生への執着と家族への後悔。未生命保険に悔やむ男がすでに起こしていた奇跡
テレフォン人生相談 2024年12月25日 水曜日
パーソナリティ: 玉置妙憂
回答者: 高橋龍太郎(精神科医)
相談者: 男57 妻50 長女20 3人暮らし
玉置妙憂:
もしもしー。
相談者:
あ、もしもし、こんにちはー。
玉置妙憂:
こんにちはー。
相談者:
よろしくお願いいたしまーす。
玉置妙憂:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
玉置妙憂:
よろしくお願いします。それでは早速なんですが、
相談者:
はい
玉置妙憂:
今日のご相談をまずは、簡単に、教えていただいてもよろしいですか?
相談者:
はい、わたくし、2年前にい、
玉置妙憂:
はい
相談者:
10万人に1人というですね、
玉置妙憂:
うん
相談者:
希少ガン、脳腫瘍になりましてえ。
玉置妙憂:
うん
相談者:
今も闘病中なんですけども。
玉置妙憂:
はい
相談者:
やはり、調子が良くなくてえ。
玉置妙憂:
うん
相談者:
化学療法やってるんですけども、
玉置妙憂:
はい
相談者:
僕は今までえ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
妻や子供にい、
玉置妙憂:
はい
相談者:
ちゃんとしてやれたのか・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
俺と一緒になって、幸せだったのか・・
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
娘もお、俺みたいな親父とお、
玉置妙憂:
うん
相談者:
・・の元で生まれて、幸せだったのか・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
そういったのをちょっと、考えるようになりまして、
玉置妙憂:
ううん・・
相談者:
それで、
相談者:
はい
相談者:
相談したくてですね、
玉置妙憂:
はい
相談者:
どうか、よろしくお願いいたします。
玉置妙憂:
はい、おいくつなんですか?
相談者:
はい、今、57歳です。
玉置妙憂:
57歳。
相談者:
はい
玉置妙憂:
で、奥様は?、おいくつで?
相談者:
はい、妻は50歳。
玉置妙憂:
うん
相談者:
娘、はたち(20歳)です。
玉置妙憂:
あ、そうですか。じゃあ、
相談者:
はい
玉置妙憂:
今、は、3人なんですね?、ご家族はね。
相談者:
そうですそうです。はい。
玉置妙憂:
そおう、なんですねえ。
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん。で、お仕事はもう、休まれてらっしゃる?
相談者:
今は、ちょっと、休職してます。
玉置妙憂:
お体のことが、1番だからねえ。
相談者:
はい
玉置妙憂:
お仕事も・・調整されてると思いますけれども。
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん
それで、まあ、10万人に1人という、ご病気抱えられて。
相談者:
はい
玉置妙憂:
今も・・ 果敢にね、治療されてる・・ということだけれども。
相談者:
そうです。抗がん剤を点滴で、やってきましてえ、
玉置妙憂:
そうですかあ・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん・・抗がん剤も、なかなか、大変でしょ?
相談者:
・・私の場合は、運良くう、
玉置妙憂:
はい
相談者:
先生方も一生懸命やっていただいて、
玉置妙憂:
ええ
相談者:
副作用は、そんなに、ないんですけども。
玉置妙憂:
あっ、そうですか、うん。
相談者:
ちょっとやっぱり・・とりあえず・・試してみようという、段階らしいんですけどね。
玉置妙憂:
うーん
相談者:
効果があればと。
玉置妙憂:
うん
相談者:
・・
玉置妙憂:
それで、まあ、先ほどの・・お話ですけれども。
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん
そういうようなご状況に、なってみると、
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん、奥様や、娘さんの、
相談者:
はい
玉置妙憂:
ことが、気になってきて、ということでしょうかねえ。
相談者:
そうなんですよ、ほんとに・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
み、死というものも身近になってきて、
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
あと・・うち、恥ずかしいんですけども、
玉置妙憂:
うん
相談者:
・・かなりの、年数、生活保護だったんですよ。
玉置妙憂:
はい
相談者:
それで、娘も、学校、高校を出してやること、できたんですけども。
玉置妙憂:
うん
相談者:
それでえ、まあ、他の人から言わせれば、
玉置妙憂:
うん
相談者:
知り合いからも、「そこはちゃんとお前は」、
玉置妙憂:
・・
相談者:
「父親としての、役目を果たしたじゃないか」と・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
言われたんですけども。
玉置妙憂:
うん
相談者:
やっぱり、ずうっと生活保護でえ、
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
ちょっと、肩身の狭い思いをさせてたんでえ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
・・今は、本当に・・妻と娘がね?
