頼れない夫といつも一人ボッチのワタシ。ツボに入った後悔しない離婚のすすめ
(回答者に交代)
坂井眞:
はい、よろしくお願いします。
相談者:
あ、お願いいたします。
坂井眞:
(咳払い)最初の、ご相談でね?今日は、どんなご相談?ていうお話の中で。
相談者:
はい
坂井眞:
「離婚を決めた。」
相談者:
はい、はい
坂井眞:
ま、これ過去形ね?
相談者:
あ
坂井眞:
「決めたが、」
相談者:
はい
坂井眞:
「この決断で、良かったのでしょうか?」という、
相談者:
はい
坂井眞:
ま、それをちょっと意見を訊きたいというお話でしたよね?
相談者:
あー、そうですね、はい
坂井眞:
でえええ、も、決めちゃったんでしょ?
相談者:
決めました、あの・・1週間ぐらい前にフッと・・「あ、離婚しかない」(苦笑)と思ったんです。
坂井眞:
でえ、もうちょっと、正確に言うと、その1週間の間に、旦那さん、ま、にも・・「離婚、するんだ」と。
相談者:
はい
坂井眞:
「だって・・もう、こうしなきゃしょうがないじゃないか」・・て言ったら、
相談者:
はい
坂井眞:
「支払えるなら、いいんじゃない?」みたいな(苦笑)・・
相談者:
ええ、ええ、そうです。
坂井眞:
人事みたいな話が来て。
相談者:
ああ、人事みたいに、はい
坂井眞:
ますます「、離婚をするしかない」という気持ちになっていると。こういうことですね?
相談者:
ん、そういうことです。
坂井眞:
で、別に・・もう離婚を決めて2人で、夫婦が離婚するっていう意思の一致がないと離婚はできないので。
相談者:
はい
坂井眞:
一応、口では「それでいいんじゃない」と言っているけれども。
相談者:
はい
坂井眞:
あなたが、「離婚するのはやめた」と言えば・・離婚、しないでこのまま夫婦でい続けられるというそういう状況ではあるわけね?
相談者:
あーあ、いや・・
坂井眞:
あなたの言ったことに従うの?夫は。
相談者:
従うという、のも、ま、ちょっと違うかもしれないですけど。
その、わたしの説明により・・そうせざるを得ないんじゃないかっていう、ふうな・・印象を持ったようです。
と言いますのが、あの一番には、ひとり親になったほうが・・受けれる手当てとかありますよね?
それを目当てではないけれども・・&#△%
坂井眞:
それは目当てじゃないけどそれって重要な話になってないすか?
相談者:
重要な話です。
坂井眞:
うん
だから、なんで「それを目当てじゃない」って言うの?
相談者:
あーあ
坂井眞:
だって、今の話で、夫の気持ちを訊いてるのに、
相談者:
はい
坂井眞:
急にその話にあなた、入って来るわけですよ。
相談者:
はあ
坂井眞:
だけどわたしが訊いてるのは手当の話じゃなくて、
相談者:
はい
坂井眞:
あなたが「離婚したい」と言って、夫が「分かりました。わたしもそれでいいです」と、言われて。
相談者:
はい
坂井眞:
「やっぱ離婚って早まってるかな?」と思って・・
相談者:
はい
坂井眞:
「離婚するのはやめにした」って言えば、相手はそれに・・従ってくれるのかな?、応じてくれるのかな?っていうとこを訊きたかったわけ。
つまりね?
相談者:
あー
坂井眞:
離婚を決めたんだけど、この決断で良かったんじゃないか?っていうご相談を受けても、
相談者:
はい
坂井眞:
相手ももう離婚する気になっていて、
相談者:
はい
坂井眞:
離婚届を出すしかないんだったら・・
相談者:
はい
坂井眞:
相談するより前向いて、これからどうするか考えるしかないって、こういう話じゃないすか?
相談者:
あー、そうですね。
坂井眞:
うん、うん
相談者:
じゃあ、「この離婚で、いいのでしょうか?」っていうのも、客観的にお訊きしたいところではありましたけど。
坂井眞:
うん
相談者:
・・じゃ、「今後、ほんとにどうしたらいいのでしょうか?」っていうほうが、合ってるのかもしれないです。
坂井眞:
でそれは、離婚するしないも含めての、ほんとに「今あなたがどうしたらいいんだろう?」っていう感じで見るといいと思うのね?
相談者:
あ、は
坂井眞:
経済的なことが、あなたのお話の中ではすごく大きいのね?それ全然悪いことじゃないですよ。
相談者:
はい
坂井眞:
だって生活してくには、お金いるからね?
