11回目の転職に気後れする4大卒44歳は鬱とフルコースの女性癌サバイバー
(回答者に交代)
三石由起子:
こんにちはあ。
相談者:
よろしくお願いいたします。
三石由起子:
はい、あのねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
働くぅ、理由っつうもんがあるでしょ?
相談者:
はい
三石由起子:
それえ・・あなたに、とっては、何が1番大きいのかなあ。
例えば、経済・・お金?
相談者:
うん
三石由起子:
あるいは、生きがい。
もう1つは、ほら、自分、を、 社会の一船員っていうか、
相談者:
はい
三石由起子:
その、団体の中に入っている、
相談者:
はい
三石由起子:
ものとして、認識したいみたいのあるじゃないですか。
何が1番大きい?
相談者:
えっとですねえ、
三石由起子:
うん
相談者:
生きがいだと思います。
三石由起子:
生きがいねえ。
相談者:
はい
三石由起子:
生きがいって、あたし、あなたの職種を知らないんだけどお。
相談者:
はい
三石由起子:
なんか、す、ごく、得意な分野がある?
相談者:
・・そお、う、ですね、まあー・・
三石由起子:
うん
相談者:
こころ・・ざしたっていうか、あのうううう、
三石由起子:
うん
相談者:
学生の時に、
三石由起子:
うん
相談者:
まあ、それを・・が、1番興味のある分野だな?、というところと、まあ・・
三石由起子:
うん、どっち方面?、どっち方面?
相談者:
・・心理福祉方面なんですけどもお。
三石由起子:
はいはいはいはい。
相談者:
はい
三石由起子:
はい。それいいと思うんだけど、その分野であなたが働きたいっていうのはね?
相談者:
はい
三石由起子:
多分、そこに、自信があるんだと思うん・・だよ。
相談者:
・・はい
三石由起子:
自身を持って、働けるっていうところで、
相談者:
はい
三石由起子:
自分は得意だと思ってるのかもしれないし。
相談者:
はい
三石由起子:
そのお、あのう・・福祉関係の中でってえ、いっぱい、上から下まであるじゃないの?
相談者:
はい
三石由起子:
それをねえ、例えば、資格がある人は別だけど。
相談者:
はい
三石由起子:
極端に、経済の差って、ないじゃない。
相談者:
はい・・はい。
三石由起子:
そしたらね、私ね、思うんだけどお。
相談者:
はい
三石由起子:
職業、をね?
相談者:
はい
三石由起子:
考える時にさ、
相談者:
はい
三石由起子:
「生きがいっ」てあなたおっしゃったけど。
相談者:
はい
三石由起子:
私ねえ、人を、お手伝いするような・・ことっていうのは、
相談者:
はい
三石由起子:
きっと、あのう、自分にとっても、すごく・・いいと思うんですよ?
相談者:
はい
三石由起子:
でね?、自分をねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
すごく大事にするっていうのは、とってもいいことなんだけど。
相談者:
はい
三石由起子:
自分を、あの、可愛がるのはねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
あんまりよくない・・っていうのはね?
相談者:
はい
三石由起子:
あの、 自分、を、可愛がれば可愛がるほどね?
相談者:
はい
三石由起子:
「こんなことできるかなあ」、「これ不愉快かなあ」、なんて思って、
相談者:
はい
三石由起子:
「やっぱりまた辞めちゃおうかなあ」っていう・・自分を可愛がってるとね、不安っていうのが、増すんですよ。
相談者:
(含み笑い)はい。
三石由起子:
次から次に出てくるじゃない、不安って。
相談者:
はい
三石由起子:
自分を、あのう・・可愛がってるとね?
相談者:
はい
三石由起子:
でも、それはねえ、自分を大事にすることとは、違うことだと思うのね?
相談者:
は、い
三石由起子:
で、あなたはあのう・・ 「情緒、不安定」って、おっしゃったけど。
相談者:
はい
三石由起子:
これ、治すの、1番いいのってえ、
相談者:
はい
三石由起子:
(含み笑い)人助けなんだよね。
相談者:
はいフフ(苦笑)
三石由起子:
ほんとに。
相談者:
(苦笑)・・
三石由起子:
弱い人を助けるとお、
相談者:
はい
三石由起子:
自分が、あの、助かっていくんだよね。
相談者:
はい
三石由起子:
不思議なことに。
相談者:
は、い(苦笑)
三石由起子:
だからね、そういう意味ではね?、職業、が、イコール・・自分の、リハビリっていうかさ。
相談者:
はい
三石由起子:
自分の情緒を、安定させるものだっていう認識が大事だと思うんだよ?
