私の浮気で15年別居中の夫が離婚の意向。夫名義の家に暮らす私はどうすれば?
テレフォン人生相談 2017年8月26日 土曜日
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 塩谷崇之(弁護士)
相談者: 女64歳 一人暮らし 夫64歳とは15年前から別居 子ども3人は皆結婚
今日の一言: ハッキリとものを言えない人というのは心にやましさがある人です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください。
相談者:
えーっと、64
加藤諦三:
64歳
相談者:
はい
加藤諦三:
結婚してます?
相談者:
はい。
加藤諦三:
えーご主人何歳ですか?
相談者:
64です。
加藤諦三:
64歳・・お子さんは?
相談者:
3人います。
加藤諦三:
3人・・で、今、そうすっと・・家を出てんですか?3人とも。
相談者:
あ、みんな結婚して出ています。
加藤諦三:
と今、ふ、お二人で暮らしてんですね?
相談者:
いや、一人です。
加藤諦三:
・・あ一人?
別居してるということですか?
相談者:
別居してます。
加藤諦三:
どのぐらい前から別居ですか?
相談者:
15年前くらいです。
加藤諦三:
15年前・・
で、結婚んー、生活はどのぐらいだったの?
相談者:
えー・・っと、21歳で結婚しましたので、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・4じゅ・・過ぎですね。
加藤諦三:
あーそうですか、あの・・
相談者:
はい
加藤諦三:
別居したのはね、はい、分かりました。
それで今一人暮らしということで、はい、ど、どんな相談ですか?
相談者:
えーとね・・もう15年も経つからあ、
加藤諦三:
はい
相談者:
旦那が、最近になって、
加藤諦三:
はい
相談者:
「離婚をした方がいいじゃないか」っていう話が出て来たもんだから、
加藤諦三:
はい
相談者:
だから・・わたしも考えまして、
加藤諦三:
うん
相談者:
離婚、できなかったのは、
加藤諦三:
うん
相談者:
あの、土地の、家の土地の名義がね、
加藤諦三:
うん
相談者:
旦那のものだったんです。
加藤諦三:
家の名義が、ご主人のもの。はい、夫の、はい。
相談者:
はい・・だから・・わたしは、この、家の土地を・・親から・・財産分けとしてもらったもんですから、
加藤諦三:
はいはい・・
相談者:
だか・・
加藤諦三:
あーそうすると、あの・・あの、別居といって、ご主人が出て行ったわけですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、元々あなたの・・あの相続で・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
もらった土地と、家であったけれども名義は・・夫の名義になっていたと。
相談者:
あのねえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
えーっと、やっぱ、15年くらい前に、
加藤諦三:
お、うん
相談者:
出て行くちょっと前に・・わたしが・・あの会社行ってた頃、
加藤諦三:
うん
相談者:
浮気っていうかね、
加藤諦三:
うん
相談者:
こういう、何人かの人たちと、飲み行ってたりしてたもんで、それが、見つかってしまったので、
加藤諦三:
はい。要は、要するに、
相談者:
で・・
加藤諦三:
あなたの方の、浮気が見つかったということですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい・・そして?
相談者:
そして、あのお・・その相手の、奥さんに、
加藤諦三:
はい
相談者:
裁判にかけられたんです。
加藤諦三:
はい
相談者:
1千万の請求を。
加藤諦三:
はい
相談者:
ほいだから、これはいけないっていうことで、
加藤諦三:
はい
相談者:
旦那に名義を替えられちゃったんですよ。
加藤諦三:
・・名義を・・あー・・なるほど、要するにそのお・・あなたが浮気をした相手の、奥さんから裁判の1千万円を・・取られるとまずいので、
相談者:
はい
加藤諦三:
その家の土地・・と名義を、夫のものに変えてしまったと。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで・・替えてその後、その・・裁判はどうなったんですか?
相談者:
え?、あの・・300万、旦那あ、に、向こうの奥さんが、払って・・
加藤諦三:
はい
相談者:
わたしの方は何にも、払っ、ないもんですからね、何にも。
加藤諦三:
・・相手の方からもらったってのは・・どういうことですか?
相談者:
相手の、
加藤諦三:
あなたが浮気したんでしょ?
相談者:
そう
加藤諦三:
で、その300万円っていうのは・・あなたが浮気をした相手の奥さん・・が、
相談者:
ええ
加藤諦三:
あなたに?
相談者:
わたしじゃなくて、旦那に・・慰謝料として、わたし・・に、あの、向こうの旦那さん関係あるっていう、ことの、慰謝料として、300万もらったんです。
加藤諦三:
あー
相談者:
関係があったっていうことを、わたしは言ったんですよ。
加藤諦三:
はい
相談者:
ほしたら・・旦那も本気にしちゃって、300万・・は、向こうから・・
加藤諦三:
ちょっと待って。
相談者:
#$%◆
加藤諦三:
「相手も本気にしちゃった」って、事実をちょっと、しっかりしときましょう。
あなたは浮気した、これは事実ですね?
相談者:
・・ええ、事実・・ではないんだけれ、ど。
加藤諦三:
ちょっと待って・・じゃあ分かりました。
「浮気を見つかった」と言ったけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
浮気はしていなかったということですね?
相談者:
そうです・・はい・・もう・・
加藤諦三:
実際に、浮気してないのに、なぜ・・「浮気してる」という風に、言ったんですか?
相談者:
わたしねえ・・結婚した当時からキツかったんですよね、自分自身が。
加藤諦三:
・・ああ、それ・・
相談者:
で、旦那には・・
加藤諦三:
はいはい
相談者:
意地悪ばっかりしてて・・旦那・・
加藤諦三:
あなたが意地悪をしてたの?、はい
相談者:
うん、そう・・
加藤諦三:
だけど子ども3人いてえ・・もう・・子育てで大変でしょう?普通、考えて。
相談者:
大変だって・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
ただわたしはもう一生懸命、働き通しだったんですよ。
加藤諦三:
そりゃそうだと思いますよ。
相談者:
ね、一生懸命働いてた時に・・会社にいた人が、誘ってくれたの。
わたしもホントは悩んでて、子育てや・・旦那のことにも。
加藤諦三:
うん
相談者:
色々悩んでて、
加藤諦三:
うん
相談者:
ほいで、そういう、やっぱ一人に相談してたんですよね。
加藤諦三:
・・うん・・はい、分かりました。
それで今日・・そういうようなことで・・そのお・・相談してたというだけね?
相談者:
うん・・ときたま二人でね、
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお・・車ん中で話してたりしてた・・ですよね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
そして、いつも行く、あの飲み屋さんに行ったんですよ。
加藤諦三:
うーん
相談者:
二人で。
加藤諦三:
うーん
相談者:
だからそういう周りの人たちは・・そうやって、いいようには見てくれなかったんですよね。
加藤諦三:
うーん
相談者:
ほいで、奥さんに言いつけたんですよね。
加藤諦三:
・・はい、分かりました。
それで?・・今日の相談ていうのは・・あの、夫の方から「離婚しよう」と言って来たと。
離婚した方がいいのかどうか?
相談者:
はい
加藤諦三:
で、あなたが、この状態の中で、離婚したいけれども・・
相談者:
はい
加藤諦三:
その、家土地は、夫の・・物になっている、る。
で、10、15年間、別居をしていると。
相談者:
はい
加藤諦三:
どうしたらいいでしょうか?ってことですか?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。今日はあのスタジオに弁護士の、塩谷崇之先生がいらしてんので、伺ってみてください。
相談者:
はい
(回答者に交代)
相手の男は慰謝料なんて払う必要が全然ないやん。
極悪の美人局やな。