アホな同業の「遺言遺しましょう」風潮に一石を投じる中川潤に呼ばれた河野太郎
(回答者に交代)
中川潤:
こんにちはあ、中川です。
相談者:
あ、お世話になります、よろしくお願いします。
中川潤:
は、い・・
ご主人ね?
相談者:
・・はい
中川潤:
あなたがおっしゃってる、その・・「家を、継ぐ」っていう、まあ、お言葉あああ、の、意、味、なんだけどもお。
相談者:
はい
中川潤:
どういう・・ことなんですか?、「家を継ぐ」っていうのは。
相談者:
私あのう、婿養子っていう形で、来てるんですよね?
中川潤:
はい
相談者:
このうち(家)へ。
中川潤:
はい
相談者:
なもんで・・このうち(家)を守るっていう意識が、人よりちょっと、強いと思うんですよ。
中川潤:
は、い・・ご主人が、その・・「婿養子だから」っていう・・経緯の中、で、
相談者:
はい
中川潤:
何々家っていう、家を・・守らなきゃいけないっていうお気持ちがおありなのは、すごくよく、わかったんですけ、ど、もお。
相談者:
はい
中川潤:
ただ、今、家というものは、法律的には存在しないんですよ。
相談者:
ああっ、そうですか(苦笑)ッハッハ
中川潤:
ええ。戦前のね?
相談者:
はい
中川潤:
家督相続の時代は、これは、家制度が、メインであって。 その家の中の、おおむねは、長男が、戸主になって、
相談者:
そうですね?
中川潤:
うん。で、戸籍上も、戸主の下に、子供でありいの、その戸主の兄弟でありいの・・ 全部が、戸籍上に、家として乗っかってると・・
相談者:
はい
中川潤:
そういう・・戸籍のありようですけども。
相談者:
はい
中川潤:
それは・・家という観念を、背景にした、そういう・・
相談者:
なるほど。
中川潤:
立て付けだったのね?
相談者:
はい、はい、はい、はい。
中川潤:
だけど・・率直に言いますよ?、あのう、◆#$、お気に障るかもしれない、けども。
相談者:
いえいえいえ、どうぞ。
中川潤:
そんなんおかしいやん!・・と・・
相談者:
ウッハッハッハ(苦笑)
中川潤:
いや(苦笑)・・家ってなんなの?、って・・
相談者:
そうですよね。
中川潤:
うん。って・・いうのが、まあ、戦後の、考え方。
相談者:
ええ、ええ、ええ、ええ。
中川潤:
ただ、その・・情感の問題としてね?
相談者:
ええ・・
中川潤:
皆さんよく、こだわるのが・・氏。
例えば、河野、太郎だったら、河野姓とか。
相談者:
ええ
中川潤:
その、氏が絶えるのが、
相談者:
うん
中川潤:
「嫌や」と、おっしゃる方も、いらっしゃるので、ありますがあ。
相談者:
はいはいはい。
中川潤:
それも、けったいな話でねえ。
相談者:
ウッヘッヘッヘ(笑)
中川潤:
氏なんて、あんたね?
相談者:
ッフッフ(苦笑)
中川潤:
元々は、あんた・・御一新(明治維新)の前はねえ、
相談者:
・・うん・・
中川潤:
うん・・お侍さんじゃなかったら、氏なんて、ありっこないんだからあ。
相談者:
まあね
中川潤:
うん
相談者:
エッヘッへ(苦笑)
中川潤:
ええ
相談者:
まあ◆#エッヘッへ(苦笑)
中川潤:
川の真ん中にいたから、私、中川ですけど・・中川やったんやないかなあ?、とかね?
相談者:
ええ、ええ、ええ
中川潤:
所詮、そんなもんでしょうがあ・・
相談者:
まあね?
中川潤:
はあ。
そうするとねえ、
相談者:
はい
中川潤:
今・・往々にしてでも、皆さん気になさるのは・・先祖代々の、お墓。
相談者:
はい、そうです。
中川潤:
うん。お、墓、は・・守ってってほしいなっていう、お気持ち・・ は、これはまあ、それぞれのお考えなんだけれども。
相談者:
うん
中川潤:
ただ・・それなりの、代々守ってきたお墓であると、 やっぱり自分のお、代で、そのお墓、を、誰が・・実際守ってくれるかどうかわかんないっすよ?
相談者:
・・
中川潤:
わかんないけんど、
相談者:
うん
中川潤:
誰かに、「頼むな」と・・いうことだけ言って、自分の務めを果たした感を、持ちたいなあと。
相談者:
そこなんです。ッハッハ(苦笑)
中川潤:
いや、◆#、だとするとねえ?
相談者:
はい
中川潤:
ご主人おっしゃってるう・・その、「家」って・・じゃあ、具体的に、お考えになった方がいいと思うのは、
相談者:
はい
中川潤:
お墓なんだよ。
相談者:
ああ・・家、と、お墓は結びついてますね?
