無い無い尽くしで来た実家暮らし独女49歳パートの不安

(回答者に交代)

森田豊:
もしもし、森田豊ですう。

相談者:
あ、はい、すいません。こんにちは。よろしくお願いしますう。

森田豊:
よろしくお願いいたします。もう、これからの生き方とかあ。

相談者:
はい

森田豊:
う、いつから、考えるようになったんですかね?
何年ぐらい前からですか?

相談者:
10年ぐらい前からですかね。

森田豊:
よ、今、49歳ってことはあ、40歳ぐらいから、そういう症状が出てきてえ、

相談者:
はい

森田豊:
いろんなこと、考えることになってきて、

相談者:
はい

森田豊:
ここ、やっぱ、1、2年で・・ええ、もっと、もっと、深く、かん・・がえるようになってしまいましたか?

相談者:
そうですね。あああん、親も、歳取ってきて、「自分も」・・「病気い、とかに、なるのかな?」、とか、いろいろ、考えだしてからですよね。はい。

森田豊:
だから、例えば、ここ1、2年でえ、朝早く起きてしまうとか、寝つきが悪くなったとか・・まあ、食欲が衰えたとか、何か、体の変化とかは、ないですか?

相談者:
寝起きが、悪くなったような気がします。

森田豊:
昼間眠たくて、しょうがないとか、

相談者:
はい

森田豊:
何か、病院に行こうとか、そこまでの、症状は、ないんですか?

相談者:
あ、そこまでは、ない・・ですね。

森田豊:
あと、自分の、今の生活の中で、一番、困ってるのはあ、これからの、不安っていうことなんでしょうかねえ?

相談者:
あ、そうですね、はい。

森田豊:
あの、まあ・・49歳の女性、と・・なるとですね、個人差もありますけれど、

相談者:
はい

森田豊:
女性ホルモンのバランスが、一番、変化する時期なんですよね?

相談者:
ああ・・はい。

森田豊:
え、中には、その、更年期障害って言ってえ、

相談者:
はい

森田豊:
ま、ほてりですとかあ、めまいですとかあ、憂鬱ですとか、様々な、こう、不定愁訴(*)を、訴える人もいると。

(*)不定愁訴: ふていしゅうそ。なんとなく体調がすぐれない。日常生活の中で感じる不調。
検査では異常が認められないことも多い。

相談者:
はい

森田豊:
いう、こういう時期である、ということを、まず、認識すること、大事ですよね。

相談者:
はい

森田豊:
あと・・その、女性ホルモンの、の、バランス・・の、変化とは別に、

相談者:
はい

森田豊:
50前後っていう年齢は、

相談者:
はい

森田豊:
ま、これまでの人生を、いろいろ後悔したり、「あんとき、こうしてれば」って・・思う、そういう、時期でもあり、

相談者:
はい

森田豊:
また、これから、折り返しの人生・・に対して、不安を持つ、時期、なんですよね。
ちょうど、こうう、49歳とか、50歳前後ってのは、難しい時期で、

相談者:
はい

森田豊:
んん、ま、将来の不安・・誰、でも、持つ・・時期なんで、
この、こと、が、その、自分だけでなくてえ、周りの人たちも、同じで・・

相談者:
はい

森田豊:
あると、いうことを、まず、理解することで、

相談者:
はい

森田豊:
ま、少おお、しですねえ、自分自身の不安が、解消できるのかなあ?、と。すなわち、自分一人のことだけを見るんじゃなくてえ、

相談者:
はい

森田豊:
もう、周りにいる・・50歳前後の方、と、比べてえ、

相談者:
はい

森田豊:
まあ、自分も、同じ立場なんだと、いうことを、まあ、理解できればですね、

相談者:
はい

森田豊:
こう、不安定なあ、気持ちも、ある程度、解消されるのかなと思いますけど。この、不安定な時期い、は、あのう、大勢の・・このお、時期のお、ま、女性の患者さん診ていると、

相談者:
はい

森田豊:
大体、5年とか6年とか、まあ、人によっては、数年でですね、まあ、ホルモンバランスも、安、定、し、そして、年齢、を、おお、受け入れる、こう、気持ちもできて、

相談者:
はい

森田豊:
ええ、いきますとですね、なんか、気持ちが、安定していくんですよね?

