（回答者に交代）

森田豊：
もしもし、森田豊ですう。

相談者：
あ、よろしくお願いしますう。

森田豊：
よろしくお願いいたします。
48歳の長女、の方が、

相談者：
はい、はい。

森田豊：
万引きをされたということなんですけど。

相談者：
あ、あ、はい。

森田豊：
あなたが知る限りにおいて・・は、

相談者：
はい

森田豊：
2回だけですか？、それとも、

相談者：
（吸って）あ・・

森田豊：
他にもそういうようなことをやられてます？

相談者：
あのですねえ・・あの、今回・・捕まった時、に、

森田豊：
はい

相談者：
警察の方では、 全部、記録、残ってるんですね。

森田豊：
はい

相談者：
おっきなことは、これ2つですね。
あのう・・学生の時に、駅なんですけども、そこのところでえ、 なんか、もの取ったって言って、捕まってたので、私が迎えに行ったってこと、は、大きい方で。あと・・小さいのは、自分が申告したりなんかしたんですけどね。

森田豊：
大きいものは、2つ。

相談者：
はい

森田豊：
で、それ以外にもあった可能性があると。

相談者：
ああ、そうなんですかね。見つかんないのがあったみたいですね。

森田豊：
うん・・
よくあるう、万引き・・の、癖、

相談者：
はい

森田豊：
を、持ってる方は、

相談者：
はい

森田豊：
やはり、自分・・の、承認欲求っていうか、自分の気持ちが満たされない。欲求不満の塊でえ。 それを、犯罪というか窃盗という形で、

相談者：
はい

森田豊：
表せ、て。

相談者：
はい

森田豊：
そして、みんなから心配してもらうと。

相談者：
あああ、◆＃

森田豊：
ああ、そういう・・方が、多いように思いますけど。

相談者：
◆＃＄％□＆はあー・・

森田豊：
この話聞いて、あなたの娘さんが、

相談者：
うん

森田豊：
例えば、欲求不満に陥ってるとか、何かやりたいことがあるんだけれど、その家庭の中でうまくいってない。あるいは旦那さんに、行動を制限されてるとか、そんなことを、自分で、思いつくことはありませんかね。

相談者：
離縁とかっていう、のは、 色々問題起こしてるから、一時はあったんですけども。それの、後は、ちょっとまた立ち直ったんですけども、旦那さんも。そして、今、こういう・・万引き、したってことで、すごくご主人は怒って・・ 子供たちも、母親には面倒みさせれないっていうことで・・離婚するっていう、ことでえ、もう離婚、なんか・・娘も、自分悪いことしたから、従うしかないっちゅうことで、 離婚・・向こうの方から書いてきたから、「ここにサイン、するように」って言われて、 サインして、そしてその後も、子供の、養育費だとか・・慰謝料の方で、こういうことされたから、もう・・すごく、憤慨して。あと、向こうの方の旦那さんの実家の方も、すごく・・娘に怒って電話かけてきたってことは、あるんですけど・・

森田豊：
夫婦の間で離婚するかどうかっていうのは、ほんとデリケートな問題なんで、

相談者：
あ・・

森田豊：
ま、旦那さんと、 そのお、48歳のあなたの長女

相談者：
はい

森田豊：
との間の

相談者：
はい

森田豊：
関係なのかもしれませんけど。まあ、 一般的に、1回だけ人間が失敗したからといって、

相談者：
はい

森田豊：
離婚につながるのかな？って、

相談者：
ん・・あっ

森田豊：
僕は思いますけれど。あなたは、今回の離婚に関してはどう思いますか？

相談者：
いや、私も、随分早いなと思って。もう、その次の日に・・離婚の話で、ご主人が、家を引き払って・・向こうの方に、どっかで部屋借りるから、 子供にも会わせないっちゅうことでえ、今、娘は、私の家に、一緒に、暮らしているんです。