相談者:
はい
三石由起子:
例えば・・あなたはね、ほら、情緒、不安定・・だから、
相談者:
はい
三石由起子:
その、「情緒を、安定させてから、仕事に就いたらあ」、
相談者:
はい
三石由起子:
「長続きするかなあ」って、多分、思ってると思うんだけど。
相談者:
はい
三石由起子:
そうするとね、い、つ、まで、経ってもねえ、その、理想の仕事みたいなのって、見つかんないのね。
相談者:
はい
三石由起子:
だから、その・・ 自分が、その、相手の役に立つっていうか、
相談者:
はい
三石由起子:
「あ、こお、れ、だったら、まあ・・十分に、役に立てるわ」っていう、ところでね?
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっとあのう・・苦しいこととか、辛いことがあってもね?
相談者:
はい
三石由起子:
「この人治したら自分が治る」くらいにい、
相談者:
はい
三石由起子:
ちょっと、発想変えてさあ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。
あの、なんか、いつもいつも、こう、自分は出しっぱなしで、
相談者:
はい
三石由起子:
相手は受け手で、
相談者:
はい
三石由起子:
自分は与える人で。
相談者:
はい
三石由起子:
相手は、受け取るだけの人みたいに・・感じちゃうと、
相談者:
はい
三石由起子:
「ああ、こんなとこにいちゃいけない」とかあ、
相談者:
はい
三石由起子:
「自分がダメになっちゃう」とかあ、
相談者:
はい
三石由起子:
不安になっちゃうんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。
だからね、1つね?、 この人たちを・・助けることっていうか、ヘルプすることっていうのは、
相談者:
はい
三石由起子:
「自分の精神を・・救うことなんだ」くらいにね?
相談者:
はい
三石由起子:
思うのが1番大事だと思うんだよね?
相談者:
はい
三石由起子:
だから、完全に、整えてからあ、
相談者:
はい
三石由起子:
職を探すんじゃなくてえ、
相談者:
はい
三石由起子:
「自分は今、情緒不安定だから」、
相談者:
はい
三石由起子:
「人のために働いて・・みよう」と。
相談者:
はい
三石由起子:
そういう、感じになったらあ、
相談者:
はい
三石由起子:
楽じゃない。
相談者:
・・はい
三石由起子:
ね。
相談者:
で、すごく、私・・ 女性疾患系の、癌もしたけども、
三石由起子:
うん
相談者:
仕事に・・
三石由起子:
うん
相談者:
を、頑張ることでえ、
三石由起子:
うん
相談者:
生き甲斐にできているって(含み笑い)、あの・・まあ、精神科の先生に、あの、評価してもらったこともあったんですけどお。
三石由起子:
うんうん・・うん、うん。
相談者:
だんだんと、こう、最近のおお・・ 転職はですね、
三石由起子:
うん
相談者:
職場の、人間関係。特に・・
三石由起子:
うん
相談者:
直属の上司・・と、うまくコミュニケーションが取れなかったりい。(吸って)
三石由起子:
あのねえ、あなたん中には、思い込みがあると思うんだけどお。
相談者:
はい
三石由起子:
「1回」、こう、「職業に就いたらあ、長くやるのがいいんだ。10年、20年、退職までやるのがいいんだ」っていう思い込み、捨てたらいいと思うのね?
相談者:
・・あ、ッハッ(苦笑)はい
三石由起子:
うん。
あのねえ、病気も抱えてるわけだからあ、
相談者:
はい
三石由起子:
ね?。
とりあえず、「自分は」、あのう、「情緒不安定だから」、
相談者:
はい
三石由起子:
「人、の役に・・立ってやろう」ってね?
相談者:
はい
三石由起子:
それで、自分・・「自分の体治るかもしれない。自分にとっていいことなんだ」くらいに思ってね?
相談者:
はい
三石由起子:
ふで、無、理、しない方がいいと思うんだよ。
無理して頑張るって、なあ、ん、にも、偉くないから・・
相談者:
あ、ハハ(苦笑)そうですか。
三石由起子:
全く、偉く・・うん、全然偉くないよ?
相談者:
はい
三石由起子:
だってえ、無理して頑張らなくても、楽々こなせる人たちっていうのは、いっぱいいてさあ。
相談者:
はい
三石由起子:
そうするとね、自分だけが、貧乏くじ引いたような気に、なっちゃうのよ。
相談者:
はい
三石由起子:
ねえ、だからね、「い、つ、で、も、辞められるんだ」でいいと思います。
相談者:
・・はい♪
三石由起子:
だから、あなたねえ、多分、
相談者:
アハハ(苦笑)
三石由起子:
思い込んでるんだよね?
