娘の自閉に納得できなくても夫も同じ特性と言われて心から納得する我慢の日々

テレフォン人生相談 2024年8月8日 木曜日

パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)

相談者: 女42 夫42 小1の長女 3人暮らし

柴田理恵:
もしもしい?、テレフォン人生相談です。こんにちは。

相談者:
こんにちはあ。

柴田理恵:
今日はどんなご相談ですか?

相談者:
主人とうまくいっていないこととぉ。

柴田理恵:
はい

相談者:
うまくいっていないことで、子供に、ええと、いい影響を与えない、だろうなと思って、

柴田理恵:
うん、うん・・

相談者:
そういうことで悩んでいます。

柴田理恵:
はい

相談者:
はい

柴田理恵:
あなた、おいくつですか?

相談者:
42です。

柴田理恵:
はい、ご主人、おいくつですか?

相談者:
42です。

柴田理恵:
はい、お子さんは・・

相談者:
小学校1年生です。

柴田理恵:
ああ、男の子ですか?、女の子ですか?

相談者:
女の子でえす。

柴田理恵:
女のこ。
女の子、お、お1人なんですね?

相談者:
はい

柴田理恵:
で、今、じゃ、3人で、暮らしてらっしゃるんですか?

相談者:
はい、そうです。

柴田理恵:
はい。
「ご主人と、うまくいってない」っていうのは、どういうことですか?

相談者:
会話は、まずぅ、必要最低限、でぇ・・自然なコミュニケーションができていないという、状況です。

柴田理恵:
うん。
いつからそういう風になったんですか?

相談者:
子供が生まれる前から、あのううう、 あんまり、うまくはいっていなかったんですけども、

柴田理恵:
うん、うん。

相談者:
ええと、子育てえ、を・・の中、で、徐々に徐々に、

柴田理恵:
うん・・

相談者:
悪化していったという感じなんですけどぉ。

柴田理恵:
うんん・・あなた、たちは・・

相談者:
はい

柴田理恵:
ご結婚なさって何年ですか?

相談者:
10年ぐらい経ちます。

柴田理恵:
じゃあ、4年ぐらい前からかしらねえ?

相談者:
(吸って)

柴田理恵:
ちょっとうまくいってないのはねえ・・

相談者:
んん・・そうですねえ、まあ、生まれた時からそんなに・・

柴田理恵:
うん

相談者:
うまくいってないんですけど。

柴田理恵:
うん

相談者:
まあ、4、5年・・

柴田理恵:
4、5年。はい。

相談者:
(吸って)くらいは、良くないと思います、はい。

柴田理恵:
ううん。何が原因でしょうかねえ。

相談者:
(吸って)やっぱり、性格が合わない・・考え方が合わない・・

柴田理恵:
うん・・

相談者:
っていうのが、大きいんだと思います。

柴田理恵:
うんん・・恋愛結婚でしょ?・・当然ね・・

相談者:
恋愛・・っというか、お互い、あのう・・都合が良かったから結婚したっていう感じなんですけどお。(吸って)と、向こう・・的にはあのう、結婚すると、社会的に・・ 認められるっていうんですかね。

柴田理恵:
うん

相談者:
会社でも。

柴田理恵:
うんうん。

相談者:
いい立場にいれる、という・・利点があって。

柴田理恵:
うん

相談者:
私も、歳だし、早く結婚しなきゃなって思っていたので、誰かと。ホ・・(苦笑)

柴田理恵:
ああああ。あなたは、お仕事今なさってるんですか?

