5年後の離婚と再婚を取り付けたズルい59歳の男の口だけ自責
テレフォン人生相談 2016年2月22日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 1年前から家族と別居中の男59歳 離婚する予定の妻51歳 長男25歳 長女22歳 次女17歳 離婚後に結婚する予定の女41歳
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし?
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
加藤諦三:
最初に、年齢を教えてください。
相談者:
はい、59歳です。
加藤諦三:
59歳。
結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい
相談者:
妻、51歳です。
加藤諦三:
51歳。
お子さんは?
相談者:
はい、3人おりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
長男が25歳、
加藤諦三:
はい
相談者:
長女が22歳
加藤諦三:
はい
相談者:
次女が17歳です。
加藤諦三:
はい。
で、今は、そうすと、5人で暮らしてんですか?
相談者:
えーと、1年前から、私が1人で、家を出て別居しております。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすと今は、1人暮らし、ということですね?
相談者:
そうです、はい。
加藤諦三:
離婚、か何(なん)かしてるわけではないんですね?
相談者:
えーと、離婚の話は、もう、ついておりますが、
加藤諦三:
あ・・
相談者:
あのお、
加藤諦三:
はい
相談者:
形式的な、その、離婚届は、まだ、今から、5年後に、出すと、いう、約束になっております。
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな、相談ですか?
相談者:
私の、その、子供に対する、自分の気持ちいー、が、どうコントロールしていいのか?が、分からないんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
子供に対して、と、それから、あの、同時に妻に対してえ、もですが、
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
この別居の原因というのが、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、私が6年ほど前から、その、別の女性と付き合っておりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、それで、いずれ結婚するという、約束には、今、もう現在なっているんですが、
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、その、別居を始めて以来ですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
すごく私の中でえ、自責の念が強くて・・
加藤諦三:
自責の念ていうのは、要するに、
相談者:
はい
加藤諦三:
自分の方に問題があった、ということ?
相談者:
そうです。
あのおー、別の女性と付き合って、それが原因で、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、別居し、
加藤諦三:
うん
相談者:
離婚するということになって、
加藤諦三:
うん
相談者:
尚且つ、その、別の女性とは、いずれ結婚するという話し合いをしておりますので、
加藤諦三:
うん
相談者:
妻と子供に対して、申し訳ないっていう気持ちが凄く、強いんです。
加藤諦三:
ああ、申し訳ないっていう、ああ、ね?
それで、この、相手の女性っていうのは今何歳ぐらいの女性ですか?
相談者:
今41です。
加藤諦三:
41歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
何年ぐらい付き合ってんの?
相談者:
えーっと、6年、前ぐらいからです。
加藤諦三:
ふうん
相談者:
あのお、私い、は、その、家庭との中で、すごく孤立感を感じておりましたので。
加藤諦三:
うん
相談者:
はい
加藤諦三:
その、奥さんと、子供3人ていうのが、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、仲良くて、自分1人が、孤立してるって感じだったの?
相談者:
そうですね。
そういう気持ちは、強かったです。
加藤諦三:
ふう~ん
相談者:
私は、あの、この、3人の子供の中の、長男と、
加藤諦三:
うん
相談者:
小さい頃、中学生ぐらいまでえ、の頃はすごく仲が良かったんです。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、出掛けるう、のも長男と一緒の、ことが、あのお、ほとんどでしたし。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、その長男が、高校に入っ、たぐらいの頃から反抗期になって、
加藤諦三:
うん
相談者:
私と出掛けえ、る、ん、ことが少なくなったり嫌がったり、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、嫌がるう、までは、いかないにしても、一緒にどっか行ってもほとんど口を利かなくなったりっていうことで、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、ちょっとあのおー、鬱っぽい状態になってしまって。
加藤諦三:
あ、あなたが鬱っぽい、なったってことね?
相談者:
そうです、はい。
加藤諦三:
ええ
相談者:
で、それが原因で、そのお、あの、家内とも話をあんまりしなくなったりっていう事情はありました。
加藤諦三:
うん、うん。
で、奥さん当然、恋愛結婚ね?
相談者:
いえ、見合いです。
加藤諦三:
あ、お見合いですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
お見合いから始まった、だけど、熱く燃えるってことはなかったの?
