娘の異様な要求と母の心当たりとのギャップは更年期+毒親と言える良好な関係
テレフォン人生相談 2024年9月2日 月曜日
相談者: 女75 夫75と二人暮し ともに家庭持ちの長女47と次女46 長女は3人(高1,中3,小6の男の子)のお母さん
今日の一言: うつ病者を生み出しやすい家庭の特徴は主権的人物がいて、支配・被支配の隷属関係です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、お世話になります。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。最初に、年齢を教えてください。
相談者:
ええと、わたくしと夫、75歳です。
加藤諦三:
75歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
今、お2人で暮らしてんですか?
相談者:
そうですぅ。
加藤諦三:
はい、わかりました。で、どんな相談でしょうか。
相談者:
で、娘がぁ、わたくしには、2人、おります。
加藤諦三:
はい
相談者:
47歳、長女。
加藤諦三:
はい
相談者:
次女、46歳。
加藤諦三:
46歳、はい。
相談者:
はい。で、2人とも結婚して、外に出ておりますが、
加藤諦三:
はい
相談者:
長女47歳と、
加藤諦三:
はい
相談者:
この、3年・・ちょっとー、ギクシャクしてましてぇ
加藤諦三:
はい
相談者:
近くに住んでるんですけど、顔も・・合わせてませんし、
加藤諦三:
うん
相談者:
携帯電話もブロックされてる状態です。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、先生にご相談するのは、
加藤諦三:
はい
相談者:
できれば私は娘と、修復して、
加藤諦三:
うん
相談者:
老後、に備えていきたいなと、思ってるんですけど。
加藤諦三:
そりゃそうですよねぇ。
相談者:
はい
加藤諦三:
長女とギクシャクしてるんだったら、 もう・・人生の最後で、
相談者:
はい
加藤諦三:
仲良く、
相談者:
はい
加藤諦三:
したいですよね?、はい。
相談者:
はい。で、長女にはぁ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
子供、高1、
加藤諦三:
はい
相談者:
中3、
加藤諦三:
はい
相談者:
小6、
加藤諦三:
はい
相談者:
の、3人の男の子がいます。
加藤諦三:
あー、そうですか、はい。
相談者:
で、事の発端は、
加藤諦三:
ええ
相談者:
そうですね、娘が4年・・ぐらい前ですか
加藤諦三:
うん
相談者:
自分では更年期障害かなと思ったらしいんですけどぉ、
加藤諦三:
はい
相談者:
とても、心がイライラするし、
加藤諦三:
はい
相談者:
子供を、すごく叱るし、
加藤諦三:
はい
相談者:
なんだか考えたら、
加藤諦三:
うん
相談者:
両親に育てら・・られた、
加藤諦三:
ええ
相談者:
環境に似てきたなと、思ったらしいです。
加藤諦三:
はい
相談者:
わたくしたちは、そんなことは思ってなかったんですけれど、
加藤諦三:
うん
相談者:
それと同時に携帯電話を、ブロックされました。
加藤諦三:
うん
相談者:
ただ、孫との携帯電話は、全て繋がっております。
加藤諦三:
んあ、そうですか。
相談者:
はい。
で、ブロックされた後、3ヶ月ぐらい経ちましてぇ、
加藤諦三:
はい
相談者:
手紙がぁ、ずっと、自分の生まれた時から・・今までの、40・・5年ぐらいの、ことが、ずっと書かれてまして
加藤諦三:
はい
相談者:
「毒親に育てられた」と、言われ、たんですね?
