普通扱いされる境界知能。娘の知的障害を知りつつ突き放す母親の高すぎる要求

(回答者に交代)

樺沢紫苑:
こんにちは、精神科医の樺沢紫苑です。

相談者:
あ、よろしくお願いいたします。

樺沢紫苑:
旦那さんの話が全く一言も出なかったんですけどもお、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
4ヶ月後に、長女の方が帰ってきたいと言っているという・・それに関して、旦那さんは、どのように、思ってるんですか?アッアッ(咳払い?)

相談者:
帰ってくるんなら、帰ってくればいいと・・

樺沢紫苑:
(含み笑い)帰ってくるなら帰ってくればいいっていうふうにおっしゃってるのね?

相談者:
はい

樺沢紫苑:
ああはあ・・
あなたの旦那さんは、その、長女の方が、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
その、家にいて、ダラダラしたりい、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
携帯料金を親に払わせたりすることに関しては、

相談者:
はい、はい

樺沢紫苑:
どのように、考えているんですか?

相談者:
・・全く、無関心です。
注意する・・わけでもなく。

樺沢紫苑:
それ、昔からずっとそういう感じなんですよね?

相談者:
そうです。

樺沢紫苑:
ちょっと、話が、昔に戻るんですけども。ええっと、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
長女の方が、まあ・・不登校ということで。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
学校にも、ほとんど行ってないという話が、

相談者:
はい、はい。

樺沢紫苑:
ありましたけども。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
その原因というかあ、きっかけというかあって・・何か、思い当たる点とかって、ありますでしょうか?

相談者:
要は、いじめですねえ。

樺沢紫苑:
ああ、はあ・・

相談者:
小学校の高学年あたりから、い、じ、め、に、遭、い。

樺沢紫苑:
うん・・

相談者:
結局う、本人もお、だらしがなく。
今、大人になってからでも・・1週間ぐらいお風呂に入らなくても平気。
もう、身だしなみも、どうでもいい。
だから、私は、正直・・一緒に、連れて歩きたく、ない。

樺沢紫苑:
それでも男性と・・同棲したりっていうかあ、生活したりするように、パートナーの人を、見つけてくるんですかねえ?

相談者:
はい

樺沢紫苑:
うん・・それは、なぜだと思います?

相談者:
(吸って)ううんんー・・

樺沢紫苑:
(含み笑い)そんなに見かけも・・ッハ(苦笑)お綺麗ではないということなんですか?

相談者:
あ、そ、もちろんです、もちろんです。

樺沢紫苑:
ううん・・

相談者:
はい

樺沢紫苑:
今日の相談に戻りますけどもお。
先ほど言ったように、「家に帰ってくるんなら、ちゃんと働いたり、お金を入れたり、携帯料を自分で払いなさい」と。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
いう約束を・・した上でだったら、受け入れてもいいというふうに、思ってるということなんですね?

相談者:
はい

樺沢紫苑:
それは、に、関しては、旦那さんや・・その、次女の方はどう思ってるんですか?

相談者:
お、そ、ら、く、それは、できないと思います。

樺沢紫苑:
あ、できないというふうにおも・・に、予想しているわけね?

相談者:
はい。
車の運転ができないので、

樺沢紫苑:
ああ、はあ・・

相談者:
通勤手段としたら、もう、バスに乗って、電車に乗ってって形に、なるのでえ。

相談者:
うん・・

相談者:
きちんとした、格好をして・・髪もきちんとして、通勤できる・・ような子では、ありませんので。

樺沢紫苑:
とはいえ、でも、今・・先ほどの、お話ですとお、働きに出てるんですね?、娘さんは。

相談者:
はい。5時間、働いてます。
そこは、制服があるそうなのでえ。

樺沢紫苑:
う、んん(苦笑)

相談者:
なんとかなってるんだと思います。

樺沢紫苑:
うん・・今までも、何回か、でも、働いたことがあったんですか?

相談者:
ありますけれども、長続きはしません。

樺沢紫苑:
う、うんん・・

相談者:
結局う、仕事が・・とろい?

樺沢紫苑:
なるほどねえ。

相談者:
最終的には、いじめられる。
嫌がらせを受ける。

樺沢紫苑:
うんん・・

相談者:
そして・・辞める。
といった、感じです。

樺沢紫苑:
うんふんふん・・
性格はどのような・・方なの?、長女の方は。

相談者:
おとなしい。喋らない。

樺沢紫苑:
うんん

相談者:
(吸って)暗い。
一つのものに、凝ると・・そればかり、執着する?
それでえ、不登校だった時にい、

樺沢紫苑:
うん・・

相談者:
私もものすごく悩んでえ。思春期外来ってい、う、

樺沢紫苑:
はいはい

相談者:
精神科があるんですね?

