（回答者に交代）

大原敬子：
こんにちは。

相談者：
こんにちは。

大原敬子：
あのね？・・このご相談、あなたばかりではなく、

相談者：
はい

大原敬子：
ほとんどの方が、同じだと思うんですね？

相談者：
はい

大原敬子：
その、共通点は、親と、

相談者：
はい

大原敬子：
子どもの、ギャップなんですねえ。

相談者：
・・

大原敬子：
先ほどね？、お父さもおっしゃってますけど・・「もしかしたら」僕が原因ではないかな？」・・

相談者：
はい

大原敬子：
「僕かもしれない」・・

相談者：
はい

大原敬子：
確かにそうなんです、実は。

相談者：
・・はい

大原敬子：
で・・その、僕が、心配していることが、相手の心を追い詰めてしまうっての、あるんですね？

相談者：
はい

大原敬子：
それを感じているんだと思うんです、お父さん、きっと。

相談者：
はい、

大原敬子：
ね？

相談者：
はい

大原敬子：
で、この息子さんね？、いい息子さんですねえ。

相談者：
はい

大原敬子：
聞きたいのは・・非常にねえ、心が、安定しているんです、
実は。あん・・って、おかしいでしょ？安定ってのは、

相談者：
はい

大原敬子：
と申しますのは、「3年からずっと・・だいたい、同じ時期に、こうなる」とおっしゃってましたねえ？

相談者：
はい

大原敬子：
でも・・1年2年はどうでしたか？

相談者：
・・な、か、った、です・・

大原敬子：
無かった？

相談者：
はい

大原敬子：
もしかしたら、あった、かも、しれないんです。

相談者：
・・

大原敬子：
というのは、1年2年ってのは・・学童って言いましてねえ、

相談者：
はい

大原敬子：
まだ・・お子様みたいなもんですよねえ。だから・・親も、どうしても、そこを、すり抜けてしまうんです。

相談者：
はい

大原敬子：
ところが、4年5年になりますねえ？

相談者：
はい

大原敬子：
算、数、とか、社会とか・・お勉強入ってきますねえ？

相談者：
はい

大原敬子：
苦手だな、と、思います。

相談者：
はい

大原敬子：
そのご・・頃から、心がついていかないんですね。

相談者：
はい

大原敬子：
という時期だと思うんですね？

相談者：
はい

大原敬子：
で・・ここなんですけども。最初ね？

相談者：
はい

大原敬子：
非常に、真面目なご主人様でいらっしゃるから、

相談者：
ええ

大原敬子：
説明します。

相談者：
はい

大原敬子：
「妻はこういう症状がありました」と、

相談者：
はい

大原敬子：
おっしゃった時に、

相談者：
はい

大原敬子：
これ、ひとつの、防衛なんですね？

相談者：
・・はい

大原敬子：
今日の相談は、「そちらではありませんよお」ってあなたはおっしゃってるんです。

相談者：
・・

大原敬子：
でも、非常に、心の中で不安なんですね？、あなた。

相談者：
はい

大原敬子：
で、息子さんは、

相談者：
はい

大原敬子：
お父さんが、完璧できちんと生きている、お父さん、と、写っているんです。

相談者：
はい

大原敬子：
・・だ、「僕も、そうしなければいけない」と思っているわけ。

相談者：
はい

大原敬子：
本当、もし、お父さんが・・グダグダであってくれれば、

相談者：
はい

大原敬子：
子供、もっと、楽だったんですね？

相談者：
・・

大原敬子：
今日の、一つの、答えなんですけどお。

相談者：
はい・・

大原敬子：
グダグダになってくれれば。

相談者：
はい

大原敬子：
なんとしても・・ね？、時期が時期でも・・

相談者：
はい

大原敬子：
「お父さんの息子だったら、なんとかなるさ」っという言葉が、息子に、一言あったならば、本人は楽だと思いますよ？

相談者：
はい

大原敬子：
ただね？

相談者：
はい

大原敬子：
あなたがおっしゃるほど・・

相談者：
はい

大原敬子：
