働かない娘を相談する父親に家事手伝いという職業を思い出させる威勢のいい先生
(回答者に交代)
三石由起子:
こんにちは。
相談者:
あどうも!
三石由起子:
あのね?
相談者:
はい
三石由起子:
あなた、ずうっと、社会人として生きてきてね?
相談者:
はい
三石由起子:
若い子の話もいっぱい聞いてるし。
相談者:
ええ、ええ。
三石由起子:
今の世の中が、どういうふうな・・ことになってるかっていうのを、ちゃんとついていってる、63歳だと思うんですよ。
相談者:
恐れ入りまㇲ。
三石由起子:
うんうん。そういう感じするんだけどお。
相談者:
ええ
三石由起子:
でもね?、ちょっとお・・あたしなんか、思うんだけどお。
相談者:
はい
三石由起子:
これってやっぱりね?
相談者:
うん
三石由起子:
今の感覚であってね、
相談者:
はい
三石由起子:
昔なんか、さあ、
相談者:
はい
三石由起子:
例えば、高校卒業したら・・花嫁修行じゃないけどさ。
相談者:
ええ・・
三石由起子:
ね?うちにいたわけですよ。
相談者:
ええ
三石由起子:
でえ、まあ、ちょっと短大に行ったり専門学校に行ったりね?
相談者:
ええ
三石由起子:
お遊びで行ったりするけどもお。「卒業なんかするなよ」なんていうふうに言う父親だっていたわけ。
相談者:
・・ん・・
三石由起子:
変な学歴つけんじゃないみたいな。
相談者:
う、ん・・
三石由起子:
ちょっと前の話ですよ?、これ。
相談者:
・・
三石由起子:
だから、今の感覚で、28歳の女の子・・もっとガシガシ、就職活動してえ、
相談者:
うん
三石由起子:
外に出て行ってほしいと、
相談者:
ガサガサ(物音)
三石由起子:
思うかもしれないけどお。
相談者:
はい
三石由起子:
そうじゃない考え方だって、できるわけですよ。
相談者:
ううーん・・
三石由起子:
あのねえ、例えばね?、社会で経験を積んでほしいとか
あ、
相談者:
ええ・・
三石由起子:
自分が死んだら困るだろうっていうのは、
相談者:
ええ・・
三石由起子:
こ、ん、な、言葉は、28歳の、おうち(家)にいる女の子が、聞くわけないですよね?
相談者:
アッハッハ(苦笑)
三石由起子:
意味わかんないし。
相談者:
うーん・・
三石由起子:
ね?、それでね、あたし、思うんだけど。
相談者:
はい
三石由起子:
もう、あなたが考え方を変えるしかなくてね?
相談者:
ああ・・
三石由起子:
あの、お嬢さんと、ちゃんと話をしてほしいんだけどお。
相談者:
はい
三石由起子:
その、話をする時にはねえ、「お前が毎日毎日、家事なんかも」ね?
相談者:
うん
三石由起子:
「ちょくちょく手伝ってくれて」、
相談者:
うん
三石由起子:
「お母さんもとっても助かって喜んでる」っていう・・
相談者:
うん
相談者:
そういうところをさあ、
相談者:
うん
三石由起子:
ちゃんとあの・・感謝っていうか、
相談者:
はあい
三石由起子:
うん。
そういうものを、やっぱり、口に出した方がいいと思うんですよ。パパとしてね?
相談者:
はい
三石由起子:
でね、「今、自分はもう元気だし、働いてるからあ」、
相談者:
ええ
三石由起子:
「できるだけのことはしてやる」と。
相談者:
ええ
三石由起子:
「俺が元気なうちは」。
相談者:
ええ
三石由起子:
ね?、「だからあ、やりたいこと、なんかないの?」と。
相談者:
ええ
三石由起子:
うん。だから・・絵をね?、そんな・・本格的な、学校じゃなくても、あるじゃないですか、なんとか教室みたいな、
相談者:
はいはいはい
三石由起子:
アトリエ教室みたいな。
相談者:
ええ
三石由起子:
「そんなのに行ってみたら?」とかあ、
相談者:
ええええ。
三石由起子:
「お前、こんなの得意だったら」、
相談者:
ええ
三石由起子:
「そういうところを自分で探してね」、
相談者:
うん
三石由起子:
「行きたいんだったら、あのう・・お父さん出してあげるから」、
相談者:
うんうん
三石由起子:
「ちょっと考えてごらん」、くらいな、
相談者:
うん
三石由起子:
ことですよ。
相談者:
うん
三石由起子:
つまりね?、あなたがあ、
相談者:
うん
三石由起子:
ずうっと、求めてきたのは身分だと思うんだよ。
相談者:
うん・・
三石由起子:
社会的な身分。
相談者:
んあああ・・
三石由起子:
なんとか、大学の学生とかさあ。
相談者:
うんん・・
三石由起子:
なんとか会社の社員とかさ。
相談者:
うんんん・・
三石由起子:
な、娘があ、
相談者:
うん
三石由起子:
社会の、一員である、必要は、無いんですよ。
相談者:
・・あーー・・なるほど・・
三石由起子:
うん。
だから、あなたは、もう、会社でも、そういう女の子たちも見てるだろうし。
相談者:
うんうん
三石由起子:
だから自然に、なんか社会の一員で、身分がなければ、
相談者:
うん・・
三石由起子:
不安だっていうのは、もう、洗脳されちゃってるよ。
相談者:
アハッハ(苦笑)
三石由起子:
本当に!
