17歳女子高生が家庭不和の中で見つけた立ち位置と処世術。図星突かれて声色変わる
テレフォン人生相談 2017年1月9日 月曜日
決まった大学は希望する学校ではなく、家庭環境も最悪と悩む女子高生。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究家)
相談者: 女17歳 父65歳 母60歳 姉23歳
今日の一言: なし
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
・・よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
17歳です。
加藤諦三:
17歳。
・・えー、今あれですか、あの、お父さんとお母さんと一緒に暮してんの?
相談者:
はい、一緒に暮しております。
加藤諦三:
えーっと、お父さんお母さん何歳ですか?
相談者:
えと、父が65、
加藤諦三:
はい
相談者:
母が60歳です。
加藤諦三:
はい・・で、今は一人っ子?それとも、
相談者:
え・・と、6歳上の姉がいます。
加藤諦三:
6歳・・上のお姉さん?
相談者:
はい、姉です。
加藤諦三:
はい、えー分かりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
大学進学が、こう、決まりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
こ・・希望の大学じゃ、なかったんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
こうすれば、自分の努力が足りなかったっていうふうに、
加藤諦三:
はい
相談者:
自覚しております。
加藤諦三:
はい
相談者:
と・・そうなんですけど・・こう、どうしても、凄い、後悔が残っていて、
加藤諦三:
はい
相談者:
今まで・・自分が努力して来なかった分、
加藤諦三:
はい
相談者:
これから幸せになれないんじゃないかっていう、不安がありまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、今から、勉強とか・・こう資格とか取るために、頑張りたいな、と思ってるんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
目標とかがなくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
どうやって動いたらいいのかが分からなくて、
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
こう毎日、どうしても不安で、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
それでちょっと、家族の仲も、あまり良くないですし、
加藤諦三:
あのお、あんまり良くないっていうのは?
相談者:
はい
加藤諦三:
家の中の雰囲気が、どういうこと?
相談者:
あの元々・・家族仲が良くないので、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
家にいると、ずっと不安になってしまって、
加藤諦三:
はい
相談者:
自分は、どうやって、生きたらいいんだろうかとか、
加藤諦三:
うーん
相談者:
そういうふうになってしまって、
加藤諦三:
う、うん
相談者:
どうしようもなくて、
加藤諦三:
うん
相談者:
お電話しました。
加藤諦三:
はい。どうもありがとう。あのお・・ん、電話掛けて良かったねえ。あのお、今日あとからね・・素晴らしい先生に、お話聞くけども、
相談者:
はい(上擦った声)
加藤諦三:
最初にちょっといろんなこと話・・教えてね。
相談者:
はい(上擦った声)
加藤諦三:
であの・・「家族仲が、あんまり仲良くなかった」って、お父さんとお母さん仲良くなあ、いんですか?
相談者:
結構、父の考えが、古い人で・・父が、やっぱり・・一番で、あとはこう、従うみたいな感じ、の考え方が、
加藤諦三:
あー・・うん
相談者:
ありまして、それでこう、ずっと、騒いでるっていうふうな、言い方は、ちょっと、どうなのか分からないんですけど、気に入らないことがあったら騒ぐとか、#$%◆殴るとか・・
加藤諦三:
ん、騒ぐっていうのは、誰が騒ぐんだ、
相談者:
あ・・
加藤諦三:
あの、お父さんが騒ぐの?、それともあなたの方が騒ぐの?
相談者:
えっと、父が、騒いだり、
加藤諦三:
お父さんが、騒ぐのね?
