
父親に金の怖さを言い聞かされてきた娘が50万を相談できず焦って騙され150万
テレフォン人生相談 2025年3月15日 土曜日
相談者: 男48 妻49 長女22
今日の一言: 大変な時こそ自分が明らかになるときです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもしい。
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
お世話になりますう。
加藤諦三:
はい。
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
48ですう。
加藤諦三:
48、
相談者:
はい
加藤諦三:
今、結婚してます?
相談者:
あ、してますう。
加藤諦三:
奥さん何歳ですか?
相談者:
はあ、49です。
加藤諦三:
49歳、
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、どんな相談でしょうか?
相談者:
はい、えっとお、娘え、の、借、金、なんですけどお。
加藤諦三:
はい。
お嬢さん何歳ですか?
相談者:
えっとお、今、22です。
加藤諦三:
22?
相談者:
はい
加藤諦三:
まだ1人なわけですね?
相談者:
そうですう。
加藤諦三:
はい。
で、借金っていうのは、どのぐらいあるんですか?
相談者:
全、部でえ・・120ううう、ぐらい、あ、ったんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、それ、全部う・・一括でえ、支払いはしたんですね?
加藤諦三:
ああ、もう・・あなたから、全部払ったということですね?
相談者:
そうです、あのおおおお、自分の方から、90万、ほど出してえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、残りを、妻が、生活費の方から・・
加藤諦三:
はい
相談者:
出した・・って感じで。
加藤諦三:
はい、それで・・あなたの、今日の相談というの、は・・
相談者:
まあ、自分んんんん、も・・子供の頃なんですけどお。
加藤諦三:
はい
相談者:
自分の父親が、やっぱりあのう、消費者金融、にい・・借金があってえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
その、取り立て、とかでえ、すごい、怖い思いをしたんです。
まだあの、その頃、あの、そんな規制え、が、なかったもんでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、学校から帰ってくると、こう、玄関にい・・「金返せ」みたいな、こう、張り紙とかがしてあってえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
でも、そういうのが、すうごい嫌でえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
それなんで、もう、子供たちには絶対そういう思いはさせたくないと思、ってえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
だから、もう、自分も・・借金はしないしい。
加藤諦三:
ええ
相談者:
ギャンブルもやらないでえ。
加藤諦三:
ええ
相談者:
子供たちにも、そういうことは、教えてえ・・たんですね?
加藤諦三:
ああ、ああ・・ところが、お嬢さんが、借金しちゃったということですよね?
相談者:
そうです。それでえ、まあ・・何が相談したいかっていうと、要は、そのおおおお、自分が90万出してるんですけどお。
加藤諦三:
はい
相談者:
それを返金して・・もらうのにい、
加藤諦三:
はい
相談者:
どこまで返してもらえるのか?・・
加藤諦三:
あ・・お嬢さんから、返金してもらいたいということね?
相談者:
◆#$%(ラジオの音?)・・そうですう。
加藤諦三:
22歳だから、もう、働いてらっしゃるの?
相談者:
2ヶ、月前に仕事を辞めてえ。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで今、転職活動中、なんですよお。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、まあ、あのううう、結局、自分・・もお、出したお金えええ、を、自分も必要、なんでえ。
加藤諦三:
うん・・あなたの、
相談者:
あの・・
加藤諦三:
感覚からすると、
相談者:
はい
加藤諦三:
お嬢さんであっても、
相談者:
はい
加藤諦三:
お金の貸し借りは、きちんとしておかなければいけないと。
相談者:
娘の借金なんだから、親あ、が・・出したっていいだろうっていう意見もあるかもしん、ない・・ですけど。
加藤諦三:
うん
相談者:
それは、それで、やっぱ、自分も、お金のことに関しては、人に貸、す、ことも、借りることもしないで、ずっと来たんでえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
この辺・・じゃあ・・出さなくていいよって言ったら、娘は逆に、それに、甘える形、に、させ・・てしまうのも、どうなのかなあッ◆#・・
加藤諦三:
あー、なるほどね?
相談者:
うん、で、また・・じゃあなんかあったら、じゃあ親が出してくれる・・って、考えに、なったら嫌だなっていうのもあってえ。
加藤諦三:
うん・・(吸って)
相談者:
自分としては、どうしたらいいのかあ?
