アタシの財布から盗む娘7歳の異常な行動。大原「私もたくさん盗みましたよ」
テレフォン人生相談 2017年11月8日 水曜日
7歳の娘が財布からお金を盗るようになり、同時に不登校にもなった。夫に相談するも解決策が分からず。
パーソナリティ: 加藤諦三
回答者: 大原敬子(幼児教育研究)
相談者: 女43歳 夫47歳 長男10歳 長女7歳
今日の一言: 善と悪とに二価値判断をする人は不安な人です。
加藤諦三:
もしもし?
相談者:
はい
加藤諦三:
はい、テレフォン人生相談です。
相談者:
はい、お世話になります。
加藤諦三:
はい。
相談者:
すいません、よろしくお願いします
加藤諦三:
はい、最初に年齢教えてください
相談者:
43です
加藤諦三:
43歳、結婚してます?
相談者:
はい、してます
加藤諦三:
えっとご主人何歳ですか?
相談者:
47歳です
加藤諦三:
47歳
お子さんは?
相談者:
10歳の息子と、7歳の娘です
加藤諦三:
はい、分かりました、で、どんな相談ですか?
相談者:
7歳の娘の、異常な行動と、ま、それにい、伴う不登校のことで、ちょっとお聞きしたくて、連絡、あの、電話をさせていただきました。
加藤諦三:
はい
そのお、まず、異常な行動っていうのは、具体的に言うと、どういう、行動ですか?
相談者:
今年になってからなんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
あのお、わたしのお財布う、から、お金を盗んだり、
加藤諦三:
はい
相談者:
ま、わたしの部屋に行って、何か欲しいものがあると、こ、こそこそ、隠れながら物を、持ってくる?
加藤諦三:
はい
相談者:
うん、それを隠し持っているような形をしてたりとかして、
加藤諦三:
はい
相談者:
で、やって、た、行動お、が、
加藤諦三:
要するに、
相談者:
異常な行動なんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
はい
加藤諦三:
要するに物を取る、取るということですね?
相談者:
そうですね
加藤諦三:
はい、はい
相談者:
はい
加藤諦三:
で、不登校ってのはいつ頃からの話ですか?
相談者:
一週間、ぐらいですかね、はい
加藤諦三:
一週間ぐらい
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
一週間ぐらい、ずうっと、一日行ってまた、行かないっていうんじゃなくて、ずうっと、行ってないと。
相談者:
一日行っては休んで、一日行っては休んでっていうような形なんですけども、一日、行けてはないんですけども、
加藤諦三:
はい
相談者:
途中で、あの、帰って来ちゃうっていう形で、います。
加藤諦三:
そいで、あのお、ご主人はそれに対して?
相談者:
はい
加藤諦三:
どういうふうに言ってるんですか?
相談者:
ええとお、今、夫婦で頭抱えて、ずっと、相談しつつ、
加藤諦三:
はい
相談者:
今回のこの、電話のことも、あの、旦那さんから、「してみようよ」、っていう話があって、してみました。
加藤諦三:
ふうん
で、やっぱり、このお、行動、異常な行動というふうに見ている、わけですね?
相談者:
そうですね、ま、あのお、お母さんの、お財布からお金を、取ってくるような子ではなかったんで、
加藤諦三:
うん
相談者:
どうして、したかったんだろうね?っていうところから、
加藤諦三:
うん
相談者:
はい、悩んでるんですけども
加藤諦三:
あのお、僕なんかから見ると、別に、異常な行動でもないんですけれどもね
相談者:
あっ、そうですか
加藤諦三:
あのお、もう一つ、伺いたいのは、その、10歳の男の子との関係なんですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
お母さんも、お父さんも、この男の子の方お・・をスゴイ可愛がる、の方に注意が行っちゃって、という、そういうことはないんですか?
相談者:
そおれは、と、どっちかって言うと、ない、かな・・
逆に、娘の方に、
加藤諦三:
はい
相談者:
目が行っちゃってるから、息子が、「いいなあ」っていつも言います。
加藤諦三:
息子の方が、
相談者:
はい
加藤諦三:
あの、妹の方のことをね?
相談者:
はい
加藤諦三:
と、あのお、親の財布から、お金を取ったりするっていうのは、まあ、寂しさ・・のことが多いんですよね。
相談者:
はあ・・
加藤諦三:
むしろ僕はちょっと気になったのはね、あなたの、
相談者:
はい、はい、はい
加藤諦三:
ことで。
まず、「異常な行動があるんです」って来たわけですよ。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
つまり、これ、もう、とにかく異常と、いうふうに、思ってしまうっていうことは、
相談者:
んん
加藤諦三:
あなたの中に、
相談者:
うん
加藤諦三:
子どもというものは、
相談者:
うん
加藤諦三:
こういうふうに行動して、こういうふうに感じて、こういうことを望んで、というように、もう、子どもに対する、自分の中の、決まった、スタイルがあるんですよね。
相談者:
んんん・・
加藤諦三:
それで、その自分の、枠組みの中に強引に押し込むと。
相談者:
はい
加藤諦三:
それは子どもにとって極めて、辛いことだし、子どもは自分が自分でないような感じをするし、
相談者:
うん
加藤諦三:
なんか、こう、子どもに対する見方が、ものすごい、硬直(膠着?)してるような感じがするんだけども
相談者:
はい
加藤諦三:
それはないですか?