玉置妙憂:
うん
相談者:
一生懸命働いてくれてるんでえ、
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
その、収入で、助けられてる・・ようなもんなんですよ。
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
病院の費用もですね。
玉置妙憂:
うーん・・
相談者:
死をね、
玉置妙憂:
うん
相談者:
もう、身近に感じるようになって、
玉置妙憂:
うん
相談者:
今まで、世の中に、役に立ってきたことなかったんでえ、
玉置妙憂:
うーん・・
相談者:
果たして自分が・・何を残していけるかなあと思ってえ(涙声)・・
玉置妙憂:
うんんん・・
相談者:
それ考えるとね、本当に・・涙がね・・夜、出てくるんですよ。
玉置妙憂:
うーん・・
相談者:
もうちょっと・・ちゃんとして、
玉置妙憂:
うん
相談者:
勇気を持って、
玉置妙憂:
うん
相談者:
生きてくればよかったかな・・まあ、やっぱ、そうしなかった、罰、だと、思うんですけども・・
玉置妙憂:
ううん・・
相談者:
で、この病気は、
玉置妙憂:
うん
相談者:
やっぱり、だんだんと・・自分の、心が失われてく、病気らしいんでえ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
ちょっと、精神が少し・・落ち着かなくなんのかなあ、と思いますけども。
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
そういったことも含めてですね、
玉置妙憂:
うんん・・
相談者:
先生方に、こう・・教えを、請うために、今日、勇気を出して、
玉置妙憂:
うん
相談者:
・・お電話させてもらった次第だったんです。
玉置妙憂:
お電話ね
相談者:
はい
玉置妙憂:
くださったんですねえ。
で、
相談者:
はい
玉置妙憂:
このね?、その、思いはね?、奥さんとか、娘さんに、
相談者:
はい
玉置妙憂:
お話なさったことはあるんですか?
相談者:
・・あります。
玉置妙憂:
うん
相談者:
本当に、あのう、「ごめんな」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「その、なにも・・生命保険も」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「俺死んでも」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
「 保険金残してやれるわけじゃないしい」、
玉置妙憂:
うん
相談者:
・・「だから、お金、厳しかったら、 葬式なんかしなくていいから」とは、言ってるんですけども。
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
やっぱり、他の、ねえ、方々は、やっぱり、ちゃんとねえ・・生命保険、それなりに残してるんでえ。
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
もちろんね、かけてこなかった、私も、ダメなんですけども。
玉置妙憂:
うんん・・
相談者:
当時、あの、生活保護だったんでえ、
玉置妙憂:
うん
相談者:
生活、するのが、一生懸命だったんで、
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
しなかった私も・・失敗だったんですよっ(ため息)・・
玉置妙憂:
ふうん・・で、そういう風に、お話したら、
相談者:
はい
玉置妙憂:
奥さんと娘さんは、なんておっしゃってました?・・
相談者:
「考えなくていい」とかって◆#、言ってるんですけども。
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
・・父親として、
玉置妙憂:
うん
相談者:
夫として、
玉置妙憂:
うん
相談者:
やっぱり、最低限のことは、や、やれないで、死ぬの嫌だなと・・
玉置妙憂:
うん
相談者:
