簡裁をディスる大迫恵美子「控訴しとけばねえw」「これだから素人さんはww」

(回答者に交代)

大迫恵美子:
(吸って)もしもし?

相談者:
すいません・・

大迫恵美子:
ええとですね、これ、5年前の交通事故で。

相談者:
はい

大迫恵美子:
裁判所に提訴したのは、事故から何年後ぐらいですか?

相談者:
あっ、ううう、ええええ・・半年ぐらいで。

大迫恵美子:
ああ、半年ぐらいで?

相談者:
は、はい。

大迫恵美子:
それから、2年間ぐらい、裁判やったんですね?

相談者:
はい、そうです。

大迫恵美子:
はい。そうすると、判決が出てから、もう、2年ぐらい経ってますね?

相談者:
はい。

大迫恵美子:
控訴は考えなかったんですか?

相談者:
控訴の・・1番大切な目撃者に対しても、証人として扱えないと・・いうような、 ことを、判断として書かれてこられたんで。これは、どうやったって勝てないんだと・・そういう風に解釈しました。

大迫恵美子:
控訴はしなかったってことですか?

相談者:
は、しませんでした。

大迫恵美子:
あああ。(吸って)交通事故の場合、往々にして、あるんですけどお。

相談者:
はい

大迫恵美子:
事故が起きるのはとっさ、の、ことですし。

相談者:
はい

大迫恵美子:
それから、ま、それなりに、皆さん・・動揺されますのでね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
それから、裁判までの間、少し時間があるということも原因なんだろうと思いますけど、

相談者:
はい

大迫恵美子:
事実関係の記憶が・・それぞれ、違うことが・・あるんですね?

相談者:
はい

田中ウルヴェ京:
で、まあ、お互いに、「相手は嘘つきだ」と言うんですけどお。

相談者:
はい。

大迫恵美子:
弁護士の立場からするとお、必ずしも、その、嘘つきというわけではなくてえ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
それぞれの、その、瞬間的な・・事故が起きた時の、見ていたもの、とかね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
それから、記憶に残ったもの。

相談者:
はい

大迫恵美子:
これが、あのう・・やっぱり、それぞれの位置関係とかあ、立場によって、違うわけですけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、しかも、時間が経つことによって、その記憶が・・変容するっていうのは、ま、人間の場合、よくあることなんですけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
どうしても、その、自分の考えに沿うように、記憶が変容してしまうんですね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
ですから、もう裁判、本、当に、難しくってえ。この頃は、ドライブレコーダーが、かなり威力を発揮してますけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
ドライブレコーダーがない場合は、

大迫恵美子:
もう、本、当に・・水掛け論みたいなことになりがちなんですね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、その中で、裁判所は、判断しなくちゃいけませんのでえ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
多分、間違いもあるんじゃないかな?と・・思うことは、あります。

相談者:
◆#はい

大迫恵美子:
で・・「大切な証人」ってあなたはおっしゃいますけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
裁判所がね?、その、事故を直接見ていないと言って、

相談者:
はい・・

大迫恵美子:
排除しているということはね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
やはり、事故の証人としては、不十分なんだと、いうのは・・まあ、私は、多分、そう思います。

相談者:
はい・・

大迫恵美子:
やっぱり、その、実際に、その瞬間を見てなければ、後からとか、動いてからとかの位置を言われても・・その間に何があったかが分からないのでえ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
直接証拠としては、非常に不十分だろうなと思います。

相談者:
はい

大迫恵美子:
それと・・(含み笑い)記憶の変容は、証人にも、起こりがちなので。

相談者:
はい

大迫恵美子:
必ずしも、人間の記憶を100パーセント信用していいのかどうかっていうのも、裁判所の悩むところなんですね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういう意味で・・実際に間違った判断がされることは、あります。

相談者:
う、う、ううん・・

大迫恵美子:
で、もう1つですけど、これはねえ・・まあ・・悪口みたいなことな・・だと思って、聞いてもらっては、困るんですけどお。

相談者:
はい

大迫恵美子:
簡易裁判所のお、

相談者:
はい

大迫恵美子:
交通事件については、

相談者:
はい

大迫恵美子:
やはり、かなりたくさんの、問題点があることは・・裁判所内の、制度上も、指摘されてます。

相談者:
はいっ

大迫恵美子:
それは、あの、簡易裁判所の裁判官というのは、

相談者:
はい

大迫恵美子:
これまで・・簡易裁判所で交通事故やるってこと、そんなには多くなかったんですね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
なぜかというと、あのう・・総額が、140万を超えることが、多いので。

相談者:
はい

大迫恵美子:
140万を超える、事件っていうのは、これは簡易裁判所の管轄にはならないので。

相談者:
はい

大迫恵美子:
全部・・地裁から始まるんですね?

