こんなチキン親父じゃ頼れない。DVに苦しむ娘と孫は友人宅に身を寄せる
テレフォン人生相談 2016年8月15日 月曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大迫恵美子(弁護士)
相談者: 男74歳 別居中の妻67歳 離れて暮らす娘38歳と婿養子と孫二人(15歳と10歳)
他に44歳の子供
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい
加藤諦三:
最初に、あの、年齢教えて下さい。
相談者:
70・・4歳です。
加藤諦三:
74歳?
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えーとお、奥さん何歳ですか?
相談者:
えーっと、60・・7ですか。
加藤諦三:
7歳?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、今あ、お二人で暮らしてるんですか?
相談者:
あ、そうです、はい、べ・・別に、う、家で、暮らしてます。
加藤諦三:
あ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
養子もらったんですよね。
加藤諦三:
はい、あ、
相談者:
養子もらったんだけ・・
加藤諦三:
そうすと、お子さんは、何人ですか?
相談者:
え、2人います。
加藤諦三:
2人?
相談者:
はい
加藤諦三:
何歳ですか?
相談者:
えーと、10歳と、15歳ぐらいです。
加藤諦三:
えっとお、お子さんではなくて、15歳と10歳っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
お孫さんですか?
相談者:
そうです、はい
加藤諦三:
ああ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
お子さんは?
相談者:
2人い、居ます。
加藤諦三:
2人?
相談者:
ええ
加藤諦三:
で、何歳ですか?、お子さんの方は。
相談者:
えーっと、片方は、40う、4歳と、
加藤諦三:
はい
相談者:
38ぐらいです。
加藤諦三:
38ぐら
相談者:
はい
加藤諦三:
それで?、このお、15歳と10歳というのは、どちらのお子さんの方?
相談者:
あの、2番目です。
加藤諦三:
38歳の?
相談者:
ええ、ええ、はいそうです。
加藤諦三:
はい、38歳の、これは、娘さん?、それとも、息子さん?
相談者:
あ、娘です。
加藤諦三:
お嬢さん?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、それで?
相談者:
えーと、あのお、何つかねー、最近また、あの、何だか、娘にちょっと、DVがね、あるようになりましてね。
加藤諦三:
娘というのは、この38歳の?
相談者:
え、ええ、が、あのお、
加藤諦三:
DV・・
相談者:
殴られたり、色々するらしいです。
加藤諦三:
あ、DVを、受けてる側ですね?
相談者:
ええ、そうです。
加藤諦三:
ひ、ひが、被害者の側ですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
相談者:
そでえ、あ、少し前だけどね。
加藤諦三:
はい
相談者:
母親を庇(かば)うっつたけど、それで、なんか、庇ってくれたらしいよ、そしたらね、一緒に、孫がやっぱりね、怪我してね。
加藤諦三:
その、15歳と10歳の、
相談者:
ええ、ええ、ええ
加藤諦三:
お孫さんが、い・・
相談者:
あの、母親を庇うっつたけね、
加藤諦三:
はい
相談者:
庇ったらしいよ、そしたら、い、一緒くたんに、やられちゃってね、あの、顔をやられたり、
加藤諦三:
はい
相談者:
足やられたりね、えー。アザなんか作ってえ・・来たんですがね。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、そのお・・これだけ激しい暴力っていうのは、どのぐらいの頻度で、行われてるんですか?
相談者:
大体、1年にい、2、3回ぐらい、あるわね。
加藤諦三:
あー
相談者:
はあ
加藤諦三:
これは、いつ頃から、始まってるんですか?
相談者:
そうですね、子どもお、小さい頃はねえ、小学校ぐらいからあって、それ一時的にあって、それで、そのまんま、なかったんだけど、また、最近ね、なんかおこかしくなって来てね。
加藤諦三:
・・という事は、あのお、暴力は、最初、子どもですか?、奥さん?、どっちですか?
相談者:
え、子どもじゃないね。
加藤諦三:
親の方に暴力が・・
相談者:
ええ、親の方へ、あの、やっぱりい、目の敵にしたり、やり方らしいですね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
ええ
加藤諦三:
それで・・その、子どもに向けてるわけではなくて、さっき言ったのは、子どもが庇った場合・・
相談者:
そうそうそう
加藤諦三:
に、子どもにも、
相談者:
え、あの、
加藤諦三:
暴力が及ぶと。直接、最初っから、子どもに暴力を振るってるわけではないんですね?
