家族と距離を置くようになった次男26歳を気にかける親父には思い当たるフシがない
(回答者に交代)
大原敬子:
こんにちは。
相談者:
あ、こんにちは。よろしくお願いします。
大原敬子:
ねえ。本当に、今、どうしていいかわからない・・気持ちだと思うんですけれども。
相談者:
はい
大原敬子:
一つだけ、伺いたいんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
ご長男と、ご次男は、
相談者:
はい
大原敬子:
幼児期から、こんにちまで、
相談者:
はい
大原敬子:
比較は、ありましたか?、比較する。
相談者:
比較することは、もう・・しないようにしてました。
大原敬子:
していませんか?
相談者:
はい
大原敬子:
「長男は」だとか・・例えば、親戚でも、
相談者:
はい
大原敬子:
ご夫婦でも、無いですか?
相談者:
・・
大原敬子:
と申しますのは、
相談者:
はい
大原敬子:
一般的に、今、ご次男は、拒絶ですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
干渉されたくない。
相談者:
はい
大原敬子:
これ、すっごく、強い意志ですよね?
相談者:
はい
大原敬子:
だけれども、ふと、さかのぼってみると、
相談者:
はい
大原敬子:
無理して、ご長男の、顔合わせ?、行ったりしてますよねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
本人にとっては、きついことなんですよ。
相談者:
・・んん・・
大原敬子:
でも、両親が、兄が、ってので、行ってるんですね。
相談者:
はい
大原敬子:
じゃ・・なぜそういう気持ちになったのかが、知りたかったのでえ、
相談者:
はい
大原敬子:
彼の人生を、見てみると、
相談者:
はい
大原敬子:
準備は、してるんです。しっかりしてるお子さんなんですよね。
相談者:
はい
大原敬子:
なぜかっていうと、お勤めしました。
相談者:
はい
大原敬子:
職場で何かあったかもしれませんけれども、まずは、夕飯を家に帰ってきて食べてた。
相談者:
んん・・
大原敬子:
それから、一人で、夕食するようになった。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、「ああ、この感覚なんだな」、というのを、彼は、体験したわけですよねえ。
相談者:
はい
大原敬子:
で、次は、「じゃあ、家にいるのもきついので、出ようか」っていう・・段階で、家を出てるんですね?
相談者:
はい
大原敬子:
で、その間、家賃も自分で払ってるって。
相談者:
はい
大原敬子:
非常に、彼なりに、緻密なんですよね。
相談者:
はい
大原敬子:
じゃあ、なぜかな?、と思ったときに、
相談者:
はい
大原敬子:
なぜ、お父さんとお母さんと、強い拒絶をするかというと、
相談者:
はい
大原敬子:
本当は、触れたい。触れて近づくと、
相談者:
はい
大原敬子:
彼の人生は、自分がこう生きたいって意思ではなくって、
相談者:
うん・・
大原敬子:
「うわーすごいわね」って、「頑張ったわね」っていう、承認をされると頑張る・・子であったならば、
相談者:
はい
大原敬子:
「お兄ちゃん結婚したのよね」って。でも、またそこで、「あ、僕はまだだ」とか。
相談者:
ううん・・
大原敬子:
自分自身が、比較するような感覚はなかったですか?っていうことで、
相談者:
ううんん・・
大原敬子:
小さいときから・・何かと、そういう比較はなかったか?ってので、伺ったんです。
相談者:
もしかしたら、あったかも、しれないんですけれども、
大原敬子:
うん
相談者:
どちらかというと、
大原敬子:
うん
相談者:
上の子は、おとなしい性格なん・・ですけれども、
大原敬子:
おん
相談者:
下の子は、どちらかというと、活発に動き回るタイプなのでえ、
大原敬子:
ええ。ええ。
相談者:
比較するにしても、そのう、親戚が集まったときとかに、「お兄ちゃんはこうだね。弟はこうだね」って、言われる◆#$%□&▽
大原敬子:
あ、それが比較なんです。
相談者:
はい
大原敬子:
例えばですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
行きたくない会社あった。
相談者:
はい
大原敬子:
でも、お父さん、お母さんは、このA社に行ってほしい、と思いますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
あと、「お父さんお母さんが、喜ぶならば」、
相談者:
はい
大原敬子:
「僕は行く」って感じなんですね?