相談者:
はい

相談者:
ところが、この頃、その・・保険会社が、訴訟費用について、保険がつくようになって。物損の・・

大迫恵美子:
裁判っていうのがすごく増えたんです。

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうすると、物損は140万以下のものが多いので、

相談者:
はい

大迫恵美子:
非常にたくさん、簡易裁判所の方に、この・・交通事故、訴訟っていうのが継続するようになりました。

相談者:
はい

大迫恵美子:
そうすると・・ やはり、その、判断について、疑問視されるものが・・散見されるようになって。裁判所としては、簡易裁判所の交通事故訴訟、を、もっと充実させるために、勉強会を開いたり、

相談者:
はい

大迫恵美子:
色々・・まあ、書籍が、発行されたりしている、状況なのでえ。

相談者:
はい

大迫恵美子:
おそらくは・・問題点が、いくつかあるんだろうな?、という風には、思ってます。

相談者:
っはい。それを聞いただけで、随分、スッキリ・・しましたけど。

大迫恵美子:
ああ・・ただ、「残念ですね」と、私が思うのは、

相談者:
はい

大迫恵美子:
(含み笑い)控訴するべきだったと思うんですよね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
というのはあ、あのう、地方裁判所は、兼ねてからあ、交通事故をたくさんやってますのでね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
でえ・・主立った、地方裁判所には、交通部と言って、交通専門の、 部署もあって、それ専門にやってる裁判官を置いているところがあるんです。

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、まあ、私自身の体験でもですねえ、やはり、物損の、事件で、訴えられた人の、側で、代理人をやって。
その時には、(含み笑い)1万7000円の請求だったのかな?

相談者:
ブー(吹き出す)

大迫恵美子:
ハッハッ(苦笑)「サイドミラーを傷つけられた」とかっていうような、内容だったんですけどお。

相談者:
はい

大迫恵美子:
それで、簡裁ではね?、負けて。「1万7000円を払え」と・・いう、判決を・・が、出てしまったんですね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、もちろん、保険に入ってるので、 私の依頼者が、直接払うことはないんですけどお。

相談者:
はい

大迫恵美子:
あまりにも、内容が納得できなかったので、

相談者:
はい

大迫恵美子:
地裁の方に控訴してえ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
そしたら、地裁では、もちろん逆転してえ、

大迫恵美子:
私の・・主張通りの判決が、出ましたからね?

相談者:
はい

大迫恵美子:
で、地裁は、あの、交通部があって、交通の専門の、裁判官・・でしたから、 きちっと・・理解してもらったと、いう風に、思ってますけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたも、本当に不満だったら・・控訴した方が良かったんじゃないのかな?と、思います。

相談者:
◆#あれは、2週間以内にしろっていうような・・連絡が来、た、たんだったと・・思うんですけれども。

大迫恵美子:
・・はい。でも、弁護士がついてらしたんでしょ?

相談者:
ついてるんだけど、ただ、座ってるだけですねえ。◆#

大迫恵美子:
(吸って)どういう・・経緯でね?、選ばれた弁護士かわかりませんけど。

相談者:
はい

大迫恵美子:
やはり、弁護士との間で信頼関係をしっかり作っておくことは、裁判を勝つためには、かなり重要なことですよ?

相談者:
はい、一生懸命やったんですけれどもお・・

大迫恵美子:
あのねえ、(含み笑い)ちょっとねえ、

相談者:
%□&

大迫恵美子:
私は、伺ってて、思ったのは、

相談者:
はい

大迫恵美子:
あなたが一生懸命やったことは、結構ねえ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
良くなかった、かも、しれないと思います。

相談者:
あーあー・・

大迫恵美子:
つまりい、あなたが何か分析して、書類を作ったりね?

