
競売後も借りて住むほど愛着のボロ家。母91を施設に入れないと弟嫁がもたない
(回答者に交代)
三石由起子:
こんにちは。
相談者:
こんにちは。
三石由起子:
いや、大変ですね。
相談者:
・・そうなんです、はい。
三石由起子:
ハアッ(苦笑)いや・・ただ、私が聞いてる感じだとね?
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり、これ、あの、長男の役目っていうかさ。
相談者:
はい
三石由起子:
ご苦労だけど、
相談者:
ええ
三石由起子:
もう、あなたがしなくちゃ、どうしようもないことであって。
相談者:
そうですね。
三石由起子:
そ・・うん。
それで、あなたが、する以外にないんだけど。
相談者:
はい
三石由起子:
「も、し、私だったら」っていうくらいしか言えないですけど、いいですかねえ。
相談者:
ええ、ええ、はい。
三石由起子:
私はね、基本的にねえ、小さな子供、幼児・・とか、
相談者:
はい
三石由起子:
年寄りっていうものをねえ、甘やかさないようにしてるんですよ。
相談者:
なるほど。
三石由起子:
うん。
それでね?、なだめたり、すかしたりみたいなのはねえ、
相談者:
ええ
三石由起子:
全然、ダメなんですよね、要するに。
相談者:
なるほど。
三石由起子:
うん。聞かないですよね?
相談者:
はい、はい。
三石由起子:
それとね?、もう1つはねえ、舐めてるとダメなんですよ・・
相談者:
ええ、ええ、ええ。
三石由起子:
相手をね?
相談者:
はい
三石由起子:
で、もう1つはね、かばってるとダメなんですよ。
相談者:
はい
三石由起子:
うん。
子供や、その年寄りと交渉する時っていうのは・・自分がね?、いい人でいようと思ったら、ダメなんですよ。
相談者:
ああ、はい。
三石由起子:
うん。まず、自分の人格をね?、なんか紳士的にとかあ、節度を持ってとかあ、
相談者:
ええ、ええ。
三石由起子:
そういうことを考えたら、ダメでね?
相談者:
なるほど。
三石由起子:
うん。
本当の、大人の男と、喧嘩するような気持ちで・・フ(苦笑)こんな、ジェンダーフリーの時、
相談者:
ああ・・
三石由起子:
こん、「男」なんて言っちゃいけないのかもしれないけど。
相談者:
いえいえいえ、大丈夫です。
三石由起子:
あの、自分とね?、同じ・・立場の、
相談者:
はい
三石由起子:
同じ力のある、自分と同じ、あの、思考もできるっていうか・・
相談者:
はい
三石由起子:
ね?、「認知症だから」とか、
相談者:
はい
三石由起子:
「こんなこと言ったら気の毒だ」とか、
相談者:
はい
三石由起子:
ええ、「子供が親にこんなこと言っちゃいけない」とか思わず、
相談者:
はい、ええ。
三石由起子:
交渉するのがいいと思うんですよ。
相談者:
なるほど。
三石由起子:
うん。
でね?、「お母さん、あなたは今、こういう立場で」、
相談者:
はい
三石由起子:
「こんなふうになってるんだ」っていうことを、
相談者:
はい
三石由起子:
きっちりとね?、「あなたがなんと言おうが、こういう状況なんです」と。
相談者:
はい
三石由起子:
それでね?、「あなたが、いい人でね?、この弟の嫁にいつも感謝して」・・
相談者:
はい
三石由起子:
「暮らすって言うんだったら別だけど」、
相談者:
ええ、ええ、ええ
三石由起子:
「これ、お互いができないんだから」、
相談者:
はい
三石由起子:
「これは、どっちがいいとも悪いとも言いません」っていうことくらいは言ってやってもいいと思うんだけどね?
相談者:
ああ、そうですね、はい。
三石由起子:
うん。
「でも、みんなが幸せになるために」、
相談者:
はい
三石由起子:
「あなただって、毎日喧嘩して、いたくないでしょ?」と。
相談者:
ええ
三石由起子:
ね?、「あなたは」あの、「行くべきです」っていうことをさ、
相談者:
はい、はい。
三石由起子:
なおう、泣かれると思いますよ?
相談者:
はい
三石由起子:
「あんたがこんなこと言うのか」とかあ。過去のことも、グズグズ、グズグズ、言うと思いますけども。
相談者:
はい
三石由起子:
1度ねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり、長男としてえ・・悪者になって、
相談者:
はい
三石由起子:
話をすべきだと思いますね?
相談者:
なるほど。
三石由起子:
うん。
でねえ、真剣に話をするとねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
割に、合わかるもんですよ?、いくら、あの、認知症でもなんでもね?
