男に蘇る親からの性的虐待。フラッシュバックは現実の受け入れ難さに比例する

(回答者に交代)

高橋龍太郎:
もしもしい?

相談者:
あ、◆#$%□&▽

高橋龍太郎:
初めまして、高、橋、ですう。

相談者:
よろしくお願いします。

高橋龍太郎:
えーっと、その・・鬱を、診て、もらっている先生は、何年越しの主治医なんですか?

相談者:
もう10年ほど、診ていただいてます。

高橋龍太郎:
・・で、年金、は、鬱病でもらってる、の?

相談者:
鬱病と、あとは、アルコール依存症・・両方の・・なんですね。

高橋龍太郎:
おお・・はい。

相談者:
具体的には、鬱病の方で、今、治療を受けてます。

高橋龍太郎:
は、い。
で今、現実的には、アルコールも飲んじゃってるの?、それとも止んでるの?

相談者:
いえ、アルコールは飲んでおりません。

高橋龍太郎:
ふうん・・
で・・2、3年前に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
どんな形で、お話をするような、ことになったんで、す?

相談者:
えー、私がですねえ、

高橋龍太郎:
うん・・

相談者:
自己啓発といいますかあ、あの、自助グループというのがありましてえ。お酒をや・・

高橋龍太郎:
鬱の?、アルコールの?◆#

相談者:
アルコールの方です。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
そこに、通っておりましてえ。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
そこのお・・回復のプラグラム、というのがありまして。

高橋龍太郎:
はい

相談者:
その中に、生まれてきて、現在までを、一つずつ見直していくという作業が、あったんですね?

高橋龍太郎:
うーん・・

相談者:
その、作業に、取り組んで、いるうちに、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
わたくしの、その、性的に被害を受けたという記憶を、多分、自分では、消してたと思うんです。

高橋龍太郎:
うん・・

相談者:
ところが、その・・プログラムを、◆#$刻んで、紙に書いているうちにですねえ、

高橋龍太郎:
うーん・・

相談者:
浮かんできたんですよ、リアルに。

高橋龍太郎:
うーん、何歳ぐらいのお話なんですぅ?

相談者:
小学校に入る1年ぐらい、前とお、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
あと、小学校に入って2年生ぐらいまでですね。

高橋龍太郎:
ふーん。
父親からってことですね?

相談者:
はい、そうです。

高橋龍太郎:
はい。
(吸って)で、あなたは、ごきょうだいは?、いらっしゃらなかったの

相談者:
2つ下に、妹が1人います。

高橋龍太郎:
うん。
で、妹さんとは、そういう・・フラッシュバックう、で、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
受け止めたようなことについて、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ちっちゃい時に話し合ったり、もしくは最近話し合ったり、したことがあるの?

相談者:
(吸って)ちょうど父があ、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
亡くなるう・・前後になんですけども。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
た、しか、亡くなる前だったんですけどもお。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
妹には、「実は、こういうことが、あったんだ」と・・、一度、手紙で、伝えました。

高橋龍太郎:
うん。そうしたらあ?

相談者:
それ以降何も・・逆にい、妹との、関わりも悪くなりましたしい。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
・・逆に、効果としてはなかったです。

高橋龍太郎:
ふうーん・・それで、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
お父さんも、アルコール依存症だったの?

相談者:
いえ、父は・・違います。

高橋龍太郎:
あ、そう。ふううん。

相談者:
はい
父とは、ちょっといろいろ性格、の、違いもあります。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
とかあ、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
父と私い・・の関係が、非常に険悪でした。

高橋龍太郎:
それは、その、何歳ぐらいから、険悪になったの?

相談者:
もう・・そうですねえ、私があ・・高校受験する時、あたりからですね。

高橋龍太郎:
で、その、高校受験するあたりから険悪になった時に、小学校の記憶は、尾を引いてるわけ?

相談者:
いや、その時はないです。

高橋龍太郎:
ふうーん・・そん時、あんまり、意識してなかったの?

