成長しない自閉の次男に家族みんながエネルギーを吸い取られイライラ
(再びパーソナリティ)
加藤諦三:
いい話伺いましたねえ、ヘ(苦笑)・・
相談者:
はい
加藤諦三:
先ほど、比較っていうことを、話してましたけどね?
相談者:
はい
加藤諦三:
この下の子を、いろんな子と比較するっていう気持ちの中にね?
相談者:
はい
加藤諦三:
中学3年の子を、
相談者:
ええ
加藤諦三:
支配しようっていう気持ちが隠されてません?
相談者:
支配?・・
加藤諦三:
やっぱり、
相談者:
はい
加藤諦三:
比較するっていうことは、支配しようとしてんですよ。
相談者:
なああ、はい・・
加藤諦三:
これはやっぱり、子育てで、望ましくないことですからね?
相談者:
はい
加藤諦三:
だから・・人、のこと、比較して、こうだあだっていうように、
相談者:
はい
加藤諦三:
決めつけないでください。
相談者:
はい、わかりました。
加藤諦三:
はい。はい、よろしいでしょうか?
相談者:
はい、今からでも・・間に合うでしょうか?
加藤諦三:
間に合います、間に合います。
相談者:
あ・・はあい、ありがとうございます。
加藤諦三:
はい、どうも、失礼しますあ。
相談者:
はい、はい、ありがとうございましたあ。
加藤諦三:
愛着人物との関係が不安定だと生涯、尾を引きます。
今週はヘビーな相談ばかりだったけど、今回が一番いたたまれなかった
相談者の悩みはわかるけど、やってきたことは悪手だらけだ
相談者、今まで療育相談とかに行ってたんだろうか
児相で知的障害の判定を受けたのは3か月前でも、特性があるなら手帳がなくても療育は受けられるし、放デイとか児発も利用できたはず
そこでスタッフとか他の利用者の親御さんと話したりしたら、子どもへの接し方や将来のこともいろいろ知れたはずだけど、きっとそういうことは何もしてこなかったんだろうな
大原先生のアドバイスにも「私は大変だ、そんなこと聞きたくない」感が出てたし
次男もできないことが多すぎて、相当自尊心がすり減ってる
だからこそ母親にだけは認めてもらいたいから「いい子いい子して」なんだろうけど、そこで「しっかりしろ男だろ」ってのは本人にはさぞキツかろう
家族にも厄介者扱いされてることは本人にもしっかり伝わってるよ
相談者含めて、家族が誰も次男のハンディを受け入れられてない
障害認定を受けて療育手帳を取ったなら、家族がすり減らないためにも積極的に障害福祉サービスを利用した方がいい、手当制度もある
ただ、最後の加藤先生とのやり取りで「間に合いますでしょうか」って訊いてたけど、生活習慣を身に着けさせるタイミングとしてはかなり遅いし、今から療育開始だったとしたら相当厳しい
何より、相談者含めた家族が、次男に求めるレベルを修正しない限り、いつまでもイライラは続くし、誰も幸せにはなれまい
大原先生が以前、人は何歳になっても誰かにあやしてもらいたい生き物、と仰ってました。
このお母さんも誰かに褒めて貰えたら、もっと勇気が出て、
生まれてきてくれてありがとう、と次男に心から言えるのかも。
あるいは地獄のような人生の修羅場を経験したら
怖いもんなくなり、勇気が出るかも。
自分も人生の後半過ぎて、緩い地獄が色々あり、
やっと勇気らしいものが出てきた感あるので
頑張って戦って下さい。
大原先生、幼児教育には一家言あって相談者の子どもが小学生までなら非常に役立つアドバイスだと思うよ。
愛情たっぷりに、その子のペースに寄り添って生活を教える。
しかし相談者の次男はもう中3、進路や身辺自立を考えたら外部の福祉や支援の手段に言及できれば、より良い話になったろうと少し消化不良気味だ。
わたしの甥(31)が知的障害を伴う自閉症なのですが、2歳で自閉症の診断を受けてからずっと専門の医師、教師の指導を受けています。妹夫婦は、早い段階で診断が出たのは良かったと言っています。甥の能力、特性に沿った教育を受けることができたことは勿論、周りの家族がどう対処したらいいかなどの相談に専門家がのってくれるのは本当に心強いそうです。保護者同志の支えも大きいそうです。
相談者さんの息子さんも これからは適切な治療や指導を受けさせてあげて欲しいものです。これも妹から聞いた話ですが、自閉症と診断されても現実逃避して、何もしない保護者もいるそうですから。
自閉と軽度知的の息子を持つ親です。この相談を聞かれた方は酷い親だという感想を持たれるのかもしれませんが、同じ立場の者としてはその苛立ちや苦しみが痛いほど共感できました。
パッと見は普通なんだけどできそうでできない、言葉が浸透しない相手との生活は本当に「何回言ったら分かるの!?」と頭を掻きむしりたくなる瞬間があります。
その一方で、この相談の本質は障害受容と障害への理解がやや薄いことではと感じました。
成長するにつれて「治る」ようなイメージをしていたように聞こえましたが、治らないから障害なわけで。自閉特性が濃くなったり知的の診断も軽度→中度と変わることだってままあることです。
生活のルーティンが身につかないのも知的障害があるからです。そもそもの理解や長期の記憶能力に難があるので本人は頑張ってもできないことはできません。
ウロウロするのは自閉の常同行動かもしれません。そうやって本人なりに落ち着こうとしているのかもしれません。
全体的に無理な、過度な期待を抱いては勝手に裏切られたような気持ちになっている印象を受けたので、ありのままの姿を「この子はこういう子」だと前向きに諦めなければなりません(これは障害の有無関係ない気もします)。3ヶ月前に初めて診断されたのか、幼少期から分かっていたのかは分かりませんが、せっかくの先生方のアドバイスも今は相談者さんに響く段階ではなさそうだと思いました。
自助会、親の会、ペアトレ、カウンセリング等で障害について学び受容することでしかこのイライラは軽減しないと思います。親の葛藤もまた無くなりはしませんが、マシにはなります。
この息子さんの障がいのレベルはだいぶ重いのでは?「部屋をウロウロ…」で、ちょっとそう感じた。
今特別支援学校に通ってるなら、そちらの教員に相談した方がいいような…。
幼少期はまだかわいいけど、大きくなってくると正直怖い。家族もだいぶ煮詰まってるね。
リアルタイムで聴いていましたが、ご相談者さん、次男を精神科で診てもらったらいいのではないか?
異常なしなら見守りながらになるが、ありなら高校ではなく、高等養護学校検討もあるんだろうなあ。
障害者手帳申請→許可なら取得もあり得るだけに、出来るだけ早目に予約→通院してもらいたいです。
ところで、大原さんが回答者ということなので、夏休み子育て特集は週末版もやる珍しい企画かなあ?
自閉症の子供の親です。
言葉での指導は意味がありません。
言葉は、消えてしまうのです。
歯磨きのジグを作り、シャワートイレ着けて下さい。
健常者になることはありません。
出来ることコツコツするしかありません。
頑張って欲しいです。