
ファイナル・デスティネーション‥現実になる父の言霊「お前は俺を超えられない」
(回答者に交代)
三石由起子:
こんにちは。
相談者:
こんにちは。
三石由起子:
まだ若いのにいい・・!
相談者:
ああ、ハア(苦笑)
三石由起子:
59で、
相談者:
はい
三石由起子:
還暦前じゃあーん!
相談者:
でも苦しいんですよねえ、その・・
三石由起子:
うん、うん。
相談者:
湧き上がった瞬間はですね。
本当にもう、死にたいぐらい、っていうかですね。消え去りたい、ぐらいに、思っちゃうんですよねえ、もう・・
三石由起子:
わかるけどさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
よく言われるんだけどお。
相談者:
はい
三石由起子:
欧、米、の・・青年っていうのはさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
思春期になると、神様との・・戦い?、ね?
相談者:
はい、はい。
三石由起子:
自分の信仰との戦いで、すごい苦しい思いをするんだって。
相談者:
あー、そうなんですか、はい。
三石由起子:
うん、それで・・日本の、青年っていうのはさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱり、父親との戦いらしいのね?、そこが。
相談者:
あ、そうなんですか。
三石由起子:
うん。
自分の、人格形成期においてね?
相談者:
はい、はい。
三石由起子:
うん・・だから、それを思うとさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
あなた、まだ、青年やってんのよねえ。
相談者:
あ、そーう、なんですかね?
三石由起子:
だ・・だって、そうじゃない。もう・・
相談者:
うん
三石由起子:
6年も前に、亡くなった人、にさあ、
相談者:
そうですそうです。
三石由起子:
(含み笑い)あなた、殺されそうじゃん。
相談者:
そうですね?◆#$%
三石由起子:
(含み笑い)死んだ人に殺されて、どうなるんだっていう話だよね。
相談者:
確かに、そうですね。
三石由起子:
(含み笑い)そうでしょ?、あなた、生きてるのにさあ。
相談者:
はい
三石由起子:
それとね?、父親って、いろんなパターンがあってさ。
相談者:
はい
三石由起子:
息子にい、あの、ハッパをかけるときの、かけ方って、い、ろ、い、ろ、あるんだよ。
相談者:
あ、そうですかあ。
三石由起子:
うん。
めっちゃめちゃいろいろあるんでえ。
紙と鉛筆を出してね?
相談者:
はい
三石由起子:
なんて言われたか、きっちりね?、書いて、みてほしいんだよ。
相談者:
はい
三石由起子:
そうするとねえ、
相談者:
ああ、はあ、はあ、はあ。
三石由起子:
そんなにいっぱい、ないと思う。嫌なセリフが。
相談者:
・・ああ・・
三石由起子:
それでね?、それを、一個ずつ書いたら、
相談者:
はい
三石由起子:
それについて、じっくり考えるの。
相談者:
はい
三石由起子:
父親は、こういう言葉を息子に投げるのか。
相談者:
・・は
三石由起子:
自分は、
相談者:
はい
三石由起子:
息子に、こういう言葉を、投げたことがあっただろうか?、なかっただろうか?と。
相談者:
はい
三石由起子:
結局、そういうのってさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
どっか、潜在下に残ってるとお、なんかの弾みで、パッと言っちゃったりするから。
相談者:
あああ・・
三石由起子:
で、俺は言ったかもしれない・・でも、その時、自分は、悪気がなかった(含み笑い)・・ね?
相談者:
・・ああ・・
三石由起子:
それだったら、父親だって、悪気なかったかもしれないじゃん?
相談者:
ああ・・そうですかねえ。
三石由起子:
うん。
あるいは、父親が言ったあ、こんな言葉は、自分は、子供にはかけたことがない。ね?
相談者:
はい、はい、はい。
三石由起子:
そうしたら、俺の勝ちじゃん・・
相談者:
ああ、そうえすねえ。
三石由起子:
そうでしょ?、父親として。
相談者:
そうですねえ。
三石由起子:
そうでしょ?、そしたら、納得できるじゃない。
相談者:
あーあーなるほど。
三石由起子:
私ね、あなたはねえ、「俺が超えられない、超えられない」って、父親が、言って。癪かもしれないけどお、
相談者:
はい
三石由起子:
あなた、自分で、超えられないと思ってんだと思う。
相談者:
あーあーあ・・◆#$%□よね。
三石由起子:
だから腹立つのよ。
相談者:
あああ・・
三石由起子:
だから、やっぱり、「超えた」っていうことをさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
自分で、こう・・書き出してみると、よくわかるから。
相談者:
そうですねえ。ああ・・
三石由起子:
・・でしょ?
