夫が1年半留守で心地いい生活。離婚はいつしたら?
テレフォン人生相談 2014年12月23日 火曜日
相談者: 女43歳 夫44歳 娘18歳
パーソナリティ: 勝野洋
回答者: 中川潤(弁護士)
相談者:
えとお、離婚についてなんですけどお。
勝野洋:
はい。
相談者:
ま、いずれは、たぶん、離婚をするつもりではいたんですけどお。
勝野洋:
はい。
相談者:
そいで、やっぱり、ちょっと、タイミングが分からなくなっちゃって・・て感じなんですけど。
勝野洋:
ご主人は会社員ですか?
相談者:
いや、あのお、個人事業主?
勝野洋:
はい。
相談者:
はい。
勝野洋:
結婚されて何年?
相談者:
えっと、23年です。
勝野洋:
23年。
相談者:
はい。
勝野洋:
これは、いつ頃から、離婚しようと思われたんですか?
相談者:
もう、10年・・以上前くらい?
子供が産まれてすぐぐらいにい、離婚したい、って思ったんですけどお。
で、やっぱり、子供・・育てなきゃいけないんで、
勝野洋:
はい。
相談者:
ま、ちょっと、そこは思い留まって、みたいな。
それで、ほら、あのお、どっちみち、いずれ、たぶん、この人と一緒にいても、たぶん、幸せになれないというか、ま、ゆくゆくは、たぶん、いつか、する・・だろうなと、思ってたんですけどお・・
勝野洋:
ええ。
相談者:
あ、今も思ってるんですけどお、離婚考えるときにい、だから、その離婚後の生活が、あんまり、ほら、ボロボロになってはいけないからあ、そういう、離婚はしちゃいけないから、いつ、踏み出していいのか、(笑)もう分からなくなっちゃってえ・・それで、今、二択って感じなんですけど。
そいで、自分、両親が・・私は別れてるんですけどお、
勝野洋:
はい。
相談者:
その両親が、だいたい20年くらいで別れちゃってるんですけどお、その・・その20年、が、我慢しようとか、そういう、何て言うんですかね、そういう、理由つけて、どんどん、どんどん、先延ばしにしちゃっててえ、
勝野洋:
はい。
相談者:
それでえ、なんか、あの、あまり帰って・・家に帰って来なくなったのが、だいたい、1年半前くらいに、あの、帰って来なくなったんでえ。
(これ自分の夫のこと)
で、それで、帰って来なく・・なる分には別に、構わないんですけど、それ、お金も・・生活費も多少入れてもらってたんで、ま、それは、それでえ、ちょっと楽で、いい生活・・一番、心地いい生活をしてたんですけど。
何で、こんな話を、今さら言うかっつうと、主人の母があ、ばれちゃったって言ったらおかしいんですけど、あのお、分かっちゃったんですよ、主人が、家にあまり、あの、全然帰って来ないっていうことをね。
勝野洋:
はい。
相談者:
で、分かっちゃってえ、それで、
「心配無いですよ」、とか、
「大丈夫ですよ」、って私が言ってもお、
勝野洋:
ええ。
相談者:
なんか、あの、心配で夜も寝れないとか・・打ち明けてきちゃったんでえ・・えー、じゃあ、もう、そろそろ、はっきりしなきゃ、いけないのかなあ、(笑)みたいなところにきちゃったんですよ。
そんな感じ。
勝野洋:
そろそろ、はっきり、離婚しようということですか?
相談者:
そうですね、なんてったらいいのかな、で、もう、結局、あの、ほんとに、接触が無いんですよ、主人と。
なんての?、話し合いも・・出来ないっていうかあ。
勝野洋:
ご主人は、あなたが、その、十・・数年前から、離婚しようと思ってるっていうことは、知ってるんですか?
相談者:
知らないと思います。
あたし、ほんとに、話してないんでえ、何を考えてるか、全く分からないです。
勝野洋:
全く会話が無いんですか?
相談者:
はい。
いや、ていうか、帰って来ない・・んで。
勝野洋:
帰って来ない原因は?
相談者:
分かんないです。
勝野洋:
・・
相談者:
ただあ、その1年半くらい前に、帰って来なくなる直前に、仕事が忙しくなるから、って言って、帰って来なくなっちゃったんです。
だから、ほんとに、忙しいのか、それとも、それきっかけに出て行っちゃったのか、もう、それは、全く分かんないです。
勝野洋:
出て行っちゃったって・・なんか、荷造りとか、して・・
相談者:
いや、そういうわけじゃなくて、一応、ほら、あの、仕事上の、書類とか、郵便物とかは、自宅に届くんでえ、
勝野洋:
ええ。
相談者:
それを取りに、昼間、30分とか、1時間とか帰って来るときが、たまにあるんですけど、
勝野洋:
はい。
相談者:
それで、ほら、私も仕事をしてるんでえ、
勝野洋:
ああ、仕事なさってるんですか?
相談者:
してるんで・・それで、しゃべってないです、全く。
勝野洋:
例えば、
相談者:
はい。
勝野洋:
電話で・・元気?、とか、そういうことは無いんですか?
相談者:
電話・・は、しませんね。
で、メールで、返事をくれっていう、メールは出したらあ、
勝野洋:
はい。
相談者:
一応、その、返答は帰って来るんですけどお、
勝野洋:
どちらに泊まってるっていうのは、
相談者:
ホテル分かりません。
勝野洋:
心配じゃないですか?
相談者:
いや。
もう、興味ないんでえ、どうでもいいんですよね、たぶん、私の中では。
勝野洋:
これって、ご主人との結婚は、恋愛ですか?
相談者:
そうですね。
勝野洋:
あ、恋愛ですか?
相談者:
一応、はい。
勝野洋:
そうですか。
それで、今日のご相談の内容としたら?
相談者:
はい、ま、結局、言い方悪いんですけどお、
勝野洋:
はい。
相談者:
喧嘩売っちゃった方がいいのかなあ、って、
勝野洋:
喧嘩売っちゃった方がいい?
相談者:
ええ。
勝野洋:
ご主人に。
相談者:
だから、たぶん、離婚切り出すとなるとお、も、一回しか、言えないと思うんですね。
勝野洋:
はい。
相談者:
これが、分かっちゃうと、もう、やり込められちゃうんじゃないかなあ、とか。
勝野洋:
うん。
相談者:
例えば、うちの・・主人・・が、ちょっと、あのお、大人になってから、大学に行ったんですよね。
法学部に行ったんですよ、そんとき。
勝野洋:
はい。
相談者:
で、そんときにい、なんか色々、勉強してくるじゃないですか。
勝野洋:
はい。
相談者:
で、そんときに、だいたい、離婚をね、切り出した方がね、
勝野洋:
はい。
相談者:
結婚生活を、破綻させた張本人だから、慰謝料払わなきゃいけない、みたいな、ことを言ったりとかあ、自分たちが離婚することになったらあ、
勝野洋:
はい。
相談者:
たぶん、お前、が、悪くてえ、離婚するはずだ、とかあ、なんか、そういう風に、言うタイプの人なんですよね。
うーん・・やあ、どう、どう、対処していいか、こっちも分かんなくて、はい。
勝野洋:
ご相談内容としたら、離婚を、喧嘩売って、(笑)切り出した方がいいのか、どういう風にやっていったら、離婚を、成立させられるか、ということですか?
相談者:
うん、時期がもう分かんないからあ、
いつがいいのかなあ、(笑)とか。
勝野洋:
はい、分かりました。
相談者:
はい、すいません。
(回答者に交代)