変わり果てた息子。一体大学で何が?4人目の精神科医・龍太郎の見解

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
はじめまして、

相談者:
あ、はじめまして

高橋龍太郎:
高橋です。

相談者:
よろしく、◆#お願いいたしますう。

高橋龍太郎:
仕事を始めて、何年になるんですか?

相談者:
あ、えーと、5年目、ですかね、はい。

高橋龍太郎:
単身で、生活は、続いてるってことですね?

相談者:
はい、はい、そうです。

高橋龍太郎:
発達障害か統合失調症かっていう問題が一つあると思うん、

相談者:
はい、はい

高橋龍太郎:
ですが。
今の三番目の先生は、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
診断については、なんとおっしゃってるの?

相談者:
統合失調・・と書かれております。

高橋龍太郎:
お、息子さんご自身は、自分は発達障害・・なんだっていう、

相談者:
そうなんです、はい

高橋龍太郎:
ようなニュアンスで、

相談者:
◆#$%、はい

高橋龍太郎:
でも・・それが対立するってことではなくって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
二ヶ月に一回の外来を、続けている

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ということ。

相談者:
はい、そうです、はい。

高橋龍太郎:
そういうことなんですね?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
で、外来は、移送だけ、お母様が手伝ってらして。

相談者:
診察室も、わたくしも入って、

高橋龍太郎:
ああ、

相談者:
先生の問診の様子を・・聞いております。

高橋龍太郎:
どんな話になるんです?

相談者:
あの、「職場で、す、な、困ったことはないか?」とか、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「人間関係で困ったことはないか?」とか、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「眠れ、ているか?」

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「気晴らし、にはどんなことをしているか?」

高橋龍太郎:
うん

相談者:
っていうことですかね、はい。

高橋龍太郎:
ふーん、大きな変化はなく、

相談者:
う、はい、

高橋龍太郎:
5年間、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
仕事が続いている、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
状態で、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お薬も、使ってない。

相談者:
はい、使っておりません。

高橋龍太郎:
二番目の先生、の時には、幻聴があったりとか、

相談者:
あ、全く、

高橋龍太郎:
妄想あったりとか、そういうようなことはあった?

相談者:
◆#$%では、ありません。

高橋龍太郎:
じゃあ、どういう根拠で、統合失調症って

相談者:
うー・・

高橋龍太郎:
お話に

相談者:
んー・・

高橋龍太郎:
なったのかな?。

相談者:
どー・・「人から見られているのが、怖い」っていうようなこと。「人の目が怖い」と。 「他人との距離をとるのが非常に難しくて、怖い」とか、そういったようなことを強く・・訴えていたように思います。

高橋龍太郎:
うん、うん

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それで、二番目の先生のときには、お薬が出ていた。

相談者:
あ、そうですね、その時には、出ていて。
大学生でしたので・・飲んでおりました、はい。

高橋龍太郎:
専門学校に行ってるときは、どんな状態だったんです。

相談者:
あ、自宅から通ってたもん、ですから。
ちょっと遠いところにあったんで、朝早く夜も遅くて、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
レポートを出したり・・するのが、非常に大変だったので、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
こう薬を、もう、その時にやめてしまいました。
もう眠くなるから、そういった、

高橋龍太郎:
あー。

相談者:
ええ、2年間の、専門学校生活だったんですけど。
一年目は、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
何とか飲んでましたけど、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
2年目、からはもう、一切・・飲まなくなりました。
その頃からですね、なんか非常に、表情も険しくなって、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
表情も乏しくなったような気はします。はい・・

高橋龍太郎:
うーん。
その表情の乏しさ、険しさ、は、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今も、続いてるの?。

相談者:
はい、あ、そうですね。
なんか無表情・・ですね。

高橋龍太郎:
無表情。

相談者:
笑顔がほとんどなくて、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
3年前に非常に可愛がってくれた祖母が亡くなった時とか、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
あのお、わたくしが大病患って入院したときの、 その、反応も非常に・・にぶくて、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
なんか家族と思っているんだろうか?(ため息)なんか家族が・・どうかなっても、彼はど・・んな風な態度だろうかとなんか、非常に・・その時心配になったことが、ありました。はい。

高橋龍太郎:
どういう形で、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
三番目の先生、の、治療が、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
再開する形になったんです?

相談者:
あっ、あの二番目の先生・・がちょっとなんか、息子が合わなくてえ。

高橋龍太郎:
で、それはあ、専門学校の時に?

相談者:
いや、まだ、学生の時ですね。◆#$%

高橋龍太郎:
じゃ三番目の先生は、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一時期お薬をずうっと出してらした。

相談者:
あ、そうです。はい。

高橋龍太郎:
それで、専門学校に行って、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
「薬をやめましょう」っていうのは、その主治医も了解の上っていうことですね?。

相談者:
あ、先生はもう、飲んで欲しいようなニュアンスを言われましたけども、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
息子がもう、「飲んでしまうと眠くなるので、」

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「お薬はいらない」というとうなことを、先生に、あの言ってたのを、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
覚えています。

高橋龍太郎:
で、それえ・・で、面接を、二ヶ月に一回続けるっていうような、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
治療がずっと続いてるって

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ことですよね?

相談者:
はい、はい、そうです。はい。

高橋龍太郎:
ふうーんん・・。
これはねえ、 要するに、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
単一の発達障害なのか?単一の統合失調症なのか?、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あるいは合併してるのか?

