娘5歳。元妻「再婚するからお願い」新妻「私に懐かないじゃない」
テレフォン人生相談 2017年10月11日 水曜日
離婚して自分も元妻も再婚。元妻から娘を引き取って欲しいと頼まれて引き取ることにしたが、娘が今の妻に心を開かない。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: マドモアゼル愛(心についてのエッセイスト)
相談者: 男30歳 2年前に離婚し、その後再婚 妻28歳 元妻の再婚を機に5歳の娘を引き取ってから3ヶ月経つ
今日の一言: 不幸を受け入れる。そうすると、やるべきことが見えてきます。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
もしもし
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です
相談者:
はい、お世話になります
加藤諦三:
最初に年齢教えてください
相談者:
えーと30歳です
加藤諦三:
30歳。
結婚してます?
相談者:
はい
加藤諦三:
えーと奥さん何歳ですか?
相談者:
28歳です
加藤諦三:
28歳、お子さんは?
相談者:
5歳です
加藤諦三:
5歳、男の子、女の子どっちですか?
相談者:
女の子です
加藤諦三:
女の子、はい、分かりました。
で、どんな相談ですか?
相談者:
えーと、2年前に、
加藤諦三:
はい
相談者:
離婚しまして、
加藤諦三:
あっ、2年前に離婚ということは、今は一人ですね?
相談者:
あ、再婚したんですよ
加藤諦三:
あ、再婚したんですか、はいはい
相談者:
はい
で、元嫁が、娘を連れてく、ことになりまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
最初は、そういう話で離婚をしまして、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、元嫁も、あのお、再婚したんですね、最近。
加藤諦三:
はい
相談者:
で、再婚、した、相手の旦那さんが、
加藤諦三:
ええ
相談者:
子どもは欲しくないみたいな感じの人らしくて、
加藤諦三:
はい・・
相談者:
子どもを引き取って欲しいって話をされたんですよ。
加藤諦三:
はい、はい・・
相談者:
で、子ども引き取って3ヶ月経つんですけど、
加藤諦三:
はい
相談者:
まだ、ちょっと子どもの方が、今の、嫁の方に、
加藤諦三:
はい
相談者:
心を開いてなくて、
加藤諦三:
はい
相談者:
ちょと、嫁の方も、ちょと困ってるんですよ。
加藤諦三:
んん・・
あのお、最初の時に、の離婚のときにはね?、お互いに「欲しい」と言って、元の、お嫁さんの方に引き取られたんですか?
それとも最初っから、あなたは、やっぱり、父親だから、「お母さんの方に行きなさい」ってことだったの?
相談者:
えーとお、ま、僕も、最初、引き取りたいっていう話はしたんですけど、
加藤諦三:
うん
相談者:
ま、仕事もしていましたし、
加藤諦三:
うん
相談者:
どうやって、育てていくの?
加藤諦三:
うん
相談者:
みたいな、ことになったんですよ。
加藤諦三:
うん
相談者:
で、周りの人はやっぱり、あのお、女の子なんで、やっぱ、お母さんの方に、育てて貰ったほうがいいんじゃないか?みたいな感じで言われ・・
加藤諦三:
ま、それは周りの人はそういうこと言う人多いでしょうね、そりゃあねえ。
相談者:
そうですね
加藤諦三:
はい
相談者:
まあ、娘の方も、
加藤諦三:
はい
相談者:
お母さんの方に行きたいっていう、
加藤諦三:
はい
相談者:
話で、◆#ってもらったんですけどお、
加藤諦三:
はい
そいで、今はそして、とにかく、引き取ったのね?
相談者:
そうです、はい
加藤諦三:
それでえ、なかなかお互いに、子どもと、今の、あなたの、奥さんとか、心を開かないって、どうしたらいいんでしょう?って言うけど、ちょっと、あれですね、色んなこと、が、
相談者:
はい
加藤諦三:
安易に考え過ぎていない?