相談者:
ええ、ええ、ええ。
三石由起子:
「ああ、この人は、本気で言ってるな」とか、
相談者:
はい
三石由起子:
「ああ、これ・・しかないんだな」っていうことがわかると思うから、
相談者:
ええ、ええ・・はい
三石由起子:
1回で済むとは思わないけれども、
相談者:
ええ、ええ、ええ。
三石由起子:
あの、大事なのはね?、最初にこの話をするときに、油断したり、かばったりしないことですよ。
相談者:
なるほど。
三石由起子:
優しい言葉で言おうとも、思わないことですよ。
相談者:
はい、はい。
三石由起子:
あの、喧嘩売るつもりで言ってね?「どうしたって俺が勝つ喧嘩なんだ」みたいな・・
相談者:
ええ
三石由起子:
覚悟で言って。
相談者:
ええ
三石由起子:
いい息子を演じよう・・とか、思わない方がいいと思いますねえ。
相談者:
わかりました。
三石由起子:
ええ。
それはね、あの、決して・・長い目で見たらね?、親不孝なことにならないですよ。やっぱり、みんなが悲しい気持ちになって、みんなが嫌な気持ちになって・・
相談者:
ええ
三石由起子:
おばあちゃんっていうのは、嫌な思い出しかないなんてことを孫、も、ひ孫も・・
相談者:
はい
三石由起子:
思ったらね?、
相談者:
ええ
三石由起子:
それこそが、残念なことであって。
相談者:
そうですよね。
三石由起子:
うん
相談者:
はい
三石由起子:
そこはあなたがねえ、やっぱり、鬼になってさ。
覚悟を決めていくべきでえ・・いい人であろうとしたらダメですよ?、それだけアドバイスしておきますよ。
相談者:
うん・・ありがとうございます。
三石由起子:
はい
相談者:
よくわかりました。
三石由起子:
はい
相談者:
はい、ありがとうございます。
三石由起子:
頑張ってください。
相談者:
はい、ありがとうございまあす。
三石由起子:
はい、ハイ。
(再びパーソナリティ)
柴田さんがデイケア、ショートスティと段階を経て施設入所を説得した方がいいとのアドバイスだったが、弟嫁さんはリウマチを患っていて、もう限界だと思う。三石先生のアドバイスどおり、長男として、母親にしつかり向き合って、施設入所を説得すべき。そうしたら弟夫婦も競売のかかっている家を出れると思う。
要介護2だと、施設には入れないけど
グループホームだから入れるのですね
兄弟でだいたい合意出来ているのならば、長男の相談者が先頭に立って施設入所に進めましょう
本人が行きたい♡ なんて喜んで行く人は稀です
説得、は考えないこと
お母さんが「言い出したらてこで固まりそう」な方だけに、誰が説得しても失敗になるだろうと思う。
とはいえ、これでは解決しないので、やはり関係各所としっかり話し合って対応するしかなさそうか?
柴田さん、相談内容きいていなかったのかなぁ。弟嫁さんがそういった仕事してるし、義母との関係悪化で体調崩してるし、もう家で看るのは難しいから入所してもらうには?って。柴田さんが遠距離介護してるのは知ってるけど、デイサービス利用って、、結局家にいるじゃん。なんだかなぁ。(悪ゆきぽんより)
小学校教師だった柴田さんのお母さんが最近亡くなりましたが、正直言って本当に頭が下がりました。
仕事の合間をぬって故郷の富山市にある元郡部の実家に帰省して介護されていただけに、大変でした。
お迎えも近い。
家族が限界で、プライド高くてデイサービスも続かなかったといってんのに、お願いですからせめて〜とかいって配慮すんの⁈
こういっては何だがおばあちゃん、
自分の住みたい家に無理にでも住んだり
あれは嫌これは嫌いろいろ言えて自由でいいなあと思ってしまった。
そのしわ寄せが相談者さんや弟嫁さんに・・・。
こういうストレスなく生きてる人はまだまだ長生きしそう。
いろいろ配慮するタイプの人は人には好かれるかもしれないが
消耗してしまって損な気がする。
この悩みは数年後の私の悩みかもしれない。
姑を特養に預けたときは、姑の認知症がかなり進んでいたので、なんの問題もありませんでしたが、実父母は90近いのに まだ頭はしっかりしているので手こずるだろうなあと今から不安。
母は泣くだろうなあ。父はあまり感情を出さない人なので大人しく入居するかも。それはそれで辛い。
施設に入れるのが最良ならば、そうすることはやぶさかではないけれど、やっぱり情(じょう)はありますからね。