娘と孫のバトルを警察の力で鎮圧する女へ仲裁役の心得
テレフォン人生相談 2016年12月24日 土曜日
パーソナリティ: 今井通子
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 10年前にDVで離婚した女67歳 12年前に出産と同時に離婚した娘36歳 孫息子12歳
今井通子:
もしもしい、
相談者:
あ
今井通子:
テレフォン人生相談です
相談者:
もしもし
今井通子:
はい
相談者:
よろしくお願いいたしますう
今井通子:
はい、今日はどういったご相談ですか?
相談者:
はい、娘と、その息子、孫のことで、あの、お電話しました
今井通子:
はい
あなたはおいくつですか?
相談者:
わたくしは67歳です
今井通子:
67歳
相談者:
はい
今井通子:
お嬢さんはおいくつですか?
相談者:
36歳です
今井通子:
36歳
お孫さんは?
相談者:
12歳です
今井通子:
12歳
で、あなた自身はご主人いらっしゃいますか?
相談者:
いえ、あの、別れました
今井通子:
何年前ぐらいに?
相談者:
10年ぐらい前です。
今井通子:
10年前
相談者:
はい
今井通子:
ちょっと、込み入ったこと伺いますけど
相談者:
はい
今井通子:
理由は何でした?
相談者:
あ、理由はですね、暴力ですね。
今井通子:
あー
相談者:
最終的には、はい
今井通子:
これ、ずっと?
相談者:
ええ、若い時にも、娘たちにも、ありましたしい、
今井通子:
はい
相談者:
も、結婚してすぐに、わたくしにあって、それから、ま、連続ではなかったんですけどもお、
今井通子:
はい
相談者:
やっぱり、もう、それに従うしかなくてね、
今井通子:
うん
相談者:
もう、何もわたしは、あのう、反抗することも出来なくて、
今井通子:
はい
相談者:
最終的な暴力で、もう、わたくし自身はもう、いっぱいいっぱいだったものがあ、
今井通子:
うん
相談者:
も、そこで完全に切れちゃって、
今井通子:
はい
相談者:
あたくしの方から、どんなことがあっても、もう別れると。
今井通子:
はい
相談者:
いうことを決めて、
今井通子:
はい
相談者:
出てきました
今井通子:
なるほど
で、お嬢さん、今、12歳のお子さんいらっしゃるっていうことは、もう結婚してらっしゃるわけでしょう?
相談者:
そうなんです。
あの、結婚してたんですけども、
今井通子:
で、お嬢さん、あの、お嬢さんのご主人は、
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、何歳?
相談者:
そっすると、38なんですけども、
今井通子:
はい
相談者:
このお、娘も、結婚して子ども生まれたと同時に別れましたs。
今井通子:
お別れになった、理由は何でしょう?
相談者:
あのお、まだその時はね、
今井通子:
はい
相談者:
入れ墨はしてなかったんですけれども、
今井通子:
あー
相談者:
ああ、可愛い、自分のね、我が息子が出来たら、この子にも入れ墨、とかっていうようなことを聞いちゃったらしくって、
今井通子:
なあるほど
相談者:
ええ
訳も分からなくて、自分で早まっちゃったな、と思ったときには、もう・・まあ、結婚式も挙げたりしてえ、
今井通子:
ふうん
相談者:
うん、だけど、生まれ出てきて、あまりにも可愛い、息子の顔見たら、こりゃあもう、どんなことしてもあたしは、どうにかしなくっちゃって思ってえ、戻ってきたけど、赤ん坊、で、自分一人では暮らすことが出来なくってえ、
今井通子:
はい
相談者:
まあ、あたくしたち、まだそんときは、あたくしはまだ、
今井通子:
うん、ふん、引っ越してない
相談者:
あの、暮らしてましたけどね。
あの、そこにい、戻ってきたわけです。
今井通子:
なるほど
相談者:
あのお、初めてでしたけどお、えとお、おととい・・
今井通子:
はい
相談者:
か、先おとといか、あ、もう、あたしはあまりにも、すごいそのお、娘とお、孫のケンカっていうか、もう・・
もちろんママの方が、強いんですけどね、
今井通子:
はい
相談者:
大立ち回りを、何度もしてるんですけど、久しぶり、一ヶ月ぶりぐらいの大立ち回りをして、
今井通子:
はい
相談者:
もう、押さえつけちゃってえ、
今井通子:
はい
相談者:
もう・・・感情的になって、もう、息子が、もう、羽交い締めっていうか、もう、うつ伏せの、もう、あの、馬乗りになられてね、
今井通子:
ええ
相談者:
暴言でもう、「お前なんか育てるもんかあ!」と言って、もう、あのお、「お前なんか、子どもじゃねえわあ!」って言って、そのなんて言うんですか、ほんとに暴力、暴言、そいで小さいときから、あのお、あたくしの、その孫にね、
今井通子:
ええ
相談者:
かなりの、あのお、手を上げて育ててきたみたいです。
だけど、孫は大好きで、ママが。
いつも謝って「ごめんなさい」って言って、
今井通子:
ふん
相談者:
あの、「お前なんかもう、野垂れ死ねえ」なんて、言われようが、
何しようが、もう、一生懸命ね、もう、謝ったりしてね、
今井通子:
はい
相談者:
とにかくう、そのお、ママに捨てられないように頑張ってきた
今井通子:
ふうん
相談者:
きたのをわたくしは、あの、たまに手伝いに行ってね、見てるんですよねえ。
今井通子:
うーん
相談者:
だからその、
今井通子:
ちょっと待って。
相談者:
はい
今井通子:
要するに、お嬢さんは、
相談者:
はい
今井通子:
えー、ご主人と別れたのは、
相談者:
はい
今井通子:
可愛い息子を、
相談者:
はい
今井通子:
自分でえ、まあ、要するに保護しようっていうか、
相談者:
そうです
今井通子:
育てようと、思ったんでえ、
相談者:
そうなんです、はい
今井通子:
そのお、おかしい、っていうかね、あぶない、
相談者:
ええ
今井通子:
ご主人から、
相談者:
はい
今井通子:
息子さんを引き離した。
相談者:
そお、はい
今井通子:
っていうことはあ、息子さんに対する愛情はいっぱいあるのね?