相談者:
あああ・・はい。

森田豊:
ただ、そこ、の、ところで、あんまり頑張りすぎてですね、ご相談にあった、「強く生きていきたい」とか、

相談者:
はい

森田豊:
あまり、力を入れすぎてしまうと、むしろ、うまくいかないし、不安の方が、強く、前に出ちゃうような気がするんですね。

相談者:
・・

森田豊:
ですからあ、私が思うのは、

相談者:
はい

森田豊:
今、自分自身があ、50歳という、非常に、人生の中で難しい・・時期を、過ごしているので、

相談者:
はい

森田豊:
何とか、時間稼ぎをして、

相談者:
はい

森田豊:
ホルモンバランスや、年齢が、もう少し、熟化する・・のを、待つと、いうのも、一つの、手なのかな?、と、思いますね。

相談者:
あああ。

森田豊:
なんか、ここにきて、すごく、「頑張らなきゃいけないな」と、思い、すぎて、ると、思いません?

相談者:
言われてみれば、そうかもしれません。(苦笑)

森田豊:
という意味でですね、

相談者:
はい

森田豊:
今すぐ・・何か、頑張ってですねえ、「繋がりを持とう」とか、今まであまり、繋がりがなかったのに、「友人に声かけて、食事に行こう」とか、

相談者:
はい

森田豊:
なかなか、それも・・苦痛になるかと、思うんですけれど、
時間、稼ぎをしつつう、そういう友達との繋がりが・・生じてくる時期を、待っているとですね、自然に、

相談者:
はい

森田豊:
そういう・・友人とかも、出てくる可能性が、高いような気がしますね。
それがねえ、例えばあ、習い事だったりとかあ、ボランティア活動だったりとかあ、あと、私、思うんですけど、これから、まあ、超、高齢化社会ですから、例えば、今の年齢から、介護の資格を取ってえ、介護の、こう、仕事をしてみるとか。

相談者:
・・はい

森田豊:
そういうようなことをしてみると、ん、自分で、やりがいみたいなものも・・出てきて、

相談者:
はい

森田豊:
そういった、こう、今の、全部、悪い方向に悪い方向に、不安で不安で・・「この先、自分、どうなるの?」と。「自分、生きがいないじゃないか」と。

相談者:
はい

森田豊:
いうのからあ、脱却できるんですよね?
で、その、何を・・やったらいいか?っていうのは、その、人、それぞれ、違うのでえ、焦らずう、何か、そういうものを、見つける・・ような、努力を、常に、持っていることが、大事なんすかね?
その、努力ってのも・・あんまり、頑張りすぎないで、

相談者:
はい

森田豊:
まあ、「いつか、何か」・・「そういう機会ないかな?」って、思っていれば、まあだ、これから、人生長いですから、いつか、そういうのに、出会うんじゃないかな?と、思いますねえ。
あまり、外向的でなくう、

相談者:
はい

森田浩一郎:
内向的な・・こう、素因があるのでえ、

相談者:
はい

森田豊:
こ、無理に、とは言いませんけれどお、常に、何かやっぱり・・社会とか、人との繋がりっていうものを、意識して、過ごしている場合には、

相談者:
はい

森田豊:
必ず、そういうチャンスが、これから、やってくると思います。

相談者:
はい

森田豊:
この、自分の、今の、不安に陥ってえ、「不安だ不安だ」っていうと、そういう、チャンスも、逃してしまうのでえ、

相談者:
はい

森田豊:
何か・・うう、不安、に、思うんではなくてえ、そういう繋がりがあったらあ、ちょっと大変だけど、手を伸ばしてえ、ええ、「やってみようや」って、「人と繋がってみようや」と。そういうふうに思うことで、

相談者:
はい

森田豊:
何か・・こううう、改善のきっかけに、なるんじゃないかなあ?と、思いますね。やっぱりね、不安の原因は、

相談者:
はい

森田豊:
一人い、でいる・・いたりい、

相談者:
はい

森田豊:
孤独になったりすることなんだと思うんですよ。

相談者:
・・あああ・・

森田豊:
だから、やはり、誰かと繋がったり、その繋がりが、別に、人と会わなくても、電話でもいいと思いますし、

相談者:
はい

森田豊:
そういう仲間を作る、こと、に、ま、い、すぐではなくてもいいと思うんですけどお、あのうう、ま、こういった、50う、代を、数年・・経過して、落ち着いた段階で、え、そういう機会ができればと、思います。
あと、最後にですね、

相談者:
はい

森田豊:
何か、あのう、今、お話を聞いてるとお・・結婚しなかったこと、結婚していないことに対しての、コンプレックスがあるかと思いますけれど、

相談者:
はい

森田豊:
まああ、確かに、昭和の時代とかは、結婚することが美徳と言われてましたけど、今の時代、そんなこと、ないん、じゃないかなと、思うんですよね。(苦笑)結婚しても、つまらない人生って、いうかあ、つらい人生を送っている方も・・いっぱいいますし、

