薬剤師の長女は異分子と割り切ろう。自分から関係修復しない決意と裏腹な相談

テレフォン人生相談 2024年7月9日 火曜日

パーソナリティ: 今井通子
回答者: 和田秀樹(精神科医)

相談者: 女65 夫73 ふたり暮らし 長女39 結婚して近所に住む次女37 相談者の実家に一人住まいの三女33

今井通子:
もしもしい、

相談者:
あ・・

今井通子:
テレフォン人生相談です。

相談者:
もしもし?

今井通子:
はい

相談者:
お願いいたします。

今井通子:
はい。今日はどういったご相談ですか?

相談者:
今日は、ハア(ため息)

今井通子:
はい

相談者:
39歳、長女の件で、す。

今井通子:
30、9、歳、の、お嬢さん?

相談者:
はい

今井通子:
どういったことですか?

相談者:
えっと長女、と、今・・音信不通です。

今井通子:
はい

相談者:
そしてえ、次女37歳、

今井通子:
はい

相談者:
三女、33歳。

今井通子:
はい

相談者:
夫と、2人暮らしでっ、

今井通子:
はい

相談者:
夫73、 私は、65です。

今井通子:
65歳。はい。

相談者:
長女は、ぁ、お金も時間もかけて、ぇ、薬剤師、に、なりました。

今井通子:
はい

相談者:
そしてえ、ヘぇ・・これは、後からわかったことなのですが、

今井通子:
はい

相談者:
学生時代からぁ、男と、ぉ・・同居して、おりまして、

今井通子:
はい

相談者:
で、20・・7歳、頃、に、結婚しましたけども、ぉ、

今井通子:
はい

相談者:
一年半ぐらいで、ぇ、離婚しました。

今井通子:
は、い。

相談者:
それで・・ メールしても、電話しても、連絡がつかなくて、おかしいなと、ぉ、思って、

今井通子:
はい

相談者:
戸籍、を、ぉ、の付票を、たどって・・いこうとしたところが、

今井通子:
うん

相談者:
途中までしかわからなくて、

今井通子:
はい

相談者:
それで、ㇸ、離婚したこと、も、途中まで、辿った時に、わかったんですけれども?

今井通子:
はい

相談者:
それから・・7年ぐらい、して、からだったと、思うんですけれども、ぉ・・本人名義の、名義預金・・というのが、ある、ということを、夫の、実家の、兄から、知らされて、

今井通子:
はい

相談者:
「これは、俺たちのオヤジが」、

今井通子:
うん・・

相談者:
「お前に、残してくれた金だけれども」、

今井通子:
はい

相談者:
「孫の、名前にしてあるから、使いなさい」、という、遺言で、それを、受け取りました。

今井通子:
はい

相談者:
で・・わたくしと、夫で、

今井通子:
はい

相談者:
弁護士さん、に、

今井通子:
はい

相談者:
頼んで、

今井通子:
はい

相談者:
その、お金は、本人が、受け取って、

今井通子:
はい

相談者:
奨学金も、全額、返済するようにという・・ことで、弁護士さん通して、そういう、依頼を、しました。

今井通子:
うん・・

相談者:
ですけれども、

今井通子:
はい

相談者:
本人が言うには、「親に、搾取された」・・と言ってるそうですが、それは全く、ありません。

今井通子:
(含み笑い)あの・・ご本人が言ってるってことは、ご本人と連絡は取れてるっていうこと?

相談者:
弁護士さんがね?

今井通子:
あ、ご本人のことは、弁護士さんを通して、わかっていて、

相談者:
はい

今井通子:
ただ、ご本人が、あなた方に、会いたくない、だけ?

