事故死に土左衛門の未亡人姉妹。怒りつつ頼る妹に傷つきつつ放っとけない姉

(回答者に交代)

野島梨恵:
はい、よろしくお願いします。

相談者:
はい、よろしくお願いしますう。

野島梨恵:
あーの、6年前に、おかしくなる前は、普通に、やり取りをしていたんですか。

相談者:
そう、ですね。普通ですね。

野島梨恵:
ただ何か、一番下の妹さんに言わせると、ま、割と、一番上のお姉さんが、

相談者:
ええ

野島梨恵:
真ん中の、妹さんのために、口を、出したり、手を出したり、手伝ってあげたりしたりはしていた。

相談者:
そうですねえ。

野島梨恵:
んん・・

相談者:
あーの・・、周りの人間が、あの、みんないろいろやってくれる人が多くて。部屋の片付けが(苦笑)できないのを、片付けてあげたりとか。

野島梨恵:
・・んん

相談者:
ええ。

野島梨恵:
うん

相談者:
だから、「甘やかしたから、そんなふうになったんじゃないの?」っていうう、意見もありますし。

野島梨恵:
えー、ま、妹さんが、バーッと怒り出すっていうのは、

相談者:
ええ

野島梨恵:
これは、避けられないこと・・で、必ず起こることですよね?

相談者:
はい

野島梨恵:
もしもあなたが今後、関わっていこうとすると。

相談者:
はい

野島梨恵:
っで、それで、嫌な思いをしてもなお、

相談者:
ええ

野島梨恵:
妹さんに、声をかけ続け、

相談者:
ええ

野島梨恵:
顔を見せ続け、

相談者:
ええ

野島梨恵:
連絡を取り続けようっていうお気持ちはある?、それとも、自分がそんな嫌な思いをしてね、傷ついて、

相談者:
うん

野島梨恵:
何か、精神的に、おかしくなるぐらいだったら、「手を引きたい」という思いですか?

相談者:
やっぱり、誰も助けてくれる人がいなくなったら困るだろうなっていう気持ちも・・気持ちが二つあるんですよね?

野島梨恵:
「困る」っていうのは、具体的にどう困るんですか?

相談者:
あーああああ、とにかく、普通に生きていくことが、旦那さんが死んでも葬儀のこととかあ、

野島梨恵:
うん

相談者:
相続のこととか、「なんて話すればいいの?」って、「なんて聞けばいいの?」っていうんですね、とにかく。
「役所に電話して聞きな」って言っても、「なんて聞けばいい?」って。そういう人間なんでえ、どうすることもできないんでね?「私がやってやるしかない」っていう気持ち・・なってたんですけどお。ただ・・

野島梨恵:
でもお、

相談者:
はい

野島梨恵:
今は、別に、毎日、ご飯を食べて、

相談者:
ええ

野島梨恵:
眠って、起きて、生活するっていうことは、

相談者:
はい

野島梨恵:
ま、今んとこ、お1人でもできてるわけですよね?

相談者:
そうですね。

野島梨恵:
んんん、だとしたら、

相談者:
うん

野島梨恵:
実は、お姉さんが、

相談者:
うん

野島梨恵:
いろいろ手を出さなくても、そんなに、困らないんじゃない?

相談者:
あの、大きなこと以外は、その・・葬儀のこととかあ、相続のこととか、

野島梨恵:
うん、でも、葬儀のことだって、

相談者:
ええ

野島梨恵:
それは、困るの、は、ま、お母さんができなければ、

相談者:
えええ

野島梨恵:
甥っ子さん、姪っ子さん?

相談者:
ええ

野島梨恵:
が、やることだし。
相続の手続きだって、

相談者:
ええ

野島梨恵:
お姉さんをやるよりは、ま、妹さんと、お子さんたち?が、やるべきことですよねえ。

相談者:
ええ、ええ、ええ。

野島梨恵:
で、もしも、甥っ子さん姪っ子さんも、大きくなられて立派に成人されてるようなので、

相談者:
ええ

野島梨恵:
そういうことが、相続の手続きってねえ?、いろんなものの名義変えたり、そういうのはも、できるでしょう。普通の方ならねえ。

相談者:
ええ、ええ、ええ、

野島梨恵:
だから、それは、甥っ子さん姪っ子さんに任せちゃえばいいんじゃない?

