ちと調子に乗ったか‥下手に出てた美容師に争う決意をさせた損害請求2百万

(回答者に交代)

坂井眞:
よろしくお願いします。

相談者:
あ、よろしくお願いいたしますう。

坂井眞:
ウウンッ(咳払い)
1つ確認しておきたいのは、さっき、あのう、

相談者:
はい

坂井眞:
お話になっていたところで、別にあのう・・自分の施術にミスがあったと言・・ったということで、

相談者:
はい

坂井眞:
それはまあ、認めたんだと思うんですけど、今の流れだと。

相談者:
はい。

坂井眞:
で、認めた段階で、

相談者:
はい

坂井眞:
200万円という話はしてないですよね?、きっと。

相談者:
してません。

坂井眞:
そうですよね。

相談者:
はい

坂井眞:
だから、「200万」と言って、一遍、「払います」といった話では、ないですよね?

相談者:
・・んまあ、そうですね。

坂井眞:
うん

相談者:
そういう・・意味合いですね。

坂井眞:
うん。
なんでこんなことを聞くかというと、非を認めた、まあ、自分に落ち度があったと・・いうことですよね?

相談者:
はい

坂井眞:
それを認めたと。

相談者:
はい

坂井眞:
いうことと、じゃあそれによる損害は、どれだけ払わなきゃいけないのか?、賠償しなきゃいけないのか?っていうことは、違う話なので。

相談者:
はい

坂井眞:
そこのところは、ちょっと勘違いしない方がいいと・・まあ、(含み笑い)わかってらっしゃると思うんだけど。

相談者:
ただですね、

坂井眞:
うん

相談者:
ウィッグの費用と今後のメンテナンスで、大、まかな、金額は、店長にお話したんですよ。そん時も、「払います」って言ったんですよね。

坂井眞:
それは、場面としてはいくつかあると思うんだけど。

相談者:
はい

坂井眞:
おー、実際、美容院で、1液、2液をつけてラップをしていたら、ああちょっと、これは、状態悪いなということで、

相談者:
はい

坂井眞:
「今日アイロンまでできません」 ・・っていう話がありましたよね?

相談者:
はい

坂井眞:
だから、店の、中で、「ちょっとこれはミスしちゃったな」っていうことを、明らかに、

相談者:
はい

坂井眞:
店長が認めている。

相談者:
うん

坂井眞:
で、その時はまだ、ウィッグがどうのこうのって話にはなってないですよね?

相談者:
なってないです。

坂井眞:
でえ、「ごめんなさい」ということで

相談者:
はい

坂井眞:
「ちゃんと対応しますから」っていうことで、きっと、奥様は、帰ってこられたんだね?

相談者:
はい。

坂井眞:
で、そのあとで、何日か経ってからですかね、そのあと電話したっていうのは。

相談者:
2週間ぐらいですかね。

坂井眞:
2週間ぐらい経ってから?

相談者:
はい

坂井眞:
でえ、つまり、その間に、対応するのにウィッグが必要だとか。それから、お医者さんにいったのは、もっと後ですか。

相談者:
1ヶ月ぐらい

坂井眞:
うん・・

相談者:
経ってからでしょうかねえ。

坂井眞:
で、じゃあ、

相談者:
行ったのは・・

坂井眞:
戻ってきてえ、最初に、お店に電話して、店長と話したのは、それは、いつ頃のことですか?

相談者:
3、週、間、ぐらい経ってからですかね。

坂井眞:
うん。そうすると、まだお医者さんには行ってなくて、ただ、ウィッグの話は出てるっていうことだね?

相談者:
出てます、はい。

坂井眞:
で、だから、さっきあなたがおっしゃったように、「ウィッグではこのぐらいかかりますよ」っていうことを言ったら、

相談者:
はい

坂井眞:
その時は、店長さんは、「それは負担します」ってえ、言ったわけ?

相談者:
言いました。

坂井眞:
で、その時に、いくらぐらいって話をされたんですか?

相談者:
「ウィックの費用は30万ですけども」、

坂井眞:
うん

相談者:
「これ1個じゃなくて」、

坂井眞:
うん
ガサガサ(紙の音?)

相談者:
「複数個買わないと、ならない」っていうことと。

坂井眞:
うん。

相談者:
あと、「メンテナンスも、大体ですけど、100万ぐらい以上は、かかる予定です」っていうお話をしてます。

坂井眞:
そのメンテナンスっていうのは、何のメンテナンス?、ウィッグのメンテナンス?