相談者:
そうで、す。

今井通子:
はいはい。

相談者:
そして、「そんな、お金のことは、全然知らないので」、

今井通子:
ええ

相談者:
「受け取らない。施しは、受けない」ということだ、そうです。

今井通子:
はいはい

相談者:
そして、本人の、所有地(居住地?)、の、弁護士の名前で、「もう、実家の、家族とは、縁を切る」という、内容の、縁切り状のようなものが、届きまして、

今井通子:
はい

相談者:
怒りや、悲しみや、わけのわからないことで、 苦しみました。

今井通子:
うん・・

相談者:
そしてえ・・今は、長女に対する、小さい頃からの・・抱いていた夢や希望が、もう、破壊されてしまって。

今井通子:
はい

相談者:
悲しい・・怒り、

今井通子:
う、うん・・

相談者:
だったんですけれども、

今井通子:
うん

相談者:
最近は、

今井通子:
はい

相談者:
「もう、そのことで、気持ちが波立ったりするのがもう・・嫌だ!」

今井通子:
はい

相談者:
「本人が、幸せでいれば、いいんだ」

今井通子:
はい

相談者:
っていう風に、思うようにしました。

今井通子:
はい

相談者:
そしたら・・ 少し気持ちは楽になりました。

今井通子:
はい

相談者:
ですけれども、テレビの報道などで、

今井通子:
はい

相談者:
親族を、病気や、不慮の事故で亡くした・・方々の、コメントを聞くにつけ、またその悲しみが蘇ったり、自ら、生きてる娘と、縁を絶ち切ろうとしてる・・っていうところが、苦しくて、ㇸ、どのようなあ、ふうに、考えればいいか・・と思って、電話しました。

今井通子:
なるほど・・ご主人はなんておっしゃってんの?

相談者:
夫は、「お金の件は、ほっとけばいい」って・・

今井通子:
うん

相談者:
言っておりましたけれども。(吸って)私にあのお・・病気が見つかって、

今井通子:
はい

相談者:
このまま、私が、亡くなったりすると、妹お、2人に・・迷惑をかけることに・・

今井通子:
はい

相談者:
いうことが、あって、弁護士さん、に、依頼することに、なりまして。

今井通子:
うん

相談者:
夫は・・寡黙な人ですので、ほとんど、この件 に、ついて、深く話したことは、ありません。

今井通子:
なるほど。
その、お妹さん達、なんだけれども、ご結婚はされてんの?

相談者:
次女はあ、あのお、結婚、して、近所におりまして、

今井通子:
はい

相談者:
三女は、

今井通子:
はい

相談者:
空き家になってしまったわたくしの、実家に、住んで、管理など、してくれて、います。

今井通子:
なるほど。
この、2人の、お妹さんの、意見は、どういうお・・ご意見かしら?

相談者:
まあ・・「どうせあんな人」みたいなあ・・(含み笑い)長女のことを、そういう、言い方ですね。

今井通子:
はあああ、なるほどね。

相談者:
はい

今井通子:
ご長女は、もともと・・あなたとは、折り合いが悪かったの?

相談者:
いえ・・お勤めえ、始めた頃はあ、

今井通子:
うん

相談者:
金曜日の夜に、リックサック抱えて、帰ってきて。一緒に、あの、近所の、山々を、散策したりとか、関係は良好でした。

今井通子:
・・

相談者:
突然・・でした。

今井通子:
あ、突然?

相談者:
◆#・・

今井通子:
離婚しちゃった、後が・・連絡が取れなくなっちゃったんでしょ?

相談者:
そうですう。

今井通子:
割とだから・・プライドが高い、方かな?

相談者:
そうですう。

今井通子:
離婚、を、したことに対して、親御さんに・・理由を言えないっていうか。

相談者:
そのようにい、

今井通子:
うん・・

相談者:
想像しています。

今井通子:
ん、なるほどね?

相談者:
それと・・妹たちに、合わせる顔がない。ぃ・・

今井通子:
うん、うん。

相談者:
・・

今井通子:
ということで、雲隠れしちゃったと。

相談者:
あはい。

今井通子:
そうすると、今日のご相談は一体何でしょう?

相談者:
私の、気持ちの問題で、す。

今井通子:
そうですよね?