だったら、生きなきゃいけねえなって、思いはあるんですけども。
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
どうも、病気の方がね、あんまり芳しくなくてえ。
玉置妙憂:
うん・・
相談者:
もう、歩行できなくなったんですよ。
やっと、家の中の、
玉置妙憂:
ううん
相談者:
トイレの往復だけできるんですけども。
玉置妙憂:
うーん・・
相談者:
ひどい時は、病院の通院でも、
玉置妙憂:
うん
相談者:
病院の中、車椅子で行ってるような状況なんで。
玉置妙憂:
あー、そうですか・・
じゃあ、今日は、勇気を出して・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
お電話くださって。
相談者:
はい
玉置妙憂:
うん、 大変なね、ご病気を抱えているから、
相談者:
はい、はい。
玉置妙憂:
死というものを意識されてるんだけど、
相談者:
ええ
玉置妙憂:
その中で・・
相談者:
はい
玉置妙憂:
どうやって、 奥さんと娘さんに何を残すか。
相談者:
はい、はい。
玉置妙憂:
そういうことを、ちょっと先生に、
相談者:
そうです、ええ。
相談者:
うん
相談者:
これは、あの、優しいことだけじゃなくて、
玉置妙憂:
うん
相談者:
厳しいご意見でも、
玉置妙憂:
うん
相談者:
受けてみますんでえ、
玉置妙憂:
うん、わかりました。
相談者:
ぜひよろしくお願いいたします。
玉置妙憂:
はい、わかりました。
相談者:
はい
玉置妙憂:
じゃあ、先生にね、お伺いしてみましょう。
相談者:
はい
玉置妙憂:
はい。
ええ、今日お答えいただきますのは、精神科医の、高橋龍太郎先生です。では、先生、よろしくお願いいたしまあす。
相談者:
あ、先生、よろしくお願いします。
(回答者に交代)
相談者、気付くの遅すぎたけど気付けて良かった。
高橋医師のお言葉も相談者に力を与えたようだけど、その奇跡有りきで全員が生きているんだから最低でも働いて、保険は入っておく所から始めましょう!
管理人様、この投稿が不適切であれば不承認でお願いします
37 ラジオネーム名無しさん 2024/12/25(水) 15:31:15.85
今日の相談者はこの動画で見られます(公式)
あなたのために ~希少がん闘病者と妻の歩んだ1年9カ月 山形テレビ
ガンにより手前に死期が迫ってきた訳だけど・・・
後悔しか無いのはわかるが、相談者は果たして今健康体であったとしたのなら、何をしていたのだろうか?
ガンとわかる以前の生活はどうだったのか?
フツー生命保険などというもとはもっとずっと若い頃に入るものである。
そしてそれは子供の教育費、生活費のためであります。
今悔いているのは“財産”を残せなかった。
という1点だけで、それは大半の人達が感じる感情では無かろうか?
何故何も無いのか? それは相談者がガンになる以前までに何をしてきたかという結果でしかありません。
まるでガンにより不幸を背負ったように話しているが、後悔していることはガンになった結果ではありません。
奥さん、娘さんには、「感謝の言葉、気持ち」をもっと伝えて下さい。
出来なかったことは、相談者には元々不可能なことですから。
ちなみに、私の父親は49歳でガンにより亡くなりました。
今は休職中ですが、今後の仕事は無理しない範囲で務めるも、治療はしっかりして欲しいと思います。
あっ、そうそう、奥さんや娘さんとは色々あろうかと思いますが、仲良く暮らしていただければです。
YouTubeにこの方が出演された番組(山形テレビ制作)が上がっていますが、既にお亡くなりになられています。
「あなたのために~希少がん闘病者と妻の歩んだ1年9ヵ月~」(ギャラクシー賞奨励賞受賞作品)
で検索すると見られます。テレ人に電話相談したことが少しでも慰めになっていればと思わずにはいられません。
本当に申し訳ないんだけど、読んだ限り、あんまりいい感じがしない相談者さんでした。私には口先だけの感じがしました。違うかもしれないけど。
家族もやっかいなおやじさんって思っていたんじゃないかと。
病気にならなかったら果たしてどんな生活してた?