息子さん、何、ら、心配ないですよ？

相談者：
・・はい

大原敬子：
むしろ、あなたが・・今、自分が、すごく不安で・・「こうなったらどうしよう」、

相談者：
はい

大原敬子：
「ああなったらどうしよう」と、思ってしまうと、

相談者：
はい

大原敬子：
息子が・・もう、就職決まってないと、

相談者：
はい

大原敬子：
決まる、べきだと、思っている・・

相談者：
はい

大原敬子：、
何々すべき・・べ、き、も、の、だ、という人生だと。

相談者：
はい

大原敬子：
あなたが、怖いんじゃないの？

相談者：
・・そうですね。それは思います・・

大原敬子：
何が怖いの？、何が心配なの？、息子さんの。

相談者：
んんんん・・なんか、心、配、は、別に、息子に対してっていうより・・

大原敬子：
すごい・・（含み笑い）僕かな？、と思ってしまうクッ（苦笑）ハッハ・・

相談者：
はい・・

大原敬子：
僕が、次から次へといろんな・・ま、いろんなことが抱えてますから、あなたも男ですよね？

相談者：
はい、はい。

大原敬子：
だ・・それを、片付けるの精一杯なのに、

相談者：
はい

大原敬子：
これ以上、息子がもしそうなった、場合と思うんでしょ？

相談者：
はい

大原敬子：
あ・・ならないですよ？

相談者：
・・

大原敬子：
あたしは、あなたにね、

相談者：
はい

大原敬子：
息子さんの前で、弱いお父さんになってほしいんですよ。

相談者：
・・はい

大原敬子：
じゃあ、お父さん最後・・あなたは、何を、心配ですか？
もし、私に役に立つことがあれば・・どうぞ？

相談者：
僕、自身、が、何か・・弱みを見せるっていうのが一番・・難しい、というか・・

大原敬子：
弱みって何ですか？

相談者：
（吸って）自分んんん、の、今の・・会社◆＃とか、そういうとこでも、なかなか、人、と、打ち解けること、僕自身もできないんですねえ。

大原敬子：
・・（吸って）打ち解けるってあなた、どう思ってます？

相談者：
自、分、の、本、心、を・・さらけ出すような、こと・・かな？と、感じてますけど。

大原敬子：
本心って、あなた、わかってます？

相談者：
・・んん、考えたことないです。

大原敬子：
ある、高僧がね？「人間ねえ、誰も本心って分かってない」って。「感情は分かる」って言うんです。

相談者：
・・

大原敬子：
「今、『甘えたい』とか・・『苦しい』とか、それが本心だよ？」っておっしゃったの。

相談者：
・・

大原敬子：
あなたの、本心ってのは・・苦しい？、悲しい？、妻と一緒に泣きたい？、何ですか？

相談者：
・・ん、ん、苦しい・・ですねえ・・

大原敬子：
何が苦しい？

相談者：
・・なんか、全て、投げ出したいって気持ちが、すごく強いですね。

大原敬子：
「全て」って、何ですか？

相談者：
仕事おお、

大原敬子：
仕事、はい

相談者：
ですとかあ、

大原敬子：
それから？

相談者：
はい・・家庭は守りたい方が強いですけれども。

大原敬子：
ということは、「この仕事は苦しいけれども」、

相談者：
はい

大原敬子：
「辞めてしまったら、家庭を守れない」っていう、バランスの・・の、ことね？、辛いのは。

相談者：
ああー、はい、そう、◆＃＄％□＆はい。

大原敬子：
そうなのね？、だんだんわかってきました。
じゃあ、あなたの本心は、

相談者：
はい

大原敬子：
「苦しい」って。「この家庭を大事にしたい」って気持ちがあるということね？

相談者：
はい

大原敬子：
じゃあ・・もう自分ではっきり分かりましたよねえ。したら、その会社は、辞めることはできますか？

相談者：
（吸って）・・すぐは難しいですね・・

大原敬子：
ということは、あなたに、合ってるんです。

相談者：
？・・はい。

大原敬子：
欲が苦しくさせてるんです。

相談者：
・・はい。

大原敬子：
もっとこうしよう、もっとこうしようと。

相談者：
はい

大原敬子：