相談者:
・・

森田豊:
「結婚しなければよかった」ってことで、離婚を繰り返す方も、いっぱいいらっしゃいますし。でえ、何か、結婚してる人が、成功者・・結婚していない人が、不成功、そして、それが、ええ、不安になると。いうのは、ちょっと、考えを・・変えて、新しい時代に、ええ、の、結婚観っていうのに、変えていいんじゃないんですかね。

相談者:
あああ・・

森田豊:
まあ、逆に言うと、独身だからこそ、これから、様々な出会いのチャンスもありますし、また、様々なことが・・できると、いうふうに、前向きに考えられたらと、思います。

(再びパーソナリティ)

「無い無い尽くしで来た実家暮らし独女49歳パートの不安」への26件のフィードバック

  1. こう言う人って実際会ってみるとどんな人なのかな?

    よく年寄りが「独身の娘が全部面倒見てくれて本当に助かる。」って自慢するのを聞くけど。
    その年寄り達は、その娘に、面倒を見てくれる子がいない事についてどう思ってるのか⁇

    どんな感じでずっと実家で家族をやっているのか?

    知りたい。

    1. いるよね友達もいなくてずっと中学生みたいな服(昭和の)で
      趣味とか全然なくてピュアに来てる感じの人
      しかも家事とかも教えられてない
      家で何してるのかな
      ただ座ってるのかなw

  2. とにかく自分に自信がなさそう、なにやっても私はだめだしという考えで生きてこられたのかな、と思いました。
    どうして何事にも無気力、自信のなさになったのか、生育歴とか聞きたかったですね。
    柴田さんじゃその辺りの聞き取りが弱いので加藤先生とかの方が良かったのかな。
    ホルモンバランスや年齢のせいで片付けられちゃってちょっと可哀想でした。

    1. 親が大事にしすぎて家から出さなかった。
      親を大事にしないと、世話をしないと、という暗黙のお約束が相談者の枷になってしまい今に至る、のかも。
      結構こういう人いますよ。相談者みたいな人も、いい歳の独身の子供を置いている親も。
      子供を自立させるには高卒後に家から出す思い切りが必要ですね。経済的に逼迫していなければ。

  3. 結婚してたって、子どもいたって、不安や辛いことがないわけじゃない。
    いっそ独り身のほうがラク…、と思ってる人だって少なからずいる。

    この人は、今まではそれなりに元気で経済力もある親と一緒にいてラクして面倒なことは避けてきたけど、親の健康やお金のことに不安を感じ始めて、その代わりの寄りかかりが欲しくなったのかな??

    結婚すれば考え方変わる?
    とか、他力本願的なことを思ってるなら、このまま行くほうがいいかもよー。

  4. 甘えてるだけ。ずっと楽なほう楽なほうを選んできた人生だったのだろう。

    1. この人年齢的に氷河期世代だから単に甘えで片付けられないと思うよ。
      この世代パートや非正規で食い繋いでる人めちゃくちゃ多いよ。

        1. 氷河期が1990年代から2000年代前半だから定義上は1970年から1980年くらいまで
          年齢で言うと今の40代から50代前半だろうね

          1. あなたに尋ねたわけではなかった。
            紛らわしくて申し訳ない。さすがに50才くらいになったら体力気力など他の理由がありそうで、ずいぶん前の就職氷河期は関係ないような気がしてたけど、そうでない人もいるよね。
            「賞味期限」とは『「就職氷河期」だからこうなった』というのが通用する期間という意味でした。これもわかりにくいね。すみませんでした。

  5. 私も無能で無気力で親友も居ないし不安だらけの人間です
    ただなんとか世間体を保って帳尻だけ合わせて生きてます
    なんとかなるなる
    なんとかかるさ!

  6. マイナス思考すぎて人をイライラさせるタイプだし、この時代に結婚はステイタスと思ってる時点で、世間知らずだなぁと感じました。力強く生きるとか、明治時代のおしんじゃあるまいし…
    でもテレ人に相談する行動力あるんだから、ポテンシャルはある人かも?私にはそんな勇気ありません。
    素敵な趣味とかやりがいある仕事を持ってる人ばっかりじゃないから皆一緒だと思って、不安感には負けないでほしいと思いました。
    先生の言うように、無理せず頑張りすぎず、なんとか時間稼ぎ、辛いときはやっぱりこれしかないのかなー。
    そうこうしてるうちに歳食っちゃうんですけどね!