相談者:
ウィッグのメンテですね。ウィッグのメンテと、あとあのう、地毛のメンテ。地毛があ・・伸びてきた時の、 カットとか、元通りにする、のに、2年ぐらいかかるので。その、メンテナンス費用です。

坂井眞:
その、2年っていうのは・・どこでメンテナンスをするんですか?

相談者:
地毛は、あのう、他の美容院です。

坂井眞:
ほかの美容院で、2年かかって100万かかるっていうのは、よくわからない。なんでそんなにかかるの?

相談者:
・・

坂井眞:
例えばね、裁判官って、きっとこういう風に聞くと思うんですよ。

相談者:
は、い・・

坂井眞:
だから、美容院行って普通・・頼んだって、せいぜい、ま・・どうなんだろう。1万円、ぐらいでやるのかなあ。もっと安いとこもあると思うけど。

相談者:
ん・・

坂井眞:
高級なとこは、もっと、高いとこあるのわかるけど。

相談者:
っしてえ、1万から2万ですよね?

坂井眞:
そうだよね。

相談者:
はい

坂井眞:
◆#$これ、ここも、そのぐらいですか?

相談者:
そう、そんなもんだと思いますね。

坂井眞:
そうすると、1回行って、髪の手入れをするんで、これはまあ、私なんか、

相談者:
うん

坂井眞:
(含み笑い)そんなしょっちゅう行かないけど。

相談者:
ん、(含み笑い)はい。

坂井眞:
それにしたってさ、2週間に1回行ったって・・

相談者:
うん

坂井眞:
1年で100万にもならないですわね。

相談者:
美容院の、メンテナンス料金と、

坂井眞:
うん

相談者:
ウィックのメンテナンス料金。

坂井眞:
うん

相談者:
これを、合わせたのが、大体100万ぐらい。

坂井眞:
ああ、そういう意味ね?。美容院でいくらかかる

相談者:
ウイッ・・

坂井眞:
っていうのは、

相談者:
大体・・半分、半分、ぐらいですね。

坂井眞:
うん、50、50ぐらいで、

相談者:
50、50か40、60かっていうとこですね。

坂井眞:
うん・・で、美容院で2年かかるってのは、何で2年かかるんだろう。

相談者:
まあ、そう言われたもんでね、美容院から。

坂井眞:
美容院がそう言ってんだ?

相談者:
はい

坂井眞:
その、ウィッグの方のメンテナンスっていうのは、

相談者:
はい

坂井眞:
例えば、2つ・・30万のものを買ったとして、

相談者:
はい

坂井眞:
メンテナンスって何するんですかね。

相談者:
そのウィッグ自体をね、洗ったり、なんだかんだ・・液につけたり、

坂井眞:
うん

相談者:
長持ちさせるためには、そのぐらい必要だってことなんですね?

坂井眞:
で、今回のご相談だと、その施術のミスで200万という損害賠償、を、すべき、因果関係があるのか?と・・

相談者:
うん

坂井眞:
いうことは、きっとね、法律論としては、問題になるので。

相談者:
・・はい。

坂井眞:
そこのところ、を、説・・得力ある、理屈がないと、

相談者:
うん

坂井眞:
なかなか、200万・・ つまり、美容院の、費用が、もともと1万から2万だからと言って、何十万もの賠償が、認められないってことじゃないですよ。だって・・それ、変な液を、頭にかけちゃってさ、

相談者:
はい

坂井眞:
大怪我させちゃったら、それは大変な金額になるかもしんないですもんね?

相談者:
はい

坂井眞:
だから、そういう話なのかどうなのかっていうことは、きっとこの事案では、

相談者:
うん

坂井眞:
あの、問題に、なると思うんですよ。

相談者:
ん、なるほどねえ。

坂井眞:
だから、1液、2液をつけて、しばらくその・・通した後、ラップして、待機していて、開けてみたら、「あ、今日は、アイロンまでできません」と言った時に、

相談者:
うん

坂井眞:
いったい、奥様の頭の状態は、どんなことになってしまったのか?・・っていうことが、問題になるんですよ。

相談者:
はい

坂井眞:
で、おそらくその、頭皮が・・なんか、大怪我をしたっていうことでは、なさそうですよね?、ウィッグつければいいっていう・・

相談者:
うん、怪我とかそういう・・ことでは、ないですね、正直。

坂井眞:
無いですよね。

相談者:
はい

坂井眞:
で、そうすると・・お、それについて、30万のウィッグを2本買って、メンテナンス、に、2年がかりでっていうことが、本当に必要なのか。これは、まあ、因果関係っていうんだけど。