相談者:
あああ・・
大原敬子:
わかります?、意味。
相談者:
はい。わかります。
大原敬子:
そうするとね?、会社ですごくつらくなっても頑張れるんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
親は、「行ってくれれば、嬉しいな」っていう・・ふとした感じで、喋ってるんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
それを、お子さんは、ずううっと、承認してほしいんです。
相談者:
ううんん・・
大原敬子:
そうするとね、会社、1年も、行きますねえ、
相談者:
はい
大原敬子:
そうしますと、「頑張ったのね。楽しい?」っていう形ではなくって、もう、当たり前なんだと、思ってしまうと、
相談者:
はい
大原敬子:
彼は、常に、みんなが、「どう見てるだろうか?」、まず、自分、ではなくてって、みんなという、意識から、生きてるお子さんであるならば、この、拒絶とか、干渉・・わかるんですね。
相談者:
・・あのうう、一つ、
大原敬子:
はい
相談者:
今、話、してて、思い当たる節がありましてえ、
大原敬子:
はい
相談者:
息子、コーヒーが好きでえ、
大原敬子:
ええ
相談者:
コーヒーのバーテンダーになりたい、って話があったんですよ。
相談者:
はい
相談者:
ただあ、どうしても、私、昭和の人間の、悪いところかもしれないんですけれどもお、
大原敬子:
ああ
相談者:
どうしても、収入も安定しないし、
大原敬子:
あ
相談者:
離職率も、非常に高い・・企業だったので、
大原敬子:
え
相談者:
「もうちょっと・・ちゃんとした会社に、勤めた方がいいんじゃないか?」っていう、アドバイスは、したことはあります。
大原敬子:
それ、いつ頃ですか?
相談者:
今の、会社に入る・・2、3ヶ月前です。
大原敬子:
それを、さかのぼっていって、もしかしたら・・それは、幼児期からあったんじゃないか?
相談者:
・・
大原敬子:
「あ、これは、こちらにしなさい」とか。
相談者:
うんん・・
大原敬子:
例えば、こんな話が、あ、あるんですが、わかりますかしらね。あるお子さんが、大学を、受験したい。で、「僕は、自分のうちのね、トイレをね、毎日ピカピカ拭く」って。頑張ったんですって。
相談者:
んん・・
大原敬子:
そして、3ヶ月ぐらいは、親は、「わあ、綺麗にしてくれたわね、ありがとう、ありがとう」、言ってるんですけども、
相談者:
はい
大原敬子:
だんだんだんだん・・言ってくれなくなった。
相談者:
はい
大原敬子:
で、しなかった。
相談者:
はい
大原敬子:
すと、「なぜ?」「あなた、するんでしょ?」っての。
「ええ!、どういうこと?」って思うぐらいに、
相談者:
うん・・
大原敬子:
怒りが出るっていうんですね?
相談者:
うんんん。
大原敬子:
だから、その言葉が、率先して、親が喜ぶことをやるときは、
相談者:
・・
大原敬子:
愛を求めてるんです。
相談者:
・・はい
大原敬子:
そういうことを、踏まえて、心当たりが、もし、あるとしたらですね、
相談者:
はい
大原敬子:
この、息子さんは、あなたが心配するような、お子さんでは無くって、
相談者:
はい
大原敬子:
「お父さん、お母さん、僕、疲れたよ」って事ですね。
相談者:
・・ん・・
大原敬子:
どうでしょうか?
相談者:
いや、自分ではやったつもりはないと思います。
大原敬子:
責めてるんじゃないですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
それだけえ、次男はあ、繊細で、親が喜ぶことが、自分の幸せと思って、生きた・・ことも、あり得るんです。
相談者:
はい
大原敬子:
我慢だから。ある時期、もう、切れちゃうんですね。
でも、本当に彼の、優しさが残ってるのは、嫌なとこは、出席するけど、喋らない。
相談者:
・・
大原敬子:
それ以上、要求するんですよ。「にこやかに」とかって。
相談者:
んん・・
大原敬子:
でも、それを、で、までも、一生懸命した、僕のね?
相談者:
はい
大原敬子:
見えない心の、優しさを、感じてくれれば、彼は頑張れるんですね?
相談者:
はい
大原敬子:
でも・・本人が、せっかく来たのに、「なぜみんなと一緒に話さないんだ?」とか。立つ位置が違ってるんですね?
相談者:
はい
大原敬子:
お兄さんと、お父さんお母さんの立つ位置と、この、ご次男の、この、その、結婚式の、立つ位置は、全く違いますよね。?
相談者:
はい
大原敬子:
それを見たときに、「よく来てくれたね」って。「ありがとう」って、「疲れてる?」っていう・・言葉、かけてあげた方が、良かったんですよね?
相談者:
うううんんん・・
大原敬子:
かけました?