相談者:
あ、それはすごかったですう。
今井通子:
うん
相談者:
わたしはその頃ね、あの、ずっと、あのお、同居してましたからあ、
今井通子:
うん
相談者:
あのお、分かってます。
ものすごくやっぱりい、あのお、こう、なんて言うのかしらねえ、理屈抜きでしたね・・
今井通子:
で、その大変大事に、育てていたのは、何歳ぐらいまで?
相談者:
えっとお、大事に育てていたし、そのお、今も暴力とか暴言はやっても、日頃は、ほんとに色んなことを息子にい、話したりい、息子に色々聞いたり、話をしてえ、二人ともいい状態でね、
今井通子:
うん
相談者:
あのお、
今井通子:
だから息子さん、あのお、だからあなたにとってお孫さんがあ、
相談者:
はい
今井通子:
たとえば3歳、4歳、ま、可愛い時期あるじゃないですか。
相談者:
ありますねえ
今井通子:
あの、その時期はあ、
相談者:
はい
今井通子:
あの、大事に育ててたのかあ、
相談者:
ええ
今井通子:
それとも、その時期でもお、
相談者:
はい
今井通子:
いざ、カッとなるとお、
相談者:
はい
今井通子:
うん、
相談者:
そうです
今井通子:
息子さんに手え、上げてたの?
相談者:
そうです、そうです
今井通子:
あ、じゃ、その両極端があ、
相談者:
はい
今井通子:
も、始めっからあるわけね。
相談者:
そうなんです
今井通子:
ふうん
相談者:
うーん・・もう、何かにつけては、もうケンカ、っていうか、もう、暴力が今度、出ちゃってえ、このあいだ、あたしも、これじゃ終わらないし、あたしも、もう、抑えきれないし、2人がもう、馬鹿力持ってやり出したときは、終わらないから、もう、警察に電話してえ、警察の人に来てもらわないと収まりつかなくなってえ、そいで、もう、それっきり、もう、そのお、「余分な」・・「ことをして」っていうふうに、もお、怒ってるし、
今井通子:
うん、そうすると、とりあえず、あなたは、大立ち回りをした息子さ、お嬢さんと、お孫さん、
相談者:
ええ
今井通子:
それにビックリされたわけですよね?
相談者:
そおなんですよ、だから、
今井通子:
うん、でえ、普段は、そういうことはあ、今までにはなかったの?
相談者:
いや、ありましたよ。
もう、大立ち回り、何回もあたしはもう、
今井通子:
何回もあるのね。
相談者:
はい
今井通子:
そうすると、あなたとしてのご相談は、このままほっといていいのか?
相談者:
はい
今井通子:
それとも、あなたが何かしなきゃいけないのか?ということですか?
相談者:
そうです
今井通子:
分かりました。
今日はですね、
相談者:
はい
今井通子:
心についてのエッセイストととしてお馴染みのマドモアゼル愛先生がいらしてますので、
相談者:
はい
今井通子:
伺ってみたいと思います。
先生、よろしくお願いします。
(回答者に交代)
シングルマザーで、
働きながら子育てがいっぱいいっぱい
というのは、想像できるし、
子どもにイライラして当たってしまうことだって、良くはないけど、気持ちは分かる。
でも、相談者が言うような母親からの言葉を、息子がぶつけられてる事実は、心理的虐待にあたるだろうし、それが今後身体的虐待につながっていく可能性だってある。
介入しないほうがいいという回答であったが、こういう場合、母親を積極的に援助する必要があるのではないだろうか。
心理的に孤立感が強かったりすると、
周りを敵に感じて、自分から助けを求めない可能性もある。
母親に対する「もっとこうしたら?」とか「こうすればいいのに」という気持ちや態度は相手に伝わる。
「いつも働きながら、大変なのに、よく頑張ってるね。何か手伝えることがあったらいつでも言ってね。孫の面倒みるから、たまには、ゆっくりしてきたら。」
母親を労ってあげて欲しい。
頑なな心を溶かしてあげてほしい。
この母親だって、息子を愛する気持ちを持ってる。ただ余裕がないだけ。
母親を認める。
できてないところじゃなくて、
既にできているところを探し、伝える。
相談者が、孫にとっても、
いつでも守ってもらえるシェルターの役割になってほしい。
状況がよくなることを、
心から願っています。