借金返済一度も滞りナシと胸張る77歳が回答に醸し出すソレじゃない感
(回答者に交代)
塩谷崇之:
はい、こんにちは。
相談者:
あ、こんにちは、よろしくお願いします。
塩谷崇之:
はい。
えー、23年前にい、
相談者:
はい
塩谷崇之:
会社が、倒産をしたと。
相談者:
はい、はい。
塩谷崇之:
で、もう、会社自体は、もう・・
相談者:
もう、無いですね。
塩谷崇之:
無いんですね?
相談者:
はいはい。
塩谷崇之:
で、ええと・・保証協会の、保証がついていて。
相談者:
はい、はい。
塩谷崇之:
で、さらにその保証協会、の、保証人のような形・・
相談者:
そうですね
塩谷崇之:
に?
相談者:
借り入れの時の、保証人を立ててくれということで、まあ・・
塩谷崇之:
はい
相談者:
妹の、亭主に、お願いして、
塩谷崇之:
はい
相談者:
だ、借りたのが、1600万。
塩谷崇之:
はい
相談者:
で、それ以前に、保証人無しで借りてたのが、1000万。
塩谷崇之:
はい
相談者:
という・・ことで、ま、
塩谷崇之:
うん
相談者:
現状、さっきもお話したんですけど、その・・(吸って)保証人立ててる方は、あの、かなり、一生懸命、返済してきたもんですから、今、350万ぐらいなんですね?、残高が。
塩谷崇之:
はい
相談者:
でー・・ま、1000万の方は、1万円ちょっとしか返済できてませんから、まあ、750万ぐらい、まだ、あるわけでㇲ。
塩谷崇之:
うーんん・・
相談者:
で、両方で、まあ、1100万ぐらい、まだ・・残っとるわけなんですけどねえ。
塩谷崇之:
なるほど。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、あなたあ・・そのまあ、保証人立ててない方ね?
相談者:
はい
塩谷崇之:
あのう、まあ、プロパー、で、銀行、ええーと、
相談者:
はい
塩谷崇之:
か、借りているやつかな?
相談者:
はい・・
塩谷崇之:
や、そちらの方・・は、えええええ、15000円ずつ返済していてえ、
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、ええ、妹さん・・の、ご主人が、保証人になってる方は、妹さんのご主人が、保証協会に返済をし。あなたが、妹さんに、4万円ずつ渡しているという、
相談者:
そうですね、そうですね。
塩谷崇之:
ことですね?
相談者:
はい、はい、はい。
塩谷崇之:
ああ・・で、合計、5万5千円ずつ、
相談者:
そうですね。毎月、はい。
塩谷崇之:
・・ええ、あなたが、まあ、
相談者:
え、そう、そう
塩谷崇之:
返済の負担をしているということですね?
相談者:
そういうことです、はい、はい。
塩谷崇之:
はい。
えと、今、あなたの・・収入というのは?
相談者:
収入はですねえ、こうやって自営業長かったものですから、
塩谷崇之:
はい
相談者:
年金そのものは・・大したことないんですね。
えーと、年間で、120万ぐらいです。
塩谷崇之:
年間で120万。
相談者:
はいはい。
塩谷崇之:
月10万程度っていうこと?
相談者:
そうですそうですねえ。
塩谷崇之:
うん
相談者:
でえ・・(吸って)・・まあ、本当に、あの・・さっきも、お話したんですけど。 コロナ以降、その、売上がもう・・まあ、ガタガタになりまして。
塩谷崇之:
うん
相談者:
まあ、本当に少ない時は、年、間、で、2、300万しかないような、売上・・ですんでね?
塩谷崇之:
うん
相談者:
なかなか、その、返済・・あの、大変やもんですから、 それこそ、ちょこまか、他のとっからも、借りて、みたいな形で・・その、保証人がかかってるもんだけは、迷惑かけられないということで・・あの、結構、今まで、ずっと、来とるんですけどねえ。
塩谷崇之:
ああ・・
相談者:
ええ
塩谷崇之:
なるほど。
相談者:
ええ。
塩谷崇之:
で、その、保証協会の方に、
相談者:
はい
塩谷崇之:
返済しているもの以外に、
相談者:
ええ・・◆#
塩谷崇之:
負債が、
相談者:
あります。
塩谷崇之:
負債があるんですね?