相談者:
かけてません。
大原敬子:
そういうところです。
相談者:
はい
大原敬子:
大きなことは、なさってないと思うんですね?、お父さん。
相談者:
はい、はい。
大原敬子:
だけれども、子供はあ、
相談者:
うん・・
大原敬子:
見えないところを、気づいてくれたときに、涙が出るほど嬉しいんですよ。
相談者:
はい・・(ため息)
大原敬子:
最後になんですけども。気になったのは、今の・・ご次男の、住所と場所を、全部知ってますか?
相談者:
大、体、しか、わからないです。
大原敬子:
あのね?、いつでもいんですけどもお、会うこと、なくてもいいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
でも・・住所だけは、知るべきです。
相談者:
そうですね。
大原敬子:
家、出る前の、息子さんの優しさを見るとね?
相談者:
はい
大原敬子:
それを求めているんです。
相談者:
はい
大原敬子:
もしできたら、メールではなくって、手紙でね?
相談者:
はい
大原敬子:
「お父さん、行かないから。ただ、何かあったときに、知っておきたいから、それだけは、教えてくれないか?」ってことは・・なぜ、わたくしが、手紙っていうか、わかりますか?
相談者:
・・
大原敬子:
こういう、恋しい子ってのはね、
相談者:
はい
大原敬子:
憎しみがあって、手紙見ますよね?
相談者:
はい
大原敬子:
そこに・・いっぱい書いて無くてもいいんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ただ・・「無理して来てくれたよね?」「あのときは、お父さん、こう言えば良かったね」とか、本当、短く・・言葉を、添えるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
そして、最後に、迷惑かけないから。お父さんの息子として、今どこにいるか、場所を、
相談者:
はい・・
大原敬子:
君の、字で、書いてほしいと。
相談者:
はい
大原敬子:
手紙の効果と、メールの効果が違うのは、
相談者:
はい
大原敬子:
手紙は、どこへでも、持っていけるんです。
相談者:
はい
大原敬子:
持ってかなくっても、入るんです。心の中に。
相談者:
はい
大原敬子:
この息子さんなら、お父様が、悩むような、お子さんじゃないんです。
相談者:
はい
大原敬子:
ただ・・「あれだけ優しかった息子があ、なぜ・・拒否したんだろう?」ってのが、あなたにとって、気になってるんじゃないかと思うんです。
相談者:
はい
大原敬子:
だから、その・・次男の、今の生活の、心配ではなくって、・・あれほど優しかった子が、
相談者:
はい
大原敬子:
スポーンと、切られた。その、動揺が・・お父様に、おありになるんじゃないでしょうかねえ。
相談者:
はい、そうですね。
大原敬子:
そうですか?
相談者:
はい
大原敬子:
この息子さんは、優しい子ですよ?
相談者:
はい
大原敬子:
あのね。子供でもそうですけども。「お母さん嫌いだよ。お父さん嫌いだ」って言いますねえ?
相談者:
はい
大原敬子:
で、「嫌いでも抱いてあげてください」って言うとね?
相談者:
はい
大原敬子:
比喩ですよ?わかりますか?
相談者:
はい、はい。
大原敬子:
すと・・「えっ、そうですかあ?」「抱いて、子供・・嫌わないかしら?」っていう・・
相談者:
はい
大原敬子:
お母さんは、子供を、すごく、はねつけます。
相談者:
・・
大原敬子:
だけれども、「嫌だよ」って言っても、「あなたは私の子供」って、グワッと抱きしめた、こ、ときは、子供は、しがみついてきます。
相談者:
はい・・
大原敬子:
求めてるんです。彼は。
相談者:
・・
大原敬子:
自信を持って。自分の子供で、あるが、故に、ですね。
相談者:
はい
大原敬子:
「どうする」ではなくって、住所だけは、知るべきです。
相談者:
そうですね。わかりました。
大原敬子:
そこで、何か・・解決が出てくると思いますので。
相談者:
はい。わかりました。
大原敬子:
ね?