相談者:
はい、ぃ・・

今井通子:
で結局は・・怒りは収まったけどお、

相談者:
悲しみとか、

今井通子:
うん・・

相談者:
自分で、どのような、言葉をこう・・

今井通子:
うん

相談者:
持っていれば、気持ちが楽になるのかなあって、いうことを、聞きたいです。

今井通子:
なるほど・・わかりました。
今日はですね、精神科医の、和田秀樹さんがいらしてますので伺ってみたいと思います。

(回答者に交代)

「薬剤師の長女は異分子と割り切ろう。自分から関係修復しない決意と裏腹な相談」への17件のフィードバック

  1. 今井さんの「便りがないのはいい便り」に尽きる。これ以上長女とコンタクトを取ろうとしないこと!

  2. 長女にだけ厳しくしたのではないでしょうか。
    相談者さんは気が付かないけどいっぱい我慢して来たんだと思いますよ。

    最初から子供は二人しかいなかったと思うのが
    お互いの為かも。

  3. なんだろうな、この, 芝居がかったような自己憐憫丸出しの口調… 本当にこの人はいい母親だったのだろうか、と思わせる。
    長女に対して小さい頃から抱いていた夢や希望が破壊されたと言っていたけれど、長女からすればその期待がプレッシャーだった。そしてある時、気付いたんじゃないかな、わたしは母親に操られていた、と。それが「搾取された」という言葉の意味。娘さんは自分の前半生を搾取されたと感じているんだと思う。
    お母さんはその気持ちを理解できない限りは苦しむしかないでしょうね。
    自分に非があるとは思っていなさそうだし。

  4. さすがは和田秀樹先生、上手な落としどころを見つけて見事に収めていく、頭のいい方の話の運び方だなあと思った
    過去や他人の人生にとらわれずに自分が前を向けってのは、三石御大イズムにも通じる
    ただ、今日の相談者には、そんな対症療法は利かないだろうな
    この怒りに満ち満ちた声の怒りのマグマは相当根深い

    「金も時間もかけて薬剤師にして」、「自分の夢や希望を」長女に託したんだろうな、長女のためというより「自分のため」に
    大方、医者と結婚でもさせて「成功した娘の母親」って肩書を得たかったんだろうけど、それが叶わなかった絶望と、飼い犬に手を噛まれた怒りと悔しさで、可愛さ余って憎さ百倍なんだろう
    仮に長女が修復を申し出たところで、この相談者は「我が子が自分の思い通りにならなかった」ことをずっと恨んで怒り続けるんだろう
    この長女と似た立場の人間として、この依存心全開のエゴイズムに心底反吐が出る

    今井先生も和田先生も「子育て成功じゃん」と相談者をなだめる方向に持って行かれたけど、加藤先生&マド愛先生に依存心を一刀両断してもらうほうが根治療法になった気がする
    この怒りと絶望は間違いなく相談者の心身を蝕んでいくし、今相談者が体調を崩されてる原因もそれじゃなかろうか
    「自分のエゴで長女をコントロールしようとしていた」ことへの気づきと内省ができれば、執着が薄れて気持ちも楽になると思うのだが

  5. 長女さん、変な宗教に入っちゃったんじゃないでしょうね。

    お金を受け取らなかったから、違うかな~。もし、入ってたら お金を受け取ってその宗教につぎ込みそうだし。

  6. やっぱり こういう回答になりますよね。他に答えようがないもん。
    私も親子の絆は永遠という幻想は捨てよう。でも、子どもから絶縁されたら、辛いだろうなあ… 自分なりに一所懸命に育てたつもりだから💓

  7. う~ん、この湿っぽいというか、独特な声質の感じや垣間見える頑固さは、おそらくナルシストでしょうかねぇ。
    こういうときこそ加藤先生の意見を聞いてみたかったですが、テレ人も世代交代を進めているのでしょうかねぇ。

  8. 薬剤師になった長女が自慢だったのだろう。裏切られた感が強いのか?
    弁護士を通せるならば行方不明というわけでもなく、相談者と夫に万が一が起こっても安心じゃん。
    残っている二女・三女が頼りになるならそれで満足すべし。

