姑・小姑問題で家を捨てた男に実家の遺産分割調停を申し立てた姉と妹の思惑
テレフォン人生相談 2023年3月25日 土曜日
相談者: 男58歳 内縁の妻56歳 長女33歳 長男31歳 次男25歳 姉61歳 妹54歳
今井通子:
もしもし、テレフォン人生相談です。
相談者:
すいません、よろしくお願いします。
今井通子:
はい、今日はどういったご相談ですか?
相談者:
遺産相続についてのちょっと、
今井通子:
あ、はい。
相談者:
相談なんですけど。
今井通子:
あなたおいくつですか?
相談者:
58です。
今井通子:
58歳。奥様いらっしゃいます?
相談者:
はい、内縁ですけど。
今井通子:
おいくつですか?
相談者:
5じゅう、6です。
今井通子:
56歳。お子様は?
相談者:
3人。
今井通子:
上からあ、男女と、お年を。
相談者:
上が、女で33歳。
今井通子:
はい
相談者:
男で、31歳。
今井通子:
はい
相談者:
で、男で、25歳です。
今井通子:
はい。皆さん、お2人のお子さん?
相談者:
そうです。
今井通子:
じゃあ、ずっと内縁を、続けてらっしゃる?
相談者:
最初は、籍入れとったがですけど、
今井通子:
はい
相談者:
途中からちょっと・・内縁に。あの、籍抜いて。
今井通子:
でも、ご一緒に、住んでらっしゃるの?
相談者:
はい、そうです。そうですそうです。
今井通子:
は、なるほど。
遺産相続とおっしゃいましたよね。
相談者:
はい
今井通子:
どなたの?
相談者:
私の、父親ですね。
今井通子:
お父様は、いつ亡くなられた?
相談者:
10年前ですね。
今井通子:
はい
相談者:
・・それ、で、ですね、
今井通子:
はい
相談者:
5ヶ月ぐらい前に、母親が亡くなったんですよ。
今井通子:
あー、なるほど。
相談者:
それでえ、私い・・がですね、もう20年ぐらい、両親とも、きょうだいとも、ちょっと絶縁、状態になりまして。
今井通子:
はあー、あー、はい。
相談者:
ほで、あの、母親あ・・が亡くなったときに、
今井通子:
はい
相談者:
きょうだいの顔を見たくないんで。
今井通子:
はい
相談者:
相続の、放棄の手続きをしたんです。
今井通子:
はい
相談者:
そ・・れえ、がですね。
最近になって、あの、父親の、財産分が、そのまま、の名義になってたらしくて、
今井通子:
はい
相談者:
分割協議の何?、調停の呼び出し状が来たんです。
今井通子:
はい
相談者:
妹が申し立てに、なってまして。
今井通子:
はい
相談者:
それで、ちょっと電話さしてもらったがですけど。
今井通子:
はあ、なるほど。まずう、あなたご兄弟は?そうする・・
相談者:
姉と妹がいます。
今井通子:
はい、お姉さまおいくつ?
相談者:
61です。
今井通子:
61歳。妹さんは?
相談者:
が、54ですね。
今井通子:
54歳。
相談者:
はい
今井通子:
その、分割、協議の、お父様の方の、分が、
相談者:
はい
今井通子:
来たわけですね?
相談者:
そうです。
今井通子:
はい
相談者:
◆#$%10年、ぐらい前に、亡くなっ・・てたんで。
今井通子:
ええ
相談者:
母が、相続してると思ってたんで僕は。
今井通子:
はい
相談者:
もう20年以上も、家、に、出入りしてないんで。全然わから、ないんで・・
今井通子:
アハハ、なるほど、はい(含み笑い)
相談者:
お、そして、母が亡くなったときに、相続、放棄手続きしたんですけど、
今井通子:
はい
相談者:
今あ、ぐらいになってちょっと、呼び出し状が来たんで。
今井通子:
はい
相談者:
それで、(苦笑)もう正直、顔を見たくないんで、行きたくないんですよ。
今井通子:
あーあー、なるほど。
相談者:
相続、もしたくないんですよ。
今井通子:
はい
相談者:
で、両親・・とも折り合いが悪くなったときに、
今井通子:
はい
相談者:
私には、もう、「何も、やらない」ということで、
今井通子:
はい
相談者:
それで僕も、「もういいです」って、いう、話に、は、なってたんですけども、「何も言いません」って。
今井通子:
はい
相談者:
いまさら、(ため息)「相続してくれ」って言われて、僕も困るんですけ(吸って)・・
今井通子:
これ、でも、お父様・・には、「相続いりません」って言ってらしたのかもしれないけど、お姉さまとか、妹さんには、その話はしてなかった?
相談者:
妹らも、知ってたはずです、もう。親が「自分たちの面倒はその・・姉と妹に見てもらうんで」、
今井通子:
うん
相談者:
「お前には何もやらない」みたいなことは、よ、結構しょっちゅう言ってましたんで、多分知ってたはずだと思うんですけど。
今井通子:
そうすると、それに、ついて、妹さんたちは、もちろんご存知の上で、そのまま・・なんだろ、分割う、を、放った・・ままになってるわけ?