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、「負の連鎖を断ち切りたいので」、
加藤諦三:
はい
相談者:
「今から・・例えばクリスマスとかぁ」、
加藤諦三:
はい
相談者:
「誕生日とかのお祝いを、もし、してくれるんであれば」、
加藤諦三:
はい
相談者:
「『お祝いを、させていただきたい』というふうに、書いてください」って・・手紙に書いてあったんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、 私ぃ、が、毒親と言われることの1つとして
加藤諦三:
ええ
相談者:
私自身がぁ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
父ぃ、は、とっても嫌いだったんですねぇ、小さい頃から。
加藤諦三:
あー、そうですか。
相談者:
動物を、縛るみたいに、手足を、4本、縛られて、天井から吊るされたりぃ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
生活苦だったんだと思うんですけど、
加藤諦三:
ええ
相談者:
小学校6年生の時に、父が・・どうも、自殺をしたいと、思ったらしいんですけどぉ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
父親が、泣き叫ぶ姿を見てたら・・自分自身がとても惨めでぇ。
加藤諦三:
うん
相談者:
「あっ、わたくしが成人した時は」、
加藤諦三:
うん
相談者:
「子供にこういう格好は見せてはいけないし」、
加藤諦三:
うん
相談者:
「子供にこういう悲しい思いさせてはいけないな」っていうことでぇ、
加藤諦三:
うん
相談者:
「こうじゃない風に生きていこう」と思ってぇ、
加藤諦三:
うん
相談者:
今までやってきたわけですけどぉ
加藤諦三:
うん
相談者:
んで、娘、に・・毒親って言われた時にぃ、
加藤諦三:
うん
相談者:
悲しいかな・・その毒親っていうのは、私は知らなかったんですけどぉ
加藤諦三:
うん
相談者:
「ひょっとしたら、私が父親にこうやって育てられたからぁ」、
加藤諦三:
うん
相談者:
「自然に、そういう接し方をして、育てたかもしれない、ごめんね」って、娘に言ったんですけど
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、娘は、
加藤諦三:
うん
相談者:
「 両親とは、もう負の連鎖を切りたい」ということでぇ、
加藤諦三:
うん
相談者:
現在に、至ってるんです。
加藤諦三:
うん、うん。
で、ちょっと聞きたいんですよ、あなたはぁ、
相談者:
はい
加藤諦三:
お嬢さんの方から、
相談者:
はい
加藤諦三:
毒親と言われて、
相談者:
はい
加藤諦三:
そういえば、私は毒親だなっていう風に、自分のことを思ってんですか?、今。
相談者:
言われてぇ、
加藤諦三:
うん
相談者:
ひょっとしたら、父親とかぁ、そういう環境で、育ったから、そういう風に、なってたのかな?と・・思ってます。
加藤諦三:
あ、そういう風に、なっていたのかな?と、思っていると。
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
それで、今日の、相談っていうのは、自分が、毒親と、言われ、たと。
相談者:
言われた。
はい。
加藤諦三:
で、これから、娘たちと、
相談者:
はい
加藤諦三:
どう接したらいいかということですね?
相談者:
はい、はい、はい、はい。
加藤諦三:
はい、わかりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあの、医師で、医療ジャーナリストの、森田豊先生がいらしてるので、伺ってみてください。
(回答者に交代)
修復は大変なのではないか?ご相談者さんも旦那さんも後期高齢者入りしただけに、今後のこと、包括支援センターに相談した方がいいでしょう。
長女との和解、時間がかかりそうかなあ?次女が大丈夫であれば、次女と話をするなりして、喫緊の今後のこと、話し合うのも大事だと思います。
相談者さんのお父さんは子供を縛って吊るしたり自殺しようとしたり
世代的にもしかしたら戦地から復員してPTSDを患っていたのかも?
とチラと思いました。
それはそうと、相談者さんの話から、いろいろ手伝ってあげたり親族で旅行に行ったり(連れて行ってあげた?)していたそうですが
娘にはいちいち恩着せがましく感じられていたのかも、と思いました。
うちの親も善人であることは間違いないですが大草原の小さな家を手本にリーダーシップを取り家族を守る父親サイコーやろ?みたいな空気が何とも受け入れがたかったものです。俺のおかげでこんな美味しいもの食べられて良かったやろ、これ高かったんやぞ嬉しいやろ…いつもこの調子。うちの父親はもう一生気が付かないと思いますが相談者さんはテレ人に電話を掛けるくらいですからまだ間に合うと思います。
気長に待ってほしいです。
本当の毒親持ちは親に毒親だとは言えません
それほどトラウマを植え付けられてます
大人になっても人格を支配されてるんです
昨今毒親という言葉が流行りだした影響で特にネットなどで親のことが気に入らないと軽はずみで使う風潮がありますよね
両先生の仰るとおりこの相談者は毒親ではないと思います
毒親って一口に言っても、色々種類がある訳で。
「毒親と指摘したから毒親ではない」は乱暴。
トラウマ云々は貴方の事では?