でも、今の、その、家庭を守れたり、

相談者：
はい

大原敬子：
この・・坊やちゃんいるのも、全部、

相談者：
はい

大原敬子：
結婚して、今の仕事があって・・

相談者：
はい

大原敬子：
できたことでしょ？

相談者：
はい

大原敬子：
ということは、この仕事は？・・

相談者：
はい

大原敬子：
苦しくっても？

相談者：
じぶん・・はい

大原敬子：
僕にとっては、絶対に？・・

相談者：
はい、はい、必要なものなんですね。

大原敬子：
これを、離してしまったら、

相談者：
はい

大原敬子：
家庭も離れちゃうの。

相談者：
・・

大原敬子：
と、本心は、

相談者：
はい

大原敬子：
この家庭を、ずーっと守っていきたいけれども、

相談者：
はい

大原敬子：
僕には欲があって、

相談者：
はい

大原敬子：
もっともっと、仕事をこうしたいって・・

相談者：
はい

大原敬子：
そうすると、息子が心配になる。

相談者：
はい

大原敬子：
そうすると、できないんじゃないか？っていうのが、今日の相談・・なんですか？

相談者：
・・そういうことだ・・ったのかもしれないですねえ、はい。

大原敬子：
ああ、そうですかあ、じゃあ、大丈夫じゃない。

相談者：
はい

大原敬子：
まず息子さんは、健全です。本当に。

相談者：
ありがとうございます。

大原敬子：
そし・・そしたら、今日ね？「苦しい」と言ったのは、あなたの本音ね？
同僚にも、「いや・・仕事苦しいよ」ということが、

相談者：
はい

大原敬子：
楽になると思う、錯覚はあるかもしれないけども。

相談者：
はい

大原敬子：
本音は、感情です、誰でも。
その感情は、自分の欲であったってことよね？
もっと素晴らしい仕事をすれば、もっと良くなるんじゃないかと。
息子がこうだったら・・この足を引っ張られるっていうのが、あなたの今の、状況だと・・大まかに言えば、

相談者：
はい

大原敬子：
私は、そう、とらえているんです。

相談者：
はい

大原敬子：
そしたら、今日から、息子さんにい、「お父さんと、お話しないか？」って。「お父さんの話、聞いてくれない？」って。

相談者：
はい

大原敬子：
あなたが・・本当に、子供ではなくって・・男として、話してくごらんなさい？。

相談者：
はい

大原敬子：
息子さんは、驚きますから。

相談者：
はい

大原敬子：
その・・驚く・・ようなことを言います。

相談者：
はい

大原敬子：
それと、もう一つ・・これね？、

相談者：
はい

大原敬子：
誰でも、学ぶことがあるって言うんでですね？
不登校の子を、真剣に、上から目線で、この子を見てあげようと思ったら、不登校は治んないです。

相談者：
はい

大原敬子：
と・・不登校の子が知りたいわけですねえ。
この子の心を分かったら、人間、誰でもできるんです。

相談者：
はい

大原敬子：
恋愛でも、そうです。何でもさおうです。
見えれば・・対処できるんです。

相談者：
・・

大原敬子：
今日・・息子さんは、「お父さんって、こうだったんだ」って・・あなたは息子さんに、「息子って、こんな◆＃＄％を持っているんだ」ってことがあれば、毎回、毎回、本音で・・話しあった時に、一つの道は開かれると、私は、思っているんですけども。

相談者：
はい、はい。

大原敬子：
いかがでしょうか？

相談者：
はい、ありがとうございます。
自分の欲っていうものに、気づ・・

大原敬子：
◆＃＄

相談者：
く、ことができたのが、良かったです。

大原敬子：
嬉しいです。そう。

相談者：
はい

大原敬子：
僧侶が言いました。「人間苦しむのはね？」

相談者：
はい

大原敬子：
「欲だよ」って。

相談者：
はい

大原敬子：
「欲の感情だよ？」って。それが、種ですよね？

相談者：
はい

大原敬子：
じゃあ、柴田先生伺いますね？

相談者：
はい、ありがとうございまあす。

（再びパーソナリティ）