相談者:
そうーいうことですね。多分。
今井通子:
はあーはあ・・
相談者:
それえで、ですね。
今井通子:
はい
相談者:
僕は、実家の近くには、住んでるんです。今でも。
今井通子:
あー、はい。
相談者:
姉と妹は、こっから1時間ぐらい、離れたところに、住んでるんです。車で。
今井通子:
あ、あなたが、一番、ご実家に近いところに近いところに住んで、
相談者:
ああ、近いところには、住んでる◆#$%□
今井通子:
あー、なるほどなるほど。
相談者:
はい。それで多分、いらないんですよ。家・・ま、土地も。
今井通子:
・・
相談者:
遺産相続の、押し付けあい、みたいな感じになってます。
今井通子:
これはあ、負の遺産、ではないですよね?
相談者:
家の土地ですね。
今井通子:
そうすると、税金とかはどなたか、ずっと、払って?
相談者:
それえ、は、多分、母親が払うてたんじゃないのかと思いますけど、あの・・僕もほんまに、20年以上出入りしてないんで、わからないんですよ。
今井通子:
うんうんうんうん、なるほど。
ご両親がご生前の頃に、何か、そういうトラブルがおありだった?
相談者:
はい。私の嫁え、を、ちょっと。姑と、その、小姑・・といいますか、
今井通子:
うんうん。
相談者:
それで、ちょっと、揉めまして。ま、究極の話がですね。
今井通子:
うん
相談者:
「親を取るか、嫁を取るか」みたいな、話になったんです。
今井通子:
あーあーあー・・
相談者:
それで、僕は、嫁さんと、子供を取ったんです。
今井通子:
うーんん。
相談者:
んで、家を出た、みたい、なって。
今井通子:
あ、なるほどねえ。
相談者:
あ、それからもう、うちのお、妻がですね、
今井通子:
うん
相談者:
もう、「名字も一緒に、の、名字のまま、いるのは嫌だ」ということで、籍を抜いたんです。
今井通子:
んんんんん・・そうすると、ご質問としては、その、「顔も見たくない遺産も相続したくない」場合は、どうしたらいいかっていうこと?
相談者:
◆#$%□、そうですね、もう・・究極いうと、もう、相続したくない。
今井通子:
あ、相続は、したくない。
相談者:
したくないです、はい。
今井通子:
で、相続をしたくない・・っということを、どうしたらいいかっていうことですか?そうすっと。
相談者:
そうですね、どういう手続きが、今更、できるのかどうか、とか。
今井通子:
ああ、
相談者:
はあ
今井通子:
なるほど。わかりました。今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
弁護士の大迫恵美子先生がいらしてますので、
相談者:
はい、◆#$
今井通子:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
大迫先生、ズバリ指摘してくださって格好良いです!
相談者さんは自分で想像の中で結論を出してしまって、調停ヤダヤダ怖い怖いと駄々をこねる子どものようでした。
出掛けて、絶対にいらんと主張して判を押して帰ってくるだけのことなのに。
3人の子供の父親と思えないような、強い姉と妹に挟まれ、小さい頃から気の弱い相談者さんなのかしら?
同居の両親とも折り合いが悪くて、実家を出て20年、
しかも、嫁さんが籍を抜いて所帯を維持してる???
大丈夫かしら?嫁さんに同情するわ
相当な家族との確執があったのか?
相談者の気持ちはすごく伝わって来るけれど、法的な手続きは感情は置いといて、理路整然と進めなければ終わらない。
終わってなかった父親の相続についても、とにかく一切姉妹と顔を合わせたくない、相続も一切したくない、を大迫先生に訴えるのみで、大迫先生が一生懸命宥めすかし?状況と手順を理解させようとする姿に、笑いも込み上げてきた(笑)
冒頭の家族関係で、妻とはないえん
相当な家族との確執があったのか?
相談者の気持ちはすごく伝わって来るけれど、法的な手続きは感情は置いといて、理路整然と進めなければ終わらない。
終わってなかった父親の相続についても、とにかく一切姉妹と顔を合わせたくない、相続も一切したくない、を大迫先生に訴えるのみで、大迫先生が一生懸命宥めすかし?状況と手順を理解させようとする姿に、笑いも込み上げてきた(笑)
冒頭の家族関係で、妻とは内縁…の理由も聞いていてわかったけれど、奥さんの名字にはしないんだ?
と、素朴な疑問。
色々と分からなかったら弁護士頼もうぜーの話。
手付金もったいないけど、後々揉めるのが嫌なら仕方ないと思う。
体験したけど、本当に削られる。相手は金の亡者。ないことないことが記憶として置き換わる。
頑張れー。
元々は夫婦だったが、後に離婚、内縁関係になったようですが、大変ですよねえ。とはいえ、逃げずにしっかり対応してくれればなあと思います。
相談者は「妻とは籍抜いて内縁」と言い張ってたけど、普通に離婚しただけなのを「内縁」と言い張ってるだけのような気がする。遺産分割協議を「家屋を押し付けられる」と駄々こねて回避しようとするような、法律への理解の無さを露呈している相談者ならあり得る。
実家の件よりも気合い入れないといけないのは相談者自身のこれから。「内縁」関係では、元妻は相談者の保証人になりにくい。子供の存在が鍵になるが、果たして相談者はそこまで気が回るか?