相談者:
はい、おそらく、自分で、記憶の中から消してたと思います。

高橋龍太郎:
ううーん・・(吸って)わ、か、り、ま、し、た。
まあ、性的い、な、虐待、家庭内の問題で、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
何十年後かに思い出すってことは、ま、ま、あるお話でえ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そのおー・・その、フラッシュバックを、もう一度、負担が少ないように、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
消してくっていう治療法も、いくつかあって。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
代表的なのは、EMDRっていう、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
眼球運動、と、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
フラッシュバックする事実を、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
重ね合わせながら、ゆっくりゆっくり消していく
っていう、方法とかあ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
最近は、認知症のお薬が、割とその、フラッシュバックに効くというので、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
割と、実験を繰り返してるってことも、よく、聞・・たりするので。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一方的にフラッシュバックで、悩まされ、続けてるという、事よりも、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
フラッシュバックう、について、主治医の先生は何とおっしゃっているの?

相談者:
えー・・主治医の先生は、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
まあ、何度か、こう、相談しているんですけどもお。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「このフラッシュバック、ましては幼少期に、経験したことは」、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
「なかなか消すことは無理だよ」と。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
・・そこで、終わりです。

高橋龍太郎:
(吸って)そしたら、ねえ・・その、フラッシュバックの体験についての専門家って、やっぱり・・ドクターも、それから心理の専門家も、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ある程度、いて。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そういう人たちは、ネットに、自分の・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そういう、治療法とか、あるいは、経験みたいなものを、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
発表してることも、多いのでえ。

相談者:
・・

高橋龍太郎:
そういう・・先生や心理の先生を、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
探して、訪ねてみるっていうのは、僕は・・そこまで苦しんで、らっしゃるんだったら、意味があるような気がするけど。

相談者:
・・ああ、そうですかあ。

高橋龍太郎:
うん・・

相談者:
(吸って)あのう・・それというのはあ、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
今かかっている精神病院の、

高橋龍太郎:
うん

相談者:
先生に・・ご紹介いただくっていう形は、できるんでしょうか?

高橋龍太郎:
ん、できると思いますよ。
だから、「フラッシュバックにフォーカスを当ててえ」、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
(鼻をすって)「治療を受けたいんだ」っていう話になった時に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
まあ、生活保護の範囲で、どこまでできるか?って、いう・・大きな問題はあるけれど。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
でも、その専門家に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
その、範囲で、できる治療っていうことについて、アドバイスは受けられると思うよ?

相談者:
ああ・・そうですか。

高橋龍太郎:
うん

相談者:
わかりました。

高橋龍太郎:
ぜひ、そういう・・ことを、やってみて、(鼻をすって)

相談者:
はい

高橋龍太郎:
どこまで・・自分、なりの、特診が得られるか・・まあ、なかなか難しい問題かもしれないけど。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
今のままあ、ただ、ただ・・向き合っていて、悩んでるって言うんだと、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
ちょっと・・時間だけ経って、苦しい時間が長く続いちゃうからね?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そういう、専門家について、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
何らかのアドバイスを受けるっていうのは、それこそ、セカンドオピニオン、みたいな形ででも、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あなたの気持ちが楽になるように思うけど。

相談者:
はい、わかりましたあ。

高橋龍太郎:
うん、ぜひ・・そうしてみてください。

相談者:
はい、ありがとうございました。

高橋龍太郎:
それから、(鼻をすって)もう一つ、大事なあ、ことはあ、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
やっぱり、その、現実の生活う、の・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
辛さみたいなことが、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
一方で、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
その、フラッシュバックに対する、こだわりとして、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
現れちゃうことが、多いので。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
要するに・・現実の生活が、もう少し、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
あなたにとって、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
受け入れやすい、心地のいい・・もう少し前向きなものにしてくっていう、努力も、すごく大事でね?

相談者:
はい

高橋龍太郎:
現実の生活が辛ければ辛いほど、フラッシュバックが大きくなっちゃうし。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
現実の生活が自分の中で、少し・・きも、気持ちがいいって言い方変だけど。
受け入れ、やすい、現実の生活っていうようなものに変わってくる、と、フラッシュバックが相対的に小さくなっていくのでえ。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
そのことも、すごく・・そっちは今の主治医と、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
現実を、もう少し、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
明るいものにしてく、努力っていうのも・・も、一方では、ものすごく大事なことだよ?

