毎朝、庭から見えるモノに苛まれる。スレ違いで自分から離婚した男の執着と後悔
テレフォン人生相談 2017年4月3日 月曜日
1年半前に離婚したが、妻が離婚前から不倫していることをフェイスブックで知った。怒りが抑えられない。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 男43歳 1年半前に離婚 長男19歳を引き取る 次男18歳は妻が引き取る
今日の一言: 人生のある時期に価値観の修正、これは非常に大切なことです。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
あ、よろしくお願い致します。
加藤諦三:
はい。最初に、年齢教えて下さい。
相談者:
えっと、43歳です。
加藤諦三:
43歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
以前はしていました。
加藤諦三:
あ、そうですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
えーっと、離婚してから何年ぐらい経つんですか?
相談者:
えっと、1年半・・ぐらいです。
加藤諦三:
いち、1年半ぐらい
相談者:
はい
加藤諦三:
・・でお子さんは?
相談者:
えっとですね、二人おりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
えっと今、上が19、下が18
加藤諦三:
・・はい
相談者:
はい、で、19の・・長男が、えっとわたしが引き取って、18歳の次男んー、を、妻が、引き取りました。
加藤諦三:
あーそうですか、
相談者:
はい
加藤諦三:
はい分かりました。それで、どんな相談でしょうか。
相談者:
えーっとですね、離婚して1年・・経ったぐらいにですね。
加藤諦三:
はい
相談者:
仲のいい友達が、
「どうして離婚したの?」ってことを漸(ようや)く振って来たんですよ、わたしに。
加藤諦三:
はい
相談者:
でその・・ことを、いきさ、つを説明したらですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、女の・・女性なんですけど、その友達は。
加藤諦三:
はい
相談者:
「それは、大金を手にしたか、男が出来たから、別れたんだよ」って冗談で言われまして。
加藤諦三:
て・・はい
相談者:
で・・妻が・・フェイスブックやってたんで、
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょっとそれを・・覗いてみたいんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
そしたら実は・・婚姻関係が続いている時から・・どうも・・男が、いたらしかったです(苦笑)
加藤諦三:
その、男お、がいたらしい、っていう男性ってのはどういう・・
相談者:
えっとね、
加藤諦三:
はい
相談者:
えっと、妻がパート二つ掛け持ちしてるんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
してたんですけど当時。
加藤諦三:
はい
相談者:
その一つの方の、仕事の・・上司っていうかその・・
加藤諦三:
あ・・職・・
相談者:
経営者です、はい
加藤諦三:
それでえ、そのお・・ま、上司という・・のは、もちろん、結婚してるわけですね?
相談者:
いや、してない、してないんです。
加藤諦三:
あ・・結婚してなかったんですか。
相談者:
はい
加藤諦三:
・・ということは・・あなたの・・前の奥さんというのは・・この上司と結婚、してん、ですか。
相談者:
それが、まだしてないらしいんですよね。影の噂で。割と近くにいるんですけど。
加藤諦三:
だけど、つきあいは、付き合っている?
相談者:
確定ではないんですけど、でもその・・フェイスブックのですね、
加藤諦三:
ええ
相談者:
その・・彼のページに、うちの妻の写真があったり(苦笑)
加藤諦三:
はい
相談者:
それはまだわたしが・・婚姻関係中・・ですね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
うん
加藤諦三:
ということ、あ・・
相談者:
で、二人・・
加藤諦三:
そのあなたの奥さんはあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してる間に、この・・ん上司の方ですねえ
相談者:
はい
加藤諦三:
・・との、関係を・・隠してはいなかったということ?
相談者:
そう、隠していなかったってことは、わたしがだから・・興味がなかったんで、そういうことに。絶対大丈夫だと思ってたんですかね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
(苦笑)
加藤諦三:
それで?・・どちらが、から、その「離婚しよう」っていう話は出たんですか?
