同じ女との3度目の入籍を迷う男。全く別の世界に生きる二人
テレフォン人生相談 2017年9月20日 水曜日
元妻とは2度離婚しているが、「また一緒になりたい」と言われた。再婚しても、また離婚するのでは?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 男44歳一人暮らし 元妻とは半年前に離婚(6年前にも離婚して復縁している) 3人の子どもは妻と暮らす 末っ子は小学生
今日の一言: 愛と意思とは相関しています。この相互性が壊れた時に人間は破滅します。
加藤諦三:
もしもし
相談者:
あ、もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、お願いします。
加藤諦三:
はい。じゃ最初に、年齢教えてください。
相談者:
・・あ、40・・4です。
加藤諦三:
44歳・・えー、独身ですか?、結婚してますか?
相談者:
え、独身です。はい
加藤諦三:
独身。あのお、離婚して今独身?、それともずっと独身、どっちですか?
相談者:
半年ぐらい前に離婚しました。
加藤諦三:
半年ぐらい前に離婚ですか。
で、あのお、その時、お子さんは?
相談者:
は(わ)、えー、3人、います。
加藤諦三:
3人?
相談者:
はい
加藤諦三:
この3人はそうすると、あの別れた奥さんの方に今行ってんですか?
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
そうすと、あなた今一人で生活してるわけですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、分かりました。
それで、どんな相談ですか?
相談者:
えー、その別れたあ、えー、妻と、えー、また、一緒に暮すっていう話で・・迷ってるんですけど、向こうの方は、
加藤諦三:
あの、一緒に、あん、暮らそうっていう話は向こうから出たんですか?、あなたの方から出たんですか?
相談者:
向こう・・収入の面でで、向こうの方がやって行けないような感じなんで、
加藤諦三:
はい
相談者:
じゃ、もう一回一緒に暮らそうって・・いう風な感じ・・ええ。
加藤諦三:
あー・・なるほどね。
あのお・・離婚の理由は何ですか?
相談者:
ま、家事とかそういうのを全然やらないんで僕が、あの、頭に来て、
加藤諦三:
あ、奥さん・・
相談者:
物を壊したりとか。
加藤諦三:
で、
相談者:
で、それに対して、
加藤諦三:
はい
相談者:
「そういう人とは暮せない」みたいな感じの、感、なって来まして。
加藤諦三:
それで奥さんの方から「別れたい」という風に言い出したわけですね?
相談者:
はいそうです。
で、それもね、6、2回目なんですね。おんなじ、離婚したのが6年前にも。
加藤諦三:
ふうん
相談者:
おんなじように、
加藤諦三:
はい
相談者:
「出て行け」って言ったら、もう次の日、離婚届書いて、提出して出てっちゃったっていうのもあったんですね。
加藤諦三:
あー
相談者:
ええ。
だ、おんなじ人と2回目え、やって、また籍を入れるかっていう話になってるんですが。
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、僕は別にあのお、元々別れるつもりなかったんで、向こうがプイっと出てっちゃった感じだったんで。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ、だからあ、こう・・実際こう、また・・あの、籍を入れるにあたって、またあ・・出て行ってしまうっていう気・・そういう、2度あることは3度あるじゃないんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ。で、そういうのを、ちょこっと・・どうしたものかな?と。
子どもだけ、こう・・上の二人は大きいんで、下だけまだ小学生なんで。
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ。
あの、下の子だけでも引き取って、とも思ったんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
兄弟を別れ離れにすんのも、やっぱり・・
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと可哀想だなっていうのは・・
加藤諦三:
はい。
んで、あなたから見ると奥さんはこれ変わらないですね?
相談者:
・・変われないと思うんですけどね。ええ。
加藤諦三:
うん、あのお、恋愛結婚でしょ?もちろん。
相談者:
はい、そうです。
加藤諦三:
この結婚する前は・・どうだったんですか?
相談者:
6年ぐらい、お、付き合い、して、
加藤諦三:
はい
相談者:
それから、籍入れたんですけど。
加藤諦三:
うん
相談者:
うん。
・・ちょっとお・・だから、煮え切らないで、結局う、子ども出来たんで・・入籍したって形を取ったんですが。
加藤諦三:
要するに、きちんと自分の意思で、結婚しているとはいうんではないんですね?、最初っから。
相談者:
ええ。
若(じゃ)っ、迷ったところは、かなりありました。
加藤諦三:
とにかくその場が・・あのお、気持ちが良(よ)、気が済めば、後先のことは考えないという・・
相談者:
あ、そうなんですね。
加藤諦三:
そうですよね?
相談者:
ええ、その通りです。ええ
加藤諦三:
ですから・・自分の意思というよりも、その時の感情だけで全部動いちゃうと。
相談者:
ええ
加藤諦三:
そして子育ては、そうすと、大変だと思うけれども。
相談者:
ええ
加藤諦三:
育てられてるわけですか?、きちんと。
相談者:
いや、自分一人の力ではやっぱり出来てないです。
僕から見ると、はい。
金銭的にも・・教育的なそういう考えも・・なくて、あの・・
加藤諦三:
ないですよね。
相談者:
ええ、ぺッドみたいな感じで、可愛いから「可愛い可愛い」って言って、
加藤諦三:
うん
相談者:
こう、ご飯を餌のようにあげてるみたいな感覚で、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう生き物を育ててるっていう風な感じだったら、やっぱり、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、何となくは、やれてるんでしょうが。
加藤諦三:
うん
相談者:
うん、子どもを育ててるっていう・・僕の中での概念ではないんで。
加藤諦三:
ないですよね・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
うん・・
んで、
相談者:
で、心配になっちゃって。ええ
加藤諦三:
うーん・・
それで、まあ、あなたの側としては・・もう一度結婚するのか?、それとももうこのままで・・なんとか子どもの・・おー、成長を、離婚した形のままで、続、あのお・・子どもを育てるっていうか、奥さんが育てるのをサポートするか?っていうことですよね?
相談者:
そうですね。
加藤諦三:
今日はあのお、スタジオにですね、
相談者:
はい
加藤諦三:
心についてのエッセイストとしてお馴染のマドモアゼル愛先生がいらしてんので、
相談者:
はい
加藤諦三:
伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、よろしくお願いします。
(回答者に交代)