母親と従業員との板挟みで悩む家業を継いだ男。裏表が無いと言われて混乱する
テレフォン人生相談 2017年10月5日 木曜日
家業の跡継ぎで戻ってきたが、経理を手伝っている母親が従業員、妻、自分と対立している。上手くやっていける方法は?
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 男30歳 妻37歳 長男2歳 次男0歳 父72歳自営 母62歳
今日の一言: 表と裏の使い分けができる事が、自我の確立です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
あ、もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
・・どもこんにちは
加藤諦三:
はい。あの最初に年齢教えてください。
相談者:
・・えー30歳です。
加藤諦三:
30歳・・あの、結婚してます?独身ですか?
相談者:
あ、結婚してます。
加藤諦三:
結婚してます、えーと奥さん何歳ですか?
相談者:
37です。
加藤諦三:
37歳。お子さんは?
相談者:
えーと2歳とお、
加藤諦三:
はい
相談者:
0(ゼロ)歳の、
加藤諦三:
はい
相談者:
男の子がいます。
加藤諦三:
・・はい分かりました。それでどんな相談ですか?
相談者:
えーと今あのお、実家が、商売してまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
4年ぐらい、に戻って来たんですけどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、うちの、親父い、が、もう71、い、2ぐらいですかね。
加藤諦三:
はい
相談者:
になりまして。
「引退したいんや」ということで。
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、ま、
「お店も引き継いでくれないか」っていうことで。
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、この、ま4年間、ずっとやって来たーんですけど。
加藤諦三:
はい
相談者:
色々こやってやってく中で、あのお・・うちのお袋お、がですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
結構ネックになってまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、今、色々そのま、お、俺、うちの親父もあんまやってなくってですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・自分で、色々、考えて・・やるんですけれども、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーと、うちのお袋がですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
そのお、今までやって来たあ・・あ、事とちょっと違う事が、したりするとですねえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
「ちょっとそれと違うんじゃないか」とか・・っていうですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
えーま、話になったりですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
ええ、あとま、ちょっとうちの、お袋お、は、ちょっと基本的にその、ま色々従業員さんとかもお、何人か・・あの、いるんですけども、
加藤諦三:
はい。従業員何人ぐらいいんの?
相談者:
今あ、ご5人ん・・
加藤諦三:
5人・・
相談者:
ぐらいいますかね。
加藤諦三:
5人ぐらいいるんですか。
相談者:
実はその方たちともあんまり上手くはあ・・
加藤諦三:
はい
相談者:
やっていない、ま、本人は「やってる」とかって言うんですけどお、
加藤諦三:
はい
相談者:
・・実際、こう現場に出て話したりするとですねえ(苦笑)
加藤諦三:
はい
相談者:
・・ん「ちょっと、つ、辛い事言われたんや」とかですね。
加藤諦三:
ええ、ええ
相談者:
もしくは、「納得できない、いー、言い方されたんやあ」みたいな・・
加藤諦三:
ええ
相談者:
あー、話がやっぱ結構多くてですね(苦笑)
加藤諦三:
はい
相談者:
んで、まあ、僕も結構その、ま、従業員さんとお、
加藤諦三:
はい
相談者:
あとはその、身内の者としてあい、間に立ってですねえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
よくう、悩んでるうーんですよお。
加藤諦三:
はい
相談者:
はい、それで・・うちの嫁さんがあのお、ま、子ども産んで、
加藤諦三:
はい
相談者:
今一緒に手伝ってやろうかなあ、って思って、で・・まあ、今の事業を引き継ぐような形ですね、
加藤諦三:
はい
相談者:
やってこうと思うんですけどもお、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、んま正直うちの嫁さんとも、今のところは、あんまり上手く行ってない、様子なんです。
加藤諦三:
はいはいはい、それはそうでしょうね、こんだけ・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
従業員と上手く行ってないってことは。
相談者:
でえ、え、え、え、え・・まあ、そのね、これからや・・ってくに当たってまあもちろん、自分があ・・自信を持ってですねえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
も「これからはもう、あのお、まあ、俺の、嫁さんと一緒にやってくんや」と。
加藤諦三:
うん
相談者:
うん、それをまあ・・その喧嘩してでもですね、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、何を言っても、も喧嘩・・あのなんちゅんだろ、ぼ、僕の心の中ではですね、
加藤諦三:
うん
相談者:
そのお、奥さんとか従業員とかの味方に・・なってしまうとお、どうしてもお袋から見れば敵になってしまう。
加藤諦三:
まそうでしょうね。
相談者:
そらそうですね。
加藤諦三:
ええ
相談者:
僕がじゃ、お袋寄りになってしまうと・・変な話、従業員さんとかが、みんな離れちゃって行っちゃうんですよね。
加藤諦三:
あ、あー、うん、うん。
相談者:
はい
加藤諦三:
それで、お母さんは今何歳ですか?