相談者:
そうですねえ。
あのお、見合いをしてから、あのお、式を挙げるまでの期間が、すごく、短くて、
加藤諦三:
うんうん
相談者:
私は、その、当時、その、「早く結婚したい、したい」っていう気持ちが物凄く強かったもんですから。
加藤諦三:
えーと、何歳ですか?結婚したのは、にじゅ・・
相談者:
えー、さん、31の、時ですね。
加藤諦三:
31歳。
今の時代から考えても31歳は決してその、あの、遅いわけじゃないけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
「結婚したい、結婚したい」ってのは、どう、いうことかしら?
相談者:
う~ん、ま、結婚ということ自体に憧れていたっていうか。
加藤諦三:
ああ~、う~ん
相談者:
はい
加藤諦三:
それで今、まあ、こういうことになって、
相談者:
はい
加藤諦三:
で、奥さん、と、その、別居する時には、な、長く話し合ってるわけですよね?
相談者:
そうですね。
あの、別居するに、あたっては、いろんな、その、条件、を、あの、決め事っていうのを、
加藤諦三:
はい
相談者:
書面にしまして、
加藤諦三:
ええ
相談者:
離婚届を出す時期であるとか、
加藤諦三:
ええ
相談者:
生活費を、とって・・
加藤諦三:
生活費の問題とかね?
相談者:
はいはい
加藤諦三:
そうすと・・
相談者:
慰謝料も払いました。
加藤諦三:
そうすると、そういうようなね?
相談者:
はい
加藤諦三:
そういう条件を、話し合う前の段階ね?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたが言った、妻とも子供とも、会話がなかったという、
相談者:
はい
加藤諦三:
その会話がない時っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
やっぱり、会話がない、だけではなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
何となく、敵対的な沈黙だったんでしょ?
黙っているけれども、敵対しているっていう。
相談者:
はい、はい、そうだと思います。
加藤諦三:
う~ん・・
で、それにも関わらず、
相談者:
はい
加藤諦三:
んー、別居してみると、今、自責の念に駆られて、
相談者:
はい、あのお・・
加藤諦三:
ん、む、むしろ、元に戻ろうかっていう、ことも考えてるってこと?
相談者:
いえ、それはないです。
加藤諦三:
それはないですか?
相談者:
はい、それはないです。
加藤諦三:
ただ、自責の念をどうしたらいいか?っていうような、ことね?
相談者:
そうですねえ。
あのお、何かにつけて、あの、昔の、子供が可愛かった頃のことを思い出して泣いてしまったりとかあ。
加藤諦三:
あ、1人で泣くってことがあるわけですか?
相談者:
そうですう。
あの街で、
加藤諦三:
ふうん
相談者:
子供が好きだったキャラクターを見かけたり、とかあ・・
加藤諦三:
そうすると、もう、1人で陰え、に入って、じいーっと泣いちゃう?
相談者:
そ、そうですね。
ま、じいーっとというか、もう、時には大声で、
加藤諦三:
大声で。
相談者:
「うわあー!」っと泣いてしまう、ことも、
加藤諦三:
う、うんん
相談者:
あります。
加藤諦三:
だけど、奥さんに対してはそういう状況とは違うわけね?
相談者:
妻に対しては、自責の念、「申し訳ない」っていう、気持ちい、が、もう、凄く大きいっていう・・
加藤諦三:
あ、奥さんに対しても、「申し訳ない」っていう気持ちがあって、子供に対しても「申し訳ない」って気持ちがあると?
相談者:
はい。
で、子供に対しては「申し訳ない」っていう、気持ちの他に、あのお、「寂しい」っていう、
加藤諦三:
うん、うんん、なんかね。
相談者:
気持ちがプラス、プラスされます。
加藤諦三:
「あいつどうしてんだかなあー?」っていうことだよね?
相談者:
そう、そうです、はい。
加藤諦三:
うーん。
だけど、離婚の決意が、変わってるわけではないと、いうことですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
で、自分はどうしたらいいか?ってことね?
相談者:
はい、そういうことです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
今日はあの、スタジオにですね、幼児教育研究の、
相談者:
は・・
加藤諦三:
大原敬子先生がいらしてるので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
お願いします。
(回答者に交代)