相談者:
えっと、派遣で、働いています。

柴田理恵:
うん、うん。で、ご主人は、もちろんその・・まあ、フルタイムのお仕事が、あって。・・でもねえ、(吸って)

相談者:
はい

柴田理恵:
お子さんはいらっしゃるしねえ、

相談者:
はい

柴田理恵:
その、離婚、すると言っても・・

相談者:
あ、離婚、はあ、できないですね。あの、生活、費が、

柴田理恵:
あああああ。

相談者:
今、いっぱいいっぱいで。

柴田理恵:
はいはいはい。うん、うん。

相談者:
今、離婚、する、と、家を失うのでえ。(吸って)

柴田理恵:
うん

相談者:
どうやって、我慢していくかっていうこと・・(吸って)
どう、ぐっとこらえるかっていうの・・(吸って)

柴田理恵:
うん

相談者:
が、大事なんだろうなって思ってるんですけど、どう、それを、やっていけばいいかあ・・

柴田理恵:
うん、ど、そんな、

相談者:
いや、わからないっていうんですかねえ・・

柴田理恵:
もう、我慢しなきゃいけないほど、ん何が、気に食わない?(吸って)

相談者:
あの、最近で言うとあのう、

柴田理恵:
うん

相談者:
私が作った料理、で、

柴田理恵:
うん

相談者:
子供に、バランスのいい食事をとってもらいたいんですけどお。

柴田理恵:
うん

相談者:
私が作った料理なのに、主人が、「そんな無理して全部食べなくていい」とか。
でぇ、甘いものは、午前中も、私に隠れてコソコソ子供に食べさせ、る、とか。

柴田理恵:
うん・・

相談者:
で、「虫歯になるしい、ご飯も食べれなくなるからやめてほしい」って、言ってるんですけどお、なんか、「考えを、押し付けるな」とか・・怒ったりですねえ。

柴田理恵:
そういうことを、

相談者:
はい

柴田理恵:
ご主人と、

相談者:
はい

柴田理恵:
細かに、話し合ったりはしないんですか?

相談者:
あ、話し合ったりしたことあるんですけどお。

柴田理恵:
うん

相談者:
食べさせたいみたいなんですよねえ。お菓子とかを・・

柴田理恵:
うん、そうかもねえ。だって、お父さんなんてさああ、

相談者:
はい

柴田理恵:
可愛いからさああ、

相談者:
はい

相談者:
食べさせたいと、思う気持ちも、わかりますよ?

相談者:
・・そうですよねえ。(吸って)例えば、なんか、ランドセルの開け閉めを子供に教えてたんですけど、旦那が。

柴田理恵:
うん

相談者:
子供が、ふざけたりしてたら 、「もう教えてやんないぞ!」といきなりなんか、怒ったりぃ。「もう遊んでやんないからな!」とか。

柴田理恵:
うん・・

相談者:
怒っちゃうんですよねえ、すぐに。(吸って)

柴田理恵:
うんん・・だ、その・・子育、てえ、のことで、

相談者:
はい

柴田理恵:
色々ぶつかったりもするわけですね?、じゃ、そうやって・・ことごとく。

相談者:
そうですね、最近・・(吸って)でも、言ってもダメだと思うのでえ。もう、それを、我慢して見てるんですけどお・・

柴田理恵:
そっかあ・・

相談者:
はあい・・

柴田理恵:
それでも、

相談者:
ああ、で、なんか・・

柴田理恵:
離婚はしない・・わけじゃないですか。

相談者:
(吸って)

柴田理恵:
あたし思うけど、そういう、

相談者:
はい

柴田理恵:
親がね、ことごとく、

相談者:
はい

柴田理恵:
子供だったらよ?

相談者:
はい

柴田理恵:
自分のことでえ、

相談者:
はい

柴田理恵:
お父さんお母さんが、ずうっと、喧嘩、してて。

相談者:
はい

柴田理恵:
「合わないんだな」ってことが、しっかりわか ・・っちゃうような、

相談者:
ああ、ああ、ああ・・

柴田理恵:
ね、お子さんだって、その・・小学校1年生だって、もう、ちゃあんとわかりますからね、いろんなことが。

相談者:
そうですよねえええ・・

柴田理恵:
うん。
そういうん、だと・・「私のことでずっと喧嘩してるわね」、とか・・

相談者:
んん・・(唸る)

柴田理恵:
逆に、お子さんに・・あまりいい影響がないのかなあ、とも思ったりもするんですよ?
今・・どう我慢して生活していくか、みたいなことおっしゃいましたけどお。

相談者:
はい

柴田理恵:
そんな我慢・・透けて見えるんじゃないかなあああ・・

相談者:
ああああ、なるほど。そうですねえ・・

柴田理恵:
ううんん・・
(吸って)だから・・どう我慢していくかというよりも、どう、お付き合いしていくかっていうかあ、

相談者:
ああああ・・

柴田理恵:
夫婦としてえ、楽しく一緒に生活する人としてえ、なんつうの、仲良くしていくかっていうことの、ご相談、

相談者:
うん・・

柴田理恵:
の方が、いいのかな?、と思いますけどね。どうです?