相談者:
はい
大原敬子:
頑張ってみてください。
相談者:
はあい。ありがとうございます。
大原敬子:
お幸せに。
相談者:
はい
大原敬子:
はい
相談者:
ありがとうございました。
大原敬子:
はい
(再びパーソナリティ)
あーだこーだ言うけど、単純にこの次男は
親兄弟とのしがらみをすっぱりリセットして、一人静かに暮らしたいだけでしょう。
大原先生も指摘していた幼児期からの親の態度や兄との関係の積み重ね
ひとつひとつは小さく親も兄も無意識で接していたけど、次男にとっては嫌なことの許容量を越えたのかと思う。
バリスタになりたいのか、サ店のマスターになりたいのか、いつか夢をかなえてほしいと願わずにはいられない。
次男さんのことも気になりますが、ご相談者さんも定年が60歳から65歳に延びますから、お体を大切にしっかり働いてほしいなあと思います。
次男さんに関しては、もしという場合には、若者サポートステーション、サポステなどの支援施設もあるので、そちらにもご相談いただければ…。
愛情からの心配ではなく世間体、親にはむかう怒りからの相談で
みっとも無い事は内心気付いているのに口に出さないから回答も明後日の方向になってしまう
本当の問題は相談者の古腐った固定観念
息子さんの家族への態度の評価が記念日の贈り物であったり家族顔合わせへの出席だったり非常に表面的。息子さんの不満というか諦めはその辺りだと思う。彼は家族から離れて水を得た魚のように活き活きと社会を泳いでいるはず。心配することは何も無い。
むしろ相談者さんは自分の将来が心配で電話をしたのだろうと思う。
住所知らないって…駄目駄目じゃん。
長男片づいたから、次は次男って思ってたんでしょうね。お父ちゃん。
次男よ、大人になって、ちょろっとだけ相手してあげて。相続の時、お前にゃ何にもやらん!!なんてことにならない程度にね。
次男さんも遺留分だけでいいと思ってるからその態度なんだと思う。
変に付き合って介護させられるよりは相続少なくなる方がましでは。
相続を盾にすり寄っても「そういうところだよ」と次男から鼻で笑われるだけ。そもそも次男を「長男のスペア」程度にしか見てなかった相談者がマトモに遺産を考慮しないだろう。次男が初めて「口を利いて意志がある存在」と知って驚いた感じもする。
電話したのも「家や土地は長男へ。次男には介護と墓守りを頼む」プランが崩れたから慌てたんだろう。
具体的な例を話さなけりゃ、超能力者じゃ無いんだから分からないよ。母親だと言葉の端々でヒントを話すので、問題の内容も少しは想像できるんだけど、父親は全く思い当たることが無いのか、それとも妻に言われて電話して来たのか、何を聞きたいのか分からん。分からんからどうしたらいいんですか?って他人に丸投げしてどうする。ちゃんと息子と向き合え
聴いてて怒りを感じました。
思い当たるフシがないって…そういう想像力がなくて無神経な所が次男に嫌われたんでしょうね。
無責任な親戚の言うことなんかほっとけ。
6/24の相談者と歳も「同性の子供から避けられる」境遇も似てる、本件の相談者。
「自分から逃げた子供への怒りが滲み出てる」ことと、「頑なに頭を下げない態度」が特に似てる。
差異もあって、6/24分は元夫からも逃げられて、どちらかと言えば孤独に対する恐怖が強め。理由も自覚(最も子供へ頭を下げる気は無いようだ)。本件は本当に次男から逃げられた理由が分かってない模様。こればかりは性差なのか?
なんにせよ「子供に去られた怒りと屈辱と、自省したくないプライドの間」で煩悶するしか無さそうだ。どちらも。
この相談者
親戚のあつまりなどで「次男くんは?」と聞かれることに屈辱でも抱いているのではないかね
要するに悩みの根底は世間体
人の目を気にしなければ楽に生きられるのさ~
次男が仕事辞めて帰ってきた理由とか
なぜ一緒に食事取らなくなったか
お父さんやお母さんは聞いているのかねえ
心配じゃなかったのかねえ
ホントに心配なら、なぜ下宿に押しかけないのか?
「なぜ拒絶するのか」と直接聞けばいいのに
大学生の時に母の日のプレゼントをした、かあ。親に関心を持って欲しかったんだね。
どう頑張ってもちゃんと向き合ってくれないことがわかって、諦めて離れて行ったんでしょうね。
次男にやりたいことが見つかった時、世間体も外聞もなく、「へえ、そういうことに興味があるんだね!面白そうだね!やってみたら?」って背中を押してあげてたら、全然違った結果になっていたのに、と思いました。
次男は、自分のことは自分でちゃんとする人だから、何の口出しも必要なかったのに、信じて任せてみればよかったのに、と思います。
田舎のそこそこ名士家庭にありがちな親子関係(本件が田舎が舞台かは不明だが)。まず子供は自分の所有物の延長上。一人愛玩子を定めたら残りの子供は所有物扱いすら怪しくなる。
次男にとって今回がラストチャンスだったのだろう。年齢上がる程、毒からの脱出は困難になるから。