相談者:
あと、気に入らないことがあったら、
加藤諦三:
あ、気に入らないと、はい
相談者:
うん、殴ったり・・とか、
加藤諦三:
はい、あ・・
相談者:
が、小さい頃にありまして、
加藤諦三:
お父さんが、気に入らないことは、殴るっていうのは、実際に、あなたあ・・は何回ぐらい・・
相談者:
実際に殴られたとかっていう記憶は、あんまり、
加藤諦三:
あーはい
相談者:
なくって、こう、母が殴られてるとか、
加藤諦三:
はい
相談者:
姉が殴られて・・
加藤諦三:
はい
相談者:
顔が腫れてたりとか・・それを見せられて、こう、「お前は、こういうふうになるな」とか、怒鳴って、
加藤諦三:
あー、それは辛いよねえ。
相談者:
おも、お母さんの・・こう、
加藤諦三:
うーん
相談者:
躾が悪いとか、そういうふうに、言われまして、
加藤諦三:
お父さん・・お母さんがお父さんに殴られるのを見るのは辛いよねえ。
相談者:
ホント、なんか・・姉が6歳上なので、
加藤諦三:
うーん
相談者:
わたしが小学1年生の時に、
加藤諦三:
うん
相談者:
受験をしまして・・中学の受験を姉がしまして・・
加藤諦三:
で
相談者:
その時に、第一志望に落ちてしまったみたいで、
加藤諦三:
うーん
相談者:
こう・・父と母が凄い期待を掛けてたのにい・・
「どうしてそういうふうになるんだ」っていうふうに言って、もう、記憶があいまいなので、こう、違ってしまってるかもしれないんですけど、凄い、殴られ・・お姉ちゃんが殴られてたりして、それで、
加藤諦三:
んで、はい
相談者:
それで、とお、わたしを、その前に連れて来て、
加藤諦三:
うん
相談者:
「こういうふうになるな」って言われて、
加藤諦三:
うーん
相談者:
こう、家族の中で・・姉が孤立して。母とわたしと、父みたいな形になってしまって、
加藤諦三:
うーん
相談者:
そういうの、申し訳ないっていう気持ちがあって、
加藤諦三:
そうねえ
相談者:
それでもう、姉とはもう・・姉はもう、多分、父親母親を、しん、その時ぐらいから、信頼してなかったと思うんで。
・・うん、わたしとも話さなくて、もう、ここ10年ぐらい話してなくて、
加藤諦三:
あーそうですかあ、まあ・・あのお、お姉さんを仲間外れにして、みんなして、苛めるっていうか、形になったんでしょうねえ。
相談者:
(鼻をすする)
加藤諦三:
で、あなたはあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
家の中でえ・・敵陣の中にいる、スパイのような感じだったんですか?
相談者:
んもう、全く・・居場所がない、という感じ、
加藤諦三:
居場所がない、うん
相談者:
でえ、もう、なんか、部屋に籠ってるっていうような・・家の中だと部屋だけが、
加藤諦三:
うん
相談者:
居場所っていうような、
加藤諦三:
うん
相談者:
ふうに、感じてました。
加藤諦三:
うーん、で、あのもう、物心ついた時から居場所はない?
相談者:
・・小学生の時に・・小学校の方でいじめが・・ん、ありまして、
加藤諦三:
あ、
相談者:
ん、そこら辺からずっと・・
加藤諦三:
しょ、小学校のいつ、いつ頃ですかいじめられたの?
相談者:
と・・小学5年生6年生といじめられまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
む、中学校は、違うところに行ったのでえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
大丈夫だったんですが、
加藤諦三:
うーん
相談者:
こう・・
加藤諦三:
で、小学校のいじめっていうのは、どういうようないじめだったの?
相談者:
・・服装を、馬鹿にされたり、とか、
加藤諦三:
うん
相談者:
あとは、こう「何々菌だ」とか、
加藤諦三:
うん
相談者:
あとは、孤立してしまったりだとか、
加藤諦三:
うん
相談者:
こう・・あの、わたしだけ置いて・・他の教室に行くとか、そういうことが・・ありまして、
加藤諦三:
ん、うーん
相談者:
こう・・少し学校に行くのが辛くなりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・玄関に行くと、こう・・吐いてしまったりして、学校を・・お休みすることが多くなりまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
そういうのを、母は見て・・こう、サボってるとか、そういうふうに・・
加藤諦三:
はい分かりました。
相談者:
はい
加藤諦三:
そうすっとまあ、そういうような環境の中で育ってえ、今、もう、どういうふうにやって生きて行っていいか分からないと・・
相談者:
はい
加藤諦三:
いうことですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)