樺沢紫苑:
うんん。

相談者:
そちらに、1回、連れて行った時にい、「ちょっと・・テスト、的なものをやってみましょう」と言われえ、

樺沢紫苑:
はい

相談者:
約半日かけてえ、テストを受けたんですね?

樺沢紫苑:
はい

相談者:
で、後、日・・結果を聞きに行きましたらあ、

樺沢紫苑:
うん

相談者:
「軽い知的障害が」、

樺沢紫苑:
はいはい。そうですね・・

相談者:
「あります」って言われたんです。

樺沢紫苑:
うん・・うんうん。
それ、小学、何年生の時?

相談者:
小学校、5年生ぐらいん時です。

樺沢紫苑:
ん・・なるほど。
ちょっと、色々一通り、お話を聞きましてえ。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
ええと、私の考えなんですけどもお。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
まあ、今、その、知的、障害というふうにね、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
言われてきたこともあるっていう話が、ちょうど出てきたんですけどもお。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
まあ、私も、そういう問題がちょっと・・あるのではないかと・・ええ。

相談者:
ええ

樺沢紫苑:
最近、境界知能っていうのは、話題になってるんですけどもお。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
正常っていう人がいた場合、

相談者:
はい、はい

樺沢紫苑:
その間の、領域の方がいらっしゃるんですね?

相談者:
はい、はい。

樺沢紫苑:
だから、知的障害だーって言って、ほどではない・・んですけども。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
普通の人と比べると、やっぱり非常に、知的の、能力が低い・・

相談者:
はい

樺沢紫苑:
とどうなるかというと、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
コミュニケーションがまず、下手であるということとお。

相談者:
はい、はい。

樺沢紫苑:
あと、そういう、学校の勉強にもついていけないしい。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
あと、友達なんかも、作るのが、苦手。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
なので、自分で、何かをやるっていうことが非常に、難しい。
逆に言うと、どうでしょうかねえ、大人なんですけども、能力的には、その、小学生とかまあ、せいぜい中学生ぐらいの・・能力しか、ない、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
人。
っていう、イメージで思っていただけると分かると思うんですがあ。

相談者:
あ・・その通りですう。

樺沢紫苑:
その通りですかね?

相談者:
はい

樺沢紫苑:
うん。
そこで、そういう人が、じゃあ、どうしたらいいのか?って話になるとお、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
まあ、先ほどの・・誰かのねえ、力を、こう、借りないとお、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
生きていけないっていう、ことなんですよね?

相談者:
はい

樺沢紫苑:
分かりやすく言うと、小学生ぐらいのお、まあ、そういう・・能力しかないわけですからあ、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
まあ、先ほど、行っても仕事が・・すぐ辞めてしまうっていうのも、何かミスしたり失敗したり・・色々と、最低限のことを、やっぱ、覚えられなくてえ、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
向こうから、「いいわ」って言われるかもしれませんけどもお。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
なかなか、長期間に、働いていくっていうことがあ、難、しい・・

相談者:
はい

樺沢紫苑:
状況ですね。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
でえ、ま、今みたく、そのまあ・・知り合った男性と、同棲したりするっていうことなんですけど。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
結局う・・一人で生きていくことができないから、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
そういう、男性に頼るのか?

相談者:
はい

樺沢紫苑:
あるいは、親に頼るのか。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
ま、どっちかしかない、という・・こと・・ですよね?
現実的に、今までの過去のね?

相談者:
はい

樺沢紫苑:
その・・生い立ちを振り返るとね。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
なので、まず・・これ、から、考えていく上での対応としては、「あなたもう、35歳で一人前なんだから、ちゃんとしなさいよ!」っていう風に、言ってもですね、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
通じないんですよね。

相談者:
はあい

樺沢紫苑:
だから、もう一度そのお・・境界知能の疑いがあるということだったら、小学生でも分かるように、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
説明したりですね?

相談者:
はい

樺沢紫苑:
でも、小学生でも、お小遣いの管理とかあ、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
そういうことっていうのは、ある程度できるわけですからあ、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
そこの部分は、上手に説明したり、分かりやすく約束していくと、不可能では、無いはずなんですよ。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
うん。
なのでえ・・まずそこの部分っていうのかな。
もっと、分かりやすく、丁寧に、関わっていかないとお、

相談者:
・・

樺沢紫苑:
娘さんも、好きでそういう風にやってるわけじゃなくて。
なんていうか、もう、生きていく・・しょうがなく、男性、の、懐に、逃げ込んだり、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
ま、親の元に逃げ込んだりしてるっていう部分も、あると思うのでえ。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
改めて、ちょっとこの・・関わり方っていうのを少し考えた方がいい。
だから、普通の・・35歳の女性に言うのと同じようなことを言っても、それは、通用しないので。