相談者:
なるほどおー、・・うん・・本当、そんな、「仲良く」なんてえ、かなり遠い目標っていう(含み笑い)感じな◆#$%

柴田理恵:
ハハッハッハッハ(苦笑)

相談者:
ぐらい 、

柴田理恵:
うん、うん。

相談者:
だから、浮かばなかったです。ほんとに・・

柴田理恵:
ああ、そう。

相談者:
「仲良くしてくには」、なんて。

相談者:
ううん・・

相談者:
ハッ(苦笑)

柴田理恵:
・・じゃあ、

相談者:
うんん。

柴田理恵:
一応、その・・ ご相談としては、ご主人、と、これから生活していく上で、どう我慢していくかっていう、ことの、ご相談でよろしいですか?

相談者:
っそう、ですね。はい。

柴田理恵:
うん、わかりました。
じゃあ、ちょっと先生に訊いてみましょう。今日の回答者の先生は、精神科医の、高橋龍太郎先生です。

相談者:
はい

柴田理恵:
先生、よろしくお願いしまあす。

(回答者に交代)

「娘の自閉に納得できなくても夫も同じ特性と言われて心から納得する我慢の日々」への11件のフィードバック

  1. 共働きで大変だと思いますが、まずは夫婦何とか仲良く暮らすように努力することに尽きるでしょうか。長女は通院+支援学級、これらは継続で。

  2. こんなところに電話して愚痴ってるだけで、本気で別れる気がないんだろうな。我慢は毒だと思うけど。いざというときのために旦那の暴言を録音、日記もつけてみたら?
    我慢が限界と感じたら法テラスや所属会社に相談を。
    旦那に娘を渡して、身軽なおひとりさまになるのも、ありかもよ。

  3. 途中送信ですいません
    夫とその周囲の方々は抜いて、優しい大人に支えてもらいました
    辛い時こそ支えてもらおうね

  4. 自閉症ぎみの父親と娘との暮らしは、どんなに疲れて虚しいものかとお察しします。
    離婚は経済的な基盤が無ければ難しいのでしょうが、将来は離婚すると心に決めて、少しずつ準備しておいた方が良いと思います。
    思いやりの無い人との暮らしは、相談者が年齢を重ねて体力が落ちてきた時に耐えられなくなると思うのです。
    こちらが譲歩して、明るい家庭を築くことなどご主人には当たり前であって、煩わしく思われるだけで感謝はされません。
    御嬢さんの成人を待って、長期計画で離婚を目指す方が目標を持って暮らせると思います。
    もしも、ご主人との会話にも慣れて苦痛では無くなっていたらその時に考えれば良いのです。

  5. 42歳くらいは男女ともホルモンバランスが
    不安定な年代で怒りっぽくなるし
    父親が子供に甘い顔するのも、あるあるな話しではあると思います
    ご主人も受診して障害かどうかはっきりすれば対応の仕方も変わるのかもしれません
    犬も食わない夫婦喧嘩にもみえますけどね
    夫婦は鏡、ですからお互い同じこと感じているのではないでしょうか

    一つ言えるのは
    結婚相手にはどちらかと言えば自分の好みの顔立ち(タイプ)の人が長い結婚生活においては吉、とでるかも
    顔も見たくないわ!にはなりづらいかもしれません

