原敬子:
うん
相談者:
ですね。はい
大原敬子:
そしたら、「いくら?」って訊くんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そうすっとね、2つの計算あるんです。たぶんね?
相談者:
はい
大原敬子:
このあいだと同じ金額だった場合と、
相談者:
あはい
大原敬子:
もしかしたら少し引いて・・
相談者:
はい
大原敬子:
遠慮して、「あなたも今お金がないのねえ?」、ていう形で・・前の金額より、下げた場合・・
相談者:
はい
大原敬子:
両方とも甘えです、これは。
相談者:
あー
大原敬子:
「わたしには、娘がいるんだ」と。
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんも寂しいときあると思うんですね?
相談者:
ん、はい
大原敬子:
でも、何か言えば・・
相談者:
はい
大原敬子:
娘は、お金っていう愛で、
相談者:
うん
大原敬子:
わたしは、生きてられると思ってるお母さんなんです。
相談者:
ああああ
大原敬子:
で、1ヶ月待ちますね?
相談者:
はい
大原敬子:
そうすっとお母さんは、ほんとに、あなたがお金はないと思っています。
相談者:
あー
大原敬子:
1ヶ月待てば。
相談者:
はい
大原敬子:
そしたら、あなたは、その半分を・・
相談者:
はい
大原敬子:
あげる。
相談者:
はい
大原敬子:
「しばらくは」・・
相談者:
はい
大原敬子:
「お母さんにあげたいと思うけども、わたしが」
相談者:
はい
大原敬子:
「生きていけないから」
相談者:
はい
大原敬子:
「我慢してね?」って、逆にこれは・・
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんを、包み込むことのほうが、大きいですよ?
相談者:
ああ
大原敬子:
そうすっとお母さんは、「ありがと」って言います。
相談者:
あー
大原敬子:
まずこれは間違いないと思いますので、
相談者:
あー
大原敬子:
お母さん、これ甘えですので。
相談者:
はい
大原敬子:
あなた自身は、まだ・・生きて行けるの?
相談者:
はい。生きて・・
大原敬子:
お母さんの・・
相談者:
行けます、はい
大原敬子:
関係で悩むのと・・
相談者:
はい
大原敬子:
わずかばかりのお金をあげて、あなたが楽になるとどっちがいい?
相談者:
お金あげちゃいますね。
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
お金は、なくっても働けば出ますよね?
相談者:
ああ
大原敬子:
と、世の中をどう生きるかっていうと、最後は自分です。
相談者:
はい
大原敬子:
お金をあげても悔しいと思ったらあげないです。
相談者:
はい
大原敬子:
最終的に決めるのあなたよ?
相談者:
はい
大原敬子:
ただ、お母さんの感情読むには、1ヶ月待ちなさい。
相談者:
あ
大原敬子:
1ヶ月待ったら、
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんの金額は下がるか?、同等か?で。
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
両方とも甘えです、これ間違いなく。
相談者:
あー
大原敬子:
死ぬことはない。生きて行けますから。
相談者:
はい
大原敬子:
ただ・・親子の関係を切ることは、なるべくしないほうがいいと思うのね?
相談者:
あー
大原敬子:
あなたがこれだけ悩むんですから。
相談者:
(鼻をすする)はい
大原敬子:
自分が、幾許(いくばく)かのお金を渡して心が楽になるならば、
相談者:
はい・・はい
大原敬子:
生きる自分が・・
相談者:
はい
大原敬子:
後顧の憂い(*)がないじゃないですか
(*)後顧の憂い: こうこのうれい。後々の心配
相談者:
あはい
大原敬子:
いつでも言えるわね?お母さんにもね?
「わたしはあなたにしてあげたよ」って言えるでしょ?
相談者:
あはい
大原敬子:
(苦笑)するとお母さんは、
相談者:
(苦笑)
大原敬子:
ほん、とにね(苦笑)・・あのときのお母さんとかは、小ーちゃくなってますよ?
相談者:
あーあ
大原敬子:
そのときにあなたは初めて・・
相談者:
はい
大原敬子:
「良かった。幾許かのお金でも・・」
相談者:
はい
大原敬子:
あなたは新しい人生を踏むんだと思うんです。
相談者:
そうですね?
大原敬子:
分かりました?
相談者:
分かりました。
大原敬子:
ぜひ、実践でやってみてください。
相談者:
はい
大原敬子:
ね?
相談者:
はい、分かりました。
大原敬子:
はい
相談者:
はい
大原敬子:
先生に代わりますね。
(再びパーソナリティ)
母親に熱いフライパンを?!?!
それはダメだよ、、行き過ぎる折檻だったねぇ
実娘に金を催促する60過ぎの腐った母親
腐ってない相談者、立派だよ
実母だが線引きしてさ、ホント、応援します!
折檻という言葉、久しぶりに聞きました。お母さんによる虐待、まさにそうだと言ってもいいでしょう。でもご相談者さん、自立頑張って欲しい。
相談者は自己実現できれば葛藤はなくなる。
この自己実現というのは世間から見た成功を指すのではなくて、加藤先生風に言えば、自分自身であること。
目標に向かって頑張れ!
お母さん、天然ということ? 天然の人って、ある意味 悪意のある人より始末が悪いことありますよね。
親子逆転。24歳ですか。うちの息子と同じ年なので、気の毒で聴いていてつらかったです。
熱いフライパンを当てるって酷いですね。万が一の事があったら大変だろうに。でもこの相談者さんは強い方だと思います。両親共に心の弱い人だったんでしょう。今お母さんを怖いと思わなくなったという事は自分が自立してお母さんを達観して見れるようになったという事かな。散々虐待をした親が年を取って子供にお母さんを無心するのはよくある事なので相談者さんが負担にならない程度にこれから付き合っていったらいいと思います。是非これからやりたい事に向かって頑張って下さい。