中川潤:
うん、いや、だけどね?、家について言うと、今度は、
相談者:
ええ
中川潤:
法律上は、相続の問題で。
相談者:
ええ
中川潤:
家屋敷、田畑、自宅。
相談者:
うん
中川潤:
これを・・誰に、財産として・・こっからは、むしろね?
相談者:
うん・・
中川潤:
家の問題ではないんですよ。
相談者:
・・
中川潤:
財産相続・・を、どうするかって話になって。
相談者:
そういうことですね。
中川潤:
そういうことになっちゃうのね?
相談者:
ええええ。
中川潤:
すると・・息子さん2人、いてえ。今の世の中、長男坊の方が次男より偉いとかあ、
相談者:
アハハ(苦笑)
中川潤:
上下関係があるわけじゃないでしょう?
相談者:
ない%□&全然ないです。
中川潤:
ないっしょ?
相談者:
ええ。だでぇ・・老後の面倒を、誰が見るとか、そういう、いま・・
中川潤:
うん、だから、そ◆#・・
相談者:
困ってる問題、いっぱい出てきてるでしょ。
中川潤:
むろんそうですよ?
相談者:
▽*+
中川潤:
だけど・・自分の面倒を、誰が見ろなんて・・こっちから言えるこっちゃ、ないじゃん。
相談者:
・・そうすると、先生ね?
中川潤:
うん
相談者:
私の場合・・まあ、男の子2人ですけども。
中川潤:
はい
相談者:
あえて、長男に、 あえて、次男にっていうことを、決めなくてもいいってことですか?
中川潤:
あのねえ、分けて考えよう?
自分たちの面倒を、
相談者:
うん・・
中川潤:
どっちが看るなんてことは・・率直に言うけど、
相談者:
うん・・
中川潤:
もう、面倒看てもらう側が言うことじゃないよ。
相談者:
アッハッハッハ(苦笑)
中川潤:
まず。
相談者:
なるほど。オッホッホッホ(苦笑)
中川潤:
はい。
それから、お墓の問題。
相談者:
ええ
中川潤:
これについては・・どうなん?って、ね?・・聞いてみる 。
相談者:
うん・・
中川潤:
ことは、あるかもしれんけど。う、やっぱり、それもね?
相談者:
うん
中川潤:
こっちが指図することかいなあと・・思うわけであります。
相談者:
うん・・
中川潤:
つまり、子供さんお2人もう、だって39と、36じゃないですか。
相談者:
そうですそうです。
中川潤:
で、立派に所帯持ってね?
相談者:
ええ
中川潤:
一家成してるわけですよ。
相談者:
そうなんですよ。
中川潤:
ほで、ちゃんと、務めておられるわけでしょ?
相談者:
ええ
中川潤:
自分が思ってるほど、子供じゃないよ?
相談者:
そこなんですよね?
中川潤:
ああ。
相談者:
どうしたって、自分は、いつまでも子供だと思っちゃうんですよ。
中川潤:
ん思ってんでしょ?
相談者:
うんうんうんうん。
中川潤:
思ってんだけど・・あん、もう、お2人ともね?、「親父たちがね?、これ・・動けなくなったら、俺たちどうしようかねえ」なんて・・2人で、飲みながら、話してるかもしんねえよ?
相談者:
まあね?
先生、俺、ちょっと、お訊きしたいのはあ、
中川潤:
うん
相談者:
この、今の私の住んでるとこの、
中川潤:
うん
相談者:
ほとんど、 こんな田舎で、財産なんてないんですけども。
中川潤:
はい
相談者:
田畑あったり、この家とかは、
中川潤:
はい
相談者:
将来、的に、どうすればいいって考えれば1番いいんですかね。
中川潤:
大事なことは、その・・家屋敷と、
相談者:
うん
中川潤:
それからあ・・田畑の、
相談者:
ええ
中川潤:
これをどうするかっていう問題も、
相談者:
はい
中川潤:
変に突っ走ってね?、家の問題だから、
相談者:
ええ
中川潤:
誰かを指名する・・っていう、そっちの発想からいくと、
相談者:
ええ
中川潤:
アホな弁護士、に、そういうところを、ストレートに聞くと、
相談者:
ええ
中川潤:
「誰に・・継がせたいのですか?、あなたは」と。
相談者:
うんうんうん。
中川潤:
うん。すと、遺(い)言書、書きなさいと。
相談者:
え?
中川潤:
遺(ゆい)、言、書。
相談者:
あ、遺言書ね?
中川潤:
いや、あ、まあ、聞いて?