  9. 典型的な毒親仕草だな。一方的にしゃべって相手の発言権奪うタイプの。ダンナ、口数が少ないんじゃなくて、相談者と会話することを諦めてる。手駒である次女と三女をそれぞれ近所と相続した実家に住まわせて長女を「離婚した恥知らず」とか責めてそう。
    気持ちの餅用とか知らんよ。長女からサンクコスト回収したいけど打つ手無しという「身から出た錆」の消化不良を相談されても。鼻摘み声で一方的に喋る割には長女と普段はどんな関係性だったかは見えてこない。その辺の「自分の都合の悪いところは伏せる」話し方も典型的な毒親仕草で狡い。

  10. 縁切り状的なものが弁護士から届く。ってあるんですかね?あくまでも長女の気持ちを表してる手紙的なもの?

    元夫が悪者みたいになってますが、長女を薬剤師という自慢の元としか見てなかった母親への反発じゃないですかね?

    「夫も寡黙だから」と言ってるけど、大切な事も相談できない、頼りにならない旦那さん。こんな家庭環境が原因してるんじゃないですかね?

  11. 関係修復しないと意固地になりつつ本音は親子関係を修復したいという本音が垣間見える。矛盾が目立った相談だった。
    おっと、なんだか毒親臭が…

  12. 薬剤師は、大学6年間
    国立 一千万円 私立 2.5千万円
    医者並みだって、隣の薬局オヤジ談

  13. ご相談者さんが前期高齢者、旦那さんも間もなく後期高齢者だけに、まずは夫婦が今後の老後・介護のことを考えるのが最優先かなあと思います。
    長女はもうあてにならない可能性が高いと思いますので、次女と三女、包括支援センターなどの福祉となるべく早いうちに話し合って欲しいです。

  14. 娘が2〇歳の時に 男と同棲 したという際の言い方が、
    気になりました。
    自分の理想の娘となるはずの予定をぶち壊した”憎い男”といった感じ
    の口調だったので、「あんな男と早く別れろ!」といったたぐいのひどい言葉を当時長女にしつこく言っていたのではと想像してしまいました。
    DVが直接の原因かもしれませんが、自分が好きになった人に対してひどいことを親から言われると、それも原因の一つなのかと思い込んでしまいますから一生恨まれることになっても不思議ではないのですが、この母親では分らんでしょうね。

  15. 次女、三女さんの職業を教えて下さい。これを聞いて欲しかった
    薬剤師の母って、毒親的に満足って立場なのかな…
    それより、母が娘の離婚に至った経緯を聞き出せないのは悲しい
    和田先生の回答はその通りなんたけど、そこら辺突っ込むと大変なんだろうね

  16. この相談者長女より2歳下の義姉の息子は地元に
    Ⅽランク薬学部があるのに学力的に届かず
    本人は高校時代のバイト先にそのまま就職したいというのを
    説得して隣県の定員割れ全入のBF薬学部にいれたものの
    留年が3回(大学の国試合格率が下がるので卒業させない)
    卒業後国試受験も落ち2回、3度目でめでたく受かりました
    コストは学費下宿代国師対策家庭教師代
    含めて2500万の2倍だそうです
    それでも男の子なので地元田舎に戻って薬剤師をしていると
    高校同級生の地元の子たちの2倍の給料があるそうなので
    もとが取れて良かったみたいです 
    相談者長女と違い無邪気な甥っ子なので
    他の一般の仕事だと学力が優れない人は地方だと
    ホントに低所得なので、いまでは無理やり薬学部に
    行かせた母親に感謝しているそうです

  17. 長女に対する小さい頃から抱いていた夢や希望が破壊されたって、イヤな言い方。親戚や近所の人に長女のことを自慢できない怒りがあるんでしょうね。
    長女は母親の夢を叶える為に生きてる訳じゃないです。なぜ縁を切られたのか反省して態度を改めないと、次女三女からもそのうち嫌われてしまいそう。夫からはもう嫌われてる?

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