女「母の依存がスゴイんです」。加藤諦三「違います。あなたが恐れてるのは自分です」
テレフォン人生相談 2017年1月27日 金曜日
実母も同居の義母も依存心が強い。この母たちにどう対応して良いかわからなくなった。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 女47歳 夫48歳 娘19歳 義母82歳と同居 実家の母75歳
今日の一言: ホントの自分を恐れるな。失敗は恐れから生じます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもしい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
よろしくお願いしますう。
加藤諦三:
はい・・最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
47歳です。
加藤諦三:
47歳、結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
え、ご主人何歳ですか?
相談者:
48歳です。
加藤諦三:
48歳、お子さんは?
相談者:
19歳です。
加藤諦三:
19さ、男の子、女の・・
相談者:
娘え、です。
加藤諦三:
おーお嬢さん。
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました。それで、どんな相談ですか?
相談者:
実う、の母、からの、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、依存・・依存心が強い母なので、
加藤諦三:
依存心が強い。あの・・何歳ですか?この・・ご主人のお母さんていうのは。
相談者:
あ、えーと、実の母なんです。
加藤諦三:
あ、実のは、あなたのお母さんですか、はいはい
相談者:
はい
加藤諦三:
えーね、
相談者:
えーと・・
加藤諦三:
何歳ですか?
相談者:
70う、5歳です。
加藤諦三:
75歳。その、依存心が強いっていうのは、まあ・・具体的に言うと、例えばどんな・・ことでしょうか。
相談者:
あの、わたしい・・主人の母が、80い、2歳でいるんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
はい。とお、もう、結婚当初から、わたし・・は、あのお、主人が長男なので、
加藤諦三:
うん
相談者:
同居しようと思ってまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしの、実の、父い、は・・
「それは、そうなんだし、それがいいだろう」ということで、賛成してくれて、
加藤諦三:
はい
相談者:
同居お、も、今も・・20年間に、なりますけど、同居してるんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま・・その時い、も、母は気に入らなかったと思うんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのあと、ま、娘も生まれましたし、
加藤諦三:
はい
相談者:
なんとか、今までやって来まして、
加藤諦三:
あのお・・「お母さんが気に入らなかったでしょうね」っていうのは・・表立っては反対しないけれども、あなたが#$%◆きて、お母さんが・・も反対だろうな、ていうことですか?
相談者:
はい、母は・・その、時には言わないんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
あとから、何でも、
加藤諦三:
はい
相談者:
文句を言う人なんです。
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
でえ、ま、わたしだけえ、ではなく、父に対してもそうですし、
加藤諦三:
はいはいはい
相談者:
あのお、で、あとから・・言われてま・・事あるごとに・・同居してる母の、文句は・・わたしい、に、対して、主人とか娘には一切言わないですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
気に入らないことをすべてわたしに、
加藤諦三:
はい
相談者:
対してぶつけて、来るう、ので、ま、あ・・
加藤諦三:
それであれですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
あのお、あなたのご主人とか、あのお嬢さんとかにはあ、あのお、凄く、いい顔するの?
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
んですね、はいはい
相談者:
外お、での・・世間に対してもそうです。
加藤諦三:
はいはい
相談者:
はい
加藤諦三:
あの凄くいいお母さんを演じてるわけですね。
相談者:
あは(笑)、そうですね。で・・
加藤諦三:
んで、あなたあ・・「え?」と驚くほど、なんか違った面が、あなたに・・だけは出て来ると。
相談者:
そうですね、はい
加藤諦三:
そういうことね、はい
相談者:
で、わたしも、ま・・主人と、結婚して・・母から、離れ、て、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、わたし、の、感情のもう、こう・・蓋が、開いてえ、しまって、この20年間、自分なりに・・色んな、ことを、お、経て、20年・・経って今、ここにこうしているんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、先日、母が、手術を伴う、入院をしまして、
加藤諦三:
はいはい
相談者:
で、1週間入院をしたんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、1週間・・病院に、毎日・・行く事に・・なりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
母は・・「あし・・たあ、もお・・来るね」っていう、と、ま、それが当たり前だろうっていう、顔をするので、
加藤諦三:
はい
相談者:
はい。あのお、何とか1週間だからって、自分自身に言い聞かせて、
加藤諦三:
はい
相談者:
わたし、の、自己満足で、1週間・・行ったんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのあと、何・・ヵ月か、経ってるんですけれども、
加藤諦三:
うん
相談者:
そこお、に、もう、また昔のような・・わたしに対しての、こ依存が・・始まり・・
加藤諦三:
うん
相談者:
まして、
加藤諦三:
うん
相談者:
で、わたしとしては、
加藤諦三:
と、#$%◆
相談者:
はい
加藤諦三:
1週間が終わって、毎にき、いく、日行くのお、が、終わりましたね、
相談者:
はい
加藤諦三:
そのあと、あなたとの、接触の仕方ってのは、どういう、し、接触の仕方なんですか?