私の場合はずっと洗脳支配されていた為、成人して自立しても何故生きづらいのか、気が付けませんでした。自分が子を産んで初めて知る違和感。
親の育児が異常だと気が付いた時の絶望感。麻痺していた為、トラウマになる出来事も当たり前だと受け止めていた幼少期。
既に親から遠距離&自立していた為、覚悟を決めて親に言いましたよ。
ま、激怒されて全て私のせいにされましたけどね。
毒親を一括りに語らないでください。
周りに自分の価値観を押し付けることこそ毒思考にほかなりませんよ。
「毒親だと思わない」と自分の考えを示すことと、
「毒親を一括りにするな」という自分の意見や考え方の押し付けは違いますよ。
むしろ「お祝いさせていただきたい」と親に敬語強要する娘のほうが毒親ならぬ「毒娘」ではないのか?
そもそも相談者が本当に毒親だったならそんな事言えるか?
自分の子供が同じような態度で接するようになるぞ。
子供は見てるよ。
そうなったときこそ本当の負の連鎖だよ。
よそんちのことなので、実際どんなことがあったのかわからないけど、
子育ての大変さで母親から支援を受け、受け続けていたら、多少なりとも干渉されることは承知というか、覚悟も必要でしょ。
森田先生が言われたように、仕事に子育てに、更に身体の変調も重なればいっぱいいっぱいで、母親の言葉や行動にイラッときて、甘えゆえの八つ当たり的な言葉だったのかも…
と思いつつも、自分が生まれてからのことを書いてあったというなら、ずーっとそんな思いを持っていた相手に、自分の子育てを助けてもらい、挙げ句干渉し過ぎだと怒りをぶつけるのもどうなんだろう。
母親は自分のすべてを受け入れ、思い通りに動いてくれる無償の便利屋ではないんだわ。
遠くない未来に、八つ当たりできる母親という存在の有り難さに気付いてくれるといいな…と、勝手な想像の中で願わずにいられない。
両手足を縛って天井から吊るされる これだけでもう普通の家庭では無い事が解りますね
毒親は相談者の両親では?愛情を受けずに育った人の子育ては厳しいものになります。娘さんは厳しく育てられ、今自分の子どもを叱っていることに、自身が叱られて育てられたことが甦ってきたのでしょう。でも相談者は毒親ではない。ちゃんと内省できてましたから。今は娘さんと距離を取りつつ、いつかきっと分かり合える日がくるのではと思います。
子どもから毒親と言われる親は毒親なんじゃないの?
森田先生の綺麗事の回答で期待持って喜んじゃってますよ、マダム。
加藤氏の今日のひとことが唐突に思いました。
支配者被支配者は誰を指し、今日の相談で鬱の要素はありましたか?
どちらが毒なのかは、この相談だけではわからないけど、相談者にも森田Jr.にもうっすら嫌悪感はある相談だった。
森田Jr.は「姑インスリン回」でも和解の方向でアドバイスしていた。コメント欄では「逃げて」が多かったけどね。行政寄りなのか、森田Jr.は「介護は家庭内で」が前提でアドバイスする傾向にある。
「介護は娘。それも近くに住む娘が筆頭候補」信仰って日本の介護界隈で根強いけど、相談者もその一人なのが伺える。
森田Jr.も相談者も「長女がなぜそうなったのか」の視点が欠けてるし、「時間が立てば元通りになるだろう」と楽観的。長女がそのままの気性ならどうするのだろう。気軽に介護を頼んだところで、それこそ相談者が長女から吊るされる未来が見えるのだが。
この相談者はむしろ子供に甘すぎたのでは?
