妻の嘘。跡をつける夫。苦しさゆえに離婚を告げる62歳を見捨てられない妻
テレフォン人生相談 2016年7月19日 火曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者:男62歳少々身体が不自由 妻56歳会社勤め 再婚どうしの結婚20年 長女37歳 長男33歳 2人共結婚して家庭を持っている
今日の一言: 何事も当たり前と思うな。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、お世話になります。
加藤諦三:
はい、最初に、年齢を教えて下さい。
相談者:
えーと、62歳。
加藤諦三:
62歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい、してます。
加藤諦三:
奥さん、何歳ですか?
相談者:
えーっと、56歳です。
加藤諦三:
56歳。
相談者:
はい
加藤諦三:
お、お子さんは?
相談者:
長女が37。
加藤諦三:
37歳。
相談者:
長男が33歳です。
加藤諦三:
それで今、お2人共、家を出てるんですか?
相談者:
はい、もう両方とも結婚してます。
加藤諦三:
あー、そうすと、今、お2人で暮らしているんですね?
相談者:
はい、はい。
加藤諦三:
はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
えーと、私ども、あの再婚同士なんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
妻がですねえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
去年からちょっとお、不倫の疑惑がありましてえ、
加藤諦三:
あー、疑惑?、してるという事が分かった訳ではないんですね?
相談者:
あのお、旅行にですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
「行く」と言ってですねえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、それまあ、半年前になるんですけどお。
加藤諦三:
はい
相談者:
「友達と旅行に行く」って言ってですねえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、その「旅行に行く」っていうの、嘘だったんです、「友達と行く」っていうのが。
加藤諦三:
ああん
相談者:
泊まりでですね。「泊まりに行く」って言ってたんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、突然、その前の日に、あのお、旅行を、キャンセルしたわけです。
加藤諦三:
「旅行に行く」と言っていながら、
相談者:
ええ
加藤諦三:
キャンセルした、という事ですね?、はいはい
相談者:
はい、前日にですね?
加藤諦三:
はい
相談者:
あ、友達のお母さんが、具合が悪くなるからって。
加藤諦三:
はい
相談者:
旅行をキャンセルしたわけなんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
おかしいなあ、思って、色々・・調べたら、その、友達に、聞いたわけです。
加藤諦三:
はい
相談者:
そしたら、あのお、「わたしの妻と旅行に行くように予定は・・してないですよ」って言われたんです。
加藤諦三:
うーん
相談者:
して、それまでも、あのお、ちょっとおかしいから、跡をつけて・・みたり、したらですね?
加藤諦三:
はい
相談者:
全く方向・・違う方向に行くわけです、友達の家じゃない方に。
加藤諦三:
あ、この友達っていうのは、その「旅行に行く」と言った、
相談者:
あ・・
加藤諦三:
友達の話ですね?
相談者:
あ、また違う話です。
加藤諦三:
また、違った友達の話?
相談者:
はい、違う友達のとこに・・行くからって、遊びに出て行ってですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
跡ちょっとつけに行ったら、真反対に行くわけです。
加藤諦三:
はい
相談者:
「おまえ、今日、そこの、ちゃんと、友達んとこ、真っ直ぐ行ったのか?」言ったら、
「うん、そのまま真っ直ぐ行った」って言う訳です。
加藤諦三:
はい
相談者:
「ああ、そうか」って聞いてたんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、またあ、次の週、「どこどこの駐車場で待ち合わせして・・友達と行くから」って、また出て、出掛けて行ったわけです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、おかしいなあ、って、その駐車場見に行ったら、車が無いんですよね。
加藤諦三:
はい
相談者:
ほんで、帰って来て、尋ねると、また、「車・・停めて、ちゃんと行ったんか?」言うたら、
「ちゃんと行った」言うわけです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、「車は、駐車場どうだ?」と、あの・・「いっぱい停まってたかい?」言うたら、
「うん、停まってた」ちゅって、
加藤諦三:
はい
相談者:
そやって、まあ、嘘を付くわけなんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
んで、ま、それからあのお、「旅行に行く」っていうのが、今から半年前の事ですけど。それから、ずーっとですね?
加藤諦三:
うん
相談者:
自分に、き、気持ちが整理が付かなくて、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお、4日前ですか?、りこ、妻に、ま、「離婚・・したいから」っちゅう事で・・「財産、この、こういうふうに分けるから、いいか?」っちゅって話したわけです。
加藤諦三:
そんな4日前に、突然、離婚を言い出したんですか?