相談者:
あああ、そうなんですね?

野島梨恵:
多分ね、本当あなたがいなくても、

相談者:
ええ

野島梨恵:
妹さん、あんまり、困らないんじゃない?

相談者:
でも、結局、「自分でやる」って言いながらあ、「やっぱり頼む」って言ってくるんですね?

野島梨恵:
うん。そしたら、また、

相談者:
ええ

野島梨恵:
「自分でやって」って、「自分の娘さん、息子さんに、」

相談者:
ええ

野島梨恵:
「やってもらいなさい」って言えば、

相談者:
ええ

野島梨恵:
困らないと思う。多分、今お姉さんが、

相談者:
ええ

野島梨恵:
妹さん、真ん中の妹さんが手を振っても、実は妹さんは、あんまり困らない。

相談者:
ああああ。

野島梨恵:
んだから、

相談者:
ええ

野島梨恵:
手を引かれた方がいい。

相談者:
・・

野島梨恵:
意外とね、

相談者:
ええ

野島梨恵:
自分だけになると、やるもんだと思いますよ?
別に、やらなければやらないで困らないから。

相談者:
ええええ。

野島梨恵:
相続の手続きしないで、ほっぽってる人なんて、すごいたくさんいますけど。

相談者:
ああー。

野島梨恵:
別に、困んないですからね。

相談者:
ああ。

野島梨恵:
本当に困れば、やりますから。本当に困ってないんです。妹さんは。
困っていないので、

相談者:
ええ

野島梨恵:
手を出してあげる必要はない。だから、今んところあなた、が、ま、もう傷つくのが嫌なのであれば、

相談者:
ええ

野島梨恵:
ま、ただね?、一応血の繋がった妹さんですからね?

相談者:
ええええ。

野島梨恵:
ご心配であれば、

相談者:
ええ

野島梨恵:
ま、たまに、て、ハガキを出したり、

相談者:
ええ

野島梨恵:
そういうことをする分には、いいでしょうけど。

相談者:
ええええええ。

野島梨恵:
別にわざわざ、電話をしたり、直接会って、嫌な思いをする必要は全くないので。

相談者:
ええええ。

野島梨恵:
折々の、ね?年賀状だとか、

相談者:
ええええ。

野島梨恵:
そういうやり取りをされて、あとはほっとく。

相談者:
病院に何とか行かせたいんですけどお。

野島梨恵:
うん

相談者:
絶対言うこと聞かないですよね・・

野島梨恵:
んでも、そういうことをやるのは、息子さん、娘さんの仕事だから。

相談者:
あー・・ええ。

野島梨恵:
彼女の、真ん中の妹さんの、ご家庭の中で、解決すべき問題なので。

相談者:
あーーー。

野島梨恵:
違う家庭の人間がね、

相談者:
ええ

野島梨恵:
入っていく、問題ではない。

相談者:
ねえ、だから、人の、下の、妹にすごい、言われちゃって(苦笑)「お姉ちゃんがそうやって、手、出すから、良くないんだよ」って。「もう自分でやらせないと、いつまでたっても独り立ちできないでしょ?」っていう、ようなことを、言われたんですよねえ、ええ。

野島梨恵:
まあ、正直に申し上げると、

相談者:
ええ

野島梨恵:
68歳になって、独り立ちも何もないですよね。

相談者:
っえ、へ(苦笑)んん・・

野島梨恵:
うん。今まで十分1人でやってこれ、やってこられたからこそ、68歳まで・・つつがなく生きてる、ね?

相談者:
ええええええ。

野島梨恵:
人生を歩んでこられているので。
だけど、あなたが傷つく可能性があると、思われているのであれば、

相談者:
ええ

野島梨恵:
そしてその、傷ついてもいいから妹さんに手を出そうというね?