  7. 趣味や好きな事があるっていうのはそれだけで人生の宝なんだなあと思いました。
    相談者さんの場合はまず読んでる本を週刊誌ではなく短編の小説に変えて見てはいかがでしょうか。

  8. 私は両親が早くに亡くなったので、とにかくお金を貯めることに生き甲斐を感じる人生だった。
    とりあえず結婚したものの、やはり独りでお金を稼ぐ事に魅力を感じて、バツイチに…
    子供はいないけど、家は建てたしお金はあるから、もう働くつもりもない。

    結婚しない、もしくはできないなら、寝る間もおしんで稼げばいい。
    悩んでる暇もなくなるから。

  9. ご相談者さん、いわゆる就職氷河期世代ですかあ。パートを転々としているような状態ですが、現役就職に失敗してこうなったのでしょうかねえ。
    個人的にはいろいろな支援を使って、何とかフルタイム雇用を得られたらなあと思いますが、両親が後期高齢者間近だけに、介護離職が正直心配。

  10. 安楽死制度があれば、この手の問題はサクッと解決するのに。社会からお荷物として思われてる方も好きでこの世に長居してる訳ではない。

    1. 森田氏の回答って、は?って思うのばかりなので正直なんのアドバイスにもなってないと思う。柴田氏も根掘り葉掘り聞きすぎるわりには、深掘りできず主観で発言してるし。若い時からモチベーションあがらないと言ってるのだから、ホルモンのせいじゃないでしょうよ。

  11. 相談者が自分で「頭悪いから…」と言ってたように、あまり複雑な仕事は出来ないように感じる。就職氷河期世代といえども、元々の勤労意欲が乏しく収入が低くても衣食住にさほど困らなければ、どこで何のために働くかの意義なんて見出せてないままこの年齢になるのも無理はないかな。
    安易に診断もしたくないが、発達障害系の精神的な不安も抱えながらのの学生時代だったのではないか。グレーだから親にも教師にも気づかれにくいタイプかな。たらればだけれど、親御さんが早めに専門家に委ねて就労に必要な資格取得、学習支援などに着手出来てれば経済的な自立だけでも何とか確立出来たのではないかと。しかし、年代的にはまだまだ発達障害者への理解度が一般的になってないから、その点では気の毒だったかもしれない。
    結婚の問題は、もしお見合いなどで
    所帯持っても、旦那さんが余程寛容で相談者のこの性格を深く追い詰めたりしない鈍感さがないと家庭も破綻する可能性あり。テレ人聞いてたら、結婚したからと言って安泰なわけない、と分かってると思うけどなー。
    それと、老後の不安あるなら姉妹とは
    付かず離れずでいい関係は築いておいた方が良い。あと同居の親の介護の相談、相続の相談も早めにしておかないと、またテレ人に電話することになる。

  12. 確かに介護職はいいかも。
    無能な私が経験した仕事の中で一番稼げた。
    コミュ障の職員もいたけど、毎日することだいたい決まってるし、お年寄りとだけは笑顔で話せたりで、こなせてた。
    相談者さん、どうかしら。

    1. 無能ではできないですよ。

      力仕事は男性に。 

      メンタル面や身の回りのお世話は女性にお願いしたいです。

  13. 柴田理恵の質問責めも、ここのコメント欄の相談者非難も、20年前の就職活動期に散々聴かされた戯れ言。
    彼等の子孫が日本の衰退を引き受けるのを、うちら氷河期世代が黙って観測する。
    もうそんな時代に入ってる。
    もちろん、うちらも日本に何か貢献する気はない。
    そんな気力はとうの昔に削がれているから。

    1. 49歳独身女性相談者さんの悩みも根深く、匿名さんのコメントもずばりと得ているなと感じました。
      テレ人にこの年代の独身者からの相談が増えていくように感じます。テレ人への相談できるくらいの度胸がある人ならまだ心は健康なのだと思いますが…

  14. おそらく受動型ASDかな。私と似てるわ〜。
    あのね、このタイプは人とのつながりとか求めるとろくな事ないよ。内向型はとにかく一人で心の中を満たせる何かを求めるべし。ひたすらインプットでアウトプットはいらぬ。雑誌マンガ悪くないよ!行動系だと落語とかお笑いライブとか音楽コンサートとか行くのはどうかしら?受け身で楽しめるよ!
    そして毎日仕事して、毎日お風呂入れればもう上出来じゃない?

    1. あとさ、森田センセ「不安の原因は孤独や一人でいること」「誰かと繋がって」「仲間が大切」って、そういう言葉が私を不安にさせてるんだけど。ほんとに一律みんなに当てはまるの?
      今までそういう言葉を信じて人と繋がる努力をしたこともあったけどずっとしんどかった。人と会わないようになった今は自分をしみじみ肯定できてるよ。

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