  6. もろ、うちの両親と同じ。わたしには障害がなかったのが違うくらい。この60年後が今の我が家です。相談者さん一家の場合は、娘さんに年老いた両親の介護ができるか疑問があるので、もっと大変かも。
    わたしの母は時代的に女性の自立が難しく、ちょっと自閉症気味の父と無理して添い遂げましたが、(お陰でわたしは経済的に苦労せずに育ちました。それは母に感謝しています。) 86歳の今、それが祟って鬱になってしまいました。
    相談者さんはまだ若いし、時代も違うので、今から自活できるようになって離婚したほうがいいと思います。すぐには無理でしょうから、10年計画位で。苦労はするでしょうが、86になって毎日泣き暮らすよりましですよ。

  7. 夫婦不仲。子供にかなり影響していると思う。かなり歪みあっている感じなので、いまさらほっこりなんて無理だろう。無理の先にある苛立ちは、嫌いな旦那に似てくるであろう子供に向かうのだろうな。

  8. 相談者さんに経済力がなくて離婚する選択肢がないので
    我慢するの一択しか残ってなかった(相談前から)
    それならば我慢しつつだましだましやっていくほかあるまい。
    ある特性が見られる旦那さんでも経済的にはちゃんとやってくれているのだからその点だけは感謝する・・・とか?
    相手は変えられないので自分の心の持ちようを変えるしかないのかなあ
    と思った。

  9. 管理人さんのタグ付け通り、相談者はカサンドラ状態なんだろう
    思い込みが強く意思疎通ができない旦那に手を焼いてるのは間違いないし、そんな旦那の稼ぎがないと暮らしていけない境遇への歯がゆさはすごく伝わってきた

    こんなコミュニケーションできない旦那と仲良くなんてそりゃ無理だろうけど、一方で相談者も妥協と打算で結婚したとはっきり言ってて、その見込みが外れて絶望してる感もひしひしと感じられた
    話が通じない旦那と同様に、情緒学級に通う娘さんにも「こんなはずじゃなかった」って思いがあるんだろうな
    もちろん、栄養バランスにしてもしつけにしても、これまで娘さんには母親としてある程度きちんと接してきたのはわかるけど、龍太郎先生の指摘で「娘さんの現状は旦那のせいなんだ!」と変な納得をしてしまった感があるのがとても気になった

    加藤先生のシーベリー語録に「不幸を受け入れる。するとやるべきことが見えてくる」とは言うけど、親が子どもの障害/特性を受容するのは本当に酷で厳しいもの
    この相談者の場合、そこに旦那への根深い不満が絡まってるから、ぴろっこさんのコメントのとおり、旦那と同様に、自分の期待通りではない娘さんにも不満や怒りを持つようになることを危惧する

  10. 本当に自閉かどうかわかりませんよね。今はなんでもかんでも発達にしたがるけど、相談者のいうように家庭環境が影響してる可能性は高い。旦那さんも本当に自閉だろうか。聞いてたけれど、自閉の方って人間に関心がないわけですから、会社でも浮いてると思いますし、子どもとの接し方も独特だと思うのですが。ランドセルの閉め方教えてあげたり、おかし与えたり、無理に食べさせなかったり。普通に思いましたが、、、。子どもも自閉と決められて、いきなり支援級からスタートさせてるけれど、本当にこれでいいのだろうか?子どもの可能性を狭めているような気がして可哀想だな。

    1. 昨今は自閉症と断言するより自閉症スペクトラム(光線のスペクトラムのように症状に幅がある)と言う風潮だね。
      保育園から直々に指摘があり受診を促されているのは、かなり集団生活に馴染めていなかった証拠。
      園も小学校もグレーでは、お宅のお子さんに発達障害がありそうだとはっきり指摘できんのよ。
      大人にも外面が良くて会社では有能なのに、家庭はボロボロという発達障害持ちはたくさんおるので
      相談者の家庭は父娘で大なり小なり、傾向が見られる感じかと思う。
      そういう家庭で唯一健常な奥さんは病む。あるある。

コメントはお気軽にどうぞ。承認後に掲載されます。
承認基準はコチラ

名前欄は必須です。何かハンドルネームを入れてください。