相談者:
はい
坂井眞:
だけど・・それとね?・・あなたと、あなたの夫との間の離婚の話っていうのは、直結しないのよ。
相談者:
っそうなんですか?
坂井眞:
そうでしょう。だって、あなた、なんで結婚したの?
相談者:
好きだから。
坂井眞:
この人と、でしょう?、だから違うじゃない?
相談者:
あ、だから、違わないんだなとも分かりました、今。
「もう好きじゃない」んだなって分かりました。
坂井眞:
なんか、うん、決断、ていうか、理解(苦笑)早くていいんだけど。
相談者:
(苦笑)・・はい
坂井眞:
わたしが分かってもらいたいのは、「好きじゃないん」じゃないじゃなくて、
相談者:
はい
坂井眞:
あなたが離婚したいと言っている、理由をどうも訊くと・・
相談者:
はい
坂井眞:
「稼ぎが少ない」、それは不信感の1つですよ。もっと、「子どもの相談してもお、相談乗ってくれない」。これも、それはそうだろうと思いますよ?
だったら、少なくとも、ひとり親になるといろんな手当が、つくから、
相談者:
はい
坂井眞:
離婚しようって言うと、好き嫌いの話じゃない、ところが、なんか中心になってたわけ。
で、それが違うっていうのは分かってもらえた?
相談者:
分かりました。
坂井眞:
うん、そこはちょっとね、あの、くっ付けて考えちゃってるから・・あの、結婚で、
相談者:
でも好きだったら・・
坂井眞:
うん、そう、だから、
相談者:
好きだったら絶対に、
坂井眞:
それ、その話にこれから・・
相談者:
こんなことは・・思わない。
坂井眞:
進むから。
相談者:
はい
坂井眞:
で、あなたは離婚を決めたんだけど、「この決断で良いのか?」っていうのは、
相談者:
はい
坂井眞:
借金返せるかっていう話。これも大きな理由だけど、そうじゃなくて。
相談者:
はい
坂井眞:
「この人と人生歩んで行くのは、もうわたしは嫌なんだ」と思うかどうかなんですよ。
相談者:
無理だと思ったんです。
坂井眞:
うん。で、そこのところはね?、ちゃんと自分の心で整理をして。
相談者:
はい
坂井眞:
もう、今分かっちゃったから、もう、これで、「じゃあ、間違いじゃない」で、終わっちゃってもいいんだけど(苦笑)。
相談者:
は(苦笑)
坂井眞:
そこのところをね?、今まで、あなたが一生懸命考えてご相談された内容と、
相談者:
はい
坂井眞:
今、分かっちゃったことって全然違うわけだから。
相談者:
はあ、・・そうですね。
坂井眞:
で、もう1つね?
相談者:
はい
坂井眞:
でも・・大体25年前に結婚したときは、この人好きだと思って結婚したんじゃない?
相談者:
ええ、そうです。
坂井眞:
だよね?、あなたの夫は、結婚25年、稼ぎは少ないけど、ずっと働いて、給料は持って来てた?
相談者:
あ、はい
坂井眞:
自分の給料を家庭に全然入れないとかじゃなくて、生活費として使ってた?
相談者:
あ、そうです。
坂井眞:
で、子どもが小さいときは、子どもも可愛がってくれた?
相談者:
普通に、
坂井眞:
うん
相談者:
可愛がってましたよ。
坂井眞:
そういう彼のいいところが、今となると、まるで嘘でやってたみたいな言い方をするんだけど。それはそれで、彼の、いいとこもあるんだろうと思うわけ。
ね?
相談者:
・・え、それは分かって、います。
坂井眞:
ね?
相談者:
はい
坂井眞:
分かってるよね?
相談者:
はい、分かってます。
坂井眞:
で、それが、分かっていても・・あなたは、&#△%、ふと思ったときに、あ・・「ひとり親になって、手当もらったほうがもっと、なんか、シンプルでいいや」っていうような感じできっと(苦笑)1週間前に思われて。
相談者:
はい
坂井眞:
で、今日のご相談もそういう流れで言ってるんだけど。
わたしからのアドバイスがあるとしたら・・
相談者:
はい
坂井眞:
そういう面だけじゃないところも彼にはあって。
相談者:
はい
坂井眞:
で、「それも、分かってる」とおっしゃるから、そうだとしても・・彼の、今のそのあなたが、いくつか言ってる?家の借金の返済について真剣に考えないとか、
相談者:
ええ
坂井眞:
相談しても、まるっきり、真剣に、応じてくれないとか、もう、これは耐えられない。「この人は一緒に、生活して行けない、人生を歩んで行けない」と思うんだったら、ほんとに。
相談者:
はい・・はい
坂井眞:
それだったら、これ離婚したほうがいいよね?