相談者:
はい・・

坂井眞:
通常を生じる損害だっていう言い方をするんですけど.
通常生ずべき損害だっていう、(含み笑い)ちょっと・・

相談者:
はい

坂井眞:
あの、普段使わない言い方をするんだけど。

相談者:
ん、はい

坂井眞:
そういうふうに認められるかどうかっていうところで、この・・ええ、あなたの方の、200万の請求が認められるかどうかが・・

相談者:
うん

坂井眞:
決まってくるん、ですよ。

相談者:
なるほど。

坂井眞:
うん。

相談者:
精神的、苦痛を受けたっていうところの、保障ってのはどうなんすかねえ。

坂井眞:
それはねえ、体に、関わることだから。

相談者:
はい

坂井眞:
認められる可能性は十分にあります。

相談者:
・・

坂井眞:
それは、その、美容院の、店長さんがやった、美容師さんの行為で、

相談者:
はい

坂井眞:
脂漏性皮膚炎になっちゃって、 治療が必要になったっていうんだったら、

相談者:
はい

坂井眞:
それは、あのう、なんか、うっかり人に怪我させちゃったっていうことと同じだから、治療費・・が必要だし。人を怪我させたら、普通、慰謝料払うっていうのはわかりますよね、認められるから。

相談者:
うん、なるほどね・・

坂井眞:
うん。その、治療期間に見合った、ああ、慰謝料・・が、必要、に、は、なります。

相談者:
うん・・

坂井眞:
ただ、そんなに大きな金額にはならないんじゃないかな、と思いますけどね。

相談者:
はいはい。

坂井眞:
脂漏性皮膚炎が、そんな1年もかかるとも、まあ、思えないので。

相談者:
う、ですよね。それはね、

坂井眞:
うん

相談者:
それはあのう・・1年、2年、そんなかかるわけないとは、思ってます。

坂井眞:
うん、であと・・「適応障害」って言われたことについても、

相談者:
はい

坂井眞:
その行為で適応障害になるようなことだったのか。

相談者:
はい

坂井眞:
っていうことが、1つ、問われるんですよね。

相談者:
はい

坂井眞:
通常、そんなことが起きるんでしょうか。起きるんだったら、

相談者:
うん・・

坂井眞:
それについての、おお、慰謝料も、認められる可能性がある。

相談者:
はい、ああ、そうですか、ありがとうございました。

坂井眞:
うん、だから、もう1つはね、

相談者:
はい

坂井眞:
向こうの店長さんも、非を認めてるっていうことだから。

相談者:
はい

坂井眞:
あのう、そこはいいと思うんですけど。
そこでえ、態度を翻したり、うちの責任じゃなかったみたいなことは、向こうは言ってないんですね?

相談者:
いや、言ってます。

坂井眞:
うん?、そうなの?

相談者:
うちの責任じゃないってことは、面談の、時に、言われました。

坂井眞:
「まあ、責任はあるんだけど、そんな損害は発生してないだろう」って争いなのか。「いや、そもそも責任ないよ」って言ってるのかっていうところも、法律的には重要になるので。