森田豊：
じゃあ、もう、あの、離婚に向けて、具体的に、別居して、動いてるっていう状況でいいんですか？

相談者：
そう、そうなんです。はい。

森田豊：
わかりました。

相談者：
うん

森田豊：
あなたの今の、ご相談からすると、結局これから娘さんとのお、生活が、始まると。

相談者：
はい

森田豊：
おそらく、これで、2人暮らしになるわけですよね？、娘さんと。

相談者：
◆＃、そういう、ことです。

森田豊：
で、それに対する不安と、いうことなんですけれど。

相談者：
はい。◆＃＄

森田豊：
私は、

相談者：
うん

森田豊：
あ、な、た、の、

相談者：
うん

森田豊：
今日の悩みの本質は、

相談者：
うん

森田豊：
お子さんと、

相談者：
うん

森田豊：
旦那さんと、うまく生活してきたのが、

相談者：
はい

森田豊：
それが、別れて・・しまう。

相談者：
うん

森田豊：
離婚されてしまう。

相談者：
うん

森田豊：
そしてえ、戻ってくる。そのことに対する悲しみと、

相談者：
うん

森田豊：
受け入れられない気持ち・・これが、あな、たのお・・心の中に、

相談者：
うん・・

森田豊：
不安や悲しみをもたらしてんじゃないかなと思うんですけど。

相談者：
あ・・

森田豊：
どうでしょう？

相談者：
◆＃＄・・あのですね、1番大きいのは、（吸って）娘が、やっぱり あのう・・うちらの近所のところのスーパーなもんですから。そっから、警察が、そこから連れて行って・・パトカーに乗っけて、警察署に連れて・・行ったんですけど。 そういうので・・みんなに顔見られてるっていうのもあったりしてえ。それでも、ここの家に暮らすってことになったん・・のでえ。

森田豊：
・・

相談者：
もしかしたら、また、なんか、そういうようなことがどっか行って・・今、お店には入んないように本人は・・努力してる、みたいなんですよね。

森田豊：
・・

相談者：
そして、お店に行くから、こう・・なんか取りたくなる。なったら困るからっていうことで、行かないようにしてる・・の、でえ、あれなんですけど。これからもお、 そういうことがまたあったら、私も・・警察、に、もし捕まったら、迎えに行かないよ？って、言ってあるんですけども。

森田豊：
（吸って吐いて）

相談者：
本人は「いいよ」とは言ってたけど、そんなわけにもいかないしと思って・・これからのことが心配なんですよ、私ね。

森田豊：
精神科領域ではですね、病的窃盗と、

相談者：
うん

森田豊：
クレプトマニアという言葉があって。

相談者：
ええ

森田豊：
いわゆる・・こう・・窃盗とか、万引きを繰り返してしまう。

相談者：
はい

森田豊：
ある意味、依存症なんですよね？

相談者：
はい

森田豊：
で、盗んだ時に、なんとも言えない、こう、喜び、というかあ。

相談者：
うん、うん。

森田豊：
ドーパミンっていう幸せなホルモンが出るような、

相談者：
うん

森田豊：
そんな病気もあるんですね。

相談者：
はい

森田豊：
で、娘さんがそこまで陥っているかどうかは、わかりませんけれど。

相談者：
うん

森田豊：
ただ、自分でも、そういう、「お店に出入りしないようにする」と・・いうことを、気づいているということはですね、娘さんも、そのことで、相当悩んでると、 思われるんですね？