相談者:
あー、・・そうですよね。
坂井眞:
56、まだ若いんだから。
相談者:
そうな&#△
坂井眞:
で、何を言いたいかというと、
相談者:
はい
坂井眞:
「いつもひとりぼっち」っておっしゃるけれども。
相談者:
はい
坂井眞:
向こうはどう感じてたのか?っていうのも考えたほうがいいような気がするの。
相談者:
・・
坂井眞:
つまり、ひとりぼっちい、で、決めなきゃいけない原因は、自分にも少しはあるんじゃないか?っていう目でちょっと考えてみるといいかもしれないと思う。
相談者:
・・あー
坂井眞:
向こうにも何か思いがあって。ていうのがあったら・・何かもうちょっと違う観点で考えられるかもしれない。
ただ、もうどうしようもないんだったら、それは別れて新しいこと始めたほうがいいと思いますけど。
ほんとにどうしようもないのか?、ていう、観点をね?
「自分で決めちゃって、この決断どうなんだろうってちょっと人の意見訊いてみたい」、ておっしゃるので。
相談者:
はい
坂井眞:
そういう目もあってもいいのかな?ということを1つ思いました。
相談者:
はい、で、ま・・
坂井眞:
だから、夫のいいとこ悪いとこよく考えて。「でもやっぱりこの人とは、人生もうこれ以上歩めない」と思うんだったら、これは離婚するしかないと思うんで、その辺をね?、じっくり考えて・・別れたら、それが目的じゃないんだけど、手当からもらえるからっていうところだけでね、話を進めちゃうのはね?・・ちょっと違うかな?という、そういうことだけ、お伝えしておこうかな。
相談者:
・・あ、あ、分かりました。
坂井眞:
はい
今井通子:
んふ(苦笑)
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)
相手あっての自分、、、
5人家族も、いずれ子ども達は巣立っていきますよ。
その時、本当に一人ぼっちで、
生き甲斐を持って生きていけるかどうか?かなぁ〜
と、迷いますね。
最後に今井先生とお話ししたように、誰かとこんな話をしたかったのかもしれませんね。
感情に任せて離婚に踏み切る前に、一旦止めてくれる人の存在は大事ですね。
大学生2人と、高校生1人、お金かかりますもんね。
小さい頃は、普通に過ごしていた家族が、この時期の教育費の問題で離婚に傾いていくケースに触れ、ハッとさせられました。
将来の教育費を考えて、希望の人数より少なく、産み控える人達がいるのも納得です。
産みたいだけ産んでも、育てられる世の中ではないですよね。やっぱり。
2馬力で真面目に働いてきて、これじゃ悲しすぎる。
国からのひとり親手当って、高校生までですよ。
自治体によっては医療費が20歳まで無料だったり、都会には住宅手当があるのかな。
でもそれも20歳まで。
手当というより、奨学金や貸付のことかなあ。
子供が大きいともらえないって、知ってるのかな。
手当というよりは、生活保護というのに近いと思います。実は僕の高校の同期生の1人が母子家庭で、その手当を受けていたことを聞いています。
同期生は第一子、しかも長男ですが、専門学校進学を希望していました。しかし、このルールにより就職活動をするも、就職浪人になったんです。
その後、何とか就職したそうですが、就職先は経営破綻で大変な思いをしたそうです。あと、母親がちょっと怪しい宗教団体に填まっていた話も。
それは困る話ですが、それから、一昔まで確か中学校卒業までだったと思います。変更になったのは、高卒を求める会社が多かったためでしょう。
坂井先生の「ひとりぼっちで決めなきゃいけない原因は自分にもあるんじゃないか?」私も心に染みました。
相談者さん、先生方にお話きいて貰えて良かったですね。後悔しない決断ができますように。
一人でもやっていける覚悟があるかどうか、でしょうか。経済力しかり、気持ちの部分だったり。子どもたちが巣立てば、本当にひとりぼっち。妹にさえ相談することに気を使ってしまう方ですからね。
長女あるあるかな。
人に頼ったり甘えたりが下手。
私もそうだから。
やっぱり上の兄弟っていると助かる。
本音言える友だちがいないと煮詰まる。
子ども達との関係はどうなのか少し気になった。子ども達の意見なども。