相談者:
ああ、なるほど。

坂井眞:
責任があるって認めてるんだったら、それを1回向こうが認めたっていうことを、なんか、ちゃんと、残しと・・おくと、いいんだけど。

相談者:
うん

坂井眞:
もう、弁護士入っちゃってるから・・どうなってるのかなあ、ちょっと、気になったんだけど。

相談者:
でねえ、あのう、これ・・いいのか悪いのかは別として、

坂井眞:
うん

相談者:
2、3回の面談のお、時の、

坂井眞:
うん

相談者:
録音っての、僕、全部取ってるんですよ。

坂井眞:
あー、それはよかったですね。

相談者:
うん。全、部、その、

坂井眞:
うん、うんうん。

相談者:
店長が払います。

坂井眞:
うん、うん。

相談者:
大丈夫です。もう、記録に残ってるんですけどねえ。

坂井眞:
それは、あのう、私が気になった点で。

相談者:
はい

坂井眞:
今から言っても・・お、(含み笑い)過ぎたことを録音できないからどうかなあ?と思って聞いたんだけど。

相談者:
うーーーーうん。

坂井眞:
その録音があるのはいいですよ。

相談者:
あー、そうすか。

坂井眞:
責任認めてるわけだから。

相談者:
あー、そうですか。ああん。

坂井眞:
うん、それは本当になんか争いになった時に、使ってください。

相談者:
あー、わかりました。

坂井眞:
で、あとは、損害どれだけかっていうことは、さっきちょっと色々・・話しちゃったけど。

相談者:
そうですね。

坂井眞:
色々、問題ね、難しい問題はあるので。

相談者:
う・・はい。

坂井眞:
そこのところで、自分がどれだけ賠償請求できるのかってことを、ちょっとバランスを取って考えられるといいかなあと思います。

相談者:
はーい

(再びパーソナリティ)

「ちと調子に乗ったか‥下手に出てた美容師に争う決意をさせた損害請求2百万」への8件のフィードバック

  1. 美容院側は賠償する気はあるけれどどんぶり勘定の言い値で200万払え!と言う相手方のいう事を聞いているとこの後何年も追加で請求されたりなんてことになりかねないと思って
    ちゃんとした弁護士に相談したのだろうと思った。
    あちらも面会の時の録音は取ってると思うから出るとこに出てハッキリキッチリしたらいいと思う。

  2. 美容院側は美容院組合に相談したのではないでしょうか。(保証制度があるらしいので。)そこで弁護士を紹介されたのかもしれませんね。おかしな前例を作りたくないので、美容院·組合·弁護士チームは頑張るでしょう。相談者さんの思ったほど慰謝料も貰えず、下手すると「そんなに高価なカツラは必要ない。」とカツラ代も値切られるかも。
    あまり欲はかかないことですね。

  3. 30万円の鬘。全人毛かな?人毛の鬘は扱いにくいらしいですね。自毛と同じだから手入れも大変だし、セットも難しいんだそうです。
    わたしは抗がん剤治療をした時に5万円の人工毛の鬘を利用しましたが、それで充分でした。自然に見えたし、手入れも簡単でした。セットもまったくいらないし、鬘、なかなか便利だなと思ったものです。スペアもいりませんでした。
    よくよく調べて買えば良かったのに。それとも美容院に請求するつもりで高級品を買ったのでしょうか。

  4. 心のケアに苦戦しているはずですが、奥さんの意向はしっかり伝えて誠意ある対応をもらえるように。
    しっかり伝えないと想定していた賠償をしてもらえないし、縮毛矯正離婚になる心配もありますので。

  5. 賠償のかわりに商品券5000円をもらうっていうメールを送っていれば、全て終了しましたでは?
    賠償金額200万円をもらうっていう欲深い相談者としか思えないし、裁判を引き受ける弁護士はいないのではないですか、聴いていたら気分が悪い内容でした。

  6. 当事者の奥様は大変ショックだっただろうし不便をしている思いますけど、赤の他人からしたら、髪の毛が一生生えてこないとか皮膚炎の跡が残るとかじゃないなら…それで適応障害??対面のお仕事だと言っても30万のウィッグ×2個とかそこまで必要??と思ってしまいますね。

    管理人さんのタイトル通り、調子乗っちゃいましたね。というか怒りで暴走したのかもですが。もっと慎重に進めていったほうが「損害」は少なかった気がします。

    美容室側が弁護士つけると言って、ではこちらも、と返事したなら、さっさとそれで進めれば良いことなのに、一応テレ人に聞いてみたのは、やっぱりどこかで自分たちの要求が過剰かもしれないという思いがあるからじゃないでしょうか〜

  7. うわっ!ヤバ!
    テレ相に電話なんかしていないで、キチンと弁護士使って、“弁護士同士で適正な金額で”請求を行なってくださいね。

  8. 実際にかかる費用だけの保障では腹の虫が収まらないと思います
    イメージと違うカットされたくらいでもショックですから、こんな不安な状況なのであれば慰謝料としてしっかり貰っても良いのではないかと思います
    今の時代は、美容院でこんなことがありましたと写真や状況をSNSで発信されたらば大きな損害になるかもです
    美容院側は、値切ることなく誠意ある対応をと思います

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