相談者:
はい
中川潤:
そういうアドバイスをするアホがいるわけですよ。
相談者:
ウッフ(苦笑)なるほど。
中川潤:
うん。
ふで・・遺言書で、長男坊なら長男、次男と思うなら次男・・に、全部引き継がせるっていう遺言書を、作りなさいと。
相談者:
はい
中川潤:
そうすれば、指名したことになりますと。
相談者:
うん
中川潤:
ね?
そういう、アホなアドバイスに乗っかって、そういうものを作ったら・・子供同士喧嘩させることになるわけだ。
相談者:
なるほどなるほど。
中川潤:
はあ。
お父さんの本意としては、そうじゃなかったとしても・・家を、継がせるために、 渡すっていうことであっても・・実際、法律上の表れかたとしては、価値がどの程度かは別として・・ その、お父さんの、財、産、相、続、を、長男なり次男なり、片方に、全部、くれてやると。
相談者:
はい
中川潤:
そういうことをお父さん・・やってったんだと。
相談者:
・・
中川潤:
じゃあ、もらった方も、はた迷惑かもしれないし。
相談者:
◆#
中川潤:
もらえなかった方は、なんで片方にだけ全部やるんやと。
相談者:
そうだね。
中川潤:
お互いにね、行き違いが・・できる、元でありましてね?
相談者:
うんうん・・
中川潤:
だとすればね?、2人で話し合って決めればええやんと・・ね?
相談者:
そういうことですか。アッハッハ(苦笑)
中川潤:
そういうことじゃないの?
相談者:
私もね、
中川潤:
うん
相談者:
先生ね?
中川潤:
うん
相談者:
どっちかが・・ダメで、
中川潤:
うん
相談者:
どっちかがいいって、決めかねるんですよ。
中川潤:
いやいや・・だから(苦笑)・・こっちがね?、決める話じゃねえだろ、っていうことですよ。
相談者:
アッハッハッハ(苦笑)ねえだろうかあ、
中川潤:
あん
相談者:
そうか◆#ッハッハ(苦笑)
中川潤:
2人で相談すりゃいいことじゃあん。
相談者:
ッハッハッハ(苦笑)
中川潤:
息子さんたちに任せようよ。
相談者:
それが揉めない元ですね?
中川潤:
そうです!
そうですよ?
相談者:
いいことを聞いた!
中川潤:
はあい。
相談者:
わかりました。
中川潤:
ウルヴェ先生に替わりますね?
相談者:
はい、すいません。
中川潤:
はい
(再びパーソナリティ)
継いで欲しい、残してやりたい。
は相談者の思いだけであって
売るのが難しい田舎の家、田、畑、山、なんか不動産ではなく負動産でしかありません。
約30年前、私の家は畑に囲まれていました。現在、ほぼ住宅街になってしまいました。そんなもんです。
養子ならではの悩み。責任感強いんですね。でも、ご自分の代は立派に守ったのですからそれで充分ですよ。時代も変わったし、死んだ後のことまで責任持たなくてもいいと思います。
ご相談者さんご夫婦が元気なうちに、できるだけ早い時期にお子さんと話し合った方がいいでしょう。
どちらかが要介護認定になったら大変なので、信用できる弁護士を交えた終活をすぐ始めてもいいか?
親の手で整理してもらえるのなら、それが一番ありがたい。
中川節炸裂。大好きです中川先生。
弁護士先生の枠を越えた回答か好きです。
こんな感覚を持つ弁護士さんて、珍しいと思います。
相談者さんも、なんだか、あーこんなことで悩むのくだらないなって思えたかも。
管理人様、いつもありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします!
一般的な名前の引用って
山田太郎
鈴木花子
とかだけど、河野太郎って😆
中川先生、もしや大臣と親しいのでは?
ほら、政府の特別参与とか
んなわけね~か、ワハハ
相談者のお話から奥様のことが全ったく出てこなかったことに違和感を覚えました。相談者は婿養子なのに、まずは奥様に相談するのが先でしょう。もし、相談者が先に亡くなられたら、奥様に2分の1の権利があります。今、お二人はお元気なようなので、介護状態にならないよう、健康を維持して、楽しく、穏やかにお過ごし下さい。遺産相続は経験者として、法的処理が一番です。
ご相談者さん、婿養子にこられた身なので
責任からの思考ということはわからないでもありません。しかし90代ではあるまいし
70代の割に時代に合わない古いお考えなのだなと思います。
今の70代は自分の子供たちにどうとか思わずに自分たちの身は子供はアテにできないと
考える70代は今の時代多いのではないでしょうか。
それに今回の相談者さんは事業をされているわけではないし60坪の家、何かを守るのは
特別これ、といってないのではないでしょうか。
子供は子供たちの考えに任せ、心配なら
息子さんたちと一度膝を交えて話し合ったら
意見交換できるのでそれが1番でしょうね。
法律家の潤ちゃんのいう「こうの」って、甲乙の甲野さんではないかしら?