相談者:
えっとですね・・わたしです。
加藤諦三:
で、別にあなた好きな人がいるわけでもない。
相談者:
あ、ないです。あのお、もう、生活が、嫌でした。
・・もう、すれ違いすれ違いでわたしが会社員で、彼女がサービス業・・のパートを・・ん、短い時間の二つ掛け持ちしてまして、
加藤諦三:
あ、二つってのは、これは、サービス業ということ・・はい
相談者:
会う時間もなければあ・・あ、で、わたしも仕事が忙しかったりして、ホントにもうぐちゃぐちゃに、なっちゃったんですよね、ふ、夫婦間が。
加藤諦三:
も、とにかく嫌だったんですか?、この生活そのものが。
相談者:
えっとですね、ちょうどだから、その、り、わたしが離婚ん、の話を、切りい、出す、前、3ヵ月が、
加藤諦三:
はい
相談者:
とにかくわたし、仕事が忙しくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
でえ、その3ヵ月の間にですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
一度も「夕ご飯何食べたい?」とか聞かれなかったんですよ(苦笑)、つまらないことなんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、用意はしてってくれるんですけどね。
加藤諦三:
はい
相談者:
それで、もうね・・イヤだと思っちゃった。
加藤諦三:
要するにこのお・・妻が嫌いだった?
相談者:
嫌いでは・・ない、けどお・・なんちゅうんだろ・・自分だけ・・って思っちゃったんですよね、多分。
加藤諦三:
孤独感?
相談者:
あー、あ、あったかもしれないです。
加藤諦三:
孤独感っていうか、孤立感かなあ
相談者:
あ・・はい
加藤諦三:
で、今ひとつ僕には分かんないのは、その孤立感を、も、持ってると普通なんか・・孤立感から目を背けるっていう人が多いんだけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
むしろあなたはその孤立感・・を、きちんと意識して、
相談者:
はい
加藤諦三:
こんな人生駄目だと思ったわけですよね?
相談者:
・・そうかもしれません。
加藤諦三:
うーん・・まあ、もし、そうだとすれば、ってのは凄く・・失礼な言い方だけど・・立派だねえ。
でその、空虚な・・生活を、変えなければいけないと・・
相談者:
はい
加藤諦三:
いうふうに思ってるわけですよね?
相談者:
はい
加藤諦三:
・・うん、そこら辺の・・こう、決断・・の・・心理的な、プロセスっていうのかなあ・・それはちょ・・つう、ま(妻)が嫌いじゃないけど、いや、嫌だっ、た・・
相談者:
いや分からないです・・あのお
加藤諦三:
妻じゃなくて・・
相談者:
あまりにすれ違いが多いんでえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
1週間に一度しか休みがなかったんですよ、夜の仕事が。
加藤諦三:
はい
相談者:
だからそれをね、何とかもう少し・・減らしてくれってことをお願いしたんですよ。
加藤諦三:
ええ
相談者:
でも「それはできない」って妻から言われて。
加藤諦三:
ええ
相談者:
ああ、もうそうなんだって。
加藤諦三:
うん
相談者:
自分の中で、うん、思っちゃいました。
加藤諦三:
その時に、奥さんに、その男性がいるっていうことは・・感じなかった?
相談者:
夢にも思わなかったです、そういうことは、そういうふうには。
加藤諦三:
うーん・・なるほどね、分かりました、そして今日のあなたの・・相談っていうのはそうすとどういうことになるんですか?
相談者:
えっとだから・・離婚して、
加藤諦三:
うん
相談者:
1年経ってから
加藤諦三:
うん
相談者:
実は・・婚姻継続中の時に妻が、
加藤諦三:
うん
相談者:
多分、浮気をま(苦笑)してただろうっていうことが・・
加藤諦三:
うん
相談者:
分かったわけですよ。
加藤諦三:
はいはい
相談者:
で、それが分かって、ちょっと・・自分で精神的に、おかしくなりまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
その・・怒りで。
加藤諦三:
「精神的に、おかしくなって」ってのは、
相談者:
い・・い、飲酒が・・お、増え過ぎてしまいまして・・お酒を飲むのが。
で、その・・相手の家が、
加藤諦三:
うん
相談者:
朝起きると、目の前に、かる、家から見えるんですよ。
加藤諦三:
相手というのは、この上司の話ですね?
相談者:
上司、え、が、家が見えるんですよ、わたしの家から。
加藤諦三:
あはい、はい
相談者:
庭から(苦笑)
加藤諦三:
はい
相談者:
だから、どうしても朝からイライラしちゃって、その辺の心の持ち方とか、そういうか、いったことを、
加藤諦三:
うーん
相談者:
アドバイスいただければ、#$%◆
加藤諦三:
あ、なるほどね、はい分かりました。
今日はあのお、スタジオに、幼児教育研究の、大原敬子先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はいよろしくお願い致します。
(回答者に交代)