
競売後も借りて住むほど愛着のボロ家。母91を施設に入れないと弟嫁がもたない
テレフォン人生相談 2025年4月10日 木曜日
パーソナリティ: 柴田理恵
回答者: 三石由起子(三石メソード主宰、作家・翻訳家)
三石由起子: 男63 妻60 ふたり暮らし 独立した子供30と27 母91 母と暮らす弟57とその家族 妹がいる
柴田理恵:
もしもしい?、テレフォン人生相談です、こんにちはあ。
相談者:
あ、もしもしい?、こんにちは。
柴田理恵:
はい、今日はどんなご相談ですか?
相談者:
私の、一緒に住んでいない母親のことで、ちょっと相談をしたいんですけどもお。
柴田理恵:
はい、あなたはおいくつですか?今、
相談者:
63です。
柴田理恵:
はい。ご結婚なさってますか?
相談者:
はい
柴田理恵:
奥様は、おいくつでしょうか。
相談者:
60歳です。
柴田理恵:
お子さんいらっしゃるんですか?
相談者:
2人おりますが、2人とも独立しております。
柴田理恵:
あ、そうですか。おいくつぐらいの方で、す、ヵ?・・お子さん・・
相談者:
えーと、1人が、30・・
柴田理恵:
ううん
相談者:
もう1人が27です。
柴田理恵:
はい。
で、お母様おいくつなんですか?
相談者:
91です。
柴田理恵:
はい。
お父様は、ご健在なんでしょうか。
相談者:
あ・・もう、10数年前に、他界しております。
柴田理恵:
ああ、そうですか。
相談者:
はい
柴田理恵:
じゃあ、お母様は、今、お1人暮らし・・なんですか?
相談者:
いえ、私のお、おお、
柴田理恵:
うん
相談者:
ー1番下の弟、が・・
柴田理恵:
はい
相談者:
あのお、奥さんと、娘と、3人で、面倒看てる感じですね。
柴田理恵:
ああ、そうですか
相談者:
はい
相談者:
弟さん、おいくつなんですか?
相談者:
弟57です。
柴田理恵:
はい。
じゃ、そのお母様について何か・・あるわけですか?
相談者:
あ、はい
柴田理恵:
はい
相談者:
軽い認知が入っていてえ、
柴田理恵:
あはい
相談者:
実は、その、弟の奥さんという方があ、
柴田理恵:
うん・・
相談者:
訪問介護の仕事をされているのでえ。
柴田理恵:
はい
相談者:
すごく安心して・・まあ、お任せしていたんですけども。
柴田理恵:
はい、はい。
相談者:
ちょっと認知が入ってきて・・関、係、性、というんですかねえ、
柴田理恵:
うん・・
相談者:
その、嫁姑という関係が、非常に悪くてですね?ブーン(車の音?)
柴田理恵:
ああー、はいはい。
相談者:
面と向かって、罵倒というか・・することもあったり、
柴田理恵:
うん・・
相談者:
あるいは日記に・・も、ひどいこと書いたりとか。
柴田理恵:
あ、お母様が?
相談者:
・・はい
柴田理恵:
はいはい。
相談者:
ま、そういうことでえ・・
柴田理恵:
うん
相談者:
でえ、悪いことに、私、真ん中に妹がいるんですがあ、
柴田理恵:
・・
相談者:
月に一遍、まあ、母親の面倒を看ると言いながら、来るんですね?
相談者:
あはいはい
相談者:
本来であれば、その弟の奥さん、に、お礼を言って、「いつもありがとうね」と、ま、感謝しなければいけないのが、母親の方についてしまってえ・・
柴田理恵:
はあーあー
相談者:
ですから、もう、非常に・・その弟の奥さんが、
柴田理恵:
うん・・
相談者:
ま、ストレスが溜まるってことが1つと。
柴田理恵:
うん、ふん、ふん、ふん。
相談者:
それが原因で、まあ、リウマチい、が、出てしまって・・
柴田理恵:
弟さんの奥さんに?
相談者:
はい、
柴田理恵:
はいはい
相談者:
そうなんですよ。ですから・・日常生活、2階建ての家で、1階に母親が住んで、2階に弟たちが住んでるんですけどお。
柴田理恵:
はい
相談者:
階段の、乗り降りも、結構大変らしいんですよ。
柴田理恵:
あーーー
相談者:
しかも悪いことに、その家というのがあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
父親の事業の失敗で、競売に1回ありまして。
柴田理恵:
はい
相談者:
競売を落札された方が不動産屋・・さんで。
柴田理恵:
うん
相談者:
その方から、借りてる状態なんですね?
柴田理恵:
あーあーあ、はあ、はあ、はあ、はあ。
相談者:
なのに、
柴田理恵:
うん
相談者:
あのう、雨漏りの修理とかも一切してくれなくてえ(含み笑い)、
柴田理恵:
あらまあ・・
相談者:
相場よりも非常に高い金額でどうも借りてるんですよ。
柴田理恵:
うーん・・
相談者:
母親が、まあ、離れたくないってこともあったんだと思うんですけどお。
柴田理恵:
うん、うん。
相談者:
ですから、このまま、その、あそこで生活することが・・体的にも、金銭的にも、非常に苦痛・・なんですね?