相談者:
(含み笑い)そっか。(吸って)
三石由起子:
そーうなんだよ。そうなの!
相談者:
(含み笑い)ううん
三石由起子:
あたしいが、高校出た頃なんていうのは、就職したらねえ、
相談者:
ふうううん
三石由起子:
軽蔑されたと思う。
相談者:
うん・・
三石由起子:
「う、ちは、就職させるほどの貧乏じゃない」じゃないけどさあ。
相談者:
おおおお。
三石由起子:
そういう雰囲気あったよ?
相談者:
へえええ・・うう・・
三石由起子:
うん。
だからお茶習いに行ったり、お花習いに行ったり、
相談者:
うーん・・
三石由起子:
そういうことはするけども、
相談者:
うん
三石由起子:
あと、あのう、大学に行ってもね?
相談者:
うん
三石由起子:
「卒業証書、までもらってくるなよお」みたいな、ことは、あたし、何度も、聞いたことありますよ。
相談者:
っほあーーっ
三石由起子:
うん
相談者:
ああ・・ん・・
三石由起子:
実際ねえ、私の大学の先輩なんかはねえ、
相談者:
うん
三石由起子:
教員免除を取ってね?
相談者:
うん
三石由起子:
それで、その、教員免除を、
相談者:
うん
三石由起子:
先生から、渡される時に、
相談者:
はい
三石由起子:
「将来、これを使うような」、
相談者:
うん
三石由起子:
「不幸が、あなたに、ありませんように」って渡されたって。
相談者:
プーッヘッヘへへへ(笑)
三石由起子:
いや、笑い話でしょ?、今なら笑い話ですよ。
相談者:
・・えええー?・・
三石由起子:
でも、私より、6年上の先輩なんですけどもお。
相談者:
うーん・・
三石由起子:
うん。「将来、これを使うような不幸が、あなたに、訪れませんように」って渡されたって。
相談者:
うううううん。
三石由起子:
すごいでしょ?
相談者:
んんんー。
三石由起子:
だからねえ、あなたはね、
相談者:
んーー。
三石由起子:
自分が思ってるよりもお、
相談者:
うん・・
三石由起子:
洗脳されちゃってるわけ。
相談者:
・・ううん・・
三石由起子:
今の世の中に、適応・・
相談者:
むむむむ・・
三石由起子:
してしまって。それ、いいことなんだけどさ。
相談者:
うんん
三石由起子:
社会人としてはいいことなんだけどお。
相談者:
はい
三石由起子:
い、ろ、ん、な、考え方の人が、いるんですよ。
相談者:
うんんん・・
三石由起子:
ね、そういう時に親っていうのは、「お父さんなんか、どんな考え方だって分かっちゃうぞ」くらいのねえ、
相談者:
うん
三石由起子:
キャパ見せないと、ダメなんだよ。
相談者:
ふうん
三石由起子:
だから、「将来俺が死んでから」って知ったことかっ、じゃないですか。
相談者:
プー、ッハッハッハ(笑)
三石由起子:
「俺が死んだらどうするか」なんて、いうことを言う、代わりにね?
相談者:
うん
三石由起子:
「生きてる限りは、してやるから」、ね?
相談者:
うんうん
三石由起子:
「好きなこと言ってみな」とかねえ、
相談者:
うん・・
三石由起子:
うん。
「お前、ちょっとお、料理、うまいから。お父さんお金出すからさ」、
相談者:
うん
三石由起子:
「たまには、あの」、
相談者:
うん
三石由起子:
「金に糸目をつけずに・・ちょっと食材買ってきて、作ってみ」とかさ。
相談者:
ううんん・・
三石由起子:
そう、いう、ことだよ。
相談者:
うん
三石由起子:
そうするとねえ、自由に、外に出られる、チャンスも増えるしい。
相談者:
うーん・・
三石由起子:
肩の、荷も・・降りるし。
相談者:
うんん
三石由起子:
で、親が、そういうふうに思ってるっていうことで、長男さんもさあ、
相談者:
はい
三石由起子:
これ、親が楽しんでるんであって、別に、迷惑かけてるんじゃないなってことが分かればあ、
相談者:
ううん・・
三石由起子:
嫌わないと思う。
相談者:
ううあああ・・
三石由起子:
うん。で、せっかく一緒にね、暮らしててね、
相談者:
うん
三石由起子:
こんな、何年でもないんだからさ。
どっちかが、嫁に行けば終わりなんだから。
相談者:
ううん・・
三石由起子:
結婚すればね?