相談者:
・・
◆#$
加藤諦三:
10歳の男の子ってのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
こうあるべき。
7歳の女、の子ってのはこうあるのが正常って言うようなね、
相談者:
んん
加藤諦三:
正常とか、異常とかということにい、
相談者:
んん
加藤諦三:
なんか、ものすごい、こう、枠があるんですよね。
相談者:
んん
加藤諦三:
そいで、その枠に、子どもたちを押し込もうとしてるんですよ
相談者:
んん
加藤諦三:
だから親子関係が上手く行っているようだけれども、親子関係というのはこういうもの、というのがあなたの中にあってね、
相談者:
うんん
加藤諦三:
その、枠組みに入らないと・・異常な行動・・
相談者:
うん
加藤諦三:
こ、ま、こういうの、2価値判断って言うんだけれども、
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
現実のお、人間ってのは、2つの、あの、価値で判断できなくて、
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、正常と異常との、混ざりあったような、どっちつかずの、あの、行動ってのが多いわけですけれども、
相談者:
はい
加藤諦三:
あなたが、物事を判断するときに、なんかすごい二価値判断で、
相談者:
はい
加藤諦三:
どうですか?
相談者:
んん・・
そうですねえ・・
加藤諦三:
うん、ここら辺はね、後でね、専門の先生に伺った方がいいと思う。
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
で、もう一つね、あなた自身のことを伺うと、
相談者:
はい
加藤諦三:
なんか、あなた今、不安じゃない?
相談者:
すごい、不安です。
これでいいのかなあ?っていう、感じで
加藤諦三:
ですね?
相談者:
はい
加藤諦三:
正直に言うと、僕は、「あっ、これは子どもの問題じゃないな」と思いました。
相談者:
ああ、そうですか。
加藤諦三:
うん、あなたの問題、つまり、ものすごいあなた不安なんです、今。
相談者:
あー
加藤諦三:
それで、な、何が不安ですか?、今。
相談者:
申し訳ございません、ちょっと、自分では分かんないんですけども
加藤諦三:
自分では分かんないけども
相談者:
はい、はい
加藤諦三:
うん
で、あなた、あれですか?、この、子どもの見方ばっかりじゃなくて、だいたい世の中の見方、だいたいこういう感じですか?
相談者:
うーん・・
どっちかと言うと、あんまり、他人のことにこだわってられないっていうか、自分で一杯一杯になっちゃってる
加藤諦三:
あ、自分が、ま、一杯一杯ね?
相談者:
うんうん
加藤諦三:
うん・・
例えばですよ?
相談者:
はい
加藤諦三:
お母さんであって、か、夫であるか、知り、ま、知りませんけど、誰かにね?
相談者:
はい
加藤諦三:
ホントはこの人嫌い。
相談者:
・・
加藤諦三:
だけど、その嫌いっていう感情に気が付いたら大変なことになる。
相談者:
ん
加藤諦三:
で、その嫌いっていう感情から目をそむける。
相談者:
はい
加藤諦三:
つまり、自分でない自分になる。
相談者:
あー
加藤諦三:
そうすると、これは不安になりますから。
相談者:
んん
加藤諦三:
で、その不安なに、自分が色んなこと判断するわけですよ。
相談者:
はい
加藤諦三:
で、それで、色んな人に、接してくるわけ。
相談者:
はい
加藤諦三:
だから、あなた自身の本当の感情から、に気がつくのがもの凄く怖がってるっていうことないですか?
相談者:
わたし、が、自身・・で?
加藤諦三:
うん
相談者:
ああ、どうですかね・・
申し訳ございません、ほんとに分かんないです。
加藤諦三:
うん、そら、ま、言っていることは、僕の言っていることはちょっと、あの、キツ過ぎる、キツ過ぎるっていうか、的外れなとこもあるんだと思うんですけど、ま、要するに今日のあなたの、相談っていうのは、
相談者:
はい
加藤諦三:
その7歳の子の
相談者:
はい
加藤諦三:
ま、あなたの異常な行動と、不登校。
相談者:
はい
加藤諦三:
このことをどうしたらいいんでしょうか?っていうことですね?
大原敬子:
(咳)
相談者:
っそうですねえ
加藤諦三:
はい、分かりました。
今日はあの、幼児教育
相談者:
申し訳ございません
加藤諦三:
幼児教育研究の大原敬子先生が、いらしてんので、伺ってみたいと思います。
相談者:
はい、よろしくお願いします
(回答者に交代)
不安や後悔失敗のない人間など
誰もおりません。 だから、
これをありませんとした時点で
Fish on
どんなに どんなに もがいても
ハリが のどから とれないよ~
喉に針が刺さった様な
すっきりしない人生の43歳母親
我が子を異常呼ばわりできる、この母親が異常