だから、「俺は、超えられない」っていうのを・・根拠なく、あなたはねえ、自分に、受け入れちゃってんだよね?
相談者:
あ、受け入れてるんですか?
相談者:
そう。
だから、「こんなことないだろう」って言ってるけど、多分、今、反論できないんだと思う。
相談者:
あーあー・・
三石由起子:
それは、なぜかと言ったらあ、
相談者:
はい
三石由起子:
父親の言葉を、ちゃんと検証したことがないから。
相談者:
あ、検証?
三石由起子:
うん。
相談者:
あー・・
三石由起子:
だから、なんて・・言われたか?っていうのを、まず、書き出してみるのよ。
相談者:
あーはあーはあ。
三石由起子:
そして、「こんな言葉を使うなんて」ね?
相談者:
はい
三石由起子:
「人としてダメじゃないか」って思うだけで、父親を超えてるわけじゃん。
相談者:
あーあー・・なるほど。
三石由起子:
うん。
だからさ、全、部、中途半端にして、
相談者:
ええ
三石由起子:
ただ、思い出して、復習すると、腹が立つだけなんだよね?
相談者:
ああ、そうです・・
三石由起子:
それが、心が痛い時とかあ、
相談者:
はい
三石由起子:
(含み笑い)お腹が空いた時に、バーッときちゃうのは、
相談者:
はあーああーあ・・
三石由起子:
うん。もう、悪循環じゃん、すごく。
相談者:
そうですそうです、悪循環です。
三石由起子:
だからね、一回ねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
向き合った方がいいと思う。
相談者:
あーあー・・
三石由起子:
うん、向き合うっていうのは、もう、ちゃんと書き出して。
相談者:
書き出して、ですね?
三石由起子:
うん。
あなたね、山ほど父親に・・ひどいこと言われた、と、今、思ってると思うんだけどお。
相談者:
そうですねえ、はい。
三石由起子:
ねえ、書き出したら、3つか4つだと思うよ?
相談者:
・・なあるほど。
三石由起子:
うん。
そうすると、「なんだ、大したこと言われてない」とかあ。
相談者:
はい
三石由起子:
本当にねえ、父親の、ハッパの掛け方って、い、っろいろ、あるからあ。
相談者:
はい
三石由起子:
息子でも、分かんないかもなあなんて・・思うんですよ。
相談者:
あーはあーはあーはあ。
三石由起子:
うん。
あたしねえ、前も、この話、したことあるんだけどね?
相談者:
はい
三石由起子:
息子がね、小学校5年生の時にねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
もんの、すごく、怒ったたことがあったらあ、夫がね?、「母親がそういう声出すの、聞きたくないから、もう、自分の部屋に行け」って、あたしに言うわけ。
相談者:
ああ。
三石由起子:
それで、あたしは、自分の部屋に行ったのね?
相談者:
はい
三石由起子:
そしたらね、その・・父親が、その、小学校5年の息子を・・ね?、
相談者:
はい
三石由起子:
説教を始めたわけ。
相談者:
はい
三石由起子:
そしたらねえ、夫がね?、小学校5年の息子に、言ってたのはね?
相談者:
はい
三石由起子:
「母親一人、騙せなくて、将、来、女が騙せますか?」って言ってたのよ。
相談者:
・・ん・・
三石由起子:
で、すんごい、ビックリしてえ・・
相談者:
そうですねえ。
三石由起子:
「父親ってこういうこと言うんだ」と思ってえ。
相談者:
う、ん・・
三石由起子:
うん。
だからさあ、言葉の選び方も、性格もそうだし。手を上げる上げないもそうなんだけどさ。
相談者:
はい
三石由起子:
やっぱりねえ、みんな、子供可愛くてやってることっていうのはねえ、核だと思うんだよ。
どんなに、変に思われても・・
相談者:
うん・・
三石由起子:
うん。
だ、あなたのパパだって、きっとそうだと思うよ?