相談者:
・・#$%◆は今あ、60、え2ですね。
加藤諦三:
あー、元気ですねえ、まだ、
相談者:
・・ええまだ元気ですねえ。
加藤諦三:
それでこのお・・商売っていうのは、その、お母さん・・抜きにはあ、成り立たないんですか?
お父さんは、引退したい、しようって言ってる、っていう事は。
相談者:
そうですね、引退、あの、もう、親父はま、あんまりもう、ま、ちょっと手伝ってちゃあ、つ手伝ってはくれるんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
もう、ほとんど自分で、も僕で、もう何でもかんでも・・あーやりたいと思った事は・・できる状況なんですけどもお、ただ、ちょっと今、おか・・
加藤諦三:
ていうことはあれね、お母さん、抜きに・・
相談者:
うん
加藤諦三:
やろうと思えば、できる状態に、なってるということね?
相談者:
・・お金も?
加藤諦三:
はい
相談者:
お金のけい、会計とかですね、
加藤諦三:
はい、はい。そ・・
相談者:
お給料の面で今までずっと、僕のお袋がやってたもんですからあ、
加藤諦三:
はいはい、会計の責任者ね。
相談者:
あの、そこの・・
加藤諦三:
はい
相談者:
そうです。そこの部分はやっぱりまだゆ、あの譲ってもらってないというかですね、
加藤諦三:
うん
相談者:
・・うん
加藤諦三:
うん
相談者:
あのお・・僕、自分まだ、勉強してないところなんですけども。
加藤諦三:
うん、うん、うん。そうすっと・・あなたの今日の相談というのはこのお母さんがあ・・
相談者:
うん
加藤諦三:
従業員とのコミュニケーションが上手く行かなくてえ・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
困っていると。
相談者:
そうですねえ
加藤諦三:
・・ということ・・
相談者:
それでえ、
加藤諦三:
はい
相談者:
うん、もうこれ、なんか僕もずっと、その・・従業員とお・・あのお、その、お袋の間に・・な、ず、ずっと、おったんでですねえ、
加藤諦三:
ええ
相談者:
これからあ(苦笑)帰って来て・・なんかあ・・でこれからま引き継ぐみたいな形には、なるとは思うんですけどお・・
加藤諦三:
・・
相談者:
そうなって来るとお、ま、うちのお袋お、とか、と、そのまた・・嫁、なんかその従業員、とか、との、その間で、すごいあの・・悩むんだろうなと思ってですねえ、
加藤諦三:
うん
相談者:
まあ・・
加藤諦三:
要するにあれですよ・・あなた、は、八方美人なんだ。
相談者:
・・ああ、たぶん、そうです、よく言われ(苦笑)で、あの自分・・
加藤諦三:
(笑)いやそれは、八方美人だったら、だ、今、不安で辛いわ。だってえー、お嫁さんにもいい顔したいわ、お母さんにもいい顔したいわ、従業員にもいい顔したいわつって・・八方美人で・・
相談者:
ええ
加藤諦三:
それで心穏やかに・・生きて行こうっていうのは、無理じゃない?
相談者:
・・ああ、無理なんですかね?
加藤諦三:
だって・・そ、商売やってて色々大変で、立場がそれぞれお母さんと、嫁さんと、従業員みんな違うわけですよ。
相談者:
・・ええーそうですね。
加藤諦三:
それであなたみんーなから・・にいい顔したいと。ん、むしろいい顔しないではいられないんだよね。
相談者:
・・ああ、そうですか。
加藤諦三:
ていうよりもみんなに愛されてることがあなたの、生きてる意味なんだよね?
相談者:
・・あ、そうかもしれないですね。
加藤諦三:
ねえ
相談者:
それで、ま、その中で、自分は・・何を、大事にして・・ま、いか、今自分の気持ち#$%◆
加藤諦三:
いやあ、それはもう・・答えはもう明らかなんですけどね自分を大切にするって。
だけど、これからですね、もうちょっとそういう、簡単なあの話ではなくてですね・・
相談者:
はい
加藤諦三:
あの色んな、もっと心の・・奥底の、ある問題まで含めて・・えー、今日はスタジオにですね、心についての、エッセイストとしてお馴染のマドモアゼル愛先生がいらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
あ、はい
(回答者に交代)