相談者:
うーん、うーん
三石由起子:
だから、それはねえ、仲良くさせるのは・・パパの度量一つだと思うし。
相談者:
ああ・・
三石由起子:
パパの、物言い一つだと思うんだよ。
相談者:
はあ、い・・
三石由起子:
そりゃ、「俺が死んだら」よりは、「俺が生きてる限りは大丈夫だ
」っていう方がいいでしょうがあ・・
相談者:
そうだねっ。
三石由起子:
そうだよっ。
相談者:
ううーん、ううーん・・
三石由起子:
そうしたらねえ、
相談者:
うん
三石由起子:
やっぱり・・それに、応ずる言葉っていうのは、出てきますよ。
相談者:
うん、うーん。
三石由起子:
うん。今あなたが持っている、言葉では、
相談者:
うん
三石由起子:
反応のしようが無いし。
相談者:
あああー
三石由起子:
自分も、みじめになっちゃうんだよね?
相談者:
あああー・・
三石由起子:
うん。でも、「そういう生き方、あっていいんだ」っていうことを、
相談者:
うん
三石由起子:
「俺は、あのう・・ちょっと太っ腹だから、分かってるんだ」っていう風に、
相談者:
うん・・
三石由起子:
見せるのが、父親のかっこよさじゃないでしょうかねえ?
相談者:
あーっ、なるほど!
三石由起子:
ね?、うん。
相談者:
うん
三石由起子:
それねえ、一回、頭入れ替えて。
相談者:
はい
三石由起子:
自分の頭を入れ替えてから、話てね?
相談者:
・・そうねえ。
三石由起子:
そうしないと失敗する。
相談者:
うんん
三石由起子:
ね?、うんうん。
相談者:
まあ、難しいなあ。◆#$%□&▽*がんば・・
三石由起子:
うん、大丈夫大丈夫。その時にね?
「お父さんちょっといろいろ考えてみて」、
相談者:
うん
三石由起子:
うん。「こういう、ことに気がついた」くらいのことをさ。
相談者:
うん
三石由起子:
言っても、いいんじゃない?
相談者:
ああー・・ま、◆#$%
三石由起子:
うん。だ、君子は豹変するって言うじゃないのお。
頭のいいやつはねえ、違うこと考えついて、こっちの方がいいと思ったら、コロッと変えられるんですよ。
相談者:
そおう・・
三石由起子:
手のひらを返したように。
相談者:
うあああ・・
三石由起子:
そ、れ、が、人格者ですよ。
相談者:
あー、まだまだ信用が足んねえな、俺も。
三石由起子:
あ、そうです!
相談者:
アハハハ(笑)
三石由起子:
そうそうそう。
相談者:
ハッハッハッフッフ(笑)
三石由起子:
クフ(苦笑)頑張って!
相談者:
はい、ありがとうございます!
三石由起子:
はい
相談者:
すいません
三石由起子:
できるできる!
相談者:
はい、ありがとざあす。・・◆#$
(再びパーソナリティ)
「ありがとざあす」
馴れ馴れしい口の利き方の63歳。
今日は、破れかぶれで昭和初期の風潮を押し付ける三石先生。
金に糸目を付けずに、このまま養ってあげれば良い。
28歳、38歳、48歳...
ぼ〜っとしているうちに、8050問題にハマり込む。
そうなったらなったで、まぁその時ということで。
このお父さん、娘に厳しく教育した事ないんでしょうね。
子供3人もいたのに奥さん専業主婦だし、、
次女はぬるま湯に浸かり切って、抜け出す勇気が無いのかな?
三石先生のコメントも時代錯誤過ぎて!
女は働かなくて良い?いつの時代?
兎に角長女の旦那やいずれ結婚する長男の嫁には自立出来ない次女の件で絶対に迷惑掛けないでほしいわ。
このまま次女を甘やかしたら、将来孫にまで呆れられるよ?
三石先生のファンだけど今回の回答は全く共感できなかった。
引きこもりの娘なんて、両親が亡くなった後、姉と弟が迷惑するに決まってる。
この相談者は妻と子供を一馬力で養えるほど稼ぎがあるんだろうけど、下手に稼ぎがあると子供が甘えて自立しなくなるという悪い見本のようだった。
とにかく呑気に構えてないで、医療機関や引きこもり支援センターに相談した方がいい。
困った、困ったと言って、28才次女としっかり向き合わない相談者も問題だが、三石先生のアドバイスも時代錯誤で、相談の回答になっていなかった。
なんて大らかな喋り方のお父さんなんでしょー?飲みの席で、同僚に愚痴ってるおじさんそのもの!数日前の、目も不自由でうつ病だという男性との喋りかたのギャップに驚きました。いやはや、色んな人がいて実に面白い!テレフォン人生相談♪
最初は何もせず、部屋で引きこもってるお嬢さんかと思いきや、ご飯まで作ってくれてる⁉︎
相談者が言う、威勢のいい三石女史のアドバイスもなんだかずっこけました。あーそういえば昔、JJやCanCamに出てる読者モデルの若い女性ってよく「家事手伝い」って書いてあったっけ〜。懐かしい!
一度も真剣にこの娘さんと向き合ったことがないようなこのお父さん。ここらでビシッと襟を正して父親の威厳を見せる時です!