相談者:
ああ・・はい。

樺沢紫苑:
小学生でも、分かるように噛み砕いたり、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
理解、して・・いくように、まず接してほしいっていうのが一つ目ですね。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
でえ、あと、二つ目がですね、今までもそうやって、結局、家にいても、だらしなくしてしまう。

相談者:
・・

樺沢紫苑:
そうやって携帯料金も、親に、払ってもらってしまうっていうことが、

相談者:
はい、はい。

樺沢紫苑:
あったときに、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
やっぱりその、親の方でも、それを出してしまっているというとこも、ちょっと、問題となっているんですよ。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
だから、そこは・・もう本当に、約束を守らなかったら、携帯止めたり取り上げたりとかですね?

相談者:
はい

樺沢紫苑:
するぐらいの、意気込みを持って、

相談者:
ええ

樺沢紫苑:
接していかないと、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
ちょっと難しいなというふうに、思います。

相談者:
ああ・・(吸って)

樺沢紫苑:
で、そのためには、ちょっと旦那さん、その、無関心というところがね?

相談者:
はい

樺沢紫苑:
ちょっと気になるんですけどもお。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
あなたは、そういう・・ちゃんと生活するなら戻ってきてもいいよ、ということを、結構、厳しめの、態度で、おっしゃっている。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
旦那さんは・・あんま、無関心でえ。

相談者:
はい

樺沢紫苑:
「まあ、戻るなら戻れよ」ということになっちゃうと、またその・・娘さんも、父さんの、言うことで、甘えが出てしまうと、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
同じことの繰り返しになってしまうんですね?

相談者:
はい

樺沢紫苑:
だから、今日のこの相談でえ、人生がかかっているわけですからあ、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
真剣に、ちょっと・・あなたが、まず旦那さんと、向き合って。
今後の、長女のことをどうするか?っていうことを、

相談者:
はい

樺沢紫苑:
ま、相談・・してほしいなあというふうに思いますね。

相談者:
あ・・はあい

樺沢紫苑:
はい

相談者:
わかりましたあ・・

樺沢紫苑:
はい

(再びパーソナリティ)

「普通扱いされる境界知能。娘の知的障害を知りつつ突き放す母親の高すぎる要求」への18件のフィードバック

  1. 樺沢先生が話される通り全体的グレーの方は気付かれにくいけれど定型発達の人とは同じように生活するのは難しいと感じた回でした。
    本人も周りも大変ですよね。

  2. 同棲先→構ってくれるが金は出してくれない
    実家→愛情は感じないが金は出してくれる
    こんなところじゃないですかね。
    男を転々としてふしだらな!って母親は思っているようだけど、簡単に人と出会うのがマチアプが一番手っ取り早いだけであって、娘は構ってくれたら同性だっておばあちゃんだって誰でもいいんだよ。
    愛情を出すとかはもう無理だろうから、宿泊型自立訓練施設に入れるとか、自治体に相談したらどうかね。

  3. 避妊のことを教えてやられたし
    帰ったら腹ボテじゃ
    目も当てられんぜ

    でも 
    まあ幼い頃から
    育児にゃご苦労なさったことは
    察するにあまりある娘御とは思いました…

  4. 長女が軽い知的障害と診断された時点で、医師に相談しながら接して いたら、長女の人生ももっと生きやすかったのではないかと思った。
    だらしなく、親に迷惑ばかりかけて、困った娘だと思って接して来た結果です。
    今からでも遅くないので、境界知能の理解を深めて、娘さんに会った職場が見つかるようサポートしましょう。

  5. 両親が子供を障害児と認めず、支援学校に行かない為に登校拒否や、就業不能、自由奔放な性生活を続ける。小学生の頃に障害があると診断されたのに、そのまま何もせずここまで来てしまった。手に負えないのなら、区役所に相談するしかないが、気付くのが、それにしても遅すぎる。

  6. 軽い知的障害があるなら、市町村の福祉課に行ってほしい。回答者もドクターならまずはそう言って欲しかった。軽い知的障害でも家族で抱えるのは大変です。きちんとしたサービスに繋がってほしい。

  7. 今からでもこころの病院や役所か社協にかかることは難しいのかな。
    今はご両親がいるけど将来的に妹さんに迷惑かかるし遅いけど親子で頑張ってほしい。
    うちもグレーと診断済みがいるから他人事ではないと思いながら聞きました。まだ中高生だからどう育つか・・・。