相談者:
あります。はい。
塩谷崇之:
全部で、いくらぐらいあるんですか?
相談者:
1000万近くはありますねえ。
塩谷崇之:
あっ、1000万ぐらい?
相談者:
あいはい
塩谷崇之:
そうすると・・まあ、あなたの今、収入が月10万ぐらい。
相談者:
ええ。
塩谷崇之:
・・それは、ね、年金と?・・
相談者:
ね、
塩谷崇之:
年金だけですか?
相談者:
年金・・ですから、あのう、ええっと、女房の年金が、やっぱり10万ぐらいありますからあ。
塩谷崇之:
うん
相談者:
まあ、それで・・何とかいけとるんですけどねえ。
塩谷崇之:
普通に生活をしていく上では、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
いくらぐらいだったら、その、返済に回せるような感じですか?
相談者:
・・普通に生活してたら、それこそ、返済に、なかなか回せないですけど(含み笑い)普通に返済・・あの、生活、できてない状態ですからねえ。
塩谷崇之:
なるほど。
相談者:
ええ・・
塩谷崇之:
そうすると、まあ、いつまで経っても、借金は返し終わらないと。
相談者:
そう、そうなんですよねえ。
塩谷崇之:
いう、状態ですよねえ?
相談者:
そうなんですよねえ。
塩谷崇之:
でえ、今、あなたが76歳で、
相談者:
はい
塩谷崇之:
まだね、あのう・・お元気、
相談者:
ええ、ええ。
塩谷崇之:
な、ようでは、ありますけれどもお。
あなたが、もし、亡くなった場合にはね、
相談者:
そうなんですよね、
塩谷崇之:
まあ・・う、奥さんは・・
相談者:
色々迷惑かかるもんですからねえ。
塩谷崇之:
奥様とか、
相談者:
ええ・・
相談者:
その、2人のお子さんのところに、
相談者:
はいはい・・
塩谷崇之:
借金が行くことになってしまいますよね?
相談者:
ええ・・そうですよね。
塩谷崇之:
うんん・・なるほど。
相談者:
ですから、それだけは、なんとしても・・やっぱりね、避けたい、
塩谷崇之:
うん
相談者:
と思っとるんですけどもお。
塩谷崇之:
うん
相談者:
(吸って)だから、それこそぉ・・まあ、(含み笑い)これ、20年以上・・1ヶ月も、あの、遅れることなしに返済・・まあ、してきとるわけなんですね?
塩谷崇之:
うん・・
相談者:
だから、当たり前なんですけど、借りたもんですから。
塩谷崇之:
うん
相談者:
ですけど、まあ・・(吸って)本当に、ここんとこ、非常にやっぱり、売上もねえ、厳しくなったり・・ま、体力的にも、それこそ・・(含み笑い)やっぱり、落ちてきてますんでねえ。
塩谷崇之:
うんん・・
相談者:
なんとか、その、国、で、そういう、救済・・の、策って言いますか、そういうものの制度が・・(吸って)ないのかな?、ということを、ちょっと、お聞きしたいなあと思いまして。
塩谷崇之:
うんん・・
あのう・・まあ、救済するための制度といってね?
相談者:
ええ
塩谷崇之:
まあ、そのう・・ま、国の方から、何か、こううう・・融資を受けて、借金を、返済するとかっていうのは・・実際、こう、あなたの方に、返済能力があればね?