相談者:
はいはい

大迫恵美子:
そういうことしちゃいけないんです。

相談者:
っはああ・・

大迫恵美子:
(含み笑い)そういうことはね、本当にね、代理人としては・・困ることが多いんです。

相談者:
あーあ・・

大迫恵美子:
それを、まさか無視もできないし。

相談者:
はい・・

大迫恵美子:
裁判所に出すと、「ああ・・こういう」ね、その・・「 なんか色々と、言う、タイプの・・人なんだな」っていう風に、裁判官が思ってしまうので。

相談者:
はい

大迫恵美子:
そういう、書類作って出したりすることは、全部、弁護士に任せる・・のが、1番いい、作戦だった、と、思いますよ?

相談者:
はい、(含み笑い)わかりました。

大迫恵美子:
はい。ッヒ(苦笑)

相談者:
まさに、その通りですからあ。

大迫恵美子:
フフ(苦笑)・・

相談者:
資料を作って提出したんですけれども。そのまま・・弁護士に、託したんでス。

大迫恵美子:
はい・・

相談者:
そしたらば・・ 何の返事もないんでえ。私が、(含み笑い)裁判所に行って、入ってるかどうか確認したんです。

大迫恵美子:
(含み笑い)うん、◆#

相談者:
そしたら・・入ってないと。

大迫恵美子:
うん、それはね、本当に良くないことなんです。

相談者:
はい

大迫恵美子:
要するに・・弁護士が、「これは出すべきでない」と判断してる時には、黙って従うべきだったんですよ。

相談者:
はい・・

大迫恵美子:
色々とね・・ご本人があ、(含み笑い)はっきり申し上げて、素人の・・考え方で、「これ、が、素晴らしい証拠だ」と思ってお作りになったりするものは、 法律関係者は、みんな、扱いに困るものなんです。

相談者:
はい・・

大迫恵美子:
専門家がせっかくいたんですからあ、

相談者:
はい

大迫恵美子:
専門家を信頼して、お任せするというのが、1番、いい、方法だったかなと思います。

相談者:
はい、わかりました。

(再びパーソナリティ)

「簡裁をディスる大迫恵美子「控訴しとけばねえw」「これだから素人さんはww」」への14件のフィードバック

  1. 運転しながら聞きました。いつもよりちょっと慎重に運転しました。🚗😝

  2. ラジオを聴いていて、相談者が笑いながら、田中さん 大迫さんと話をしているのが、私はとても気になった。
    このような話し方だから、弁護人、裁判官にも悪い印象を与えたのでは。 

  3. 可哀想ですね
    サイドブレーキを引いていたので、相談者が止まっていたのは確実で勘違いや嘘ではないでしょう。
    不幸としか言いようがありません。

    今でしたら、スマホで写真を撮れるので、まずは、事故現場で数枚写真を撮るべきでした。

    相談者は、当時65歳にして初めての交通事故なのかな?

    私は18年前にドライブレコーダーをテレビで知り、ネット購入して付けました。
    それは20代の頃にバイクで停車中に後ろから接触されたからです。何か記録に残る物が無いかな?と何年も考えていたので。

    相談者、停車中なので本来なら過失割合、0 : 10
    とても腹が立ちますね。
    相手は相談者の車が見えていないからぶつかった訳で、ぶつかったのは相談者が動いたからだ!と思い込んでいることでしょう。

    今後の対策
    ①ドライブレコーダーを取り付けること。
    ②事故の時は、状況写真をその場でスマホで撮影すること。
    ③事故現場に来た警察には、聞かれなくても自己の主張は伝えること
    ④自車の車両保険には入っておくこと

    自車の停止を証明出来て過失割合がゼロなら、こちらの修理代含め、全て相手持ちです。
    しかし、過失割合が1割でもこちらにあれば自分の保険を使うしかありません。
    しかし、過失割合が、1:9 、 5:5 、9:1 どうなろうが、相手の保険会社が多く出すか、こちらの保険会社が多く出すか、だけで自分の懐の痛み具合は全く同じです。

    弁護士使って保険で払うは確定事項。
    事故時の自分の対応が悪かったと諦めて下さい。
    お金で解決することはお金で解決しましょう。
    そして、事故時の安心のために①④を確実に
    この経験を今後に活かして下さい。