柴田理恵:
うんふんうんふん。
相談者:
母親もまあ、そういう状態なのでえ、
柴田理恵:
うん・・
相談者:
私としては、施設に、入っていただいて。
柴田理恵:
うん
相談者:
私が・・30分ぐらいで行けるような範囲で、
柴田理恵:
うん・・
相談者:
施設に入ってもらえれば、私、自営業なのでえ、
柴田理恵:
うんうん
相談者:
顔出しもできるしい、
柴田理恵:
うん
相談者:
ということでね?
柴田理恵:
うん
相談者:
ただ、その、どうやってそれを・・(含み笑い)説得して、いけばいいのかな?ってところが、ま、実は、大きな悩みなんです。
柴田理恵:
うんん。(吸って)認知い、が、入ってらっしゃるっていうのは、お医者さんとかから、「あなたのお母さんは認知このぐらい入ってますよー」とか、そういうのは、
相談者:
はい
柴田理恵:
知らされてるんですか?
相談者:
ケアマネージャーさん、
柴田理恵:
うん
相談者:
が、みに来てくれたり、してえ、
柴田理恵:
はい、はい
相談者:
ま、そういう話はしているのと。
柴田理恵:
うん
相談者:
あと、弟の奥さんからも、話があるのと、
柴田理恵:
うん
相談者:
私が・・自分の子供たちに、子供ができ、たのでえ。
柴田理恵:
はい
相談者:
ま、母親からすれば、ひ孫になるのでえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
顔を見せに行ったりするとですね?
柴田理恵:
はい
相談者:
わずか、1時間足らずの間に同じ話が何十回も出てくる・・
柴田理恵:
あーあーあ
相談者:
とか。
あ、の、顔・・は、わかってるんです。
柴田理恵:
はい
相談者:
認識もしてるんです、まだ。
柴田理恵:
うん
相談者:
ただ・・やっぱり、そういうことが非常に多くて。
柴田理恵:
うんうん・・(吸って)
相談者:
でえ、明らかに、
柴田理恵:
うん
相談者:
これは、もう、認知だろうと。
柴田理恵:
(吸って)あのう、
相談者:
いうのは、認識してます。はい
柴田理恵:
要介護度、みたいなのは・・
相談者:
ああ、要介護度は、まだ2です。
柴田理恵:
ケアマネさんと、
相談者:
はい
柴田理恵:
例えば施設に・・入るとかっていう、話は、なさいました?
相談者:
私いい、が、今後その・・キーパーソンになるということを、
柴田理恵:
うん
相談者:
今、考えてるんですけど。
柴田理恵:
うん
相談者:
まあ、今までの話だと、
柴田理恵:
うん
相談者:
母親がもらっている、年金ですね?
柴田理恵:
・・
相談者:
これでえ、入れる施設は、まあ、あると。
柴田理恵:
はい、はい。
相談者:
でえ、金額的にも、私も把握してますけれども、
柴田理恵:
はい
相談者:
十分な金額をもらってるのでえ。
柴田理恵:
ええ
相談者:
今の・・段階だと、多分、グループホーム、だと思うんですがあ。
柴田理恵:
はい
相談者:
それえ、は、入る場所は、十分にあるだろうと思っています。
柴田理恵:
(吸って)その、お母様を・・
相談者:
はい
柴田理恵:
その、施設に・・入れるっていうことでは、例えば弟さんとか、弟さんのお嫁さんとか、
相談者:
ハー(吐く?)はい。
柴田理恵:
それから妹さんたちと、お話なさったことありますかあ?
相談者:
あ、一応ですね、
柴田理恵:
うん
相談者:
まだ、あの、しっかり・・3人で揃って打ち合わせというか話はしてないんですけど、もお。
柴田理恵:
はい
相談者:
そういうことで、大体の合意は得られています。
柴田理恵:
うんあんはんあん・・
相談者:
ただ、そのう・・どうやって納得させるかで、みんな、頭を抱えてい、てえ・・
柴田理恵:
(吸って)お母さんは、「嫌だ」っておっしゃってるんです◆#$%まあ・・
相談者:
いや、多分、絶対「嫌だ」と言うと思います。
柴田理恵:
まあねえ・・競売にかかったおうち(家)でも・・
相談者:
そうです。
柴田理恵:
「他に行きたくない」っておっしゃったぐらいですからねえ。
相談者:
はい
柴田理恵:
だってまだ・・軽度だ、か、ら、
相談者:
そうなんですよ。
柴田理恵:
いろんなことは、まだ、お分かりになられるんですもんね?