相談者:
ええ
塩谷崇之:
例えば、今は、あ、収入がないけれども、これから収入が、劇的に増えるだろうとかですね、
相談者:
あーあ・・
塩谷崇之:
そういうのがあれば、なんか、色々・・融資を受けてっていうことは、できるかもしれませんけれども。
相談者:
ええ、まあ、融資、ということじゃなくてですね、先生、
塩谷崇之:
うん
相談者:
その・・まあ、免、除、してもらえるような、方法はないのかな?ということなんですわ。
塩谷崇之:
うん・・
え、免除してもらう方法としては、
相談者:
はい
塩谷崇之:
いわゆる、自己破産というものとお、
相談者:
あーあー
塩谷崇之:
それと、あと、まあ、 個人再生手続きというのが・・
相談者:
あーー
塩谷崇之:
あるんですね?
相談者:
あーあ・・
塩谷崇之:
えーと、あなた、23年前に、その、会社が倒産 した時には、その、破産の手続きとかは取らなかったんですか?
相談者:
う、法人は、自己破産しました。
塩谷崇之:
ああ、なるほど。
相談者:
はい
塩谷崇之:
個人の方は、しなかった?
相談者:
個人は、しません、はい。
塩谷崇之:
うん・・なるほどね。
相談者:
はい
塩谷崇之:
で、今のあなたの、おお、まあ、借金の状況を伺う限り、
相談者:
ええ・・
塩谷崇之:
ええと、あなたはもう、支払いを、続けていくことは、多分、難しいと思うんですよね?
相談者:
ええ
塩谷崇之:
もう、いくら支払っても、あのう、借金がなくなんない・・おそらくそのう、保証協会以外のところへの返済も、滞っているわけでしょ?
相談者:
あのう・・いや、滞っては、い、ま、せ、ん。
塩谷崇之:
滞ってはいない?
相談者:
と、うん。とどこ・・こわ、だから、保証協会も、1回も、滞ってないです。
塩谷崇之:
あ、そうなんですね?
相談者:
はいはい。
塩谷崇之:
うん。
ま、一つの方法としてはね?
相談者:
ええ
塩谷崇之:
まあ、自己破産をして。
今まで一生懸命返してきたわけですから。
相談者:
ええ
塩谷崇之:
おそらく、免責っていうのも受けられるとは思うんです。
相談者:
ええ・・
塩谷崇之:
そうすると・・まあ、そこで、あの借金・・の、支払い、義務っていうのは、なくなりますんで。
相談者:
ええ・・
塩谷崇之:
自己破産をするというのが一つの方法ですよね?
相談者:
まあ、それは知ってますけどねえ。
塩谷崇之:
はい。
で、ええ、あと、あの、個人再生手続というのがありますけれども。
相談者:
ええ
塩谷崇之:
これは、まあ、自己破産ではなくて、その・・まあ、払えるだけの金額を、3年間なり5年間なり、支払えば、残りは免除しますよという制度があります。
相談者:
うん、ああ・・
塩谷崇之:
はい。
ただこれは・・定期的な収入が、ある、方でないと、
相談者:
ええ、ええ。
塩谷崇之:
なかなか難しかったりするんで。
相談者:
ええ、ええ。
塩谷崇之:
えー、そのあたりは、弁護士とかに相談をしてね?
相談者:
ああ・・
塩谷崇之:
え、果たして、その、個人再生手続きっていうのが、利用可能かどうか・・っていうことは、聞いてみた方がいいと思います。
相談者:
ああー、はいはい。
塩谷崇之:
え、それから・・えっと、今、資産としては、その、持ち家とかがあるんですか?
相談者:
あ、持ち家あります。
塩谷崇之:
えーと、それは、あなた個人名義?
相談者:
そうですね。
塩谷崇之:
あああ。
定当権とかはついてるんですか?
相談者:
定当権は、いっぱいついてます。
塩谷崇之:
いっぱいついている?