相談者:
今の嫁の方は、幼稚園の送り迎えもしてくれますし、
加藤諦三:
うん
相談者:
休みの日も、一緒にお出かけしてくれてる、んですよ。
加藤諦三:
うん
相談者:
ちょっと子どもの方がまだ、慣れてないっていうか、
加藤諦三:
うん
相談者:
のがあって、どう、して?っていうみたいな感じで、ていうのが、話をされたんですよ。
加藤諦三:
うん・・
いや、それはそのお、むしろあなたのね、
相談者:
はい
加藤諦三:
その、そんだけえ、今のその28歳のお嫁さんがね、
相談者:
はい
加藤諦三:
送り迎えもしているのに、なん、どうして心開かないんんだ?っていうようなね、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、その発想そのものがあ、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、ちょっとお、傍から聞いていると、随分、人の心を、簡単に考えてるなあっていうような気がするわけですよ。
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
だって、子どもはね、
相談者:
はい
加藤諦三:
3歳のとき、お父さんとお母さん別れたわけです。
相談者:
はい
加藤諦三:
それだけだって、辛かったでしょう。
相談者:
はい・・
加藤諦三:
さあ、今度は都合悪いからあ、お母さん結婚するからあ、今度は向こう行きなさいと。
相談者:
・・
加藤諦三:
そうすと、あなたもそこで、ハイ分かりましたって言って受け取っちゃう。
相談者:
・・
加藤諦三:
そしてちょっとやってみたら、心開かないっていうのは、傍から見るとねえ、よくもここまで人間の心をモノみたいに扱うな、って感じなんだよお。
相談者:
ああ・・
加藤諦三:
だって、それはそおでしょう・
相談者:
そうですね・・
加藤諦三:
だから、今の嫁に心開かない、っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
ある意味で、当たり前の話で、
相談者:
はい
加藤諦三:
だから、「どうしたら心を開けるようになるんでしょうか?」っていうよりも、むしろ、こういう、苦しみを、
相談者:
はい
加藤諦三:
わたしはどう解釈して乗り越えてったらいいんでしょうねえ?という相談なら、分かるんですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
ところが、どうしたら上手くいくんでしょうね?って言われると、
相談者:
はい
加藤諦三:
それはお前、何言ってんだ?って話になっちゃいますよ。
相談者:
・・
加藤諦三:
そう思いません?
相談者:
はい、そうですね
加藤諦三:
この子どもからすれば、
相談者:
はい
加藤諦三:
わたしは周りにとって迷惑な存在だっていうメッセージを今受けて、5歳まで来てるわけですよ。
相談者:
あ・・
加藤諦三:
心を開けっていうのは、
相談者:
そうですね
加藤諦三:
いくらなんでも無茶苦茶な、要求ですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
この子に心を開けって言うのは、ホントに酷ですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
この子の心を開くにはどうしたらいいですか?って言われたら、
相談者:
はい
加藤諦三:
「まずあなたが変わりなさい」って言う以外ないですよね?
相談者:
そうですね
加藤諦三:
で、あのお、だいたい今日の相談分かりましたけれども、今日はあのスタジオに、えー、心についてのエッセイストとしてお馴染のマドモアゼル愛先生がいらしてるので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい
(回答者に交代)
相談者は
どうか諸々不幸になっていただきたい
つか、成る。
不幸をまき散らす才がありすぎる
が、どうか娘は強く育ってもらいたい
どうかどうかそれでも生まれてきて良かったと思える道があれと
願うばかり
よくあるけどひどい回ですね
「消えたママ友」という漫画読んでいたら、この相談を思い出した。漫画と本相談、状況は微妙に異なるけど。「【母・妻】という立場を捨てて女に戻った」人物がいるのが共通している。そして、欲と業の玉突き事故が起きた点も。相談者娘が「消えたママ友」の子供のようになっていないことを願う。それにしても、この回の加藤先生はキレがあった。