なんかそんな感じがして仕方ないです。
相談者さんは保険に入って残せなかった事を悔やんでいるけど。
保険て宝くじや馬券みたいに元手少ないのに増やせる一発逆転アイテムじゃないから。
毎月積み立てていって万が一のときは働いて稼ぐはずだった分を貰うもの。
毎月頑張って払っていた他の人と比べちゃ駄目だよ。
まともに働けなかったならお金では残せなくて当たり前、それより残された時間お金以外で何が出来るか考えた方がいいと思います。
病気の人に酷な言い方だけど、この人薄っぺらい感じがする。いい訳と、偽りの誠実さと、ちょっぴりのナルシズム。
なんだか芝居が勝っていて、真摯に悩み苦しん出いるようには聴こえなかった。
そもそも、病気発覚前から生活保護受給者になった理由はなんだろう?そこを明らかにして欲しかった。納得がいく理由なら、私もこんな意地悪な感想を抱かずに済んだのに。
この方、偉いと思いました。
私も癌治療中です。
2人に1人が癌で死にます。
色んな病気で人はいつか亡くなります。
死ぬ前に人生の反省をして、何か最後に役立とうとこの方は思われたのです。
何人がそうできるでしょうか
自分の痛みや混乱でいっぱいではないでしょうか。
私は、脳死でも、怖くて、検体はできません。
もし意識があったら?
ないから脳死だけど、
怖いてす。
テレビに出るのも、誰からどんなこと言われるかわかりません。
ここでも、相談者の苦難を知らない人が、
勝手に想像して相談者の悪口をいうでしょう。
なのに、自分の人生を曝け出した。
馬鹿にする人もいると思います。
偽善という人もいると思います。
だけど感動する人もいる。
勇気をもらえる人がいる。
なにより、移植によって命を延ばしてもらえる人がいます。
私は、個人的にこの方は、偉い、私にはできないと思います。
さすがです、高龍好々爺
人類の成り立ちから性教育まで
博識でロマンチスト
壮大なテーマから一転、夫婦の営みに話が移った時は、相談者もリスナーも一瞬置いてきぼりだったけど😆
死期の迫る人に励ましとは違う、この世に残したかけがえのない奇跡を伝えるなんて
スゴいな
高龍好々爺の宗教学、哲学、文学、芸術……の深い知識
揺るぎない資産も世界中の芸術品も集まるハズだ!
同じ精神科医でも、自分の通信簿1エピソードをお披露目するニュートラルとは
こんなにも違いがあるなんて😄
毎度おなじみ鬱の親の介護をしているチャメバーサンです。私は病気の家族を看ているという点で、相談者さんの御家族と似たような立場なわけですが、その経験から言わせていただくと、過剰にすまながられるとかえって辛いです。「ごめんね。悪いね。」と言われるより「ありがとう」と言われたいです。
それから、愚痴や弱音は受け止めるが、四六時中は勘弁して欲しい。たまには笑顔を見せて欲しい。それで家族もちょっと救われるんです。
最後に、積極的に治療に取り組んで欲しい。家族がいくらサポートしても本人が後ろ向きだと正直、虚しくなります。
相談者さんも辛いでしょうが、家族のために何かしたいと思うなら参考にして欲しいです。(このコメントを読むとも思えませんが)
緩和ケアの段階の方には無理かもしれませんが、相談者さんはまだその段階ではないのでしょう?
御家族には素直に感謝しつつ、御自身も悲観的にならずに、できることをやることですね。
YouTubeも見させていただきました
YouTubeによるともともとは指圧師としてお仕事されていたようですが鬱になり休職されて恐らくそこから生活保護受給になられたのかと
その後深刻な病発症
それなりにお仕事をしてこられていても生活が一変し想定外の人生を歩くことになる・・・
そういう時のために生命保険と思うのですが、
生命保険加入していると生活保護は受けられない、生活保護を受けてると生命保険に加入できないと聞いたことがあります