相談者:
はい

野島梨恵:
そこまでの、はっきりとした、明確な、覚悟がないのであれば。

相談者:
ええ

野島梨恵:
それはもう、妹さんは、そっとしておかれた方がいいと思いますよ。

相談者:
あああ、わかりました。ありがとうございます。

野島梨恵:
はあい。

(再びパーソナリティ)

「事故死に土左衛門の未亡人姉妹。怒りつつ頼る妹に傷つきつつ放っとけない姉」への11件のフィードバック

  1. ご主人が40年前に事故死?されているのに子供が39と36歳とは?と疑問に思いました。
    妹さんを何も出来ない人間にして色々手出しすることで自分の存在意義を確認してる感じなのかな?と思いました。

  2. 昨日の70歳に比べて、しっかりしたしゃべりの72歳女性。
    しかし夫の亡くなった年代があいまい(40年前に亡くなって39&36の子はない)なあたり、寄る年波には勝てないか。
    「妹たちの面倒はしっかり見ろ」という長女ならではの呪縛がありそう。
    先生のおっしゃる通り「ほかっとけ」で了。

  3. いろいろ言っていたけど、やらずにはいられない、
    「やらない我慢」ができない人なんだろうな、と思った。

    野島先生に、それは実子がやるべきことだから…と言われても、「でも…」という受け答えだったり。

    「でも…」で、関わって結果が出ればいいんだろうけど、今の様子だと後々面倒なことにしかならない気がする。

  4. ご相談者の妹家族の話を聴いていると、まるで元AKB48メンバー篠田麻里子さんと実業家夫婦の離婚劇を彷彿させる、ちょっと不可解な話だなあと思いましたねえ。
    妹としてはまさか旦那さんが行方不明→死亡になると思わなかったでしょうから、悲しみはまだ癒えていないでしょう。時間が解決、その精神で放っておいたらどうか?

  5. 年寄りがおかしくなる原因に、認知症とか遅発性パラフレニーってのもあるそうですよ。妹さんはどうなのかは分からないけど…
    先生の仰る通り、子どもに任せて手を離すのが良いと思います。
    年寄りって、年取ると丸くなるってのは大嘘。今までの性格が煮詰まるって感じ。相談者さん、残された時間を楽しく過ごさなきゃ。

  6. 横溝正史作品に出てきそうな家族だなあ
    男は相次ぎ怪死、女同士の異様な人間関係の中でトラブルが発生する、母親と子供の年齢が合わないのは実は・・・みたいな
    相談者も芝居がかった語り口だし、弁護士じゃなく金田一耕助探偵が登場しそうな雰囲気

    内容は野島さんが至極真っ当なことを仰られてた
    姉妹であってもよそ者が首を突っ込まない、客観的には解決策はそれしかありえない
    実際に相談者妹には成人した子供がいるんだし

    だけどこの相談者にそれができるかどうか、妹にちょっかいを出すことで単身老後の寂しさを紛らわしてる感が強いし
    過保護な相談者が妹をスポイルしたのか、元々不安定な妹が絡んできて相談者がそれを受け入れ続けてるのか、実情はわからないけど、どちらにしても共依存的なうざ絡みの関係には違いない
    真っ当な末の妹はただただ呆れてるだろうよ

    この相談者も、仮に妹から手を引いたとしても、対象を変えてまたまとわりつきそうだ
    年を取ったら「内に向かって成熟する」(by加藤先生)とは言うけど、むしろ意固地になる人のほうが多いし、なんとも難しい

  7. いやーなんですかね、この婆さん
    妹が心配と言いながら、妹が夫を追い詰めたんじゃないかと疑っている
    ただのおせっかい焼き、ちょいかみたがり
    本当の意味では妹のこと心配してなんかいないよ

    葬儀の話が何回か出てきたけど、結局済んできたんでしょ
    相続のことなんか、まったく関係ないし
    (でも、知りたいのか?)

    声が若かったけど、精神的にも未熟な印象
    70歳というから、誰に何言われても変わらんだろうけど
    どーでもいい相談

  8. 本当の意味で妹のことを心配してなんかいないという匿名さんのコメントに同意です。
    妹を心配して世話をやいてる自分が好きなんでしょうね。

  9. 妹さんの身に起こった出来事を
    何か大きなスキャンダルが起きたみたいな口ぶりでお話になるのが気になった。実は生きがいになってるような雰囲気を感じる。
    葬儀のこと相続のこと、聞かれても私だって何もわからないと突っぱねたらいい。葬儀なんか葬儀屋さんに丸投げすりゃいいし相続だって弁護士に丸投げすりゃいいではないか。
    多分妹さんも、切れていい相手にしか切れてないと思うし
    姉が手を焼くから余計に切れるのでは。

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