  8. 境界知能の人は発達障害(アスペ、ADHD)を持ち合わせている場合が多いと聞きくから、さぞ生きづらいことだろう

    1. 境界知能がASD.ADHDを持ち併せていると
      聞く、、とありますが、それは違います。
      ASDなどは学者にも多く寧ろIQが高い傾向に
      ある場合が多く、ADHDにいたっては
      行動に衝動性、不注意が
      多いというのであり知能高低とは関係ないとされています。

  9. 障害者手帳が取れる状態になったら、就労継続支援が受けられるようになるが、精神科通院中なのか?
    いずれにせよ、何らかの対処が必要でしょう。取れていなかったら、そこからスタートになるのかも。

  10. 失礼ですが相談者さんも少ーし知能的に問題ありませんかね?ギリギリ正常とグレーゾーンの境目あたり? (お父さんはわかりません。単なる無関心かもしれません。) でなければ、小5で軽い知的障害ありと診断された時点で 学校に相談するとか 家でのしつけ方を工夫するとか 何か対策をとるでしょう? なのに、おそらく何もしていない。よくある、我が子の障害を認めたくない親とも違う気がします。単に問題の重要さと対策法がわかっていなかっただけかと。知的障害のある我が子を追い出そうとしているくらいですもんね。
    この相談のあともなんの行動も起こさないのでは?きっとやり方がわからないのだと思います。もう一度、精神科を受診して然るべきサポート機関に繋げてもらいなさいなどの具体的なアドバイスが欲しかったですね。
    あまり好きな言葉ではないけど、娘さん、親ガチャはずれましたね。

  11. 娘に知的障害がある事を初めに話さなかったり、ゆーっくりな話し方をしていたり、この相談者もグレーの傾向があるように思えた。
    だから適切な養育が分からず、娘を放置してしまったのでは?
    もっと言えば娘に無関心な父親も普通じゃないと思う。
    第三者が介入して、今からでも娘に支援の手が差し伸べられたら良いけど。

  12. 「わかりましたあ」
    何が分かったのだろう。1週間風呂に入らないと臭い。
    着替えや歯磨きはするのだろうか?
    4ヶ月後に、赤子を連れて戻って来るかもしれない。

  13. 医学的に軽い知的障害がある、というのと、
    福祉の軽度知的障害に当てはまるかはイコールでない場合もあります。

    ウチの子も境界知能ですが、境界知能なので知的障害の手帳は無く、
    発達障害でもないので精神障害の手帳もなく、
    高校もこのまま行けば高等支援学校には入れず、
    通信制などで高卒の資格は取れたとしても
    その先どうやって生きていくのでしょう?
    就労支援なども受けられず、
    かといって普通の仕事はアルバイトでも勤まる気がしません。

    親が生きているうちは住む場所には困らないかもしれませんが、死んだ後は、、
    毎日毎日考えてしまいます。

  14. こういう話がいちばん聞いてて居たたまれない

    憎々しげに長女のだらしなさを愚痴るけど、そのだらしない子を育てたのは誰だよ
    生まれながらの知的ハンディがある上に、診断がついた時も不登校になった時も何一つ手を差し伸べられなかった、無関心な父親と、同じくらいトロイ母親の、ネグレクトの結果が今の長女の現状じゃないか
    長女がどこかで療育や特別支援教育につながってたら、お金の管理も生活習慣も多少は身についてたろうし、少なくとも今みたいな、誰かに依存するだけの姿にはなってなかったろうに
    次女32歳だって実情はどんなもんなのか、そもそも相談者夫婦はどうやって生計を立ててるのか

    シオンも今井先生も「どうしてこんなになるまで放っておいたんだ」って気持ちでいっぱいだろうな
    シオンも精神科医として精一杯のアドバイスをされてたと思う
    だけど、35歳まで放っておかれた長女が、今から劇的に変われる見込みはそう高くない
    どうにか福祉につながってくれれば、そしてどうにか妊娠することは避けてくれればと願うばかり

  15. 福祉にかかり、医師の診断書をもらい「就労移行支援」などを受けてください。
    社会生活ができないということは、障がいがあると思います。
    病気がないのに、
    就労できないのですから。
    手も足も動くのに、身の回りの整容ができないのですから。
    私の知り合いがそうです。
    就労移行支援では、2年間で就労のための、ステップアップを助けてくれます。身じたくの、マナーから、履歴書の書き方まで。
    このお母さん、お父さんではフォローしながら支えていくことができないと思います。
    助けを得ながら、習慣づけていくと、就労できます。
    社会にとっても、お母さんやお家にとっても、負担だった娘さんが、働いて社会へ出て、プラスになります。
    ご本人だけでなく、実家、地域、日本をより良くしていけます。

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