専門学校休み4日目にして母子に蘇る不登校2年半。診療予約のついでにテレ人

テレフォン人生相談 2024年5月13日 月曜日

パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)

相談者: 女55 夫56 長男18

今日の一言: 困った時に自分を助けてくれる人がいるという無意識の確信を持った人がいます。

加藤諦三:
もしもし?

相談者:
はい、もしもしい。

加藤諦三:
はい

相談者:
はい

加藤諦三:
テレフォン人生相談です。

相談者:
はい、よろしくお願い致しますう。

加藤諦三:
はい

相談者:
はい

加藤諦三:
最初に、年齢を教えてください。

相談者:
私、55です。

加藤諦三:
55。結婚してます?

相談者:
はい

加藤諦三:
ご主人何歳ですか?

相談者:
56です。

加藤諦三:
56歳。お子さんは?

相談者:
息子、18です。

加藤諦三:
息子さん18歳。

相談者:
はい

加藤諦三:
はいわかりました。それで、どんな相談でしょう?

相談者:
息子のことでえ、ご相談したいんですがあ、

加藤諦三:
18歳の息子さんですね?

相談者:
はい

加藤諦三:
はい

相談者:
専門学校へえ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
行き始めたのですがあ、

加藤諦三:
はい

相談者:
今は、ちょっと・・学校行けなくなってしまいまして・・

加藤諦三:
はいはい。

相談者:
はい

加藤諦三:
いつ頃からですか?

相談者:
今は、4、日目、なんですけれどもお、

加藤諦三:
あ・・長いこと、行けないっていうんじゃないんですね?

相談者:
中学でちょっと不登校になりましてえ、

加藤諦三:
あ、そうですか、はい

相談者:
はい

加藤諦三:
中学で、どのぐらい不登校だったんですか?

相談者:
2年半です。

加藤諦三:
・・2年半?

相談者:
はい

加藤諦三:
それで、不登校の、原因っていうのは・・ わかってるんですか?

相談者:
中学でええ、わ(は)あ、スクールカウンセラーの方の紹介でえ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
診ていただいてえ、

加藤諦三:
はい

相談者:
思春期の、症状でえ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
「父親に対する・・ライバル心、だ」っていうことだったんですけどお、

加藤諦三:
はい

相談者:
本人の口から、「こうだ」っていうのは、

加藤諦三:
はい

相談者:
はっきりとは、聞いてないです。

加藤諦三:
あああ・・

相談者:
ただ、コミュニケーションが、うまく取れないっていう・・

加藤諦三:
はい

相談者:
こと・・は、聞いてます。

加藤諦三:
そうすると・・コミュニケーションがうまくいかなくなったっていうことは、友達がうまくいかなくなって、不登校になったんでしょうけれども、

相談者:
そうですね・・友達だ、け、では

加藤諦三:
原因・・

相談者:
なくてえ、

加藤諦三:
ええ

相談者:
担任の先生とも、うまく・・コミュニケーションが取れずう、

加藤諦三:
ええ

相談者:
きっかけは、その先生・・に、あるようなことは、本人も、言ってます。

加藤諦三:
要するに、仲間ともうまくいかなかったし、

相談者:
はい

加藤諦三:
先生とも、うまくいかなくなったということですね?

相談者:
そうです。

加藤諦三:
はい。
それで、今、専門学校に入って、

相談者:
はい、本人が・・ちょっと、中学の、その・・引きこもる時の、感覚うが、また、蘇ってきてるからあ、

加藤諦三:
うん・・

相談者:
学校に、行けなくなったって・・本人が言ってます。

加藤諦三:
ううん・・
あなたと、ご主人との関係はどうなんですか?

相談者:
仲がいいと思いますう。

加藤諦三:
仲がいい?

相談者:
はい

加藤諦三:
そうすると、非常に、おかしいんですよね。
もしあなたの言う通り、

相談者:
はい

加藤諦三:
夫婦関係がうまくいっていて、

相談者:
はい

加藤諦三:
この、18歳の今の息子さんが、特別な、何か問題を抱えているものでないとすれば、

相談者:
はい

加藤諦三:
男の子が、学校に行かれなくなるっていうことは、ちょっと考えにくいんですけどねえ。

相談者:
・・ああ、そうですかあ・・

加藤諦三:
で、あなたは、そうすると、こ・・息子さんが、2年半、中学校の時、行けなかったということを、あなたの説明だと、どうなるわけ?

相談者:
小学校の時、は、たくさんお友達が家に遊びに来ててえ、

加藤諦三:
う、ん・・

相談者:
みんなで、ご飯食べたり、おやつ食べたりしてえ、毎日こう、連れてきててえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
ある、5年生か6年生ぐらいにな、ってえ、子供が友達に誘われなくなってえ、

加藤諦三:
・・

相談者:
一人で家にいることが多くなってえ・・ いったように・・見えるんです。

加藤諦三:
うんん・・
あのね?