    世の中半数近くの人は、すでにこういう時のためにドライブレコーダーを付けています。
    もし、今、現在もドライブレコーダーを付けていないのなら、相談者の落ち度です。
    交通事故はいつ起きるかわかりません。
    私は現在は前後録画のドライブレコーダーを付けています。

    弁護士もやる気無くなるよね、数十万の金額で何回も裁判やりやがって、実際に過失無くても保険で払っとけば終わる話だろ?と思ってますよ。
    被害者転じて加害者になっています。

  4. 何に対して、11時の方向?
    進行方向に対してアナログ時計の針の11時の方向です。12時が正面になります。

    車に限らず船、飛行機でよく言われる表現方向だと思いますが。

  5. 「私は教員よ!」
    あ…(察し)
    長年人生相談聞いてる人ならわかる、教員の地雷感

    1. 教員よ!で、加藤諦三先生担当日の、ガチャ切りの、あの方を想起しました。

  6. 交通事故の訴訟経験者です。
    私も当て逃げされたにも関わらず逆に相手に訴えられました。
    一審であっけなく敗訴し、もうあきらめようと考えていたところ、弁護士さんから「あきらめてはダメですよ、裁判官によって考え方がまるで違うので、裁判は運なんです、そのくらい裁判官の心証によって判決が良くも悪くも大きく左右されるんです。控訴しましょう」といわれ、勝てなければ無報酬で構わないという心意気にも感動し、その言葉を信じて控訴、今度は無事勝訴を勝ち取ることができました。
    大迫先生の話を聞いて、やはり簡易裁判所の判断には色々問題があるのだと確信できました。
    判決理由がすごく雑で腑に落ちなかったのを思い出します。
    ことごとく証言不認定も全く同じです。裁判官は保険会社の回し者かとさえ思いました。
    私も地裁で逆転勝訴しましたので、相談者さんには控訴して欲しかったです、、、おそらく勝てたと思います。
    裁判は闘いなので相手も徹底的に痛いところを突いてきます。おそらく相手がつけた弁護士が上手だったのでしょう。
    弁護士によっても本当に左右されるので弁護士選びは本当に重要です。私も弁護士を変えてから勝てたので、合わないと変えていいんです。裁判中に変えると不利になるとか言われますけど、実際全然そんな事ありません。むしろ下手な弁護士に頼み続けるほうが圧倒的に不利です。
    専門家に任せろと私も言われましたが、そうは言われてもつい必死になるのはよくわかりますよ。

    1. 今さら次郎さん

      敗訴して、保険支払い済みなら、もう解決済み案件なのでどーでもいいですよね。腹は立ちますが。

      しかし、示談していない、が、未だに支払いしていないという意味なら、相手側から見たら、もう極悪人、という認識になってしまっていますよ。

  7. 大迫先生のお話や、皆さんのコメントを読んで勉強になりました。事故には遭いたくありませんが。

  8. 弁護士さんが積極的に発言しなかったと聞いて、相談者さんが相当口出してやりにくくしたんだろうなと思っていたら、やっぱり。弁護士さんなりに作戦があったでしょうに、ことごとく相談者さんに潰されちゃったのかな? 控訴を強く勧めてくれなかったのも嫌われちゃったからかも。
    事故現場での発言も短気なオヤジっていう感じでしたもんね。事故の際には どんなに頭にきても意識して冷静に振る舞うように、と教えてもらった事があります。

    本当に相談者さんに過失がなかったのなら お気の毒だと思います。

  9. 大変でしたね。何もかも話して忘れてしまいたくて電話してきたのでしょうから、一応、目的は達成? 大迫先生の忌憚のない意見も聞けてスッキリしましたか?
    わたしも経験ありますが、なにか失敗した時は変に慰められるより、一緒に「馬鹿だね~」と笑ってもらったほうが気が晴れることもありますよね。
    まあ、怪我もしなかったし、ドンマイ。

  10. ドライブレコーダーを用意した上で、最高裁判所異議申し立てまで争う覚悟は欲しかったと思います。
    とはいえ、話をされてスッキリされたので、今後はそのようにして欲しいですが、免許返納が近いか?

  11. 今回の相談内容を読んでて気になった事

    (含み笑い)多過ぎません?

コメントはお気軽にどうぞ。承認後に掲載されます。
承認基準はコチラ

名前欄は必須です。何かハンドルネームを入れてください。