相談者:
いや・・1週間に、1度ぐらい、
加藤諦三:
あ、行くという・・
相談者:
様子を見に、行く、形い、を、
加藤諦三:
うん
相談者:
ん、あの・・わたしもいけないとは思うんですけど、母のその、無意識に、
加藤諦三:
うん
相談者:
言葉あ、に出てる・・う、裏あ、が、凄く・・こう、無言の圧力が、来るので(苦笑)わたしが・・あのお、例えば、何か違う方向向いてるって分かると、
加藤諦三:
はい
相談者:
母、の、方で・・色んな問題を、投げかけて来るう、んです。
加藤諦三:
ふん・・例えば具体的に言うと、ん、どんな事ですか?
相談者:
あのお、母の、姉の・・ことだったり、
加藤諦三:
うん
相談者:
わたしいー・・と母でしか知らないような、
加藤諦三:
うん
相談者:
ことを・・言ってく、来て、「どうしようね、どうしたらいいかなあ」っていう、
加藤諦三:
うーん
相談者:
ふうに、こ、ボールを投げて・・
加藤諦三:
うん
相談者:
来るので、「じゃあまた今度行った時に、話そうね」って・・いう事お、で、電話は、終わるんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
うん
加藤諦三:
「電話は終わる」って、実際に会った時はどうなんですか?
相談者:
実際に会った時は、自分のことお・・を、すべて全部喋ってえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
自分、母は満足・・して、終わるっていう形(苦笑)
加藤諦三:
はあ、そうですか。
相談者:
なのでま、わたしい、は、小さい頃から・・わたしの話を聞いてもらった記憶がないので・・わたしい、のことは、好きじゃないん・・じゃないかなって思うときがあるんです。
加藤諦三:
いやあ、違いますね。
あな・・たに頼ってるんです。
あなたが一番頼りなんです。
大変、その、失礼なこと・・これからね、
相談者:
はい
加藤諦三:
聞きますけど、その・・お母さんとお父さんの関係はあ・・あんまり上手く行ってないですね。
相談者:
あう、そ、も、全然上手く行ってな、かったです。
加藤諦三:
上手く行ってれば、お母さんは・・お父さんの方に、内面(うちづら)を見せて・・お父さん以外の人には・・凄い立派な、人になっちゃうの、ですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
ところが、お母さん、お父さん・・に、おた、頼ってないから、っていうか・・お母さんは、お父さんに甘えてないんで、あなたに甘えちゃってるんですよね。
相談者:
・・ああ
加藤諦三:
であなた一人っ子?
相談者:
はい
加藤諦三:
うーん・・あなた優しいんだよね。
相談者:
・・あは(苦笑)
加藤諦三:
であなたの今日の相談っていうのは恐らくう・・どうしていいか分からないっていうことですか?
相談者:
そう・・ですね、はい
加藤諦三:
今日はスタジオにですね・・心についての、エッセイストとしてお馴染の、マドモアゼル愛先生がいらしてるので・・
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
28歳、結婚まであと2ヶ月の女性です。
この相談内容・回答を読み、おいおい泣いてしまいました。
素敵な言葉をありがとうございました。
救われました。