相談者:
はい

加藤諦三:
いまの話を伺うと、

相談者:
はい

加藤諦三:
「友達がたくさんいた」っていうのが、

相談者:
はい

加藤諦三:
非常に、心理的に、問題抱えていた可能性があるんですよ。

相談者:
ああ・・◆#$%

加藤諦三:
友達がたくさんいるってことは、

相談者:
はい

加藤諦三:
いいことじゃないんですよ。

相談者:
ああ、はい・・

加藤諦三:
望ましいのは、少数の、親しい友人がいるっていう、ことなんですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
友達が多いっていうのはあ、誰からも愛されたいということで、教科書的に一般的なことを言えば、愛着人物、この子の場合には、お母さんですけど、

相談者:
はい

加藤諦三:
愛着人物との関係が、不安定なんですよ。この子から見ると。

相談者:
あああ。

加藤諦三:
不安定性愛着という言い方をするんですけれども。

相談者:
あああ、不安定・・はい。

加藤諦三:
要するに、愛着人物との関係が安定していれば、

相談者:
はい

加藤諦三:
そんなにたくさん友達いるはずないんですよ。

相談者:
不安定、そうですか、私、ちょっと、病気いい・・しててえ、入院を・・何回もしたりとかしてるんですけど、

加藤諦三:
あああ・・じゃあ、

相談者:
そういうことは◆#$%

加藤諦三:
それは、あれですよ。
入院していてえ、

相談者:
はい

加藤諦三:
お母さんが、いなくなるわけです。
この子にとっては、愛着人物。お母さんというのは、最も重要な人間ですからね?

相談者:
はい

加藤諦三:
その人間との関係が、安定している場合には、子供は、安心して友達の方に気持ちがう・・いく・・ですけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
今の話を聞くと、

相談者:
はい

加藤諦三:
そこらへんに問題があるんじゃないの?

相談者:
(吸って)そうなんですかねえ・・
なんか、子供の取り方でえ、

加藤諦三:
うん

相談者:
ちょっと・・生徒さんと、揉めて。うちの息子が・・

加藤諦三:
ハアハア(鼻息)

相談者:
その時に、先生、があ、「君が言う言葉は、みんなを傷つける」って・・自分の話を聞かずにい、そういうふうに言われたことがショックだったっていうのは・・◆#$

加藤諦三:
ああ、それは、ショックでしょうね。

相談者:
はい

加藤諦三:
だって、今の話聞くと、

相談者:
ああ・・

加藤諦三:
この子は、みんなから嫌われるのが・・嫌なわけですから。

相談者:
はい。
それが、きっかけで、行けなくなっちゃったみたいなことは、言ってました。

加藤諦三:
うんんん・・そうすると、今日のあなたの相談は、専門学校に行けなくなりだしてから、まだ4日間だけれども、

相談者:
はい

加藤諦三:
18歳の息子さんと、どう接したらいいかっていうことね?

相談者:
そうです、あの、本人があ、「克服したい」って言ってるのでえ、

加藤諦三:
こ・・

相談者:
親はどういうふうにサポートして・・いいのか?、アドバイスをいただけたらと思って、お電話しました。

加藤諦三:
ああ、なるほどね

相談者:
はい、はい。

加藤諦三:
はい、わかりました。今日はあのお・・スタジオに、幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてんので、

相談者:
え・・

加藤諦三:
伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)

「専門学校休み4日目にして母子に蘇る不登校2年半。診療予約のついでにテレ人」への6件のフィードバック

  1. 病院にはきちんと全ての事情を話して対応していただければと思いますが、学校は退学可能性大かも。
    高校以上は欠席に関して中学校以下よりシビアだけに、現状を考えたら病気療養退学でしのげれば…。

  2. コメントを承認し、文字起こしを作成し、今朝みたいなサーバ不調をメンテされ、その管理人さんの日々のご尽力の賜物がこのサイト
    1読者として改めて感謝申し上げます

    今日の相談、息子さんの幼少期の寂しさはなんとなくわかるし、とにかく相談者=お母さんに構ってもらいたかったんだろうなとは思う
    ただ、18になっても人に交じれないし、基礎学力もおぼつかないって、実践スキルを身に着けて社会に出ようとする専門学校生にしては相当危なっかしい状況だ
    早朝ジョギングしたり、本人なりに頑張ろうとしているのは伝わるけど、もう少し中学校に通えていれば、学力も社会スキルももう少し身についてたろうにな、と傍目には思う

    そしてその原因は「不登校は家庭に原因あり」の法則通りなんだろうな
    入退院を繰り返して相談者もしんどかったろうけど、自分もきつくて精一杯だったというよりは、そもそも子どもの気持ちに関心が薄いし、息子に寂しい思いをさせてしまった、という感じは伝わってこなかった
    息子自身も病院通い(心療内科?)になって、幼少期の母親と立場が逆転して、ようやく母親にかまって心配してもらえるようになれたと思ってるんだろうな

    ただ、客観的には独り立ちして社会に出ていくハードルは上がっていくし、両親は間もなく還暦を迎えて、いつまでも息子を支えられなくなる
    条件は厳しくなっていくけど、この必死にもがいている息子が、どうにか起死回生を図れますように

  3. 子どもが不登校気味なので、とても参考になります
    ありがとうございます

  4. 自分もお子さんに近い境遇なので、どうこうは言えない。立派になれなくても世間で起立したいです。

  5. トイレの回数を噂するとか、課外授業でからかうとか、専門学校生にしては同級生のやることが幼稚すぎ。
    息子さん、どうか強くなって!

  6. 音声で聞いてると大原先生のアドバイス、誰が誰に言うのか、がすごく分かりづらく、文字起こしでやっと理解しました。それでも8割くらいですが。
    管理人さんに感謝です。

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