結果つけあがって母親を見下すようになった
子供の誕生日祝いたかったらお前からお願いしろなんて完全に母親の上に立ってますよね
毒親というのは母親を思い通り動かすためのフレーズ
娘は母親が幼少期に虐待を受けてたことやトラウマがあることをわかって言ってるんですよきっと
ふつうの風邪ですねぇ一週間ほどでよくなると思います~みたいな感じがした。お母さんの惨い過去は確かに可哀そうで、気を付けていたけれどももしかしたらと反省しているところはセーフなんだけど、両親の口論は辛辣な言葉が飛び交うだけでも子供にはとても辛い。仲が良かった家族だけど娘が言い出せなかったこともあったのかもしれない。更年期による不安定な感情であるからこそ、いろいろと助けてくれた母に毒親だと吐くと同時に、支配被支配の奴隷関係に気づいたのかもしれない。
訂正
奴隷→隷属
何かすっきりしないまま終わりました。穏やかな話し方の相談者さん、そしてこの娘さんは子供達が大きくなっていく過程で母親の援助は必須だったのでは?干渉し過ぎたと言うなら一切の手助けを断って自力で、仕事と家事と子育てをすれば良かったのでは?実際一人で頑張っている人、夫婦で乗り切っている仕事を持っているママもたくさんいると思う。お願いしてお誕生日等のお祝いをさせてもらう?
それって可笑しくないのかな。
娘が変?娘が大人になっていないと思う。でもこの娘を育てたのも相談者さん。もう突き放して良いのでは。
我が家も一緒。都合良く家事と子守りは頼まれる。我が家の5年後と思って聞いていました。
私だったら、そんな手紙を貰ったら絶縁するな。老後は自力で行政の力を借りながらヘルパーさんをお願いする。それか、自宅を早めに処分して施設に入るな。
相談者さんは娘とは仲良くやっていきたいのが主訴だから、こうなるか。
相談者さんに同情します。さぞや辛い思いをしながら生きてきたのだから、娘はそれを聞いて逆に慰めてあげないと。それを毒親なんて酷いことを言ってさらに傷つける。親も一人の人間として理解してあげないと。私は今そうして距離を縮めようと努力しています。母と娘の関係ってこじれがちだけど、母親なら何を言っても許されるなんて思わないでほしい。
毒親に育てられたけど幼稚園児のときから家庭から逃げたくて逃げたくて仕方なかった。
大学卒業して自立できるタイミングになってすぐ親に「毒親だから」と伝えてブロックしました。私の子どもも大きいが一度も会わせてません。
この相談者の娘さんは近況で散々手伝ってもらって40代になってから「毒親だ」なんて生ぬるい。
確かに‥‥。三人の子育てを散々手伝って貰ってから「毒親」と気付くなんて、なんだか話がおかしいなぁと思いました。
娘さん、もうだいぶ定着してしまったこの流行り言葉を、簡単な気持ちで使ってしまったのでは?
ただ、その娘さんからの手紙に書いてあった、幼少の頃からのあれこれ=正しい内容について、もっと聴きたかった。
だってこの落ち着いた相談者の話しぶりからは、毒要素、全く感じられなかったから〜⁇
娘も相談者を拒まないのが親孝行と思ってきたけど、相談者が自分の老後に巻き込もうとするのを察して「自分の家族の事で精一杯。子離れしてください」と遅くなったけど必死に手紙まで書いて訴えているのに「毒親」の言葉だけ切り取って娘の気持ちも理解しようとせず被害者ぶっているような印象を受けた。他のコメントにもあったけど、手紙の内容が分からないと何も分からない。
相談者の態度、娘の言動、森田豊先生のコメント、何もかもがイマイチ腑に落ちなくてモヤモヤしたけど、いろいろなコメントを拝見してなんとなく見えて来た
めめさんがいちばん近いところを突いておられるように思う
相談者自身は間違いなく毒親育ちだけど、その反動で両親を反面教師にしつつ、ずっと娘に迎合してたんだろうな
一方で、娘もそんな親をずっと当てにしてきたけど、両親同様に夫婦仲もよくなく、仕事や育児のハードさに身体の曲がり角が重なって、キャパオーバーになってイライラして、自分にへーこらしてきた母親に八つ当たりしてる、ってのが現状なんじゃなかろうか
まあ、結論としては森田豊先生の「しばらく放っとけ」で間違いない
ただし、「これだけ娘に手をかけて来たんだから私の老後もよろしく」みたいなギブアンドテイクを期待するのはやめた方がいい
そもそも、相談者のそんな態度が見え隠れするようになったのが、娘がキャパオーバーになった最後の一撃なんじゃないのかな
娘との依存関係を自覚して、自分一人でも寂しくない毎日を送るようにしていかないと、これからますますこじれていくだろうよ