相談者:
アハハ(苦笑)、そうです$%□&
三石由起子:
うん。ね?、あの、辞めちゃいけないとかあ。
相談者:
はい
三石由起子:
「こんなにコロコロ転職したらいけない」とかあ、
相談者:
はい
三石由起子:
「これは真面目じゃない」とか・・ね?
相談者:
はい
三石由起子:
思ってるけど。 無理だと思う、実際に、あの、体あ、もね?、あちこち故障もあった・・ ね?
相談者:
はい
三石由起子:
今から、も、分からないし。
相談者:
はい
三石由起子:
だからねえ、とりあえず、「今日明日、は・・あの人のために」?
相談者:
はい
三石由起子:
「働く」とか。「明日はあの人笑わせてみよう」とかさ。
相談者:
はい
三石由起子:
もう、すんごく、あの、短い・・タームで考えたら?
相談者:
はいッ(笑い)
三石由起子:
うん。
だから、そうしないと、
相談者:
はい
三石由起子:
自分の精神が、安定して、それから心構えができて、
相談者:
はい
三石由起子:
そして、あの・・人に、なんとも・・どこからもつつかれないような・・力っていうかさ、
相談者:
はい
三石由起子:
そういうのを持ってからあ、「セーノ!」で、就職して、
相談者:
はい
三石由起子:
「勤め、あげるんだ」っていう、ことをね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなた、どっかで、思っちゃってるんだと思うんだよ。
相談者:
はいッヒ(苦笑)
三石由起子:
うん、いらないいらない、そんなの。
相談者:
フフ(苦笑)
三石由起子:
だからねえ?
相談者:
はい
三石由起子:
1番・・なんか、手っ取り早いっていうかさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
「ああ、これは・・やめとこうかな」じゃなくてさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
「ああ、これいってみよう」でいいと思うんだよね?
相談者:
ああ、ああ、あウフフ(苦笑)
三石由起子:
行ってみてえ、1ヶ月で、「ああ、ダメだった、次行こう」でいいと思います。
相談者:
アッハッハッハ(苦笑)
三石由起子:
うん
相談者:
はい(苦笑)
三石由起子:
そうしたら楽になるでしょう?_
相談者:
そう、です、ねッエッ(苦笑)
三石由起子:
そうするとねえ、結果的にねえ、人の役に立てますよ。
相談者:
ああーアハハ(苦笑)
三石由起子:
うん。
そうするとねえ、結果的にはね、自分も救われるわけ。
相談者:
はい
三石由起子:
人の役に立ってるんだっていう実感が・・
相談者:
はい
三石由起子:
できるから。
相談者:
はい
三石由起子:
そんなの、職場なんて・・いくら変えたっていいよ。
相談者:
エッフフフ(苦笑)
三石由起子:
うん。いいと思います。うん。
相談者:
(苦笑)はい。
三石由起子:
でね?、嫌な、人間関係、我慢すること・・ないし。
相談者:
アッフッフッフ(苦笑)
三石由起子:
今そういう時代じゃないし。
相談者:
ああ・・わかりました(苦笑)
三石由起子:
うん。うん、「やーめた」って、思えばいいんで。
相談者:
はい
三石由起子:
深刻にならないで。
相談者:
はい
三石由起子:
とにかく動いてみたら?
相談者:
わかりました。
三石由起子:
うん、電話して、「あ、行きます行きます」で。
相談者:
アッハハ(苦笑)
三石由起子:
なあ、「やっぱやめました」で、いいと思う。
相談者:
アハハハ(苦笑)
三石由起子:
うん。
今ね、グズグズ、グズグズね、
相談者:
はい
三石由起子:
「あたしは働けない人だ。私は続かない人だ」ってえ、
相談者:
はい
三石由起子:
思ってるよりは、もう、はるかに、
相談者:
はい
三石由起子:
精神的にいいと思うから。
相談者:
はい
三石由起子:
うん、動こうよ。
相談者:
ありがとうございます。◆#
三石由起子:
それがいいと思いますよ。
相談者:
そ、そうします(苦笑)。
三石由起子:
できますよ。うん。
相談者:
ありがとうございます。
三石由起子:
ね?、
相談者:
はい
三石由起子:
す、気楽にやったらできると思うから。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。それがあ、結果、長く続く道だと、私は思いますよ。
相談者:
・・はい、
三石由起子:
うん
相談者:
ありがとうございます。
三石由起子:
できるできる。
相談者:
はい、ありがとうございます。
(再びパーソナリティ)
社会と言うものを理解していないのではないかと仰る相談者さんですが、私から見たら知りすぎるほど知ってらっしゃる。
就職してすぐ苦情係に配属されるって、凄いハズレくじだったわけで
相談者さんが甘いとか世間知らずってわけでは全く無いんですよ!