相談者:
はい・・

高橋龍太郎:
だから、その2本立て。

相談者:
はい

高橋龍太郎:
現実の、鬱の、克服と・・

相談者:
はい

高橋龍太郎:
それから、フラッシュバックは、フラッシュバックの専門家に、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
尋ねていくっていうことが、

相談者:
はい

高橋龍太郎:
2本立てで、すごく大事なことのように思えます。

相談者:
わ、ありがとうございまあす。

高橋龍太郎:
ん、あーい

(再びパーソナリティ)

「男に蘇る親からの性的虐待。フラッシュバックは現実の受け入れ難さに比例する」への10件のフィードバック

  1. ここは相談者に同情的な意見が多いだろうけど、1ミリも同情できないね。父親からの性的いたずらってなんなんだよ?親子のスキンシップを被害妄想でそう思い込んでるだけじゃないの?それとも、成績悪くて怒られてきたのかな?
    中卒でどこにも就職決まらなかったとか?それで、うつ病の診断書ゲットして給付金ゲット?不正受給かも?
    妻子は、いくら諭しても働かない相談者に愛想を尽かして逃げたんだろう。

    ここ数年、性的加害が拡大解釈され、親子のスキンシップとか師弟のじゃれ合いまでもが性的加害と見なして訴訟が乱発され、契約解除とか、社会が混乱を来している。人権派の暴走、たがが外れてきたな。

  2. 幼少期に父親から性的虐待を受け、記憶から消し去っていた56才相談者。鬱病、アルコール依存症で10年前から精神科受診中。
    アルコール依存症の自助グループに通い、自分自身を振り返る過程で、幼少期の性的虐待がフラッシュバックして、睡眠障害になっていると。
    相談者は自助グループに通って断酒できているのて、高橋先生のアドバイスに従って、セカンドオピニオンで、フラッシュバックの専門医の治療を受けながら、一歩踏み出して、アルバイトからでも、仕事を始めることによって回復が早まるのではと思います。
    高橋先生のアドバイスはいつも安心して聞けて、勉強にもなります。

  3. 相談者の人生はずっと幼少期の性的虐待に支配されているように思えた。
    そのせいで離婚したり、精神疾患を発症したりと苦難続きの人生を歩んでいる。
    性的虐待の罪はとても重い。
    なのに加害者の父親は罪悪感もないまま亡くなってるからやるせなさを感じる。

  4. 嫌な記憶は消し去りたいもの
    無いものとなっていただろうに

    アルコール依存症の回復プログラムで、性的虐待の記憶を呼び起こしてしまう、とは・・・

    なんだかなぁ・・・

  5. まずは治療をしながら定年まで仕事が出来ればと思いますが、娘に会える機会がまたあればでしょう。

  6. なにせ色々と責任を取りたくない、生活保護を貰い続けたい!!
    という気持ちでいっぱいなように感じた、娘や家族への責任はどうなんだろ?結婚したし子供作ったのにね??

  7. 高橋先生の回答はごもっともですし、他に言いようもないでしょうね。
    でも実際問題、鬱の人には実行に移すのは難しいかと。相談者さんは人生相談に電話するくらいの気力はあるようですが、病院さがして、予約して、出かけていって診察を受けるという一連の手順をひとりでできるでしょうか。健常者でも結構めんどくさいですよね。この方のような孤独な鬱患者をサボートしてくれる機関はないのでしょうか。あっても手取り足取り面倒は見てくれないでしょうね。

  8. なぜかしら?この方の言う事はどこまで本当かしらと思います。
    相談者さんは病気の自分、みじめな自分が大好き、というタイプの人ではないでしょうか?
    お父さんからの性的虐待も本当にあったのか疑わしいような気がします。子供時代を思い出す作業をしているときに なにかこじつけで創作してしまい、彼の中でそれが事実になってしまったのではないかと言う気がします。
    やはり、ある種の精神疾患ではあると思いますが。

コメントはお気軽にどうぞ。承認後に掲載されます。
承認基準はコチラ

名前欄は必須です。何かハンドルネームを入れてください。