相談者:
わたしが、もう、あのお・・言ったんですね。
加藤諦三:
うん
相談者:
妻はまあ、「いつでも、離婚はしてもいいよ」っちゅって言ってたんです、けんか・・
加藤諦三:
あ、あのお、要するに、離婚の話はあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、4日前以前から、ずーっと前から出ていたという事ですね?
相談者:
うん、それはあのお、あの、「離婚・・は、いつでもしてもいいよ」っていうのは、言ってたんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
あの、わたしが、その、色々問い詰める時にですね?
加藤諦三:
はい
相談者:
言った時に。
加藤諦三:
はい
相談者:
ほいで・・ま、4日前にわたしも、自分の気持ちに、もう、整理付けよう、思ってですね?
加藤諦三:
はい
相談者:
4日前に「離婚したい」と。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、「財産・・こういうふうに分けるから、いいか?」って言ったら、ま、女房も、それで了解してくれたわけです。
加藤諦三:
はい
相談者:
で・・あくる日にですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
朝になったらですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、わたし、ちょっと体が若干、不自由な、面があるんで、
加藤諦三:
はい
相談者:
どうしても、わたしを、あのお、置いて出るに、のはですね?
加藤諦三:
はい
相談者:
いけないんじゃないか、いう事で、なんか色々考えたらしいんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、「ご飯も・・作るのは大変だろうから」って、まあ言い始めてですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、そういう話は、わたし、して来たわけです。
加藤諦三:
うん
相談者:
はあ、すると、わたしもちょっと、そういう事を思ってくれてるんかな?、思ったら、あの離婚するって、勢いがちょっと・・無くなってですねえ、どうしたら良いか、ちょっと悩んでるんですけどねえ。
加藤諦三:
うん・・お互い再婚同士という事ですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
要するに、結婚してから、どのぐらい経つんですか?
相談者:
20年です。
加藤諦三:
20年?
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすっとお、20年前は、今と違って、信頼関係はあったわけですね?
相談者:
ありました、ありました。
加藤諦三:
それで、いつ頃からですか?、その信用出来ないっていうふ・・なっと、
相談者:
だから、ちょうど、も、1年ま、ぐらい前ですかね?、もう・・
加藤諦三:
い、1年ぐらい前ぐらいからあ、
相談者:
信用がいえ始めたのが。
加藤諦三:
んまあ、い、あのお、言う事お、が、信頼、信用できないと。
相談者:
はいはい、はいはい
加藤諦三:
それまでは、
相談者:
それまで仲良くですね?、いってました、ちゃんと・・
加藤諦三:
あー・・ごく普通の、信頼関係であったんだけど、
相談者:
ええ、ええ
加藤諦三:
なんか、あなたの中にい、
相談者:
はい
加藤諦三:
気持ちの変化みたいの、この間には、なかったんですか?
相談者:
いや、なかったですねえ。
加藤諦三:
なかったですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
うーん・・そうすっと、あなたから見ると、奥さんの側の気持ちの変化という事ですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
それまで、奥さんは、非常に真面目な・・
相談者:
はい、普通に会社あ、勤めしてます。
加藤諦三:
あ、会社勤め?
相談者:
はいはい
加藤諦三:
で、あの、要するに、家庭でも、
相談者:
はい
加藤諦三:
会社でも、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、会社は見てないでしょうけど・・要するに、推測すると、非常に真面目な、女性であったわけですね?、あなたから見て。
相談者:
普通です、普通でしたね。
加藤諦三:
普通?
相談者:
はい
加藤諦三:
普通の主婦だった?
相談者:
はいはいはいはい
加藤諦三:
うーん、ん、なんか、心が触れ合・・ってないな、っていうような感じはなかったんですか?
相談者:
なかったですねえ・・思いつかないんですよ。
加藤諦三:
それで、あなたとしては、どういう事なのかな?、ま、一旦、「もう、別れよう」っていう事になって、ちゃんと財産まで、「こういう形で、別れよう」って事の、
相談者:
はいはい
加藤諦三:
話が、
相談者:
しました。
加藤諦三:
4日前に、
相談者:
はい
加藤諦三:
きちんとして、
相談者:
はい
加藤諦三:
ところが、翌日、
相談者:
はい
加藤諦三:
朝になってみたら、
相談者:
はい
加藤諦三:
ちょっと話が違っていた、と。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、離婚しようと思った決心が、ちょっと揺らいでしまってると。
相談者:
うん、そうです。
加藤諦三:
それで、どうしたら良いか?、っていう事ですね?
相談者:
そう、そう、そういう事です。
加藤諦三:
はい。今日はスタジオにですねえ、心についてのエッセイストとしてのお馴染みの、マドモアゼル愛先生がいらしてるので、
相談者:
はい、はいはい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
すいません。
(回答者に交代)