相談者:
いや、ないですね。
加藤諦三:
それで、最初っから、そんな何か、アザが出るほどの、凄い暴力だったんですか?
相談者:
え、え、そういう事もありました。ない時も、あったんですがね。
そういう時も、あのお、何か、大した事ないなと思ったら、やっぱりあの、そこら、あの、怪我しても自分は言わないだよね。そういう事は、一切。親には、それ隠してるらしくてね。
加藤諦三:
で、じゃ、言い出したのは、いつ頃からですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたが最初に、あ、その暴力があったな、って事が、分かったのは、い、何年ぐらい前・・
相談者:
え、そういう事は、小学校1年生で、子どもが、
加藤諦三:
あっ
相談者:
1年生ぐらいですから、
加藤諦三:
うーん・・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
それでその、ん、ご主人はあれですか?、ごく普通のサラリーマン?
相談者:
え、そうです。
加藤諦三:
うーん、で、仕事はきちんとしてるの?
相談者:
定職には、あんまり就かないです。
加藤諦三:
そうすると、その、経済的にはどうなってんですか?
相談者:
えーと、だから・・
加藤諦三:
働かない時は、
相談者:
とても、厳しいですね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
ええ、片方は、うちの娘は、ずーっと勤めてるの、片方は、それこそ・・1年かあ、よく行って2年だわね。そんな程度ぐらいで、もう、ダメなんですね。
加藤諦三:
そうすと、あなたの、その、38歳のお嬢さんの方が、働いて、生計を立てている、という事?
相談者:
ま、そういう事ですね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
ええ
加藤諦三:
で、もちろん恋愛結婚ですね?
相談者:
え、そうです。
加藤諦三:
で、今日の、相談というのは?
相談者:
え、だから、これも、これ、いつまでも、こんな状態で、行かないで、何とか、あれかな?、離婚に、踏み切った方がい、いいかな?ってような気もするんですけどね?
加藤諦三:
うーん
相談者:
ええ
加藤諦三:
だけど、お嬢さんは、離婚とか、離婚・・するとか、しないとかっていう事は、言ってないわけですね?
相談者:
いや、最近ちょこっと、言い出して来てね。「これじゃ、いつま、いつまで経っても、上手く行かないから」って事で言い出してね。
加藤諦三:
あー、はい
相談者:
ええ
加藤諦三:
で、その事は、あなたに言い出したという事ですね?
相談者:
え、そうです、あの、親にね、
加藤諦三:
ええ
相談者:
ちょっと言い出して。
それから、ちょっといいですか?
加藤諦三:
はい
相談者:
それ以外に、あの、家のローンがあるんだわね。
加藤諦三:
家というのは、この・・お嬢さんの家のローンですね?
相談者:
いや、そ、そうそうそうそう
加藤諦三:
はい
相談者:
それがあのね、わしらの方に全然連絡がなくてね。
2人で話し合って、買っちゃったらしいんだわね。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、このお、場合は、仮に離婚した場合には、あの、3、4年しかまだ経たないんだけれども、そのお、場合は、あれですか?、この親の方へも、なんか、払わなきゃいけ、いけないですかね?
加藤諦三:
いや、その、ローンを借りる時にい、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、あなたの方で、連帯保証になってるとか、なんか、保証、判子押してるんですか?
相談者:
ええ、わたしは、連帯保証人になってないです。
娘も、連帯保証人になってるんだけどね。
加藤諦三:
あ、お嬢さんが、連帯保証人になってるんで、あなたあ、は、別に、この・・
相談者:
ええ、何もないです。
加藤諦三:
えーと、か、何の関係はないわけですね?
相談者:
はい、はい、はい
加藤諦三:
そうすと、今日の相談としては、その、ローンの話とお、
相談者:
はい
加藤諦三:
こういう、暴力の・・話で、あなたはお嬢さんに対して、
相談者:
はい
加藤諦三:
どういう風な、態度を取ったら良いか?、っていう事ですね?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあの、スタジオに弁護士の大迫恵美子先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
(回答者に交代)