相談者:
そうなんです、そうなんです。
柴田理恵:
うーん・・そこを、じゃあ、説得するっていう・・形い、
相談者:
そうなんです。
柴田理恵:
でしか、ないですかねえ・・うん・・コ゚ホン(咳払い)
相談者:
ええ。あのう・・どう考えてもですね・・まあ、私の弟が、あまり協力的ではないというか、まあ・・なかなか、その、お嫁さんの、(含み笑い)味方になって・・
柴田理恵:
うん
相談者:
母親を説得するっていうのは難しそうなんですね?
柴田理恵:
・・あーー
相談者:
でえ、弟の奥さんがあ、
柴田理恵:
うん
相談者:
やっぱ、すごく苦労されていてえ。
柴田理恵:
はい
相談者:
その、話を、うちの妻が・・よく、電話なりで、聞いてるんです。
柴田理恵:
はい、はい。
相談者:
まあ・・私も、本当に、申し訳ないなと、気の毒だなあと、思っていて。
柴田理恵:
うん・・
相談者:
何のための・・人生なんだろう(含み笑い)っていうかですね?
柴田理恵:
うーうーん・・
相談者:
もう、本当、大変な思いをしてるんでえ。だからあ、
柴田理恵:
うーん。じゃあ、その、苦労も・・
相談者:
そうなんですよ。
柴田理恵:
「とってあげたいな」と思われるんですね?
相談者:
そうなんです・・
柴田理恵:
うん。
相談者:
はい・・
柴田理恵:
でも、なんか、妹さん、も、賛成してらっしゃるんだったら・・そんなに問題はなさそうな感じも・・
相談者:
ええ、
柴田理恵:
するんですけどねえ。
相談者:
ええ、ですから、あのう、兄弟間のお、
柴田理恵:
うん
相談者:
トラブルというか、
柴田理恵:
うん
相談者:
そういう反対ないのでえ、
柴田理恵:
うん
相談者:
母親・・だけなんですよ。
「こういう話をすると、こうかなあ?」と、か(含み笑い)・・(吸って)
柴田理恵:
(含み笑い)あーあ
相談者:
なんか、そんな、具体例があったら聞きたいなあと思ったんですけど。
柴田理恵:
あー、なるほど。
相談者:
はい
相談者:
わかりました。
じゃあ、
相談者:
はい
柴田理恵:
ちょっと、先生に訊いてみましょうか。
相談者:
ああ、恐れ入ります。
柴田理恵:
はい。
今日の回答者の先生は、三石メソード主催、作家で翻訳家の、三石由起子先生です。
相談者:
はい
柴田理恵:
先生、よろしくお願いしまあす。
(回答者に交代)
柴田さんがデイケア、ショートスティと段階を経て施設入所を説得した方がいいとのアドバイスだったが、弟嫁さんはリウマチを患っていて、もう限界だと思う。三石先生のアドバイスどおり、長男として、母親にしつかり向き合って、施設入所を説得すべき。そうしたら弟夫婦も競売のかかっている家を出れると思う。
要介護2だと、施設には入れないけど
グループホームだから入れるのですね
兄弟でだいたい合意出来ているのならば、長男の相談者が先頭に立って施設入所に進めましょう
本人が行きたい♡ なんて喜んで行く人は稀です
説得、は考えないこと
お母さんが「言い出したらてこで固まりそう」な方だけに、誰が説得しても失敗になるだろうと思う。
とはいえ、これでは解決しないので、やはり関係各所としっかり話し合って対応するしかなさそうか?
柴田さん、相談内容きいていなかったのかなぁ。弟嫁さんがそういった仕事してるし、義母との関係悪化で体調崩してるし、もう家で看るのは難しいから入所してもらうには?って。柴田さんが遠距離介護してるのは知ってるけど、デイサービス利用って、、結局家にいるじゃん。なんだかなぁ。(悪ゆきぽんより)
小学校教師だった柴田さんのお母さんが最近亡くなりましたが、正直言って本当に頭が下がりました。
仕事の合間をぬって故郷の富山市にある元郡部の実家に帰省して介護されていただけに、大変でした。
お迎えも近い。
家族が限界で、プライド高くてデイサービスも続かなかったといってんのに、お願いですからせめて〜とかいって配慮すんの⁈
こういっては何だがおばあちゃん、
自分の住みたい家に無理にでも住んだり
あれは嫌これは嫌いろいろ言えて自由でいいなあと思ってしまった。
そのしわ寄せが相談者さんや弟嫁さんに・・・。
こういうストレスなく生きてる人はまだまだ長生きしそう。
いろいろ配慮するタイプの人は人には好かれるかもしれないが
消耗してしまって損な気がする。
この悩みは数年後の私の悩みかもしれない。
姑を特養に預けたときは、姑の認知症がかなり進んでいたので、なんの問題もありませんでしたが、実父母は90近いのに まだ頭はしっかりしているので手こずるだろうなあと今から不安。
母は泣くだろうなあ。父はあまり感情を出さない人なので大人しく入居するかも。それはそれで辛い。
施設に入れるのが最良ならば、そうすることはやぶさかではないけれど、やっぱり情(じょう)はありますからね。