相談者:
うーん・・

高橋龍太郎:
全部合わせてグレーゾーンのようなお話で、ただ、お薬を飲んでたときの方が、表情が豊かで、コミュニケーションもなんとなくなったということだとすると、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
やっぱり統合失調症お、の要素は、あるので、

相談者:
あー・・はい

高橋龍太郎:
本来はある程度、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お薬使った方が良いんだと思うんですけれど。

相談者:
あー、はい、はい、はい

高橋龍太郎:
で、まして今、仕事が安定していて、状態がそんなに大きなブレがないんだとすると、気持ちを、もう少し柔らかく持つためには、も。
今のお薬っていうのはそんなに副作用もなくて、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
昔、統合失調症のお薬って、飲むだけで、だるくなって大変でしたけれど。

相談者:
あー、はい、はい

高橋龍太郎:
むしろ、元気を、付けたり。エネルギーを高めるような要素の、お薬も、出てなくはないので、

相談者:
あ、はい、はい

高橋龍太郎:
そういうお薬をうまく使うと、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ご本人も多分楽になるので、

相談者:
あー、はい

高橋龍太郎:
僕は使ったほうがいいような気がしますけれど。

相談者:
あー、はい、はい

高橋龍太郎:
でもまあ、お薬を使うと統合失調症・・であることを認めたことになるので、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
ご本人は多分、嫌なんだと思うんですね?

相談者:
あーそうですね、はい。

高橋龍太郎:
うん。
ただ、全体の枠組みからすると、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
僕はかなりうまくいっている、

相談者:
あー

高橋龍太郎:
状態だと思うんですよね?

相談者:
あー、そうですか。はい、はい。

高橋龍太郎:
うん。
おかあ様としては、遺書が・・

相談者:
うん

高橋龍太郎:
見せられるまで全然、かまってなかったっていう、

相談者:
ええ、ええ、

高橋龍太郎:
ト、トラウマがあるのかも、

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
しれませんけれど。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
僕は今の状態。

相談者:
ええ

高橋龍太郎:
かろうじて二ヶ月に一回、同じ主治医で面接を受けるということで、それで充分お母様その役割を、果たしてらっしゃるように

相談者:
あー・・

高橋龍太郎:
思います。

相談者:
あー、そうですか。

高橋龍太郎:
うん。

相談者:
あー、ありがとうございます。

高橋龍太郎:
んん。
だからそんなに、自分を責めなくていいんじゃないのかな?

相談者:
あー・・

高橋龍太郎:
現在考えうる、標準以上の

相談者:
はい

高橋龍太郎:
まあ、ある意味では理想的な、治療を受けているように思うので。

相談者:
あー、そうですか、はい。

高橋龍太郎:
で、しかもそれを、ね?お母様がすべて、立ち会ってらっしゃるっていう、

相談者:
あ、はい

高橋龍太郎:
ことだと、すると、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
現状を、維持して行けば、そんなに、自分を責める必要ないと思いますよ?。

相談者:
あー、そうですか。

高橋龍太郎:
うん。

相談者:
あ、わかりましたあ。
なんか、心がとても軽くなりました。はい。

高橋龍太郎:
はい、安心して、ください。

相談者:
はい、ありがとうございます。

高橋龍太郎:
はい。

(再びパーソナリティ)

「変わり果てた息子。一体大学で何が?4人目の精神科医・龍太郎の見解」への5件のフィードバック

  1. 若い男性の一人暮らしって、ちゃんとしたご飯食べて無さそう。
    色んな要因があるんでしょうが、心身の健康の為には、きちんと栄養を摂ることも大切なのではないかなと思います。鉄分不足は鬱の一因とか、コレステロール不足は攻撃的になるとか聞いたこと有ります。

    1. 相談者さん、龍太郎先生が回答者で、楽になられて良かったですネ

      1. 長男さん、障害者手帳や主治医の意見書を申請しているとは思いますが、あれば障害者枠や継続支援就労A型あたりに転職されてもいいのかなあと思いました。
        ご相談者さんや旦那さんも相当心配されていると思いますが、皆さんが仰る通りで、相談されて良かったでしょう。皆さん、何とかお体大事にして欲しいです。

  2. 少し前の相談で三石先生が「精神異常は個性」なんて言ってたけど、本件相談者の反応が至極普通だろう。身内が「身内の姿を纏って言葉を話す別の何か」として現れたら、そりゃ相談者みたいな反応する。
    寛解はあっても完治はない世界なので、諦観した付き合いになるだろう。たとえ身内でも。悲しいけどね。

  3. 相談内容が「疾患のある息子への接し方」だから、回答者は龍太郎先生一択になるのはわかる
    だけど、この相談者に関しては、加藤先生&大原先生に相談者自身をえぐってもらいたかったなあ

    「3年間引きこもっても、親には内定が決まったと嘘をついていた」
    「家族といると落ち着かない」
    「現在の仕事や友人関係を一切話そうとしない」
    この時点で、18歳までの親子のありようがなんとなく浮かぶ
    笑顔がないって言うが、相談者夫婦の家庭はどれだけ笑顔があったのか
    柴田さんは「親に心配をかけないように」って言ってたけど、そんな気配りレベルじゃない、心を閉ざした人の闇深い絶望を感じる

    でも、息子もそんな中から再起して、自力で世の中を渡ってるわけで、相談者もそこを少しは評価できないもんだろうか
    遺書のトラウマがあるのはわかるけど、それが心配でお節介を続けてるうちは、息子は相談者には心を開くまい
    むしろ、親子の信頼関係が築けてなかったこと、上っ面だけを重要視する相談者自身の姿勢をこそ省みないといけないんじゃないか

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