相談者:
うん
三石由起子:
「お、前なんか、一生、俺を、超えられる・・わけがない」・・もう、「超えてくれ」って意味じゃない?、それって。
相談者:
あああ・・
三石由起子:
うん。
「頑張れよ」と。「俺程度の人間は、超えろよ」って言ってる・・話にしか、聞こえないからね?
相談者:
んん・・
三石由起子:
うん。
ただね?
相談者:
はい
三石由起子:
本人に伝わらなかったら、それは失敗なんですよ。
相談者:
ああ、そうですよね。
三石由起子:
だから、そういう意味では、失敗しちゃったよ?、あなたのお父さんは。
相談者:
ん・・
三石由起子:
でも、死んじゃったお父さんは、失敗だっていうのはね?
相談者:
うん
三石由起子:
大人気ないんであってね?
相談者:
はい
三石由起子:
あ、父は、こういう気持ちだったんだなって、分かってやったらさあ、それはねえ、お父さんの失敗にならなくなるんだよね?
相談者:
あああ・・
三石由起子:
あなたが、今からしなきゃいけない、ことは、死んだ人の名誉を、回復しなきゃいけないわけよ。
相談者:
・・あああ
三石由起子:
それは、どうしなきゃいかんか?って言ったら・・やっぱり、父親の、意図がね?
相談者:
はい
三石由起子:
悪意がなかったっていうことを、理解してさあ。
相談者:
はい
三石由起子:
「お父さん、言ってることが分かったよ」みたいなことを、していくしかないと思うんだよね?
相談者:
あああ・・
三石由起子:
そのためには、あなた、怯えてるからさ今。
相談者:
はい・・あ、そうですか?
三石由起子:
うん。
怯えてないで、検証しなさいって言ってんの。
相談者:
検証・・
三石由起子:
だから、言葉を全部書き出して。
相談者:
書き出して、
三石由起子:
うん。
「どういう意味だったのかな?」「ひょっとして、こういう意味だったんじゃないだろうか?」とか・・
相談者:
・・
三石由起子:
「そういえば、こんなことも言ってくれたことがあった」とかさ。
相談者:
うん・・
三石由起子:
そういう風に、頭を・・回転させると、考え方が広くなっていくから。
相談者:
・・
三石由起子:
そうするとねえ、
相談者:
はい
三石由起子:
優しくなれるんですよ。
相談者:
ああ、優しくなれる?
三石由起子:
うん。
あのねえ、人に優しくなれると、何がいいかっていうと、自分に、もんのすごく、優しくなれんの。
相談者:
ああ・・
三石由起子:
だから、あなたがね?
相談者:
はい
三石由起子:
自分が、痛かろうが苦しかろうがね?
相談者:
うん・・
三石由起子:
ちょっと、あのううう、余裕かませてさ。ね?
相談者:
うん・・
今井通子:
「親父も、こうだったんだなあ」くらいなこと言ったら、かっこいいんですよお。
相談者:
はい
三石由起子:
力量だよ、力量。
相談者:
あー、ですねえ。
三石由起子:
うん。
今なら、できるからさあ。59の頭があるんだからあ。
相談者:
あーあー・・
三石由起子:
青年みたいなこと、言ってんじゃない!
相談者:
はあい、わかりました。
三石由起子:
エヘ(苦笑)
できると思いますよ?
相談者:
ありがとうございます。
三石由起子:
はい
相談者:
はい
三石由起子:
頑張ってくださあい。
相談者:
はい、やってみます。
三石由起子:
はあい。
(再びパーソナリティ)
最近の
「テレフォン人生相談」出演の相談者
ボーダー 超えてませんか?
今週のテーマは「過去との決別」?
それはさておき、この相談者はまず運転をやめた方が良いと思う。
もしかしたら判断力や運動能力が衰えてきてるのかも。
それで数カ月内に3回も事故に遭ったのでは?
体が治れば亡父の呪いもとけるはず。
交通事故に3度も?
相談者はギリギリバブル世代で逃げ切れたじゃないの?数年遅れて生まれた就職氷河期世代はもっと大変な思いをしてきたよ。
相談者が2~3歳ころに始まった「寅さん」シリーズを観て、いかにいい時代を生きてきたか自覚しなさい。不平不満を言うのはもうやめよう。