加藤諦三:
だから、娘だから、返してもらうということは必要ないと・・一方で思い、
相談者:
・・うん・・
加藤諦三:
他方では、そういうような、ルーズの、お金の使い方してくと、
相談者:
はい
加藤諦三:
色々、困る、ことなんだと。
相談者:
はい。そもそもの、その、その借金、も、結局、あの、クレジットカード、が、多かったんですけどお。
加藤諦三:
うん
相談者:
結局、あの・・まあ、そん時は、自分で、まあ、あの、仕事して給料もらってたんでえ、別に、何買おうが、文句は言わなかったんですけどお。
加藤諦三:
う、ん・・
相談者:
結局は、クレジットカードでえ・・いろんなもの買っててえ。
加藤諦三:
うん
相談者:
でえ、それがあ、仕事辞めたら払えなくなってえ。
加藤諦三:
うん・・
相談者:
ま、要は、あの、遊びで作ったああ、ような、借金と同じだと思うん・・まあ、
加藤諦三:
うん
相談者:
買い物がほとんどかな?・・
加藤諦三:
・・
相談者:
ですんでえ・・ん、まあ、
加藤諦三:
要するに、今日の相談っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
父親と娘・・
相談者:
はい
加藤諦三:
の間で、
加藤諦三:
はい
相談者:
借金が90万というのが・・出てきたけども、
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
それを、返してもらった方がいいのか?
相談者:
そうです、はい。
加藤諦三:
それとも、親子だから、そこまで・・
相談者:
うん・・
加藤諦三:
「返せ」っていうのは、言わなくていいんではないかと。
相談者:
はい
加藤諦三:
迷ってる、ということね?
相談者:
そうですね、はい。
加藤諦三:
わかりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日は、弁護士の、
相談者:
はい
加藤諦三:
大迫恵美子先生がいらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
お話を、伺ってみたいと、思います。
相談者:
あ、はい、よろしくお願いしますう。
(回答者に交代)
>>相談者の過去までほじくらないと解決できないことはないと思うが?
御大よ
お二人の回答を要約すれば、お父様頑張って娘さんが借金するたびに返し続けてください。
ということです。 ね
でも、それは弁護士としてのポジショントーク。
相談者は幼少期に借金取りがきてトラウマがあります。でも、今はそのような取り立ては違法です。
娘の代わりに返した借金は娘にあげた。と諦めましょう。返済の為に新たに借金をする可能性があるからです。
しかし、お父さん達が生活できなくなるので、今後は一切代わりに返済することはない!
と毅然とした態度で娘に伝えること。
今後は借金を代わりに返済しない!と心に決めることは勇気が要ります。強くならなければ出来ません。
面倒を見続けたら相談者は一生娘のATMです。
強くなってください。
就活、大変でしょう。とはいえ、お金を掛け過ぎでは?地元志向で実家通い、節約志向で就活応援を!
大迫先生の的確なアドバイスに従って、ご両親で娘さんにしっかり正面から向き合わないと、階段を転がるように落ちてしまいますよ。
このまま娘に、骨までしゃぶられる羽目になりそうな両親。
120万くらいなら頑張って働いたら返せたのでは。
まだ助ける段階ではなかったかも。
相談者が娘に教え込んだのは借金取りの怖さであって
まともな金銭感覚ではなかったよう。
そして何に使ったのか聞き出せていない親子関係の希薄さ。
まず家族の信頼関係を再構築することから始めたらどうだろうか。
このお父ちゃん
かなりズレてる…
親子間の金銭貸借問題にすり替えて、根深く複雑で解決困難な原因から目をそらしている
大迫先生の指摘、さすが!
お父ちゃんがやたら振りかざす正論
自身の生い立ちにからめて高圧的に持論を押しつけてきた
でも娘ちゃんに愛着や安心感は与えてあげてなかったのかなぁ…
どのみち、この問題を金銭問題だけで解決したとしても娘ちゃんの埋まらない心の闇は次の何かを探すだけ
アルコールかギャンブルか異性かクスリか
大迫先生の豊富な知識と長年の経験に裏打ちされた渾身のアドバイス
お父ちゃんに届いたかなぁ
>>大迫さん∶借金を残したがるんですよね
本当にそうでしょうか?
「残したがる」ではなく
借金を親などが返済しても、
また、こどもが無意識に借金するから、常にマイナスになっているのではないでしょうか?
残したがるのではないのでは。