相談者：
はい、あのう、◆＃＄％□

森田豊：
で、娘さんは、おそらく、

相談者：
うん

森田豊：
万引きをしたことに対する罪悪感と、

相談者：
うん・・

森田豊：
そういうような 、行動パターンから抜け出したいということと。

相談者：
うん

森田豊：
あと、最大に今、苦しんでるのは、

相談者：
うん

森田豊：
おそらく、2人のお子さんと、別居され、

相談者：
うん・・

森田豊：
旦那さんとも、お、今、別に、暮らしてるということなんでしょうね？

相談者：
うん

森田豊：
そうなると、今、1番辛いのは誰かっていうと、

相談者：
うんうん・・

森田豊：
おそらく、48歳の娘さんが1番辛いんじゃないかなと、私は思うんですね？

相談者：
◆＃＄％□（後ろで誰かの声）うん、うん、

森田豊：
なので・・あなたも辛いのはわかるんですけれど・・ どうか、

相談者：
うん

森田豊：
今、しばらくの間、

相談者：
うん

森田豊：
大きな環境の変化が起きて、

相談者：
うん

森田豊：
すごくストレス、に、暴露されてる娘さんを、

相談者：
はい

森田豊：
あなたが理解して、

相談者：
うん

森田豊：
あなたが、

相談者：
うん

森田豊：
守ってあげる。

相談者：
・・

森田豊：
実際に、包容してあげることは無理かもしれませんけど、

相談者：
うん、うん

森田豊：
心の包容

相談者：
うん

森田豊：
みたいなことをしてあげることが、

相談者：
うん、うん、ああ・・

森田豊：
求められるし。

相談者：
はい

森田豊：
そして、娘さんを守ってあげることでえ、

相談者：
うん

森田豊：
心を守ってあげることでえ、

相談者：
うん

森田豊：
あなたの気持ちも、

相談者：
うん

森田豊：
少し前向きに傾くんじゃないかなと、私は思いますけれど。

相談者：
そうですねえ。
娘を、今まで、子供の頃あんまり、下の子ばっかりかまってたのが、これから少し考え直して、上の子、を、少し、昔に戻ってやっていきたいと思いますので。

森田豊：
そうですね。

相談者：
え

森田豊：
万引きは、明らかに犯罪行為ですけれども、

相談者：
うん、う、はい・・◆＃＄％□

森田豊：
あなたがあ、

相談者：
◆＃

森田豊：
うまく、コントロールすれば、

相談者：
うん

森田豊：
この、万引きの、癖みたいな方向までいかないで、

相談者：
ああ、うん、ああ。

森田豊：
なんとか止められるんじゃないかな。

相談者：
◆＃＄％□ああ・・

森田豊：
それには、

相談者：
ああ、

森田豊：
娘さんの承認欲求を満たして、

相談者：
うん

森田豊：
彼女の、欲求不満を解消してあげることが、

相談者：
うん、そうですね。

森田豊：
もしかしたら、一助になるんじゃないかなと、

相談者：
ああん・・

森田豊：
そんな風に思います。

相談者：
そうですね。
あんまりほっとかない方が、いいっちゅうことですよね？。ほっとくっていう感じもあると思うんだけど、自分のことは自分でやった方がいいって・・◆＃＄

森田豊：
いい質問ですよねえ。

相談者：
◆＃＄％□

森田豊：
それ、答えはないんだと思いますけど。

相談者：
ああ、ああ、

森田豊：
適度な距離感だと思いますよね。

相談者：
うん、そうですね。

森田豊：
あんまり干渉しすぎても 、

相談者：
うんん、◆＃＄

森田豊：
うまくいかないと思いますし。

相談者：
そうですよねえ、あん。

森田豊：
親子であっても、

相談者：
うん

森田豊：
ある程度の距離感を持って、

相談者：
うん、うん、はい

森田豊：
普通の会話の中から異変を見つけて、

相談者：
あ、はい

森田豊：
そして、困った時には、

相談者：
うん

森田豊：
もう・・本当に、しつこく、 干渉する。

相談者：
うん

森田豊：
この辺のメリハリ、が、

相談者：
うん

森田豊：
あなたに求められてるんじゃないかと思います。

相談者：
そうですよね。なんか、見張るわけでもないけども、少しこれから、そばに、いるって感じで、いたいと思います。◆＃

森田豊：
いいお言葉聞けて良かったです。

相談者：
うん、あ、あ、◆＃＄

森田豊：
少しでもね、役に立てばと思います。

相談者：
いやあ、ほんとに・・

森田豊：
加藤先生に戻します。

（再びパーソナリティ）