そしてクセのある上司に何人も当たってきたうえ
病気も沢山してきて人生経験は同い年の人に比べて豊富だと思います。ていうかこの世代は本当に政府に見捨てられた世代だから大変でしたよね・・・。
もう40代なんだし、これからは図太く行きましょうや。その資格有るって!ちょっとくらい嫌味を言われたって聞こえないふりして居座り続けたらいい。
追記
管理人様、今年もありがとうございました。
しんどい時もあると思いますが、まずはご自身を優先されてくださいね。
良いお年を。
私の友人にパート歴30年の人がいますが、彼女はひとつの職場に3年以上はいたくないそうで、しょっちゅう仕事を変わっています。仕事ができるし、人柄もいいのでどこでもトラブルはないらしいのですが、本人が言うには「飽きるし、人間関係が濃くなると嫌だから」だそうです。色んな職業を経験できて面白いんですって。そういう人もいるんです。彼女は家計を支える旦那さんがいたからできたのかもしれませんが、相談者さんも経済的に問題がないなら気楽にやったら?先ずは体調を整えることが大切です。
年の〆はすっきりサッパリのいつもの三石節でした
ためらってる人の背中を押すことにかけては三石御大が一番だと思う
相談者さんも声がずいぶん明るくなってたし
44歳なら氷河期の最後ぐらいか、新卒の20年前なんてパワハラもカスハラも当たり前だった時代だ
医療とか福祉とかのクローズな世界じゃ、未だにそういう話は多い
相談者さんも凹まされ続けて精神的にまいってしまわれて、加えて立て続けに大病をされては、再度の社会復帰に怯む気持ちがあっても全然不思議じゃない
氷河期の寒風をくぐってきた身としてはよくわかる
心理福祉系がご専門だそうだけど、相談者にこそセルフケアが必要だ
経済的にはまだ余裕がありそうな話しぶりだったし、心身とも万全ではない以上、自分にできる限りのことを精一杯やれたら、それでよしとしてほしい
今井先生の最後の言葉どおり、ぜひ「ご自愛」いただきたい
管理人さんにおかれては、今年も大晦日まで、地方局放送からの書き起こしお疲れ様でした
今年からは日々コメントの承認作業も加わってご負担も増えているとは思いますが、どうぞご自愛ください
よいお年を
いつもありがとうございます
とても人生のためになっています
三石先生の優しさ砲と
管理人さんからのお花のプレゼント
幸せな気持ちがじわじわと広がる年明けとなりました
厳しい三石砲は封印
今のアナタに必要なのはカラダをいたわりながら生きることなんだよ、と
癌を撃退するNK細胞を自ら発生させるには笑うことがいちばん
笑顔でハッピネスホルモンに包まれていること
我慢や無理を止めてご自身の持ち味を生かし、長続きにとらわれず、与えられた役割に気持にゆとりを持ってこなすこと
今日の相談で仕事に向き合う姿勢が変われるかな
後半、アハハアハハと笑い声が聞こえたから大丈夫かな
それにしても
片親で4大卒、女所帯なのに、収入を気にする様子も無い
家賃収入あるとみた
私ごとですが23年の春に長く長く続いた母との関わりから解放され穴の空いた心に突如舞い降りてきたテレ人😆
身も心もボロボロだった私がこのサイトに出会い管理人さんのコメントを吸収することが生きるエネルギーとなりました
ガラケーからスマホに変えてもユーチューブやアプリの駆使はせずアナログな姿勢はそのままに6ギガすべてこのサイトの利用で使い切る、そんな日々です
週休一日の管理人さんのご尽力に心から感謝いたします
今度こそ長続きできるよう祈りたいですが、大病を患っているので、無理がない範囲内で、でしょう。
2024年も色々な相談がありましたが、早期解決を願うばかり。2025年は、どうかよいお年を。
今年も勉強になりました
ありがとうございました!
良いお年を!
酒瓶の生け花、粋ですね。
前に進もうとしている相談者さんに幸あれ。
綺麗なお花をありがとうございました。
三石先生の、応援節に涙が出ました。
私も癌患者で、日々できない自分を責めることも多く。
少しずつでも続けると、相手も助かるというのにも、納得。
素敵なアドバイスだなと思いました。
ありがとうございました。