相談者:
ええ・・
塩谷崇之:
ああ・・そうすると、まあ、自己破産した場合には、場合によってはこれ・・定当権・・実行されて。
相談者:
うん
塩谷崇之:
あるいはその、破産手続の中で、処分されて・・住む家は、失うことになるかもしれない、ですね。
相談者:
ええ・・
塩谷崇之:
それは覚悟しないといけない・・
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
とは思います。
だから、まあ・・お話を伺う限りではあ、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
おそらく、えっと、自己破産をするのが一番、あなたにとっては、いいのかなあと、
相談者:
ああ・・
塩谷崇之:
思いますね。
あの、家は、失うことになりますけれども。
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
その代わり、借金の返済がなくなりますからあ。
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
まあ、賃貸住宅か何かに住んで、という、ことは、できるようになるとは思います。
相談者:
ああ・・
塩谷崇之:
はい。ただ・・あなたが自己破産をしたとしても、連帯保証人になってる、妹さんのご主人、の、返済義務がなくなるわけではないです。
相談者:
うん、うん、そうそう。
塩谷崇之:
はい。
だから、そういう意味では、迷惑をかけないという約束をしていたとしても・・
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
やっぱり、迷惑は、かけることにはなってしまいますね。
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
ただ、あなた、が、その、自己破産をすることによって、他のところへの借金の支払いがなくなれば・・
その、他のところへの支払いがなくなった分を、妹さんのご主人の方に、回すということが、将来的にはできるかもしれないですね?
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
ただ、妹さんのご主人が、保証人として、保証協会に対して債務を追い続けるというのは、ああ・・まあ、これは、やむを得ないことですので。
相談者:
うん・・
塩谷崇之:
はい、そこは、覚悟してもらわないといけない。
相談者:
ああ・・
塩谷崇之:
でも、妹さんのご主人にとっても、おお、悪い話ではない、とは思います。
あなたが自己破産することは。
相談者:
はい、わかりました。あのううホホホ(苦笑)
塩谷崇之:
そうですね・・
相談者:
はい、はい、(含み笑い)わかりました。はい、あ、ありがとうございました。
塩谷崇之:
はい。なのでね?
相談者:
はい、はい。
塩谷崇之:
あの、そこは、でも・・あの、先ほどね、申し上げた、ちょっと、個人再生というのね、
相談者:
はい・・
塩谷崇之:
手続きも、一応、ありますんで。
相談者:
はい
塩谷崇之:
場合によっては、それでその・・住宅をね、競売にかけられずに残すことができる、場合もありますんで。
相談者:
ああ・・
塩谷崇之:
そこは、一度、最寄りの、おお、弁護士さんにね、あるいはそういう、ま、債務整理とかをやってらっしゃる、え、専門家の方に、
相談者:
ええ
塩谷崇之:
一度、相談をしてみた方がいいとは思います。
相談者:
うん、うん、はい、はい。
塩谷崇之:
うん。で、自己破産、決してあの・・怖いもんではないですから。
相談者:
ええ
塩谷崇之:
あの、一つの、まあ・・国民としての、権利と言っちゃ、ちょっと言い過ぎかもしれませんけれども。
相談者:
ええ
塩谷崇之:
一生のうち、一度は、切っても、いい、カードですので。
相談者:
うん・・はい。◆#$
塩谷崇之:
はい。あのううう、で、自己破産をすることが、他の人、にとってのね?、ま、債権者に対するそのう、裏切りというか・・債権者に、迷惑をかけることになるというふうに思うかもしれないけれども。でも、債権者の方も、中途半端に、延滞されるよりは、スパッと自己破産してもらった方が、いいという、こともありますので。
相談者:
・・
塩谷崇之:
一度、きちんと、そこはね・・あの、専門家に相談されて、整理を、して。
相談者:
・・うん
塩谷崇之:
で、ええ、あなたの息子さん、娘さんに、迷惑がかかんないように。かつ、妹さんの旦那さんにも、できる限りの、償いというかね、埋め合わせを、してあげるという、そういう選択をされるのが、多分、あなたにとっては一番いいんじゃないかなと思います。
相談者:
うん。わかりました。はい、ありが◆#$%□
塩谷崇之:
はい。もう一度、今井先生に替わりますね。
相談者:
はい
(再びパーソナリティ)